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『10DANCE』が連載中なのでうっかり忘れてましたが、井上佐藤さんのエロはすんごいエロいですねえ…。圧倒的な画力に支えられたセックスシーンは本当に圧巻です。
井上佐藤さんの初コミック『エンドルフィンマシーン』の五樹先生と、青野副院長のお話。
『エンドルフィンマシーン』を読んだときになぜ五樹先生にセクハラ疑惑がかかっていたのかすごく不思議だったのですが、ああ、なるほどこういうわけだったのか、と納得。
五樹先生に魅せられた青野先生と、そんな青野先生を想う境田くん。
青野先生視点でストーリ展開がなされ五樹先生と境田くんの心境はほとんど描かれていないにもかかわらず、青野先生と境田くんの恋心がきちんと描かれています。
青野先生と境田くん。
どちらも相手に想いを伝えることはせずに胸のうちでどす黒く立ちこめる恋慕の情。ゆえに、さわやかで、甘々な作品ではありません。
どちらかというとダークな作品ですが、こういった話のほうが井上佐藤さんの絵にはあってるんじゃないかなと思います。
これ、続き描いてほしいなあ。境田くんに、鬱屈した想いを抱えた青野先生を幸せにしてあげてほしいです。
たった30ページの短いお話ですが、その短さの中で二人の恋心がきっちり描き込まれていて素晴らしかった。
電子書籍で購入。雑誌掲載のものをこんな形で読めるのは嬉しい。ネタバレしていますのでお気をつけください。
『エンドルフィンマシーン』のスピンオフ作品。読まなくても刺激的ですが、読んだ方が面白いと思いました。
青野副医院長(受け)による五樹先生への妄想と
それを見守る境田(攻め)との関係が描かれています。
青野副医院長はメガネの痩せた神経質でプライドの高そうな医師。境田は医院で働く理学療法士。
整った顔をした男としか思っていなかった五樹が女性と親密そうにしていたところを目撃してから、青野の悪夢がはじまる。
青野はもともと五樹に理不尽にあたっていた。
自分の気持ちを否定したいからか、五樹にますます辛くあたる。
五樹に会えばあうほど、いやらしい夢をみる青野。
数年経っても、白昼、五樹先生で妄想し仕事場で自慰をする。そこに境田が入ってきても気付かない。
「何年かかっても助けてあげる。」
境田はそう言いながら、ズボンの中から取り出したものを青野に咥えさせる。この時の境田の心境を思うと切ない。
道具での自慰があります。30ページのうち10ページが淫靡なページでした。
エンドルフィン読んでる人にはお薦めです。
後日談というか、どうして、そんな事をしたのかがお話であり、事情がよくわかって、あー報われ無いからなのね!と納得しました。
だってそんな嫌がらせひどい、て医院にとって打撃あるでしょうに!と思って読んでいたので、スッキリしました。
そして自分も執着されてしまうのなんて、なかなか良いですよね。自分のツボにかなりハマりました!コミックスに未収録ですし、井上佐藤先生作品がお好きなら、ぜひ一読をお薦めしたいです。
2012年の『麗人uno!vol4』職業・制服特集に掲載されていた作品の電子版。30ページの短編です。ファーストコミックス『エンドルフィンマシーン』のスピンオフに当たります。エンドルフィンで五樹先生にストーカー行為をしていた青野副医院長のお話。
エッロ〜い\(//∇//)\やっぱり井上佐藤先生のお話はなんともねちっこく淫靡ですね。エンドルフィンを読んでからの方が数倍楽しめます。こちらを読んでからエンドルフィンを読むと言うのもいいかもしれません。五樹先生のフェロモンに囚われてしまった青野副医院長の内に秘めた(漏れまくりだけどw)淫蕩さがすごいのですが、それ以上に気になるのが、青野の一番そばにいる理学療法士の境田です!スーパーS攻めの香りがして、とってもいいっ!これは続きが読んでみたい(≧∇≦)
年下で従で冷静な攻めと、実は淫蕩な副医院長、うわぁ〜すごそう!
年末に電書ストアへザザッと大量リリースされた麗人uno!の単話売りコミックの中にあった作品。
雑誌は買わないようにしているので、単話で読みたい作品だけを単行本化待たずに選んで読めるの嬉しいです!
音楽と一緒で、こういうのってデジタル販売の強みですね。
竹書房さんありがとう。
「エンドルフィンマシーン」に登場する副医院長の青野先生を主役にしたスピンオフです。
30ページほどの短いお話ですが、めちゃくちゃエロいです。
「ポルノトピア」のタイトルに偽りあらず。
老若男女問わず人を惑わす人たらし=五樹先生(byエンドルフィンマシーン)に囚われてしまった青野副医院長によって繰り広げられる、夢と現実の境目さえ曖昧な妄想エロス、めくるめく官能の世界です。
以前何かのレビューに書いた気がしますが、私の中でのキングオブBLエロは井上佐藤さんなのです。
その後沢山の作品と出会いましたが、未だそれは変わらず。
この方の描かれる男の淫靡さは頭一つ抜けていますね。
表情、キャラが纏う空気感、肉体描写、アングル…どれをとっても非常にエロティック。
本作でも存分に堪能させてもらいました。
大満足です!
本編の方で気になる感じではありながらもあまり深くは触れられなかった副医院長の五樹先生に対するおかしな執着はそういうことだったのかと。
すごく良いところで終わるので続きが読みたいです!
これ、コミック1冊まとまるくらいまでもっともっと描いてくださらないかなぁ。
この二人のこの先、すっごく読みたい。
本編より好みです。
エンドルフィンマシーンのスピンオフですが、こちらはブラックな雰囲気のお話でした。
戸川に五樹の素行調査をさせていた謎の副院長が登場です。
このお話は受け攻めなく終わっているのですが、副院長の妄想の中では受けが副院長、攻めが五樹です。
副院長は自分の思い通りにならない五樹のことを目の敵にしていましたが、ある時から五樹に犯される夢を見るようになり、とうとう幻覚?までも見るようになり、ほとんど壊れかけてます。
嫌いと好きがグチャグチャになってしまうとこうなってしまうんでしょうかね。
話がもう少し続いていたら、リアルで境田が攻めているんでしょうか。
私はebookで買ったのですが、肝心なところが白抜きでした。
副院長の堕ちてゆく大事なシーンなのによくわからないところがあり…
そこだけ少し残念でした。
「エンドルフィン・マシーン」で、五樹先生の素行調査を依頼してきた副院長のおはなし。
五樹が新人として青野整形外科の下請けであるA整体院に入ってきた時から始まります。
顔がいいだけ、東洋医学かぶれ、思い上がって、患者の人気取りして。ああ鬱陶しい。
その顔で、オバさんを釣っているんだろう。
…と、どんどん五樹にキツくあたるようになっていく青野。そして。
青野のイラつきは、五樹にカラダをまさぐられ、いじられ、イきたいのにイかせてもらえない、という淫らな悪夢に変貌する。
青野が第一印象で五樹に抱いた何ものか、それはおそらく一目惚れのような何か。ただそれを決して認められない自分自身の常識が、五樹への攻撃と、そんな相手に嬲られたいという昏い願望に変貌する。
さて、この短編の結末は私には意外でした。
だって、ゆがんだ恋心と執着が妄想と粘着にすり替わっていく淫靡さを描いて、もっとどろっとしたホラー仕立てになるか?と期待してたんだけど、あらま。そう終わるのか。
…という事は、五樹は意地悪され損じゃないの!
そしてその後「エンドルフィン・マシーン」でも妄執というか、まだ青野は五樹にこだわってるのです。
エンドルフィンマシーンでは、
顔出しゼロの黒幕的な存在でしたが、
この話ではメインの青野副医院長先生。
東洋医学の考え方を嫌い、
若い奴の思い上がりをうっとうしく思って、
五樹に対する態度はどんどん硬化していく。
しかし、五樹の施術(短時間)を試しに受け、
夜の繁華街らしき場所で、年上の女と五樹の
キスシーンを目撃してから、彼は悪夢を見続けるようになる。
悪夢では、淫魔のような五樹に乱されまくる青野先生。
青野先生が五樹の実力を認め、
片腕として傍に置くことができていたら、
こんな結末にならなかったと思いますが、
あらすじにもあるように、これも『愛の形』。
数年経っても悪夢から抜け出せないでいる青野先生を、
境田理学療法士が助け出せるのは何時になることか…。
ダークな内容は自分の好みとは違うため、
低めの評価となっていますが、
エンドルフィンマシーンとはまた違った
テイストを楽しみたい方は読まれるといいと思います。