雷神とリーマン

raijin to ryman

雷神とリーマン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神141
  • 萌×226
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
21
得点
853
評価数
187
平均
4.6 / 5
神率
75.4%
著者
RENA 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
クロフネコミックス
シリーズ
雷神とリーマン
発売日
価格
ISBN
9784799726914

あらすじ

ゲイの大村は失恋を機に色事から遠のき、日々を味気なく過ごしていた。
いつものように仕事に疲れ自宅へ戻ると、部屋の中にフワフワ浮遊する不審者を発見。
不審者曰く「神でいるのが嫌になった。お前、俺を人間にしろ」
事態が飲み込めぬまま大村の疲れは極致へ達す…!

嘘か真か神とリーマンのシェア生活、はじまりはじまり。

表題作雷神とリーマン

雷遊(雷神・長生き)
大村(サラリーマン・28歳)

レビュー投稿数21

まさしく神!

今年読んだBLの中で今のところベスト。
非BLだそうですがふつーにBLじゃないですか。
数日前にシリーズ読み終わりましたが、BがLしてこちらがキュンキュンと悶え萌えたのでBLですよね!

以前ブッ◯オフで見かけてその時パラパラめくってそのままでしたが、ちるちるの談話室で泣けるBLだとのコメがあり電子で購入。
私ネットが見られるデバイス、今スマホしかないんです。
つまり紙本みたいに隣で広げて文章を引用したりが
難しい、、、
なので引用文の細かい間違いは赦して下さいね。

この作者様はお話の結末は連載前にきっちり決めて変更など考えなかったのではないかと思いました。
人気シリーズだったので多くの女子がいろいろ希望を送ったのではないかと思いまして。

2回目読んで最初読み飛ばしていた一巻の最後、
「それは人間になりたい神様の長い長い歴史の中のほんの一幕のお話」
とあり、読みようによってはどうとでも取れる、つまり最後の結末も定まっていたかも分からないと捉える人もいるかもしれません。
が、私はここではっきり五巻ラストを示唆している文だと捉えています。
泣けるラストなのです。
でもそれだからこそ人の心に残るシリーズなんだと思います。
いろいろツッコミたい箇所もあるにはあるんですが、そんな事を忘れてしまう貴い雷神と優しいリーマンのお話。
人外はちょっと、泣けるのはちょっと、、という貴女(わたしのことなんですが)にも是非読んでいただきたいのです。

1

迷ってる人は絶対買って!!!

神と限界社会人があったかい日常に幸せを感じていくほのぼの(一応非BL)作品。

人間に興味津々な神、雷遊は人間世界のことを知って瞳をキラキラさせる可愛さとかっこよさのギャップが激しすぎる…ギャップの良さを全部詰めたようなキャラクター。
リーマン、大村は所謂社畜というもので日常の中のあたたかさを忘れてしまっていた……のですが、雷遊と出会ってその毎日が激変。笑った顔、照れた顔が最高に可愛いです


この作品にはいつものように本屋に行ったらBLコーナーで出会いました。異色を放つビビッドな色合いが気になり手に取ってみるとなんだか面白そうな表紙。絶対的信頼を寄せるちるちるさんの評価レビューを見てみたら驚きの4.6!基本4.2以上くらいがよし買おうっていう基準なので迷わずカゴにイン。

さすがはちるちるさんで高評価なだけあって衝撃を受けるほど面白かったです。大阪が舞台だからかテンポもよく、コメディみもあったので笑いたい人にもおすすめ。あと一応非BL作品らしいのですがBL要素も結構入っているように思えました。ピュアで初々しいBLとしても楽しんでしまいました。また笑いとどきどきの中に混ざる雷遊の確信を付いた言葉にも胸を打たれました。

いや〜久しぶりにめちゃめちゃ濃くて上質な作品に出会えることができて本当に嬉しいです。多分置き間違えだと思うけどBLコーナーに置いてくれた店員さんナイス!

2

5巻完結

完結したので一気読みです。RENA先生といえば某お絵描きサイトで今◯俺の二次創作をされていたのが懐かしい…pixivを見るとこの作品も某サイトで描いていたのがタッチからわかって感慨深いです。まずまずの長期連載になりましたが綺麗に完結しました。自分の好きポイントは雷神の魅力がほぼほぼ。ガタイが良くてキュートなんて最強です。チート気味だけど神だからしょうがない。
序盤はちるちるでも非BL扱いの通り、異邦人襲来モノの現代社会に不慣れなあるあるがメインで、軽いBL風味とコメディがライトなBL層にも受けた印象。3,4巻あたりからぐっと重くなっていきます。この雰囲気が好きだった方はこのままずるっと引き伸ばしてくれた方が嬉しかっただろうか。

3

ラストでじんわり泣ける

タイトル通り雷神とリーマンのお話。
不法侵入の形で始まった二人の同居生活は、おにぎりにホクホク笑顔を見せる雷遊と、雷遊の好みすぎる見た目に流される大村のチョロさのおかげもあって、わりとすぐ和やかなものに。
コメディかと思いきや、雷遊の世界が垣間見えるとゾっとすることも。だが各話の間に挟まれるおまけ漫画がふっと笑えるものになっていて、緩急がとても心地良かった。

神である雷遊の目を通して見る人間世界は歪で、「当たり前」と言い聞かせる日々も本当は辛い。そこを改めて見せてくる描写はしんどいが、雷遊がそれを一切否定せず、学び吸収していき、かつ考えを主張するのがすごく良かった。

雷遊の夢は伏線になるのかな?大村の働く様子を見てもなお人間になりたがる気持ちが変わらないのはすごいな。
掃除機かけに便利な雷遊がお気に入り。あれは本当に羨ましい(笑)

ラストはずっとただ眺めるだけだった指切りの意味を初めて知る雷遊。一人ではできなかったことで、二人の笑顔がめちゃくちゃ良かった。ここでじわっと泣いた。

個人的には恋愛に発展するより、まっすぐ家族愛的なものになっていく方がしっくりくる関係性。長く生活を共にする熟年夫婦のように、穏やかな二人をいつまでも見たいと思う。面白かった!

0

先入観なく読んで大正解!

最初絵やマッチョが好みではないわぁなんて思いながら試しに読んだらおもしろい! 紙本1巻買い、通して読んだらめちゃくちゃおもしろい!
雷遊が神さまらしく心響くこと言ってイケメン✨と思ったらめちゃピュアで超かわいい 大村の大阪弁ツッコミも好き。
今のところ、4巻まで出ていてエロはないけど、萌えはたくさん
恋愛というより、人間同士の思いやり、絆とか、一緒にいることの尊さとか…言葉にすると陳腐だけど、自然に笑いながらキュンとしたり感動したり、とてもいい作品✨
5巻で完結かも

1

いいお話ですね。

なんか良かった!温かい気持ちになります。

孤独な大村の所へ突然雷神がやって来た!
最初は絵がどうかなあと思いましたがすっかりお話に夢中になりました。

大村の失恋やブラック企業の営業という激務からの味気ない生活。人の温もりも共に過ごす楽しさもなくても平気になってた。

雷神は最初はとんでもない神様が居座っちゃったよ!と思ったけど、さすが神様。言うこと感じることさすが違います。

人間になりたい雷神が大村と過ごすうちに色々知っていくのもいいし、大村も直球で素直で深い雷神に人の温もりや楽しさを思い出して。
そりゃ惚れてまうやろ!って感じですよね。
でも雷神もないはずの鼓動が大村との夢で動いて。

なのに非BLなんですね。

大村の過去の失恋が切ないけど、雷神にはちゃんと好きって言えて人間にしてやる!って。頑張れ!
雷神が登場の時の傲慢さが、最後まで読むと意外ですね。大村といるうちに変わったのかな?

1

じわじわ面白みが増す作品です。

最高に面白いです。
ギャグのつもりかそうでないかが分からないくらい素で可笑しい二人(笑)
どこか可愛げがあるユニークな登場人物たち。
でも、切実さがひしひしと伝わります。
読み進める度に面白みが増すお話です。
3巻まで行くともう切なすぎて泣きますね(笑)

読んだことがない方は騙されたと思って読んでみてほしいです。
じわじわきます。(笑)

2

人を好きになれることの尊さに気付かされる

 ある日帰宅したら自分の部屋に雷神が居座っているというファンタジー展開から始まる物語ですが、ゲイであることや仕事に追われる日々に疲弊しきっている主人公・大村の心が癒されていくハートフルストーリーでもあります。雷神こと雷遊は、40億年以上も前から存在していて、神でいることの退屈さに嫌気がさし、人間になりたいと思ってたまたま大村の部屋に落ちました。自分だけではどうすればいいのか分からないため、何年かかってもいいから自分を人間にしろ、と大村に命じます。

 最初は雷遊を鬱陶しがっていた大村も、段々真っ直ぐ過ぎる彼に絆されていきます。好きだった男性に想いを伝えることもできず、ゲイであることを卑下すらし始めていた大村。雷遊に、人間達が許さないのならその男を愛したことを俺が許してやろう、愛したことを胸を張って誇れ、と言葉をかけられ、涙を流しながら未練や卑屈な気持ちを断ち切ることができるのです。好きでいることを誰にも許されない閉塞感ってきっとすごく重いものですよね。ようやくそこから解放された大村には、自分に自信を持って生きていって欲しいなぁと思いました。

 雷遊に人間の生活を教えていくなかで、彼が大柄で強面な見た目に反して、純粋で優しいことを知っていく大村は、やはり彼を好きになってしまいます。そもそも人間じゃないし、性差という概念すらない雷遊がその気持ちに応えられるかどうかは分からない。でも、少なくともその感情を許されるなら、と大村は堂々と雷遊に好きだと伝えます。生涯をかけても必ず人間にする、と雷遊に誓った大村は、生き生きしていて冒頭の姿とは見違えるようでした。雷遊が人としての温もりを得て、大村も自分らしい生き方を確立できるようになっていく様子を見届けたいと思える1巻でした。

0

ギャグだけど感動する(本当です)

はじめギャグ本だなーと思って読んでたらいきなり感動シーンにやられて泣かされました
雷神ってキャラ設定でしょっぱなからギャグ全快なんですが 途中からもうさすが神様かよ…っていう漢っぷりで物凄い格好良く見えるようになります(本当です)
リーマンはゲイで仕事も大変で色々抱えながら頑張って生きてる普通の人間です 和ませてくれるし応援したくなるし読んでるうちに凄く愛おしく見えるようになります

久しぶりに神かよ…って思うBL本でした
あとpixivコミックに大量に書き下ろしがあって無料で読めます 神です
軽く読めて元気になれて和めるし感動する すごく人に紹介したくなるBL本でした

2

表紙だけではわからない?試し読み推奨

「本橋兄弟」からRENA先生ファンになり購入です。

表紙を見ると、情報量としてはファンタジーなのか、ガチムチ系なのか、ちょっとヤ…っぽいような…と戸惑いがちかと思うのですが、中身はとてもあたたかく優しいピュアな絆の物語。

これは余計なことは言わず、pixivコミックでの試し読みをおすすめします。
どこから読んでも空気感はわかると思うので、そちらで「いいかもしれない」と判断された方はぜひ購入をおすすめします!

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う