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yukidoke no koi
スピンオフ作品を読み返したら、スピン元のこちらも読み返したくなり、久しぶりに再読。スピンオフの主人公・おーちゃんの高校生姿がなんだか新鮮でした。
itz先生の作品の世界観と、キャラの表情が本当に好き。。
こちらは高3ワンコ系男子 × 真面目で線の細い印象の美人系教師のお話。
しっとり黒髪美人の儚げな先生が美しい…
ノンケの攻めのことを考えて距離を取ろうとするんだけど、粘る攻め君、グッジョブ。
表題作以外の2作は、一応カプとしてはくっ付くけれど、どちらもかなり不穏な空気を醸し出して終わる、ダークめな雰囲気のものです。
特に「ファイナルチャプター」は”背徳BL”って言葉がピッタリの不倫&浮気もの。
個人的には”香り”がテーマの「ルアーノート」が好みでした。身代わりの恋の行く末が気になる。できれば続きが読みたい…!
表題作もそれ以外の収録作も、しっとりした魅力&読み応えたっぷりで、大満足の一冊です。
切ない、、、キュン……!!
男子高校生×先生の好きになったらいけない存在、先生は過去に友達に裏切られて傷ついたトラウマ過去持ち。
生徒の澄人がめちゃくちゃまっすぐで振られても振られても何度もしょげないで気持ちを伝えてくれるのが見ていて気持ちが良いです。最後卒業する時まで先生への気持ちを変えなかった澄人の一途さに拍手をおくりたいです。
自分と同じ思いさせたくない先生の気持ちも痛いほど伝わりました。
澄人が友達にカミングアウトする瞬間、自分と重ねるのに澄人は違っていて友達にも支えられててほんと良かったし、そう言える澄人が強いと感じたんだろうな。
作中、澄人が先生に自分の気持ちを真っ直ぐに伝えるシーンはセリフにも描写にも感動します。
最初のページは桜が咲いてるのに雪が降る、途中大雪の中でのキスシーン、最後桜はないけど雪はとけてるこの流れとタイトル回収が最高に良かったです。
セリフにモヤかけたり、セリフの裏に気持ち隠したりの表現が今迄にない感じでみせるのが上手いな、と思いました。
性描写はほとんどありません。
絵に透明感があってきれいです。
表紙の美しさとタイトルが好みだったので購入!
本編も表紙同様、繊細なタッチで、「雪解けの恋」というタイトルに相応しい切なさと温かさを感じました。
エロほぼ無しのストーリー重視が好きなので個人的にそこも良かった!
すれ違いもあるけど最終的に超ハッピーエンドでめちゃくちゃ好みの作品でした!
一緒に掲載されている「ファイナルチャプター」という作品は、雪解けの恋のようなあたたかさはないけれど、なんとも言えない切なさで好きでした。
「感動BL」「泣ける」と言われる作品を読んでみても泣けないドライ野郎が、この作品では気づいたら泣いてました。
1巻完結の作品は登場人物の心情に寄り添う間もなく話が展開してしまうことがありがちですが、この作品はそういった不満が全くなく、物語に集中して読めました。
ストーリー重視で、2巻以上の作品でないと読まない、といった方(私がそうです...)にもぜひ読んで頂きたい作品です。
個人的にはあまり癖のない作品だと思いますし、少女漫画に近い感覚で読めると思います。
桜が咲いているのに季節はずれの雪が降っていて…
そこで涙を流している染谷の姿がとても印象的でした。
涙を流す染谷がとても綺麗に見えて、その姿を見てハッとなった澄人の気持ちがよくわかりました。
染谷に恋をした澄人はいろいろアピールするもなかなか響かず…
でもそんな日々すら楽しんでいるように見える澄人がすごく眩しかったです。
ふたりは早い段階で両想いだったと思いますが、染谷は教師と生徒だからという理由だけでなく
実らなかった恋をしていた時代の自分と澄人の姿を重ねていて
大切に想っているからこそ傷ついてほしくなくて好意を受け取らない、その選択が切なかったです。
でも最後にはしっかり幸せになってくれるので
そうなってから振り返るとそれまでの切なさもなんとなく温かみを感じられるところが素敵だなと思いました。
澄人に染谷のことを打ち明けられた時、おーちゃんとコバが受け入れ難い気持ちがあっても澄人自身を否定しないでいてくれたおかげで
きっとふたりは前に進むことが出来たんだろうな。3人の友情も素敵でした。
何度読み返しても新鮮に萌えることができて、本当に大好きな作品だなと改めて思いました。
そして同時収録の「ファイナルチャプター」が最高に好きです…!
感情のいち部分だけしか読み取れないですが、短編の限られているページのなかで朝哉と夕の複雑な気持ちが痛いほど伝わってくるのです。
ふたりはこの先、どうするのかな…。
きっと続きを知れることはないでしょうが、叶うならふたりのもっと長いお話を読んでみたいです。
単話で購入していたのですが
今更ながら紙で購入しました。
表題作だけかと思っていたのですが
表題作以外に2つお話が入っています。
表題作は生徒×教師のお話で
こちらが単話で読んでいてすごく好きだったので購入しました。
エッチなシーンはほぼほぼないのですが
絵が繊細で独特の空気感のあるお話です。
優しくて切なくて胸がぎゅっとなりました。
【ファイナルキャプター】というお話もこちらに入っているのですが
このお話がとても切なくてハピエンが好きな私には辛かったです。
メリバになるのかなー?
お互い彼女と奥さんがいる中で
当時に気持ちが引き戻されて、でもどうにもならないんです。
悲しい。
どうしようもなく悲しい気持ちになったあとに
表題作の描き下ろしは心が癒やされました。
先生が甘えてるのがたまらなかったです。
私はBLで泣くことはあまりなかったですが、結構泣かされました。苦しくなったし、2人のこれからの事を考えた発言などが多く、色々思わされることがありました。
甘くて苦くてという感じで、キャラもとても好きになります。また、絵がとても綺麗だなと思いました。一つ一つの線が細かくて、どことなく冬を感じさせられました。
本編以外にも2つ短編が入っているのですが、そちらもそちらでなんというかむず痒い、やるせないような作品で、短いのに面白かったです。
「苦しいほど人を好きになったことがありますか?」
美しい表紙、帯に惹かれて購入しました。
【雪解けの恋】
先生と生徒の禁断の恋。王道中の王道ですが、切なさが少し残る作品でした。
高田澄人(高校三年生)×染谷美幸(国語教師)
純粋で一途な澄人と過去にとらわれている先生。
染谷は高校時代に、付き合っていた人(男)とキスをしている写真を写真部に撮られ、その写真をクラスメイトに見られてしまった事がありました。その場は誤魔化すことが出来たのですが、怖気付いた彼氏に「普通の友達に戻ろう」と言われてしまいます。
本気で彼の事が好きだった染谷は、大きなショックを受けると共に、「男である自分を好きなことで、相手や、その周りの人が傷つく事になるかもしれない」と、相手に向けられる世間の目を気にし、恋愛に臆病になります。
でもどこまでも真っ直ぐで、純粋な愛を伝え続ける澄人のお陰で、先生の凍った心は少しずつ溶かされていく...そんな不器用で甘い、そんな2人のお話です。
他の方も仰っていますが告白のシーンや、「雪の中2人で閉じ込められたよう...」といったシーンが何処までもに美しく、そして切なく一度読んだら忘れられません。作中に何度か出てくる染谷先生の泣き顔、赤く染った顔がとても好きでした...!
澄人が東京の大学に進学することで、遠距離恋愛になってしまいますが、その距離さえも2人には関係無いのでは...と思います。
【ルアーノート】
この作品は表題作の雪解けの恋とはまた違った切なさでした。飲み会で酔ってしまった先輩(瀬戸)を、家が近いアルバイト(山下)の家で休ませる。
これもよくある設定ですが、瀬戸が山下の付けてる香水の匂いを嗅いで「メグミ」と誰かの名前を読び、泣き出してしまいます。そのままキス&フェラ...しかし途中で寝落ちてしまい、酔っていたので次の日には何も覚えていない瀬戸。
この後「メグミ」というのは同じ会社で働いている、瀬戸の高校の同級生で、瀬戸がずっと片思いしていたのだと分かります。その思いを伝えることはなくメグミは結婚してしまい、もう一生自分とメグミが結ばれることは無い...。そんな悲しさを埋めようとして、あの日は飲みすぎてしまったのです。
山下は瀬戸の事を気になり始めているが、瀬戸はメグミの事を十何年も思っている。2人の結末は描かれませんが、切なさが残るお話でした。
【ファイナルチャプター】
高校時代仲、の良かった夕と朝哉。
互いに自分の事を好きなのでは?と思ってはいるけれど、関係を壊すのが怖くて言い出すことが出来ない、そんな2人が東京で再会するお話です。
夕には彼女がいて、朝哉は結婚している...これで良かった筈なのに互いの事を忘れることが出来ない。
「こんなに何も生まれない自分勝手な欲望で一体誰が幸せになれるというのか」
何が正解だったのか分からない、どうすれば良かったのか...そこで終わる、余韻が残るお話です。
まさか自分がここまで長々と感想を書くとは思いませんでした。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
桜舞い散る春うららの中、涙する先生を見てしまう。
そんな映像美のシーンから始まる物語。
どこかで見たと思ったら、それは先生だった。
質問をしに行ったりと、先生に懐く高校生、澄人。だんだんと恋愛感情だと気付く。
一方の先生は、恋をしていた幼なじみの結婚で、恋に臆病になっている。
でも若くて屈託のない澄人の一途なアプローチで、心を融かされ、春を迎える。
まさに雪解けの恋でした。
他に、テーマアンソロに収録されていた2つの短編を収録。
1つは発情BLに収録された”匂い”がテーマの作品。相手が好きな人の香水をつけて迫るというちょっと策略的な、でも切ないゲイのお話。
もう1つは背徳BLだそうで、高校生の頃、お互いに想いがありながらも打ち明けず分かれた二人が再会し、片方が結婚、もう片方が彼女がいるという現在。でも10年越しの思いがあふれて。。結論は描かれないけど、どうなるのかな。。
今の生活を捨てるのも難しい選択だけど、この恋を捨てることもできない、と思うのだけど。。
印象に残るお話なので、もう少し長く読みたいなと思いました。
高田(高校三年生)×染谷(国語教師)
ストーリーは生徒×教師の王道ですが、登場人物に過激さがなく、過剰ないじめシーンや口論がなく、軽い当て馬的存在も落ち着いているので、逆に現実味がありました。絵柄やタイトルの雰囲気にあっています。
王道の中でも記憶に残る作品でした。
これが初コミックスと思えないほど演出がうまい!
それ故に印象にしっかり残るんだろうなと思う。
雪の中の告白はかなりの名告白シーンです。演出がいい。白さと冷たさと、赤くなった染谷と2人の熱が想像できて非常に美しいシーンでした。もっとページ数使っても良かったなぁ。
高田は本人も言ってる通り本当に何度も告白するんだけど、中庭のシーンの染谷の涙もかなり好きです。
高田が今後の人生決めるほど染谷に執着した理由がしっかり分かるわけではないのですが、BL漫画らしい綺麗なお話でした。
同時収録の短編もかなりいいです。
ルアーノートかなり好き。でもファイナルチャプターは表題の後に入ってると、複雑な気持ちになる。どう転んでも誰かが不幸になる世界がある。背徳BLかーそうかー
神よりの萌2