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J no subete
初めから読むと色んなことに意味を感じたくなってくる
Jが施設にいた頃、あの年頃でおし黙って過ごしたことでもしかして変声期で苦しむことを免れられた?それとも、声が変わらず済んだのかな?そして性器を切る残虐な虐めを叫んで逃れられてなかったらジーンはいない
Jはオカマ自称してるしケロッと「それはいいっこなしよ」なんて済ませてる風でいて本当は「男じゃないもん」だったんだよね
リタの心も体も女で女扱いが嫌で男みたいな格好してるのとJのは違うのね
Jは自分のこと女だとしか思ったことないのね「本当は女なの男の格好してるけど」て、それが本当なのね
Jとアーサーとリタの三角関係、みんな若すぎたのかな
アーサーもオカマの彼氏だってこと受け入れられなくて、リタはすれてなくてきれいに見えたんでしょうけど好きになる程の何かありました?てなったわ
あのときアーサーがリタを口説いたのってリタが女だってことしか理由ないのではないかと思えてしまう
出会った初めからずっとJに失礼に見えるけれどあれでかなり理解のある方の人なんでしょうね
Jのこと変態とか思ってるんではなくて性自認の不一致だと思ってる唯一の人ではあったように見えるけどさ
そうなると変態なのは自分の方ってことになっちゃうからああだったのかな
でも身体で繋いでいいように使うってやっぱり酷いんだよ
ある種水商売の女扱いとも言えるけれど
リタを抱いたときのJ、自分を虐めてリタを貶めてアーサーに当てつけて酷いのにジーンはやってきた
リタは幼稚だったしアーサーはリタがJを好きなことで自尊心やられてJを傷つけて、Jはあれがギリギリのバランスだったのに格好だけ男みたいな女に荒らされてあんな風になっちゃった
女の側でいるためにあんな酷い目に遭った後で女でいたくないって女から男として見られた挙げ句に情夫を寝取られたって、最悪
しかも妊娠するなんて、Jをとことんまで男にしてしまうリタの存在は残酷過ぎる
ジーンのこと、Jが娘だと受け入れていること、Jが強くて本当に強くて唸ってしまう
刑務所に入ったり親戚に受けた虐待のことで詰られたり、それらをみんな自分が変わってるからって、好きな人を巻き込みたくないからってあんな怖いことしちゃって、助かってよかった
Jが悪かったことなんかあるんだろうか
まぁ、女に生まれていたとしても子供が寮抜け出してクラブで歌っちゃダメだけどさ
女として扱われるのに性的に振る舞うしかないって思ってるのは残念だから、最後ポールと暮らすJが家では過ごしやすそうな普通の服装でいるのがなんか良くて、出かけるときは女性らしいおしゃれをしていて、家にいるときは家にいる女みたいにデニムとかなのね
オカマと婆さんの結婚式、やったらやったでみんな幸せに感じそうな気もするよね
モーガンもポールへの複雑さはあれどJのこと懐いてた後輩としてかなり愛してる風に見えるから祝ってくれそう
モーガン、親のためにあんな風にしなきゃならなかったの気の毒だから、自分の人生を幸せに生きてほしいな
同級生シリーズから中村明日美子先生を知り、先生の他の作品も読み始めたのですが、この作品は同級生シリーズと並んで、明日美子先生の作品の中で最も好きな作品です。
同級生シリーズを読んだ後にこの作品を読んで、先生の作品の振り幅はどうなってるんですか?!?!とめちゃくちゃ驚きました。
読後、壮大な映画をみたような深い余韻を味わうことができます。
Jが本当に魅力的。ポールが好きになるのもわかります。
最後は幸せになることができて本当によかった。
語彙力が全く無いことをお許しください。
とにかく読んでください!!!!
神評価や秀逸なレビューが多い中、頭の悪い感想ですが、こういう読者もいるということで失礼します。
(旧版で読みましたが投稿不可になっているため、こちらへ)
2巻がきつかった分、極上なラストで報われた。
Jとポールが結ばれて本当によかった。
子どもの性的虐待なんてもう見たくない(^^;)
その後の人生が、きつくなるのも、痛いほど伝わる。
ポールと再会した時の、それまで見せたことない少女のようになっていたJがかわいらしかった。
ポールを自分の人生に巻き込んではいけないというJの気持ちもわかる。
保守的な偏見に凝り固まっている人々が自身らは正義だと大多数で、それらの人々からJと自分を守らなければならない、とポールに言ったエドの言葉が真理だと思う。
でもそんな世間に負けず強くなったポール。
Jと一緒になれてよかった。
あとがきにあったように
「最初から強い人間なんていないのですね」
ですよ。
ポールの伯母も、保守と偽善の塊でなくてよかった。
モーガンも良い奴だった。
Jの名前は最後までわからないままだったな。
(※旧版を読んでの感想。)明日美子先生の画力に唸らされる最終巻でした。途中でJのぐちゃぐちゃな心が描かれていたシーンには、目を背けたくなるほどだったけれど、一方でとても引き込まれるんですよね。Jの人生で最初にして最大のトラウマ。父とヤっているところに母がやってきて、自分の頭上で父を殺される衝撃。彼はここに来てようやく、当時は出せなかった感情を露わにします。
父も憎めず母も憎めず、女になりたがった自分を心のどこかでずっと責め続けていた彼の悲痛な叫び。それを全力で受け止めてくれたポールは、学生の頃とは違い強くなったなぁと。最後は綺麗にまとまっていたけれど、Jと母親が再び穏やかに話せるようになるまでの経緯や、Jとリタや子供との会話が描かれなかったのが少し残念でした。お母さんの方はJのことを覚えていたのでしょうか。その辺りは読者の想像にお任せしますってことなのかな。でも、温かい終わり方だったのですっきりと読み終えられました。