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junjo romantica
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズを読み始めたばかりです。いよいよ既刊分はこれがラスト。
今回もウサギさんが幸せそうでなにより。個人的には大好きなキャラの一人であるウサギ兄の登場が嬉しかったですし、ウサギさんと今までできなかった話ができて本当に良かったな・・・と思いました。
でも、未だにどうしてもこのカップルに萌えられない・・・。なんだか温かく見守り、応援するという気持ちになってしまって、ときめいたりドキドキしたり・・・という類の萌えはないのです・・・
今回の「神」評価は、最後に数ページ載っていた、「ミステイク編」に激萌えしたため、この評価となりました。
このカップルにはもう凄く萌えるんです。好きな要素がギュッと詰まっていて・・・幼なじみ、主従関係、超執着攻め、敬語攻め・・・と、これでもか!!!と私のツボを刺激します。
今回は、同棲を始めた2人のケンカ・・・(というか、一方的に井坂さんが爆発して朝比奈を追い出した…的な)。最初は朝比奈がいなくて、うるさいこといわれなくて自由だ~とか、喜んでいた井坂さんが、ことあるごとに癖で朝比奈の名前を呼んでしまい・・・という状況で・・・。
そんな自分に対し、・・・・なあ、俺、朝比奈に依存しすぎじゃね・・・?と気が付く井坂さんが可愛くて面白かったです。
このカップルのお話をもっともっと読みたいです。
・『純情ロマンチカ』act.41~42.5
あまりの堂々巡りに20巻で「新展開を!」とレビューして「中立」評価を付けていたのですが、こちらact.41から始まる21巻もほとんど進展らしきものはありません。卒論に行き詰っている美咲のためにウサギさんが別荘に(眠らせて拉致してw)連れて行く、執事の田中がいて美咲は彼を「セバスチャン」と呼んでボケる…という安定の展開。そこにウサギ兄の春彦が現れる…と更なるいつもの展開が続きます。話の最初だけで「またか!」とうんざりするところなのですが、今回はちょっと違っていました。
act.41の1ページ目に「世界はノートの中にだけ」というモノローグに、くまのぬいぐるみを握る小さな少年の後ろ姿が描かれていて、それは幼い頃のウサギさんで…。
これまでにもウサギさんの子供の頃のエピソードはちらちらと描かれてきたけれど、ここまではっきりと描かれているのは初めてではないでしょうか?父にも母にも愛されていない孤独な少年だったウサギさん。「世界はノートの中にだけ」そんなノートに描いた物語にもいつも孤独の影が付きまとっていたウサギさん。顔も見えない母親の「産まなきゃよかった」というひどい言葉。そして無関心な父親。変な人だからウサギさんへの愛が伝わっていなかっただけだと思っていたのに…。
こんな姿を見せられてしまったらどんなに堂々巡りな物語でも、美咲がウサギさんを大好きで良かった、二人は絶対に離れちゃ駄目なんだ、これからもウサギさんの笑顔をずっと見ていたいんだと強く願ってしまう。中村先生はずるいや。こんなの見せられたら「進展しなくてつまらない」なんて言えないじゃないか(T ^ T)
一人ぼっちのウサギ少年の姿が目に焼き付いてしまったから、act.42で出かけることになった【クマパーク】で美咲と手を繋いで歩くウサギさんの「お前がいれば世界が輝いて見える」という言葉に沢山の想いが詰まっていて、このキラキラがいつまでも続きますように、繋いだ手が離れませんようにと、とても切なくなりました。
クマパークでは上條&野分カップルもコラボしているし、美咲の義姉のお伴だったので、ウサギさんとの関係に義姉が何かを感じたようなそぶりもあり、ほんの少しですが兄へのカミングアウトに続いていくのかな?という期待がありました。
『純情ミックス』編は「誕生日」を巡る各カップルのお話でした。今回は『純情ミステイク』の大人カップルが良かったです!朝比奈の敬語萌えです( ´艸`)クフ
追記
カバー下は『純情ロマンチカ』1巻の描き下ろしact.2.5の裏話。美咲のお見舞いに来たウサギさんのお話です。
今回は、
・純情ミックス、誕生日編
・ウサギさんの幼少期について触れられていた、
宇佐見家の別荘でのお話
・クマパークでのお話
が掲載されていました。
純情ミックスの方は、各カップルの「誕生日」に関するお話でしたね。
ロマンチカは、美咲がウサギさんのためにケーキを作る話で、何だかとても微笑ましかったです。
あと、美咲の料理スキルが相変わらず凄くて、ホント羨ましい限りです(笑)
エゴイストは「残り10分で自分を精一杯祝え」とか、相変わらず安定というか、完全に夫婦じゃないの?って感じで、思わずニヤニヤしちゃいました。
テロリストの方は、宮城さんが料理を作ったけど、実はそれなりに上手かったという(笑)
でも忍くんが一生懸命作っているのが、宮城さんにとっては可愛くてしょうがないんだなぁと、ニヨニヨしてしまうお話でしたね。
そして、ミステイクの方は二人が喧嘩して、朝比奈さんが実家に帰ってしまいます。
最初こそ一人を満喫していたけど、無意識に朝比奈さんの名前を呼んでしまう井坂さん。
結局、誕生日の事を思い出して朝比奈さんを迎えに行き・・・・・というお話です。
私は基本ロマンチカ贔屓なのですが、今回のミックスはミステイクが一番良かったなと思いました。
そして、またしてもウサギさんに連れていかれた(拉致されたともいう)別荘で、宇佐見家の長男で兄でもある春彦さんが登場します。
そこで、ウサギさんと二人で話をするのですが、そこでウサギさんの幼少期の記憶が垣間見られるのですが・・・・・。
まあ春彦さんの方も信用できない人間に囲まれて、かなりの孤独を味わってきた事が分かるのですが、
「世界はノートの中にだけ」という言葉からも伺えるように、途方もない孤独感に苛まれていた小さなウサギさんが、本当に可哀想でした。
というか、ウサギ母の心ない言葉も腹立たしかったのですが、正直ウサギ父に一番ムカつきました。
今までは、不器用故に本心が上手く伝わってないだけなのかと思っていたんですが・・・。
これじゃ、ウサギさん達がウサギ父に心を開かないのも当然ですね。
そして、ずっと孤独を抱えてきたウサギさんにとって、最も愛する相手である美咲の存在がいかに大事なのかという事が、より一層ハッキリした回でもありましたね。
あの扉が開いた時の絵からも、ウサギさんの心を本当の意味で開いたのは美咲だった、という事が分かるようにも思いました。
というかウサギさんを筆頭に、春彦さんや伊集院先生といった、何処か孤独を抱えている人を惹き付ける力が、美咲にはありますよね。
まあ、美咲の相手はウサギさんしか考えられないとはいえ、春彦さんのように応援してくれる人が増えていくのは、きっと二人が前に進むためには大切な事なんだと思います。
そして最後は、ウサギさんやお義姉さんの真奈美さん・真浩くんと一緒にクマパークへ行くお話です。
ついにエゴイスト組とも出会って、美咲がヒロさんからウサギさんの事を託されるという、何気に結構重要な回でもあったのですが。
今思えば、兄家族へのカミングアウトの入り口回でもあったのかな、と思いました。
お義姉さんが初めて二人の事に勘づいた様子を見せた回でもありましたし。
まあ未だにお兄さんの孝浩さんにはカミングアウトできていませんし、何となく最初は反対されてしまいそうな気もしますが、二人にはこれからも仲良く頑張ってほしいです。
本編は『n回目の拉致。ウサギさんと兄対面』と『2度目のクマパーク。美咲とヒロさんが初ガッツリ絡む』の2話。
ヒロさんがウサギさんの事を堂々と託せるようになったのが、野分と幸せな証で感慨深い。
あと兄との会話でウサギさんの孤独な幼少期も深掘りされて、その分今のウサギさんと「楽しい」を沢山更新したいと思う美咲が優しくていじらしい……(´ω`*)
『誕生日』がテーマの純情ミックスも収録されててどの話もほっこりでした。
小説家:宇佐美秋彦×大学生:高橋美咲です。
もう、完全に惰性で購入してますし、萌えるとかでもなく、情で読んでる
感じですね。しかも、全然話が進んでないですし・・・。
美咲の義姉が気付いた感じですが・・・。早く孝浩に言ってしまえよー!って思います。ウサギさんとウサギ兄の子供の頃の話とか・・・
個人的にヒロさんと美咲がしっかりと対面して、はっきりと「頼むぞ!」って
言ったのが、本当に良かった・・・。
【純情ミックス】
今回のお題は「誕生日」でした。
ロマンチカ
突然、薫子から誕生日だからケーキを作りなさいと言われます。
で、まぁお約束で、ウサギさんが嫉妬して美咲がウサギさんのために
ケーキを作る話でした。
エゴイスト
ヒロさんの誕生日だったけど、野分が仕事でヒロさんの誕生日を祝えなくて野分がしょんぼりしてたので、ヒロさんが残り10分間で、とにかく俺を祝え!と言います。
そして指輪を貰うというね!エゴイスト組は完全に結婚しましたね!!
おめでとうございます!!
テロリスト
忍ちんの誕生日だったけど、特にほしいものも行きたいところもないので
家で普通に宮城とゴロゴロしたいと・・・。そして宮城が料理をするのですが、忍ちんが少し怒ります。
料理できるじゃねぇかと・・・。でも宮城は味とか見ばえはあれだけど、
その気持ちが嬉しいし、俺のことが好きなんだなって伝わるからって・・・。
そして照れる忍ちんが可愛かったですね!!
ミステイク
今回、熟年夫婦が珍しくケンカをしました。1日だけ別れて暮らそう!
ということで、朝比奈は実家に帰りましたww
最初は一人を満喫していましたが、無意識に朝比奈の名前を呼んでしまう・・・
しかも冷蔵庫を見て、今日は自分と朝比奈の誕生日と気付いて、
朝比奈を向かえに行くという話でした。
ていうか、誕生日同じなんだwwって思いましたね。
全然話が進んでないですけど、一体何巻まで出すつもりなのかなぁ~って。正直、早く完結してほしいと思ってます。
ストーリーもワクワクしたりしんみり考えさせられたり
エロも安定の面白さです!
今回さらにお互いがそばにいる理由を突きつけられた1冊でした。
卒論がまったく進まない受け様がウダウダしていたところ
気分転換にお酒→酔っぱらい→起きたら別荘→セバスチャンと、
デジャヴ!!
私も「あれ?」本ダブり?ってぐらいデジャヴでしたw
ウサギ兄のまたしての登場ですが、本当に受け様の幸せを願っているようで
安心しましたが、少し寂しいw
あとはクマパークに行って、さらに攻め様が寂しがっているという
現実を突きつけられる受け様・・・
ほんとのほんとにズッと一緒に住む!!と決断するのは、あとどのくらいでしょうか・・・
「純情ロマンチカ」
美咲はまだ卒業していません。
というより、卒論がどうなるのか、書けるのか?という崖っぷちで、宇佐見が美咲に酒を飲ませて別荘に拉致する、という前にもあった展開がまた現れます。美咲曰く「デジャヴ感…」。
するとそこに兄・春彦が偶然来て…
しかし、春彦はもう宇佐見と美咲の仲を引っ掻き回す存在ではありません。春彦と宇佐見の会話から伺えるのは、宇佐見の孤独で哀しい子供時代。
宇佐見に自分がいて良かったのかな、と思えるようになってくる美咲です。
それって、何もかも持っててしかも溺愛してくれるスパダリ・宇佐見と、何者でもないのにただ見初められて可愛がられる美咲の格差CPストーリーから一歩段階が進んだ展開、という事なのかな。
上條にも、美咲がM大の学生で尚且つ宇佐見のお相手なのだという事がバレて、めでたく(?)上條にも公認の仲になる、という展開。
後半は「純情ミックス」。全て「誕生日」がキーのエピソードです。
「ロマンチカ」は、宇佐見の誕生日を祝うエピソード。
美咲は宇佐見を喜ばせたい、宇佐見は美咲となら嬉しい、というパーフェクト両想い。
「エゴイスト」
上條の誕生日。野分からのプレゼントを自分で見つけてしまった上條ですが、当日はいつも通り急患続きで一緒にいられない。当日残り10分でのお祝いになったけど、2人は甘々です。
「テロリスト」
忍の誕生日にディナーを作る宮城だが、上手なので忍がいじけて怒り出す。
あー忍ってメンドクセ。宮城は偉いわ…
「ミステイク」
朝比奈と喧嘩して、丸1日離れる井坂。だがついクセで朝比奈を呼んだりして。
ふと冷蔵庫を開けた井坂は大変な事に気付く…それは…
井坂と朝比奈の誕生日って同じ日なんですね!
迎えに行って謝る井坂は可愛げがあって良い。帰り道手をつなぐこの大人CPが一番甘々なんじゃ⁇
基本的に「進展」はしてない巻だけど、そろそろ兄・孝浩にカムアウトするか⁈お義姉さんが味方になってくれる気がします。
メインである純情ロマンチカの短編3つのほか、誕生日を題材としたほかカプのお話。
それぞれページ数は全体の1割くらいで超短編。
進展はほとんどなし!少し飽きが…。
【純情ロマンチカ】
「ウサギ兄と再会編」
卒論を書くために避暑地という名の宇佐美邸へ。そこで偶然、ウサギ兄がやってきてウサギさんへ忠告します。
「兄夫婦と一緒に遊園地に行く」
美咲の兄である孝浩が仕事でクマパークに行けなくなり、代わりに義姉と子と美咲、ウサギさんという異色の組み合わせ行くことに…。
素振りこそ見せないものの、おそらく義姉は気づいたのでは…?
「ウサギさんの誕生日」
誕生日である薫子さんの要望で手作りケーキを作ることになった美咲。
ウサギさんも欲しいと強請り、幼い頃に寂しい誕生日を過ごしていたことを知ります。甘々。
【純情ミックス~純情エゴイスト編~】
上條の誕生日でワクワクする野分でしたが案の定、残業で返ってきたのは誕生日の終わる10分前。
ガクリと落ち込むも、前巻で宣言していた指輪を渡し、相変わらずラブラブでした。
【純情ミックス~純情テロリスト編~】
忍の誕生日のリクエストはお家でゴロゴロ。
宮城がせっかくだからと手料理を作り、何でもできる様に落ち込む忍だったが…。
【純情ミックス~純情ミステイク編~】
ケンカして実家に帰った朝比奈。
追い出した井坂は、せいせいしたかと思いきや、ことあるごとに朝比奈の名を呼んでしまい依存していることを自覚します。
また、くしくもこの日は二人の誕生日。
井坂が呼び戻し仲直り~。
話が進まないというか、問題がないから何も解決する必要がないって感じでしょうか。ちょっとした日常を通して二人の見えない親密度だけは確実に上がっていくので、関係を揺るがすような横やりがないんです。しいて言えばウサギ家の関係でしょうが、今更二人の矢印は揺れ動きそうにないので茶番にしか見えません。ライバル関連もそうです。
さらに今回、ウサギさんの過去が明かされましたが、これも今更感が漂います。
過去を踏まえて改めて一巻に目を通すと美咲(片思い相手の弟)に無理やり手を出したところなどウサギさんの傍若無人ぷりが違和感あるような気がして、それもちょっと…という感じです。
根本的に一話で終わるはずだった話を何度もやらせて、20巻以上出させているのがグダグダになった原因じゃないですか?長期連載が決まった時にストーリーライン見直すべきだったのでは?
ホモが痴話げんかして、ぶつかって、仲直りHするって話を同じキャラで何本も作るのは流石に限界がありますよ