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ボコり愛BLの金字塔、待望の続編! 暴力大学生とドMのSMカップル、再び!!
sneaky red
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この2巻は本当にすごい作品だと思いました。
少し言い方が悪いのですが、普通続編が出るとなると、ちょっとグダグダしてしまうことが多いと思うんです。でもスニーキーレッドはこの2巻無しには語れない!と言えるほど2人の仲が深まっていく様子が丁寧に描かれていました。
付き合って何ヶ月(?)か経った頃の2人の"就活"に焦点を当てた内容になっています。
就活がなかなか上手くいかないハルがピリピリしてぶつかり合うことが多くなった2人。
無事就職先が決まり新しい生活が始まっても、ストレスが溜まり、一時は辞めていたのにまた三崎さんに手を挙げてしまうハルの葛藤だったり後悔だったりが物凄く伝わってきて辛いです(涙)
そして私が1番「この作品はすごい!」と読んでいて思ったのが、この2巻の第4話です。
仕事でのストレス、そして三崎さんが血を流すほどの怪我をさせてしまった自分への後悔で体調を崩してしまっていたところに、三崎さんが現れます。もう殴らないと宣言しますが、三崎ざんが自分を必要としているのは暴力を振るってくれるからだと勘違いしていたハルは、なぜ三崎さんがここに来たのかが分かっていません。
そんなハルに三崎さんは自分がハルのことが好きで心配したから来たんだと説明します。
ここで三崎さんが暴力だけを求めているのではなく、自分のことがちゃんと好きでいてくれているということにハルが気づけたのです。
思い返してみれば三崎さんがちゃんと「好きだ」ということを伝えたのはここが初めてでした。
このシーンはお互いがすれ違っている感じで読むのが辛いです(個人の感想です)が、このエピソードがあったからこそ、この2人がずっと一緒にいるというビジョンがしっかりと見えてきて感動しました。
そしてそのあとの怒涛の甘々ラッシュ……!
自分の気持ちにちゃんと気づけたハルの三崎さんへの甘え方が最高です…!本当に本当に大好きなんだなあ…とめちゃくちゃ伝わってきます!
長くなりましたが、本当にこの素晴らしい作品に出会えて良かったです。
きっとこれからも色んな漫画を読むと思いますが、これを超える作品はもう出会えないだろうと個人的に思っています。
1巻でも十分萌えに萌えたんですが待望の2巻。
一番好きなのはかなり終盤の、ハルが髪を金髪に戻した後くらいかな。ハルがミサキさんに甘えっぱなしの数ページがほんと叫ぶほど可愛いです。もう何回読み返したことか。
ハル、黒髪もかっこいいけどやっぱ金髪よ金髪。
巻数追えば追うほど穏やかな雰囲気になっていてとても良いです。(DV感があっても私は全然好きですがこれはこれで好き。どっちも好きです。)
ミサキさんが男前でちゃんと男の子なところも評価高いな(女の子みたいにぎゃんかわな受けも好きですが)
絵が苦手でこの作家さん読まずにいたんですが、試しに1巻を読みまして、2巻で絵については慣れてきました。
1巻の始まり、暴力+レイプ+ほぐしなし←が苦手で私は引いてしまい、いくら三崎がドMでも2人のやりとりや心情が掴めず、いちゃつく場面で少し萌えただけで、ふ〜んて感じで終わりました。
2巻は、三崎が殴られても献身的にハルを思い、ハルも罪悪感があり、会社を辞めて、殴るのを止められてよかったねと。
そこまで深刻に引きずらなくてほっとした。
ハルが三崎に甘えるところはかわいいと思ったし。
SMプレイを始めるのは唐突な気がしたけど、1巻からハルは三崎の性癖にどう応えてやろうかとは考えていましたもんね。
真のSはMが望むことをしてあげる管理者だと某作家さんの作品でもありましたし、ただ暴力を振るいたい、いじめたいのがSではない。
ハルは感情的になったら暴力を抑えられない性分だったけど、本来はSではない。
三崎を悦ばせるためにSMプレイを学んでしてあげる。
その違いを描きたいのかな、と見たままですけどそう思いました。
で、1巻の感想にも書きまして、しつこいですが、ボコり愛なんて言葉やジャンルは成立させたらあかんやろ、と私は思う派です。
痛いのが好きでそれをやってあげたいならSMでいいでしょ。
ボコることに愛があるの?
暴力を正当化させるの?
ここが引っかかります。
作者さんがどう思われているかはわかりませんが。
(帯の煽りが作者の意向に反していることがたまにあるので)
あとがきに、雲田はるこ先生から最高のアドバイスがあったとあり、私は雲田先生大好きなので、それだけで本作の株が上がりました(偉そうにすみません)
2巻です。
ハルが就職活動を始め、どうやら上手くいってない様子。
気になる三崎が様子伺いすると、ハルが不機嫌になっていく。
就職先が決まって落ち着いたかと思いきや、大学卒業後就職してからまた暴力がエスカレートしてきて…。
この巻痛い描写がまた多いです。
が、最後まで希望を捨てないで!笑
そこに愛はあります。
愛あるからこそのSMプレイのプレゼント( ´_ゝ`)
ハルはちょっとキレやすく、手がつい出てしまう性格でサドって言う訳ではないんだよな〜、多分。
確かに1巻から三崎の反応が良いから痛くしてただけであって…。
三崎は完全にドMでした。パッと見、常識人ぽいのがまたタチ悪い(褒めてる)
一緒に暮らし始めた二人。
3巻ではラブラブの同棲生活が見られるのか⁉︎また痛い展開になるのか目が離せません。
1巻で三崎が描かれていたのに対し、2巻はハルの方に焦点が移ります。
就職活動で不安定な気持ちを抱える二人。三崎はどうにか今のバイト先の正社員に。一方のハルは、三崎が時々心配して様子を聞こうとするも、構うなの一点張り。でもどうやらうまくいっていない。
しかし、三崎に合わず就職活動に専念して大手に内定。悩みを見せない、しれっとした感じがハルらしい。
でも結局、会社勤めが吐くほど合わずに退職してしまう。
そこで、心配した三崎に看病されつつも、やっぱり自分に合う色を自力で見つけて、やっと独り立ちするんですね。この頃からハルのオスみが出てきたかな?
二人暮らしを始め、やっと、三崎に甘えるハルでした。
就職先が決まらず、決まっても合わないハルの辛さが全体に流れていて、“痛い“雰囲気が全体に漂っています。
ハルは、実家とも縁を切ったようで、それはそれで何か背景があるようですが、多くは語られず。
暴力がきっかけで関係を持ち始めた異質なカップル・三崎とハル。
付き合い始めたことで精神的にも少し落ち着いたのか、
ハルの暴力もなりを潜め、以前に比べて甘めな雰囲気を醸し出す2人。
なんか普通の恋人同士っぽい!なんてニヤけていたら、
ハルの就活が始まり、何やら不穏な雰囲気が漂い始めます。
そんなハルを見かねて相談に乗ろうとしたり、
励ましてみたり、ハルの力になろうとする三崎。
しかし、それがかえってハルの逆鱗に触れてしまい、
せっかく止んでいたハルの暴力が復活してしまいます。
殴られたり、無理やり突っ込まれたりするのは
前巻で慣れっこなんですがさすがの三崎も
肩を噛みちぎられたときは痛そうです…ヒィイ
何より三崎を傷つけてしまった自分の行為自体に
ショックを受けているハルが可哀想に見えてしまって…
それ以来、三崎と連絡を絶ち、遠ざけようとするハル。
だけど、三崎の
「そんなに駄目かよ 好きな奴のこと気にかけちゃ」
の一言でようやく気が付いたようでした。
三崎がハルと一緒にいるのは好きだから、だと。
それまでハルは三崎が自分との〝暴力を伴うセックス〟
だけが目的で一緒にいると思っていたのかもしれません。
でも、一方の三崎はハルのそんな葛藤には全然気付いていなくて、
好きだから、暴力も受け入れて、気にかけていただけ。
ようやく想いが通じ合い、ハルも素直に三崎に頼り始めます。
仕事を辞めたハルをサポートするために同棲も始まり…
ハルからベタベタに甘えられる三崎が嬉しそうで微笑ましい。
そして、不覚にもそんなハルを可愛いと思ってしまいました。
今回のことで思ったのはハルが意外に普通の神経をもっていたということ。
ただのイカれた暴力野郎だと思っていたけれど、就活や複雑な家庭のこと、
将来のことなど色々な重圧に押し潰され、焦ってしまったり、
それが体調にも現れてしまうほどに実は繊細だったんだ…
とこれまでとは印象が変わりました。
一件落着の後には「お礼」と言う名のSMプレイやホテルお泊りなど、
彼氏に尽くしまくる、これまたハルの意外な一面が見れました。
三崎は態度や口にすることで好きを表すけど、
ハルは案外行動で示すタイプなのかも?
2人が恋人になったことにより行為の中にしっかりと感情が感じられるようになってとても好みの話になってきました。ハルサイドの気持ちがわかるとより二人が出会えたことの意味を実感します。お互いにいい影響与えられてるのかなと。
でもあれですね、就活のシーンは心が痛くなります。会社側としてはハルみたいなの怖くて採用できない気持もわかるんですけど、ハルの変化見てる読者側としては採用してあげてよという気持ち……まあ、採用されたところで自分の気持ち抑えて一般的な社会人してるハルとか想像するの無理すぎるんで。ミサキさんに甘えられるようになったのは成長だし、ほんと二人とも可愛いんだよなぁ。SM系そんなに好きではないのですが、このお話は読んでて心があったかくなるので好きです!
1巻を読んだときからずっと引っかかっているものがあって、それが何なのか自分でもよくわからなかったのですが、それが自分の中でストンと腑に落ちた2巻でした。
三崎さんが自分の気持ちを明言していないことによって生じていた、二人の間にあった食い違い(ハルが一方的に勘違いしてたこと)が解決したんですよね。
だから、1、2巻合わせてスニーキーレッドというひとつの物語だと思っています。
あと、変人なのは三崎さんの方だなという確信を得た笑
そのことについてこれから長々と述べます笑
読んでくださったら嬉しいです。
三崎さんは真性のドMだけど、別にハルはSなわけじゃない。たぶん家の環境のせいで荒い気性になっただけであって。
というのも、そもそもハルが暴力を振るうのは苛立ちからやストレスといった理由があったわけであり、何の気なしに殴りたい、いじめたい、傷つけたいみたいな願望はないし、暴力を振るうことに負い目を感じているなと節々から感じ取れるからです。
(1巻では「三崎さんに酷いことしようと心を痛めながら頑張ってる」、「暴力以外に応えようはないのか」のようなセリフがあるし、
2巻では特に、暴力を振るってしまう自分に嫌気がさしているハルが顕著に描かれていた。)
だから暴力云々のことで、1巻の時からずっと悩んで気にしていたのはハルの方だったんだなと。
1巻のときから2巻でぶっ倒れるまで、ずっとハルは、2人の関係には暴力が必要で、〝三崎さんにとっての自分の存在意義”は暴力だと思っていた。
(簡潔にいうと、三崎さんはMだから自分と一緒にいるのだと思っていた。)
(だから、「もう殴ってやらない」と言ったとき、三崎さんがそれをすんなり受け入れたことにハルは驚いたし、「じゃあ何をしに来たのか」のような発言をした。)
でも実は三崎さんの中で暴力は別に重要じゃなくて、〝ハルのそばにいるのはハルが好きだから”という単純な理由だったことがわかった。
ここでやっとハルの中で、
〝三崎さんが自分と一緒にいてくれる理由”がはっきりしたんですよね。
お付き合いを提案したのも、スキンシップをとるのも全部ハルからだったため、三崎さんの中では、「ハルは自分のことを好きでいてくれてる」っていう認識があったのかもしれないけど、
実は三崎さんがハルに対して思いを明言したシーンってないんですよ。
だからハルはずっと、〝三崎さんが自分と一緒にいてくれる理由”が暴力にあると勘違いしていた。三崎さんはただ、ハルが好きだからハルのそばにいてくれただけなのに。
それが2人の間にあった食い違いで、それを解消するための2巻だったのかなと。
ここでおもしろいのが、三崎さんはそもそも食い違いに気付いてないんですよね。
たぶんハルが暴力と自分の存在意義について悩んでるなんて、想像もしていない。
自分が肩を噛みちぎられたときの、ハルの呆然とした表情を見て、「どうしてハルがそんな表情をするのか」と思っている、つまりハルは暴力を振るったことを後悔するような人ではないと思いこんでいることが読み取れる。
三崎さんは、肩を噛みちぎられて初めて、「自分が止めるべきだったのか?」ということに思い至っている上に、「気持ちよさにかまけて...」とか思ってるし、暴力自体をあまり深刻に考えてなかったですよね。
まあ真性のドMなのでしょうがない。
1巻から読むと、やっぱりハルの方がインパクトが大きくてハルに目がいってしまうのは仕方ないけど、普通じゃないのはどう考えても三崎さんの方だと思うんです。
2巻でもハルは、自分のこと・暴力のこと・三崎さんのことについてハルなりに悩んでたけど、
三崎さんの中では自分のこと・暴力のこと・ハルのことって割と1巻の時点で解決しちゃってる。
Mだし、暴力を受け入れてるし、ハルから告白されたようなものだし。
だから三崎さんが2巻で悩んでることって「就活中のハルの助けになりたい」に尽きるんですよね。
そんなことよりも前に、ハルとの関係とか暴力とかについて普通はもっと悩むんじゃないかなと思うんです。
でも三崎さんは「好きな人の助けになりたい」っていう当たり前のことしか考えていない。
そこが三崎さんの、変人さであり最大の魅力でもあるんじゃないかなと思います。
とにかく今回のことで、心の中にわだかまっていたものがなくなったハルは、すっかり三崎さんに甘えきっていてひたすら可愛かったなあ。
三崎さんのことが好きなのがだだ漏れな表情してるし。
それから、三崎さんの話を素直に聞き入れて「人に頼る」ことを覚えたハル。出会ったばかりの頃のハルと比べると、うわ〜なんか成長したなあと感慨深いです。
私は正直、スニーキーレッドが「暴力」を売りにしてることに個人的にあんまりしっくりきていなくて。
確かに始まりはそうなんだけど、注目すべきはキャラクターの心情とか、暴力を軸にした上での二人の関係の変化や成長なのだと思っています。
こんな大好きになる作品には二度と出会えないんだろうな〜。スニーキーレッドに出会えたことに感謝です。
前作は、ゾクゾク。
今回は付き合ってからの2人。
いったん治まったハルの暴力が、就活で再び暴走し始めております。
凶暴なんですよね、とにかく。
でも、三崎は変わらず離れない。理解したいと思っているんです。
セックスの性癖だけじゃない、ハル自身の良さも解っているし、三崎自身も自分を受け入れているハルが好きなんだよね…
うーん、ハルが直面した就活は世間一般的なもの。ハル自身は、理解されなくても自分は自分。と云う意識が強すぎたんだと思います。頼れないし、頼らない。味方はいない。
弱い自分をさらけ出すのが、それこそ死ぬほど嫌なプライド高いひと、だったのかなぁ。
三崎は、なんなんだろ。聖母かな?くらいの境地。ハルと逃げずに向き合ってきたからこその自信も有るのでしょうが、肩を噛みちぎるくらいの出来事ですら離れる理由にならなかった。
生き拗れているハルが愛おしいのですよね。
ともあれ、ハルに三崎がいて良かった。三崎は、ハルにとっては光ですよ。
とか、言いつつプレイとしてSMを取り入れちゃったのは笑ってしまいます。上手な折り合いを付けて平和に過ごして欲しいと思いました。
前作で気になってた三崎の性癖が理解できてすっきり〜!
三崎の受け入れ力(包容力なのかな?)に関心しっぱなしだったのと、
ハルが「暴力がレゾンデートルだと思っている」+「ストレスが暴力になる」+「好きな人(三崎)に暴力を振るいたくない」という3つで苦しんでるのはもどかしかった。けどそれが良かった。その後のハルの甘えがその分超可愛くみえました。こんなの三崎さんのこと大好きになっちゃうよ〜ハルの気持ちわかる〜甘えるハルかわい〜となりました。
今後も偏頭痛で悩まされるみたいだけど2人で幸せに過ごして欲しいなって思えました。
今更読みました^^;
正直、1巻は好きではなかったけど、
2巻はとてもよかった!
ハルも大人の階段登りましたね〜
就活に悩んだり、
自分のアイデンティティと戦ったり……
すごい葛藤していました。
そして、そんなハルを受け止めるミサキの懐の深さ!
どんなことをされても決して見捨てないんですよね。
まぁ、ドMなんだけど^^;
でも、それだけを期待してるわけでもなく、
根底にあるハルへの愛情を感じました。
ミサキの愛はハルへも伝わっていると思わせる展開は、
非常に素晴らしかったと思います。
ハルも一方的な暴力ではなく、
ちゃんとミサキを楽しませる方法を見つけましたね^^
甘えたなハルは可愛かったなー♡
連載はまだ続いていますので、
次巻も楽しみに待ちたいと思います!
たなと先生の作品が大好きな人のレビューです。
◾︎釧路春政(ハル 勉強出来るタイプのヤンキー)×三崎(みさき マゾ )
三崎のこと勝手に高卒フリーターだと思ってたけど、大卒フリーターだったのか。正社員になれて良かったねぇ…三崎って変人だけどいい子だよなぁ。しみじみ
神作品の続刊はどちらに転ぶか心配なところもあります。たなと先生だからよもや良くない方に転ぶことなどないとは思っていましたが、三崎を露骨なデートスポットへ連れて行った釧路に、早々に萌え転がったので不安は吹っ飛びました。
正社員になってサラリーマン属性がついた三崎にも萌える。
釧路の就職がメインテーマの一冊です。プライド高い釧路の気持ちが分かりすぎて、辛さが伝わりました。
そして三崎の包容力の高さも。
1巻では釧路の年下攻め感が凄かったのですが、2巻は三崎の年上受けレベルが上がってた。三崎さんやっぱ未だに暴力で興奮するのねってのは最早笑ってしまったけど。気持ち良さにかまけて…ってかまけるなよ笑
たなと先生がどんな人生送ってこられたかは分からないのですが、人間のいろんな生き方を描けるのは本当にすごいなぁと思う。
また続編でないかな。見たいな。
ハルの就活を機に、お互いもやもやしてすれ違ってしまう2人。ハルはハルで優秀なのにピアス痕なんかで落とされ続ける日々に鬱々とし、三崎は明らかに精神的にキているハルにどんな言葉をかけたらいいのか迷います。日本の就活スタイルって本当馬鹿馬鹿しいよなぁとハルに共感もしました。面接時にすごく好印象を残せる人だって、実はメンタルが弱かったり口だけだったりですぐ辞めちゃったなんてこと、ざらにあるのにね。私は大手をすぐ辞めた三崎の決断は、評価できると思いました。新人のうちは皆我慢してるんだからと言う人もいるけれど、その人に合った道というのは本来千差万別なものだと思う。それで腐ったら、自己責任。向いてない、情緒不安定になるほど今が辛い、と思うなら、健康に生きるために潔く辞めるのは英断でしょう。辞めずに続ければこうなれる、という未来は誰1人保証はできないんですから。
自分にとってもそう遠くない話だったので、ついハルの就活についても長々と感想を書いてしまいましたが、もちろん2人の関係性にも見所はたくさんあり。ハルが今どんな気持ちなのか、自分にどう動いて欲しいのかを常に考える三崎は大変だっただろうけど、恋人を持てば皆こんな風に悩みますよね。そして、ハルは今まで三崎との関係を、何かを与える代わりに何かを得る損得関係のように考えていたようですが、ただ相手を好きだから、という理由で繋がっていることにようやく気付きます。2巻でやっと2人は本物の恋人になれたんですね。全体的に、暴力面がそこまでフォーカスされることもなく、思ったより読みやすい作品だったなと思います。
もともと暴力やSM系が好きで前作を読みました。
暴力男とドM男のカップル、ある意味相性抜群かと思いきやそう上手くも行かない…
最初は因縁をつけ喧嘩になりミサキを殴っていたハルですが、ハルが暴力を振るうのはムカつく相手や殴りたい相手に対してなので、恋人になったミサキのことを殴りたくない、でもドMのミサキは殴られるのを期待している、というジレンマに前作の終盤悩まされていました。が、そこはコミカルなオチに濁され第1巻は終了。
そのジレンマやすれ違いが2巻ではさらに掘り下げられていたかと思います。
弟の幻覚を見る程度には、ハルは自分の暴力性や性格を嫌悪していたのではないかと思います。暴力を振るいたくない、まともな人間になりたい。
しかし就活や就職での中で、自分のどうしようもない部分を嫌でも見せつけられるかのような出来事が起きていく。
さまざまなストレスで偏頭痛を起こして寝込んでるハルのもとにやってきてあれこれ面倒を見ようとするミサキ、もう殴ってやらないって言ってるのになんできたんだよ、というハルに対してのミサキの、
「なんで?そんなに駄目かよ好きな奴のこと気にかけちゃ」
このセリフで涙ぐんでしまいました。
そう、そうだよね、愛ってそういうことだよね…!
始まり方が歪だった故に複雑に考えていたハルに対する、シンプルに好きだから大切にしたい助けたいと思うミサキのこの言葉でハルは救われたのではないかなと思います。
結局暴力振るわずにミサキを満足させるために本やネットでSMについて調べてプレイしてあげるハル、なかなかミサキにぞっこんで可愛いなと思いました笑
1巻だけで読むのをやめず、ぜひ2巻を読んで愛とはなんぞやを再確認して欲しいなと思いました。
1で非っ常ぉおおおに複雑な気持ちになったのですが
2もそうですね、前半までは結構いやだいぶモヤモヤ……。
ハルなりの足掻きだったりしたんでしょうけども
心配してる三崎に対してそりゃないよ…っていうね。
三崎がめちゃくちゃ健気なんですもん。
でもまぁ就活で何社も面接受けてストレス溜まって
弟からの呪縛のような言葉を繰り返し思い出してしまったら
イラつくのも当然かもしれませんけど。
肩に噛みちぎられてもなお寄り添おうとする三崎よ……凄いな……!!
もう見限ってもおかしくないのに、ハルの方を心配するとかどんだけよ…。
シンプルに愛なんですかね、愛でしょうね。
そのままの気持ちを言葉で伝え続けることで
ハルに届いて本当に良かったと思えました。
「くっせーセリフ」なんて言ってたハルですが
きっと三崎には心を全て預けられると安心したんだろうな。
その後の甘えっぷり、それまでのハルとのギャップにときめきました。
殴らなくても首を絞めなくても
SMプレイで三崎を満足させられると気付くのもやっぱり愛ですね。
安心しましたし、鏡の前と潮は興奮しました(正直)
安心して読み返してもどうしても前半モヤるので萌評価とさせていただきます…。
1巻でははまれませんでしたが2巻では二人の関係も深まり、釧路のこともだんだんわかってきて1巻よりはすっきりしました。
釧路が就活や就職で荒れますね。なにか育った環境と関係あるのかな?釧路の育ちがとても良さそうですが幸せではなかったようで、その鬱憤が暴力になってたのかな?闇は深そうです。
そして三崎をボコり恋人になって。
三崎に甘えるのも可愛かったです。
三崎もあれだけのことをされてきたのに普通に釧路のことを好きで心配していい人だなあ。
普通に育ってきたところが逆に釧路には良かったのかなあ。
釧路のお礼が!まあ三崎も喜んでるけど。
最後も豪華ホテルにお泊まりで甘々な感じで終わります。
また同居するのかな?
ところで、本多と鈴木が怪しいと思ってたらモーションエモーションの二人だったんですね!
同タイトルの続刊で、1巻で暴力をきっかけに生まれた縁を歪ながらも形にした2人のその後です。
この巻でも2人がさらにめんどくさい!
攻めのハルはある意味わかりやすくこじれているのですが、受けの三崎くんのほうが実はとんがってる。
矯正不能の本当に手に負えないモノを持っているのは三崎くん…お前の方だ!笑
ドロドロボコボコゲロゲロやりながら、自己の成長と、お互いを思いやり無理なく継続的に良い関係を保てるよう間を深めていくのですが…
終盤…終盤が!!!最高なんすわ!
「ハルゥ…三崎ぃ…良かったぁ…良かったよぉ」しか言えない。
からのラストで今更そこに辿り着くか、と。
一巻の出会いから大円団までの紆余曲折が、come to a happy endingではなくturn out happily、
comeではなくturn outな感じが素晴らしい作品でした。
暴力から始まった釧路x三崎の続編。
結びつきの始まりは暴力だった2人だけど、じゃあ2人にとって暴力・ボコりは必須?っていうとちょっと違うと思うのです。
釧路にとっては、気に入らない事や人、キレる瞬間に手が出る、という感じで、だから三崎と恋人関係が深まってきた時に「殴りたくない」的な態度になっていく。この辺は普通人の感覚ですね。
一方三崎が欲しいものは「激情」なのではないかしら。決して痛みなのではなく。
自分だけを見る血走った眼、自分だけに向けられる怒号、そこに相手の世界が自分だけになったような快感、相手を独占する快感を得ているのだと思う。
本作では、就活に苛立ち、その鬱憤を晴らすためにまた三崎に酷くする釧路の姿が描かれます。
しかし、今の釧路は本当はもう三崎に手をあげたくない。でもコントロールが利かなくなってある日噛みちぎるくらい強く咬みついてしまう。
その後釧路がストレスに負けてぶっ倒れ、好きだからただ会いに来た、と言う三崎に遂に弱音のようなものを吐き出す。三崎は自分がいるから頼って、と恋人として至極当然の事を釧路に言うわけなのですが、釧路にはそれは天啓に近いナニか、だったんですね…
ここからは甘えんぼ釧路と聖母三崎みたいなカップリングに変容。全て受け入れられ救われたのは釧路の方だったんじゃないかな。
最高です。商業BLのなかで一番好きな作品で一番好きな二人です。二人の関係の終着点も良いです。この先も二人は仲良くやって行くんだろうな…と幸せな気持ちになりました。続編がいつか見たいです
3年越し・待望の「スニーキーレッド」続編ですね!!私はハマるのが遅かったために1巻・2巻通して読めたのですが、これを2012年から追いかけていらっしゃる方々は居てもたってもいられなかったのでは・・・!
2巻を手に取った日から何度も何度も読みかえしています。1巻の最後から2巻最初のみらいで過去の話になって、三崎さんの過去でハルのこれからである就活が描かれる。
フリーターと大学生だった二人が関わり方や生き方を変えることを表してるんですね。殴った、殴られたで始まった関係がお互いの気持ちが通じて続く中で時間が経過して、社会で生活していくためのまともな問題に直面して、超えて行かなければならない。子供時代の終焉=関係性への変容、ですね。
暴力で始まった関係を繋ぎ続ける難しさが描かれていてハラハラします…二人にとって必要な過程だからこそ就活にくっつけたんだ!すごいよたなと先生…!
ハルは実家を出たからにはちゃんと就職しなくてはならず、三崎さんも正社員試験を受けて責任が重くなり。二人とも急には大人に変われない、なるようにやっていくしかないがむしゃらな日々が描かれます。
相手を想いながらも気持ちのすれ違いや社会に出る事で変わっていく関係性など、リアルで辛くて、大切にしたいのに余裕が無く、ままならない感じが胸にドーンと来てしまい・・・
ハルに言葉が足りないんですよね…言いたくないんだから言わない。三崎さんがまた、聞きだす事も上手くできず、どう関わればいいのかわからなくて(ここ、私も正解が判らない…どうしたら良かったんだろう…)空気を読み違える痛々しい感じ・・・これも性格だからとか悪いとかじゃ無いんですよね・・・
就活の話なんかしたくない、只々恋人である三崎さんに会いたい、癒されたいだけのハルを、愛情深いがゆえに心配して話題に出して興ざめさせてしまう三崎さん・・・人間関係の難しさですよ!すごいわかる…
お互い悪気はないんだけど、配慮が足りない!読者は解るけどこの二人はこの時分かり合えなくて喧嘩別れみたいになる…
この状態が胸が苦しくて…1巻でもこの状態になったのですが、まるで自分が恋をして忙しい日常の中で恋人とすれ違っているかのように物語に入り込んでしまう力がスニーキーレッドに、たなと先生の作品にあるからですね・・・実写ドラマのように、現実に居る人物かのように三崎さんが、ハルが生き生きと感じられます。
色んな意味で無理をし続けて身体に不調が出てしまうハル。ああ・・・無理!って思いながら出来ない事を無理にすることが「普通」なら、その社会には長く居られないって解っててもするのが就活で就職・・・自分の事のように辛かったです・・・。
倒れて無理を止めたハル、読んでいてホッとしました。仕事を辞めて、自分が嫌いになってる状況で寝込んでて…三崎さんが居なかったらもっともっと辛かったはず。三崎さんが居て良かったよーー!
駆けつけた三崎さん勘が冴えてた!いや、ずっと家に行きたい!って思ってて、限界突破して行ったのがあの日なんだから必然ですよね!上がり込む勇気がここで出た、という流れが最高です!
一回家まで見に来て、でも何もせず帰っていく冬の日の描写が生きている!心の変化がこの日に起きて!うわーん!(号泣)最高です!!
そしてそして!中盤でツライ思いをずっとした分、終盤では恋人としてのやりとりの中で、お互いを素直に愛している姿が描かれていてたまらないです・・・!
恋人が隣にいる幸せ、心の支えになっているから穏やかでいられる様、相手を思いやる愛情にあふれていて、三崎さんは勿論、ハルが三崎さんを愛してるのがよーくわかるんですよー!
人は支えられて生きて行けるんですよね…こんな幸せなの、辛さを知らなければ分からなかったでしょハル!ミサキさんの、言いたいこと全部言う!って決めてからの愛情深い一言ひとことが、もう、すごく良いので読んでください!
一方、ハルは言葉でなく態度に全部出してすごく甘えるんです!今までの孤独感や、我慢が決壊したかのような怒涛のデレで、可愛い以外の言葉がありません…!かわいいーーー!!!
安心感による気持ちの変化で、口に出す言葉も、態度も本当に変わりますよね!ハルの甘え方が素直で可愛すぎて!!
愛を語ろう!好きと伝えよう!と自分でも実際に思ったんです。示さないと全く伝わらないんですよね…本当にこの作品は凄いです。起承転結が状況だけでなく心の変化でも完全にまとめられていて、読んでいて幸せすぎる!人の人を想う心って、こんなに素敵なんだーー!!
ハルの転職をきっかけに三崎さんからの提案で同棲を始める流れや、そこから二人で部屋を探して引っ越そう、というラストでもう、悶え転がってしまい起き上がれません…
なにこれ、なんて素敵なの!?もう結婚して!幸せになって!引越し先での続きはどこですか!!わーん見なくてもわかる!幸せなんでしょわかってる!ありがとう!もっかい読みたい!
みたいなことをずっと繰り返しています。
最近なんだか、具体的に光明が見えてまいりましたので、ハルと三崎さんの暮らしがきっと続編で見られる事を信じて、続きが実現する未来を心の底からお待ち申し上げております!
あーーーーーー!!見たいよーーーーー!!本当にお願いします先生――――!!
あの二人のその後がどうなったのか。知りたいような知りたくないような、な感触だったんです、『スニーキー・レッド』に関しては。でも続きがあるのなら…読みたいじゃないですか。
就活経験済みでバイト先の正社員になったミサキと、目下就活中のクシロのお話。クシロが闇を抱えてるのは前巻ですでに明白ですが、ここにきて彼はその闇と対峙するんですね。イイトコの大学だし、愛想はないがすぐに内定を貰える自信はある。髪を黒くし、ラブレットを外して就活に臨むも、自身のキレやすい性質はどうにもできない。
どーしょーもないクシロの暴力性を鋭く抉ってくる弟。家族との確執が彼を追い詰めます。学生のうちは無茶をしていられたけれど、一社会人としてこの先どのように生きていくべきか岐路に立たされた時、恋人として自分を頼って欲しいとミサキに言われてクシロは目が開かれる。ミサキに甘えまくる姿がねぇ、ギャップなの。初めて弱い自分を他人にさらけ出したんだろうなって。出会いこそ最悪なものだったけれど、それぞれの人生を自らの責任で請け負った時、二人の在り方も変化していくのです。
ボコり愛ジャンルの代表的作品の一つとして挙げられる前作。続編ではその「暴力」の落としどころが意外にも健全?な方面に納まっちゃって、ホッとしたような、なんだか物足りなかったような…。でも二人が激しくヤり合うシーンが凄くよかった。身体の絡みとかエロいですよね。作家さまの描く裸体もそうなんですけど、特に手がキレイで萌えます。
3年前に出た同タイトルの続編です。
1巻を読んだ時には、独特のちょっと昔っぽい(良い意味で)絵柄や、暴力とSMのギリギリのストーリーが少しとっつきにくいところがありました。
ラブも最後にほんのりと…という感じで、変わった性癖の受という印象だけ強かったのですが、今回はお互いの感情が丁寧に描かれ、ラブ度も上がっていて、十分に萌えを感じられました。
本作は表紙が暗示しているように攻の釧路にスポットライトが当たっています。
三崎は無事正社員として就職しましたが、今度は釧路の就職活動からその終わりまでを時間軸として、2人の関係が描かれています。
釧路の暴力は以前からですが、就職活動のストレスで自己コントロールが効かなくなる場面が出てきます。ですが、一方で釧路はそういう自分を嫌悪してもいます。
釧路が自分で自分を責めている時には弟が亡霊のようにイメージとして現れ、釧路の弱い部分を言葉で抉ってくるのですが、これは過去に弟と確執があったためのようです。
おそらく過去にも弟から似たような言葉が直接発せられたこともあったと思いますが、ほとんどは釧路の心の声なのかなと思いました。
そう考えると、意外と釧路って客観的というか、三崎のことを思いやっているんだなというのが分かってきます。この辺りが前巻と比べて新鮮だったところです。
前半は痛い描写もありますが、後半は2人なりのラブも増えていきます。
釧路が暴力以外の愛情の示し方や、対価がなくても自分を気にかけてくれる存在がいることに気づいていく過程はとても良かったです。
三崎が買ってきてくれたゼリーを食べるところや、頭をぐりぐり押し付けて甘えたりなど、今までは見られなかったかわいいシーンもあり、読んでよかったなと思いました。
ラストの暴力以外の解決策(?)、目隠し緊縛も必見です。やはり三崎はとことんMなんですね…(笑)。
この作品の1作目が私にとってボコり愛の初めての作品の中だったように思います。『評判の高い作品だから…』と読んでみたものの、正直痛いし血が出てるし(T_T)こーゆー性癖もアリなのか。。BLは奥深い…。と思ったものでした。
久しぶりの続巻。私はどんな作品でも乗りかかった船だと思ってかならず買う派なので、迷わず購入。
改めて1巻から読んでみると、かなり印象が変わりました!!1、2巻通しての感想になってしまいスミマセン。
まず三崎のボコられ顔がヤバイ。釧路がグッときても仕方ないですね。
そして2巻になってわかった釧路のハイスペックさ!帰国子女のK大卒でM地所に就職ですと?!!まぁ、そのせいで釧路は後々苦しんでストレスを抱えふたりの関係が危うくなるのですが…。
釧路がキレないように気遣い(びくびく?)しながら、余計な口出ししないように過ごしていた三崎が「俺がいること忘れてない?」とやっと思いを正直に伝えることができて、釧路との同棲がはじまります。やっとまともなカップルになれたね〜〜めでたし♡と思ったけれど、ところがどっこい(笑)
釧路が考えた三崎への【お礼】はやっぱり一筋縄ではいかないと言うか、ふたりらしいものでした!
要するにふたりが良ければそれで良しですね♪
こういうバイオレンス系とても好きです!この作品はただバイオレンスというだけではなくて、暴力を振るう方も振るわれてる方も嫌々ではないところがとても良い!そして話の内容が現実感あるところも良いです。
私的な萌えポイントはハルが見た目あんなで暴力男なのに、ちゃんと年上の三崎さんにはちゃんと敬語を使おうとしてるし、「三崎さん」呼びだし、そういうところに育ちの良さとか三崎さんに対する気持ちが表れているなと感じます。
そしてハルが思わずひどい暴力を三崎さんに振るってしまって、悪いと自分を責めているときでも、相変わらず三崎さんはそれを喜んでしまっているところが噛み合ってなくて良いです。でも最後にはお互いが幸せになれる、SMプレイで落ち着いてよかったね。という話でした。話が進むにつれて、ハルが三崎さんに対して心を開きだして、甘え出すのが読んでいて満たされた気持ちになります。
読み応えばっちりの一冊でした!鈴木と本田の今後も楽しみです!
一作目はよかったのに、続編にがっかり…という作品もあるのでドキドキしながら開いてみた二巻です。読み終わった今、そんな不安はまったくの杞憂だったとわかりました。
一作目で一応結ばれたふたりの関係が、ちゃんと深まり発展していることに感動しました。
ハルにけっこう酷いめ合わされながら「激しいの久しぶりで気持ちよかった」とか思えてしまうミサキさんに脱帽です。
(完全合意の)SMプレイ含めてハッピーエンドなラストに満足感いっぱいで、何度も読み返してしまいます!
なんで、こんな奴がいいのか?
いくらMとはいえ、自分勝手で横暴な暴力男、そんな最悪な男を選ぶなんて・・・
私の周りに釧路のような男が実際にいるので、余計に嫌悪感がわいて、嫌な気分で読んでいました。
けれど、最後には二人には似合わないくらい甘々になっていて、とてもホッとしました。
読み始めからは想像できない展開でした。
しかし、他の方もレビューで書かれていましたが、本当に二人は破れ鍋に綴じ蓋ですね。
この二人じゃなきゃ上手くいってないだろうなぁ。
あとがきを興味深く読んだあとで、さぁ感想を書いてみようと思うものの、書けず、の繰り返し。私にとってはそんな『vol. 2』でした。この作品は、どうやってもバリアみたいなものがジャマするので、ふたりのなかには入っていけないんですよね、あたりまえだけど。でもなんとなく、あと何回か読んだら「ただそのままに」読めるようになるかな。そうしたら感想も変わってくるかな、などと思ってみるのですが...わかりません。
そしてこれが彼の選択、彼らの「今」。
ひとつ言えるのは...最終話では予想外に甘いものが待ってました!ってことです。扉絵よりも何倍も甘かった。今までに見たことのないハルが見られるのではないでしょうか。自分の本心ではない甘えもあっただろうけど、初めて自分が「したいように」甘えることもできた相手なんだろうなぁ、きっと。ごめんなさい、ハルのことしか書いてないですね。ミサキがいなかったら…想像するのも辛いよハルくん。あんな子はそうそういないだろうから。今はまず、よかったねと言っておきます、彼がずっとそばにいてくれて。ハルの表情というか、状況によって顔が変化していくのが本当に見事でした。
最後にスピンオフ情報(あの人とあの人)があります。
今秋[onBLUE]に登場予定だそうです。楽しみだ!
この作品のこの巻もある意味では前巻以上に
好き嫌いが分かれてしまうかと愚考します。
正直評者もどう判断するか迷っていました。
この書影では外された状態ですが、帯の惹句を
どう判断するかで作品の印象ががらりと
変わってしまいますからね。
表も裏もそう言う意味では罪作りな惹句です。
この巻を一言で言ってしまえば割れ鍋に綴じ蓋。
一方的な関係で進む様に見えたのが実はそうでも
なかったと言う。
その辺も含めた進展を読者がどう受け止めるかで
手応えと評価は変わるかと。
評者にとっては有の範疇ですね。
前回から3年!ずっと続刊を楽しみに待ち続けていました!!期待通りの素晴らしい続編となっており、とても嬉しかったです。
まず、前回より暴力の度合いは減りました。相変わらず流血はしていましたが…しかしむしろ(前回と比較して)ラブラブなシーンが増えたと思います。
まさか攻めが、受けに暴力を振るってしまうことに悩む日が来るとは思いませんでした。そのことや就職のストレスで弱った攻めには前回とは違う可愛さがあり、それを包み込む受けの包容力にも、それに甘える攻めにも萌えを感じました。やはり受けが年上で、攻めが年下なんだなあと。(1歳違いですが)
暴力は振るわずにということでSMプレイを仕掛ける攻めに、嫌と言いつつも受け入れてしまう受け!このえっちシーンが一番盛り上がっていたと思います。
暴力度は前回より減りましたが、愛のあるエロいえっちは増えたと思うので、前回よりも読みやすくなったのではないかと思います。
また2人のラブラブ同棲生活を見てみたいです!