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joshitsu na otoko to h
社長×国税局の職員
攻めの見た目は若い感じですが、言動と仕草がイケオジの感じですごく良かった!!
最初は二人の関係性や展開が読めなかったり、作風に少し抵抗がありましたが、どんどん魅力に引き込まれていきました。
なにより、作風が新鮮!
ややテンポが速めの短い会話。
お話自体が「〇〇エッチ編」というように、短編が繋がって一つの作品になっています。
ただ、色んなシチュエーションでしていますがエロいかと言われれば、そうでもなかったと思います。
逆に私にはそれくらいがちょうど良かったです。
また、作画的なものも関係しているのか、電子にしては修正が甘々で驚きました。
やはり白修正が少ないと、雰囲気が壊れないから良いですよね…。
「受けちゃん好きだよ~」と本気か冗談か分からず、ヘラヘラしているようだけどちゃんと愛があって、訳アリの受けの心を解していく大人の余裕が溢れて、イケオジの魅力爆発。
受け曰く「アホっぽい」けれど、本気の時はカッコイイ。
こういうギャップが好きな人には刺さると思います。
相手を思うが故に離れていこうとする受けを引き止めるところも、さすがの一言。
そんな攻めにクールな受けがデレるところもいい!
普段読んでいる執着系とはまた違った魅力が詰まった作品でした。
良い!何度読んでも良い!!
ゆるスパダリな中原社長×素っ気な可愛いキキちゃんの会話が楽しくて、バリエ豊かな愛されえっち!!
あらゆるとこでいたしてるけど、面白さと品とセクシーさがある!!!
二人のなれそめ、キキちゃんの職場に誤解されての中原社長の立ち振る舞いや、キキちゃんの想いにはじーーーんときて、えっちでかわいくて楽しくてかわいくて優しいお話。
中原社長の素直でチャーミングでセクシーで勢いとユーモアと優しさがあって、懐が広い。それを押し付けずにバカになれる!上質な心の持ち主!!
のらりくらりとしながら、決めるとこは決める。けど、気負ってないとこ、好きなこと、したいことに素直なのがとても良い。
中原社長、私攻めランキングトップ3!いや、1、2位を争ってます!!ステキな大人です…
仕事の鬼のキキちゃんもなんやかんや社長好きなのが垣間見えるところが良い!!すっごく嫌そうな顔しつつ、結局お願いきいてあげるのもグッときます。
なんてったってセリフが良い!!基本、虫らみたいな目で見てくるキキちゃんだけど、言葉のふしぶしに愛を感じる。
ホクロもセクシー、笑った顔もセクシー!
出てくるごはんが全部おしゃれでおいしそうなのも楽しいです!!
内容が完全タイトルそのまま。
むしろここまで潔く内容を簡潔にまとめたタイトルがあったでしょうか。
毎回、上質な男(社長)とHをするという話です。
それだけのはずなのに。
ハマるんですよ、これが。
未散さん独特の「大真面目に可愛げのある大人/おじさん」製造手法によって、社会的ステイタスも財力も何もかも持っている社長が、愚かで可愛いひとに思えて仕方がありません。
それと今回も言葉選びテクがすごいです。
他の作品でも何気ない会話にもクスッとくるアクセントなり、仕掛けがあることが多いですが、こちら、今までで最高のワードが来ました。
「もう私の私はすごい私になっちゃってるの」
本当に好き。
このセンスが好きで仕方ないです。
社長が「わたし」「わたし」言うのが可愛くておかしくて。
プライベートだとちょっとカタコトっぽい喋り方になるのが、またいいんです。
ボンクラ社長と油断させておいて、実はすごく勘がいいところは「さすが上質な男!」というイメージそのままなのに、感覚がだいぶズレているところも可愛くて、大の大人、しかも「上質な男」をこんな可愛いと思わせるキャラ設定、ツボすぎました。
話の構成も素晴らしくて、出だしは「付き合っている風な2人」から始まって、「付き合ってるのかよく分からない2人」、「やっぱり付き合ってるっぽい2人」、「少なくとも片方は溺愛してるっぽい2人」と続いてからの思いもよらない続木の闇を垣間見る「出会い」。
出会いを読んだ流れで「最後」を読まされる。
構成の妙です。この順番じゃなかったら、ここまで萌えなかったと断言できるほど計算し尽くされてます。
「社長可愛いなあ」で始まり、切なさで胸が張り裂けそうになって、幸福感に包まれて終わる。
素晴らしい作品でした。
毎話いろんな所でHしているw
中原社長がやさしい口調で軽いノリなのでテキトーなあやしい人?キキちゃんとは体だけの関係?と思ったけど違った。
中原社長はぼんくら三代目(母談)で育ちがよくポジティブでメンタル強め…でも中身は意外とちゃんとしている上質な男。
話を追うごとに二人の出会いや馴れ初めが描かれて、そういうことだったのね〜とおもしろい。
中原社長が半ば強引にHに積極的なのが意外だったし、仕事の時と全然違う顔をするキキちゃんギャップ萌えだった。
別れの危機の時のキキちゃんの告白のセリフがいい。感動。
終始マイペースな中原社長。自分のことを「ぼんくら」と受け止めてポジティブにできることをちゃんとやろうとするのが大人だなと。
キキちゃんに積極的だけど本当に嫌がることはしない。キキちゃんのことを理解して尊重するところもいい。
ツボ…中原社長のセリフ「もう私の私がすごい私になっちゃってるの」
このお話は本当に大好きで、時々読み返すのですが、コンディションによってはかなり泣いてしまいます
泣きたくて読むときもあるくらい、切なさがお薬のレベルです
一ヶ月後の電話辺りからのキキちゃんは社長への気持ちを素直に表すようになっていてとても良い感じ
呼び出したときの笑顔も、この顔見たら安心したってセリフも、吹っ切れたキキちゃんは意外と甘いのです
子会社の帳簿を見る気満々なとこもかっこよくて大好きです
社長をコケにしたこと、自分達の邪魔をしたことを絶対に許さないんですよね
お母様がなんと言おうとキキちゃんが来たいって言うんじゃなければ今のままでいたら良いけど、結局いつかは社長のところでバリバリ働いちゃうんじゃないかな
社長のために力を振るうのも良いかもなってキキちゃんが思ってくれると良いな
これは紳士攻めの鑑。攻めの中原はまさに上質な男と言わずして何と言う、という男でした。また受け・キキ(ツヅキ キフミでキキ)の職業が国税専門官というお堅い職業なのも絶妙な萌えポイント。法人の追徴をされるという普通ならムカついてしまう出来事を通してキキに惚れた中原ですが、この時点で既に超大物ですよね。とにかく未払いの納めるべき税金を毟り取ることを生き甲斐にしているキキに、たとえ金が目当てでも構わないから自分と一緒に過ごしてくれさえすればいい、というスタンスの中原。彼の懐の深さがあまりにもすごくて、キキがどんなことを言っても甘んじて受け止めてくれる態度に、これは惚れざるを得ないよなぁと思いました。
キキは手慣れているのかと思っていたけれど、実は中原と出会うまではセックスにトラウマがあったようで。いざおっ始めようとすると失神してしまう癖がついていたんです。でも、そのトラウマの詳細は描かれることもなく、それを聞いた中原もそこで引かずに「優しくするから俺とだったら大丈夫かもよ?」と迫るのをやめなかったんですよね。会話は常に下手に回って紳士、でも相手が欲しいという欲求には適度に忠実、このバランスも素晴らしい。トラウマを描かないことで過去より現在の甘い2人に集中できるのも良かったです。キキは基本受け身で滅多にデレませんが、その分たまにぼそっと零した言葉に中原への好意が滲み出ていて、中原と読者のハートを何度もぶち抜いてきます。彼もまさしくクーデレ受けの鑑でした。紳士攻めや、穏やかで甘い話が読みたい気分の方にはとてもオススメです。
初読みの作家さんでしたが読み終えた頃にはすっかりどハマリしていました。
クールビューティーな国税専門官(キキちゃん)とちょっとバカっぽいけど男前な老舗企業の社長の大人の恋愛にうっとりしてしまいます。
2人の出会いは仕事上での、税調査を「する側」と「される側」でした。
実は社長は既にこの初対面のときに一目惚れしていたのですが、キキちゃんはまた3年後にお会いしましょう(税務調査で)、と素敵な笑顔を残し去ってゆきます。
しかし、その後、2人は運命的?な再会を果たし、社長の猛アタック→キキちゃんのほだされによってお付き合いすることになります。
タイトルがHということもあり前半の2人はHばっかりしていますが、中盤から2人の馴れ初めや破局の危機など、どんどんのめり込んでいってしまいます。
一見すると、クールなキキちゃんは社長のことちゃんと好きなのかしら?と不安にもなったりするのですが、言葉ではなく、きちんと表情や態度でその愛情深さを示してくれます。
そして、社長も一見すると、この人ちゃらんぽらんなのかしら?キキちゃんとヤることしか考えていないのかしら?と思いきや、キキちゃんのためならば色んなものを投げ打ってバカになれる器のでかい大人の男でした。
互いが互いのことをちゃんと想いあっていて、誰も付け入る隙のないくらいの両想いです。
ともかく社長のキキちゃん大好きオーラも始終だだ漏れだし、キキちゃんも社長のお願いは何でも叶えてあげようとしちゃうし、もうあまあまで蕩けてしまいそう。
お堅く仕事熱心な税務専門官と大企業の脱税社長という本来ならば対立関係にある2人が実はデレあまカップルというギャップがまたいいんですよね~。
2人の関係が社長のお母さん公認というのも嬉しすぎる設定で、本当にしあわせしかない1冊です!
「上質な男とH」という身も蓋もないタイトルに騙されないで欲しい。エッチも十分濃厚ですが、決してエッチがメインのお話ではありません!そこそこ年齢の言った2人の純愛ですよこれは!
中原(攻め)は社長ですので、そりゃいいもの食べてラグジュアリーなデートをしているわけですが、バブル的BLではなくて、大人の落ち着いた現実的な優雅さがあります。
その上で続木(マルサ)の国税専門官という職業も相まった禁欲的な雰囲気と、相反するセクシーさがたまらない。
中原はおせおせで続木への好きアピールが露骨ですが、決して続木からは愛がないわけではなく伝わってくるとこちらまで嬉しくなってしまう。
キャラも演出も絵も全てが素晴らしく、神としか言いようのない作品でした。ありがとうございます!
初めてのHから、最後のHまで。大人のエッチを堪能させてくれます。
最初に読んだ時は、中原社長のダダ漏れの『好き好き大好き‼︎』攻勢に対して、キキちゃんの態度が素っ気ないというか、クール過ぎると思っていたのですが。
何度も読み返して行くにつれ、言葉少ないキキちゃんのその表情、その間に、彼の『好き』や『デレ』が見られて。ジワジワとこみ上げるものがあって。ああ、良いなぁって、思えてくるのです。
キキちゃんの、ほくろの多いその顔も色っぽい。彼はハーフなのか、クォーターなのか。タレ目の流し目も艶やかで、そそる。中原社長の、敬語では無いけれど、丁寧語で優しく話しかけるのも好き。『オレ』でも『僕』でも無く、『私』というところも、とてもいい。彼の育ちの良さを感じられて。
中原社長のお母様がいい。どういうわけか。後継者問題とかは考えなくて良いのか⁈
三代目である息子が真面目に仕事を頑張っているのは、キキちゃんのおかげだと感謝すらしていて。結婚した方がいいとまで言うのだ。『お母さんの勘は当たるの。』
お外エッチや、お風呂エッチ、クリスマス…。あまあま後日談みたいな短編を繋いで、楽しく読んでいたら、中盤で突然シリアス展開になる。中原社長は、キキちゃんの為に。キキちゃんが好きな仕事を続けていけるならと。この恋を諦めようと、実際に行動する。ここ、カッコ悪いけど、カッコいいんです‼︎ こんなステキな人、惚れないわけない。
二人にはどうかこの後も幸せであって欲しい。キキちゃんは拒否ってるけど、社長の母に押されて結婚して欲しいなって思う。
中原社長は確かに上質な男だけど。キキちゃんも相当な上質な男。
互いに認め合っていて、愛し合って。大人な関係。とっても上質な関係なんだと思う。
電子でたまたま見つけて、雰囲気が好みっぽかったので紙で購入しました。
淡々と進んでいく一話完結タイプのお話の進め方で、サラッと読みやすいです。
ツンデレ受なのも雰囲気に合っていると思いました。
国税庁と追徴される社長というところも職業的にすごく興味をひかれました。
ただ、絵がラフすぎるかなぁ。。。
コミック一冊通してラフ、というか。。。
それが持ち味なんだと思いますが、私はもう少し丁寧に描かれている漫画の方が入り込めます。
この作品をきっかけに未散ソノオ先生の作品を何冊か買って読みましたが、絵が気になってしまいストーリーがあんまり頭に入ってきませんでした。
じっくり何回か読み込んだら印象変わるのかな・・
表紙とあらすじと評価の高さで購入しました。
途中まではひたすら毎回エッチしてるだけで何のお話?絵もモブの描き方とかも全体的に好みじゃないなあと思いましたが、だんだんなれ初めやキキちゃんの危機やクールなキキちゃんのデレ?が出てきて引き込まれました。
キスだけで失神したキキちゃん、何があったの?なぜ中原だと大丈夫だったの?エッチも無事に意識がある状態で出来て初めて気持ちいいエッチしたって!
キキちゃんのホクロが多いのもマンガには珍しいですね。そこが作中ではかわいいと言われています。
中原のやりたいことに大抵応えて嫌なら言うって毎回エッチしてましたが、中原との食事の様子を撮られて問題に。
中原がバカ社長だと思われて番頭に好きにやられたり自分でもバカだからと言いながら、キキちゃんをすごく大事にして税務署まで乗り込んで自分を悪者にして助けたり魅力的ですね。
お母様にもキキちゃんを逃がすな!と引っ越して籍を入れなさいとか言われてるし、中原の実家に連れ込んでお仕事しながらエッチして聞かれちゃうし。
面白かったですがやたらエッチしてる印象でした。
タイトルが現してますね。
1話目では「?」だったのですが、
読み終わる頃にはかわいい二人をもっと見守ってたいと思いました。
「上質な男」ってどっちなんだろうと考えましたが、二人ともですね。
タイラントでハマって作家買いした結果、この作品でもう未散さん沼にどっぶりです。
ありがとう、BLの神に感謝。
端的に言えばいい男二人がほぼ一冊通してやってる話なんですが、違う違うそうじゃない。
前半はどっぷりあまあま
中盤で二人に厚みがでて
怒涛の終盤
いろいろある、けどやっぱりほぼエッチしてる話です。
優しき3代目社長と、税金のお仕事大好きな一見冷たそうでも本当は優しくて可愛いくてセクシーなキキちゃんとがエッチして生み出す空気感、雰囲気、ドラマが本当に素敵です。
でも、なんと言うか、この本の素晴らしさって悔しいほどに上手く言葉で説明出来ない。
でも毎回読了後にハア〜ニヤ〜ンフ〜ってなります。良い本!
えっ、この3代目社長は馬鹿なの?腹黒なの?天然なの? いやいやいい味出してる社長で、冒頭から外Hの為に星の観察に誘うなど冗談なのか本気なのか、つかみどころのない雰囲気で読んでるこっちも流されてしまいました。 だけどキキちゃんに対しては裏(いやあるのか?)も表もなくストレートに愛情ぶつけてくるところとか最高で、そんな社長を思うキキちゃんのわかりにくい愛情も素敵。 だから終盤の馬鹿に対しての告白とかすごくいい! なんだかんだでお似合いのカップルです。
私の下の方同様、「デンタルダーリン」で心鷲掴みにされて、
「Wミッション!」「野良猫に首輪を」に続いてこちらの本作を読んでみました。
「上質な男とH」
Hとタイトルに入ってるから、どんなにやりまくってる(下品で失礼)お話かと思えば、
さすが、上質と銘打っているだけあって、出会って即合体!みたいな無茶なお話ではないので怯む必要はありません。
三代目ぼんぼん社長の中原(攻め)と国税専門官の続木(受け)。
続木季史 つづききふみ を「キキちゃん」の愛称で呼んでしまうように、社長はキキちゃんにメロメロです。
大の男を「キキちゃん」で呼んでしまうところが何とも堪らなくいいなぁ〜。
話関係ないんですけど、
「イタリアの上流階級あるいはスノッブな女性には、
幼い頃の愛称(例えばミュウミュウ、ーブランドのmiumiuもそうですー チッチ、ミンミ、ニニ、などなど。)で一生をとおす人がかなりいる」
と随筆家・須賀敦子さんの著書にあって、それを思い出しました。
そんなキキちゃんはタレ目でお顔にホクロが意味深にあって、
色気ダダ漏れの男。
だけど、仕事に関しては容赦なく税金をハイエナの如くむしり取るのが大好き。
中原もそんなキキちゃんに、追加徴収で身ぐるみ剥ぎ取られた犠牲者です。
愛情を隠そうとしない社長に対して、キキちゃんはちょっと分かりづらいけど、小さな態度やちょっとした表情で伝えてきます。
後背位で交わしている時に、振り向いてくれるとグッとくるという社長の言葉を覚えていて、それが後々効果的に描かれています。
キキちゃん流の愛情表現の一つです。
クリスマスプレゼントに社長は札束(贈与税がかかるから現金が欲しい。贈与税をその現金で支払うからと、以前、皆で飲んでいた時にキキちゃんが言った言葉を覚えていた社長)をプレゼントするんですが、生だとあれなので、
板チョコ風にラッピングするんです。
ホントあんた バカだなぁと言って、「そのラッピングだけ頂戴」というところが好きです。
作品は時系列ではなく、前後左右します。
作品の途中でようやく二人の出会いが出てきますが、この回が長くてたっぷり読ませてくれて山場の一つです。
「わたしとしたい?」と聞かれてキキちゃんが無言で頷くところがたまらない。
そして最後の「わたしがもっと早く行ってあげればよかったね。」で、私は社長に惚れました。
この社長。
人からは飄々としたぼんくら社長と思われていますが、あえてそれを演じているような度量の深さがあります。
デンタルダーリンもそうでしたけど、背景などがラフでも会話と表情がしっかりしているから、全然気にならないんです。
描けないんじゃなくて描かないんだと思います。
美味しいお酒をしみじみ飲んだ時のような幸福な読後感が味わえる作品です。
今年だけでコミック3冊も出されているんですね。
未散ソノオさん、今年出会った作家様の中でわたし的に最もヒットした方かもしれません。
「デンタルダーリン」で心掴まれて、「Wミッション!」も本作も、どれも読み終わったあと心をふかふかにしてくれるような満足感があって、すっかり未散作品のトリコです!
本作は特にヒットでした。
“上質な”ってF2層(30代後半〜40代の女性)が好きな形容詞じゃないかな?ファッション誌なんかで頻繁に目にする表現。ゴージャスとは違って、落ち着いた“ワンランク上”を想起させてくれる良い言葉です^^
中原さん(攻)のスパダリっぷりが素晴らしい!
1話1すけべが作者のテーマだったらしく、最初から最後までずっとH してる1冊なんですけど、女性が好きなセックスの描かれ方なので全然胸焼けせず読めました。
そして他のレビュアー様方も書かれているように、中盤で明かされる2人の関係性がそれまでのHシーンに意味を持たせる流れがイイんです。
2読目以降は胸焼けどころか、癒し度が増し増し↑↑
初読時はサラッと通り過ぎていたキキちゃん(受)の表情のひとつひとつに目が向きます。
ちなみに本作、レーベルの意向もあるのか他の未散作品より修正入るような構図が多いです。電子で修正気にされるなら出版社データを使わず独自データで配信されているレンタをオススメします。出版社データは白抜きが悪目立ちしてる気がします…(シーモアのサンプルで白抜き具合確認出来ます)
それにしてもびっくりするようなペースで次から次へと描かれていますね。
2月にはまた新刊が出るようですし、その他もきっと順にコミック化されるでしょうし、今後が楽しみでしかたないです♡
これは驚きの読後感……BL、に限らず漫画でも小説でも、読んだことがないです。
未散ソノオさんは初読みですので、この作者様のいつもの作風なのか、あるいはこの作品が奇跡の一作なのか。??
全ての章が「上質な男と〜」で始まる色んなシチュでのH絡みの関係性。
はじめのうちは、エロ目的の攻めと何考えてるのか分からない醒めた受け、がただ流されてHしてる、ように読んだ。
しかし、中盤「上質な男と初めてのH」でどっかーん!こ、こういう話?
受けの抱えていた状況。攻めの良心。
前半全て、そして判明後の後半に対しての読者的視点が鮮やかに変容する感があります。
最終話に向けて、攻めと受けの恋愛的ベクトルが同じ方向を向き始めて、当初の噛み合わなさが嘘のように愛し愛されるカップルの物語になっていく。
その過程を良しと見るか予定調和と見るかで評価が分かれそうですね。私自身は「良し」です。
絵柄はラフな感じがありますが、内容に引き込まれて気になりません。ほくろの多いキキはエロい。
序盤ではおっとりしたボンボン社長攻めとクールビューティ受けが、シチュエーションを変えてはエッチしているパターンが続きます。これはこれでとっても素敵ですが、中盤からがもう神です!!
二人の馴れ初め編だったり、国税専門官と社長という二人の立場上の問題で危機に陥る「最後のH」編だったりと、怒涛の展開で読ませてくれます!!
そこで受けの心に抱える問題だったり、本当はすごく健気だったりする事が分かります。攻めとかなり色々なエッチをしているのも奔放という事では無く、攻めのする事を素直に受け入れているんですね。
そして攻めもバカ社長かと思いきや、包容力があり、とても器の大きい人物だと分かります。周りからバカにされても笑っていられたり、間違えた時は素直に謝る事が出来るのは本当はとても心が強いと思うんですよね。
最後のH編もかなりキュンキュンさせてくれましたが、なんといっても馴れ初めの「初めてのH」が最高でした。初詣に来て偶然二人は出会い、「税務調査の時はどうも」という事で攻めが受けを新年会に誘います。そこで受けが人に触れる事が出来ない事が分かります。不意打ちで攻めにキスされた受けが意識を失いますが、反省した攻めは土下座して謝るんです。これまた潔い謝り方で心底反省してるのが分かりますし、攻めがただのバカ社長ではなく実は真摯な人物だと分かります。そして初エッチの流れになりますが、受けの気持ちを大事にした甘々エッチで、もうキュンキュンします!!
そして事後、「これからもエッチをしよう。わたし誰かを神社に置いてけぼりにとかはしないほうだよ。」と言う攻めに「置いてけぼりじゃない。来なかったんだ。」と背を向けたまま答える受け。すると「そっか。わたしがもっと早く行ってあげればよかったね。」と受けを背中から抱きしめて、攻めが言うのです。
この場面が、もう神か!という程素敵で、身悶えちゃいました(//∇//) 本当に心が震えますよ!
この作家さんの他の話も素敵ですが、この作品が一番最高でした。 文句無しの『神』です!
大企業のぼんぼん社長の攻めと、攻めの会社の脱税をガッツリ搾り上げた国税局職員の受け、というカップリングです。
いろんな場所でおしゃれな会話とエッチを繰り広げるセレブなカップル、みたいなお話だと最初は思ったのですが、中短編を読み進めていくと出会いや危機などがあり、どんどん話に深みが出てきました。
攻めの、育ちがよくおっとりなのに、いい意味でプライドのないところがかっこよかったです。会社の税金をガッツリ持って行った受けに対して何の恨みも反感もないところ。人と付き合えない、と言ってた受けに無理やりキスして気絶させちゃって、土下座して謝るところ。
セレブっぽくないんですけど、飄々として、なのに頼り甲斐はある素敵なキャラでした。
一人称が「私」なのもよかったな。「もう私の私はすごい私になっちゃってるの」には大笑いしました。
受けも、最初の印象ではスマートにセレブ攻めをあしらうクーデレキャラかと思ったのですが、全然違いました。口が悪く、ビシバシ税金を取り立てるけど、めちゃめちゃ可愛い人。当初から攻めの突拍子もない求め(性的な)をほとんど断らないのですが、話が進むと攻めをすごく信用していて大好きだからなんだな、とわかってきます。トラウマ持ちなところや、攻めを守りたいところ、仕事が大好きなところ、すべてが愛おしかった。
作者さんの『デンタルダーリン』が個人的にとても面白かったのですが、それに次ぐヒットでした。同じカップルの話を集めた短編集で、その組み立てで1つの作品になっています。読み終えたあとにもう一度読み返すと、また違った楽しみ方ができるんじゃないかなと思います。
1冊すべて表紙のカップルの話です。「上質な男とOO」の短編でストーリーが進むという感じです。
1話目の「お外でH」を読んだときは、単にいろんな場面でエッチをする話かなと思ったのですが、話が進むに連れて、どんどん二人の関係に引き込まれてしまいました。
とにかく主役の二人が魅力的で…!
続木(受け)は、クールだけど、中原(攻め)をきちんと好きなことが伝わります。
中原は、最初から続木大好きオーラ垂れ流しなのですが、バカっぽいけど実はよく見ているというカッコイイ男性です。帯に「リュクスな社長」とありましたが、正しくその通りで。「初めてのH」から尻上がり的に私の中で好感度がアップしていきました!
公務員モノですと未散先生では「KOH-BOKU」がありますが、こちらはそれほど仕事について説明が入っているわけじゃなく文字が少ないので読みやすいかなと思いました。(私は文字大好きなので文字があればあるだけお得感がして嬉しいのですけど。)「3年後にお会いしましょう」ってどういう意味かなと思ったら一度調査で追徴された会社の税務調査は次は3年後だということらしいです。無申告と不申告は違うとか、気になって調べたら色々面白かったですけど、作中にはそんな説明ありませんし、特に知らなくても問題ありません。
「最後のH」はタイトルからも予想できる通りシリアスチックな展開でドキドキしていたのですが…丸く収まってホッとしました。「実家でH」のデバガメお母さん可愛かったです。
上流階級で受け大好きな攻め、クールな公務員受けがお好きな方にお勧めの作品だと思います。
小ワザをきかせた展開で、ちょっとずつ変わっていく関係を1話ごとにゆる~く読ませてくれます。評価は低めですが、味わい深くて好きな作品です。
帯やコミックスに描かれたあらすじのおおよそといえば、
”リュクスでラグジュアリーな三代目社長が、ガサ入れで会社にやってきた国税専門官を気に入り、ゴージャスなデート&Hに誘う…”
確かにその通りなのですが、なにかが違う…本作の面白みはそこではないんです!
ストーリーではなくて、シチュエーションとふたりの会話を楽しむお話なのです。
例えるなら、コントが物語や舞台装置が簡略化されていても、会話や場面だけで十分に面白い、というような感じです。
なので、スーパー攻め様登場のゴージャスな話とは、ちょっと違うと思って頂きたい。
雑誌掲載時には攻めの中原と受けの続木、ふたりのHとその前後が切り取られた小話が「上質な男と◯◯でH」というタイトルで連載されていたと思われます。
この◯◯は場所であったり、状況であったり、その都度変わり、それら10話分がこの『上質な男とH』として1冊にまとまっています。
前半は短めのお話が多く、とくに1話目は「あれ?これってシリーズものの2冊目だったのかな?」と思うくらいに、がっつりと説明が省かれたままスタート。
そんな調子で軽いテンポの小話が5話分続き、お互いの職業や出会いなどが読者に徐々に明らかになっていきます。
コミックス中盤で出会い当初まで時間が戻り、「初めてのH」までが長めに描かれ、その後の「最後のH」になって大きく話が動いてきます。
このページの配分や前後する構成も、なかなか思い切ったニクい演出です。
演出方法といい、モノローグなどの説明の少なさといい、ふたりの簡潔な会話で読ませていく作風は読み手を選びます。
ただ、この会話劇だけでも、十分にキャラ立ちしているのが不思議な魅力。
そして、タイトルからエロを多大に期待しがちですが、そこは生々しいエロではなくて”上質なH”ですから。H前のやりとりにクスクスと笑い、最中の色っぽくも可愛い様子に萌え、ピロートークでほんわかします。
攻めの中原の程よい甘々と、受けのキキちゃんのちょっとずつ、ほどけていく様子を堪能しましょう。
ちなみに私のイチオシ場面は、お風呂でシャコシャコしているシーンです。
とてもスタイリッシュな作品でした。
未散先生独特の絵柄で主人公たちの上品な大人の恋愛をおしゃれに描かれていています。
攻めの中原社長はおしゃべりでたらし系だけれども、やさしさと上質さを身にまとった大人。
受けのキキちゃんはいわゆるツンデレ気質だけれども、控えめな奥ゆかしさを兼ね備えた可愛い人。
そんなふたり取り巻く環境が及ぼす平和とは言い難いいくつかの出来事にハラハラしつつ、
自分のことよりも、まずお互いを思いやる大人な恋人同士が素敵な作品でした。
中原社長は(攻め)三代目のぼんぼんで、料理にHに贅沢の楽しみ方も上手で、キキちゃん(受け)のことが大好き。
キキちゃんは、中原社長のお願いに引いたり、すごい顔したり塩対応しますが、何でもきいちゃいます。
社長は、本当に無理なことは言わないし、キキちゃんも「あんたのすることならなんでも平気だった」と。
そう、後半で、老舗優良企業の社長と、国税専門官の職業ゆえ、別離の危機を迎えるのです。
でも、ぼんくらだとかバカ社長と言われながらも、社長は切れ者でした。
仕事が大好きなキキちゃんがお咎めなしになるように、いい働きしてくれます。
セックスできなかったキキちゃんは、社長と気持ちの良いセックスで満たされ、社長は、キキちゃんとおつきあいすることで、ぼんくら三代目をちょっとまともにしてくれたとお母様に「そばにいてもらいなさい」と結婚を勧められるくらいに。お互いを好きで、好きを続けるよう頑張ってよかったね、
と本当によかったって思える読後感でした。
はぁ~可愛かったぁ(*/ω\*)
未散さんのお仕事BL大好きです!今回のは恋愛成分が大分多めです。あまあま好きには溜まりません~
でも、受けのキキちゃんは目に見えてデレデレではなく時折見せる表情や仕草が良かったです‼
老舗の会社3代目社長×国税局職員です。追徴課税取り立てをしたのをきっかけに知り合い偶然外で再会し交際が始まっていきます。
キャラごすごく好きでした~
攻めの社長は受けにデレデレです。相手をドコドコ思いやってイイ男過ぎます。そして適度にエロくてよし!笑
自分のことをバカな社長だと言っていますが、そこんとこの仕事ぶりは詳しくは出てこないのですが、会社の会計を任せている人の横領を攻めているところなんかを見るとバカとは思いませんでした。
受けのキキちゃんは、税金を搾り取るのが大好きな仕事人間。心因性でセックスしようとするとブラックアウトしてしまう体質だったようですがそこも原因はわからないです。そして社長とは出来るという旨み。キキちゃんの魅力は仕事が大好きだというのが伝わってくるところ、色気のある表情や視線、クールに見えてその実社長を大事にするところ、と盛りだくさんです。
外やお風呂、トイレと色々な所での二人の睦みあいを見れます。
終盤に別れてしまう危機に直してしまいますが無事回避。別れずに済んだ二人の電話でのやり取りにきゅんきゅんしました。(*´ω`*)
最後の母は見た(聞いた?)は、ちょっと………もう大分いい年の息子の睦みあいを見てしまってその反応も凄いな!と思ってしまいました(/ー ̄;)