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public school ori no naka no ou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あまりにも有名なこちらのシリーズ。
実はかなり前にこの1巻を購入していたのですが、その際は序盤のエドの冷淡な態度にモヤモヤしてしまい、序盤で脱落。。
長く本棚で温めていたこちら、外出するにあたり携えて出かけ、読み始めたら…
ページを捲る手が止まらない!!
なんで、なんでこれを放置していたんだ、昔の自分。。と激しく後悔しました;
攻めのエド視点がないため、あくまでも受けである礼の目を通した描写で想像し察するしかないのですが、礼に冷たく当たるしかないエドの苦しみ、心のうちを考えると泣けてきてしまった( ; ; )
幼少期のエドの、不器用ながらも彼なりの優しさと愛をもって接する姿。それが彼の精一杯の愛の示し方なんだな、とどこか微笑ましくも思ったけれど…
現在のパブリックスクールでの冷淡な態度に隠された思いと愛、執着を想像すると、胸が締め付けられる。。過去⇄現在の対比が本当に見事で、エドという人物に心を鷲掴みにされてしまいました。
またエドが独占欲と執着を隠しきれなくなるきっかけとなったキャラ、オーランドの語る言葉がもう、一つ一つが痛いほど、ストレートに刺さる刺さる。
礼が開眼していくのと同時に、自分の中の扉も開かれてハッとするような感じ…
2人のうち1人なんて選べないや、と思うほど、オーランドというキャラにも夢中になってしまいました。
終盤の食堂でのお仕置き?エッチの濃厚さもたまらない。
こぼしたビーンの数だけ突き上げるとか、やってることは鬼だし酷い!と思うんですが、初めて礼に突き放されたエドの絶望や怒り、執着心がこれでもか!!というほど伝わってくるんですよね。で、もう胸打たれてしまう。たまらなく心が傾いて持っていかれる感じ…
読み終えた今、一仕事終えた後のような疲労感を感じ、ちょっと放心しています。
まだまだすれ違いのさなかの2人の心。
これは、続刊を読まずにはいられない、、
じっくり大切に、シリーズを追っていきたいと思います。
舞台はロンドン、パブリックスクールなんて好きしかないそこに放り込まれた日本人の礼、優しい母に育てられて純粋で疑うことを知らない礼が様々な思惑が飛び交う場所で生きなければならないのがとにかくかわいそうで エドの激しい執着は感じるけどとにかく酷い。怖い。それぞれの思惑がまだまだ見えてこないから礼が心配です 【きみの想像力は、一生涯君の杖になってくれる⠀】というある人の言葉が今作ではとても印象に残った。この言葉がきっかけで礼が閉じこもっていた狭い世界から一歩出ようとすることになるから。
パブリックスクールシリーズの一冊目を読み終えたところでレビューしています。
エドとレイ、2人の未来はまだここまで読んだだけではわからないところですが。。。
その時点で思うことは、エド!!!なにか重く深い理由があるんだろうけど、レイを大大大好きなんだよね!レイに優しくしてあげて!お願いだから、君の心の中の本当の気持ち、深い愛情を示してあげて!!って、切に思っているところです。
あー、レイはせっかくできた素晴らしい仲間と演劇に参加できるんだろうか?(きっと2巻でできるはず?!)
それにしてもレイが、ひどく辛く寂しい状況化でもひねくれたりせず、まっすぐな、美しい心のままで、人やエドへの愛を持ち続けるところも素晴らしいし、よき仲間に出会い、認められて、変わろうとし、成長していく様も、読んでいて心うたれました。
あー、続き、すぐに買って読もうと思います!
今まで商業BLは漫画しか嗜んでおらず小説は読んだ事がありませんでした。苦手意識が特になかったというわけではないのですが偶々この小説の表紙に出会い心惹かれ、読ませて頂きました。
英国BL、洋画の世界でしか触れたことがありませんがどの時代もやはり同性愛に偏見を持っている人が多いというのは世界共通で、それが痛いほど伝わりました。
主人公の礼は半分イギリスの貴族の血を持つ父と日本人の血を持つ母との間に生まれた子でいわば混血児。カップリングは礼の義兄の息子エドワード(エド)でいわゆる近親系なのですが血のつながりを超えてエドをずっと愛している礼の純真さ、儚さがとても切なくその設定をつい忘れて読み耽っていました。英国貴族の世界では混血児は邪な存在として扱われ、前半部分は只々礼が切ない待遇を受けるシーンが殆どで胸が苦しくなります。たとえ苦しくてもエドという存在があるだけで礼はエドを愛し、その愛の強さで頑張って生き続け、とある人物との出会いで彼は世界へと羽ばたこうと一人で自立する様が後半部分では描かれます。と思いきや、まだまだ雲行きが晴れることは無く全てのページにおいてとても切なさ半端なくページを捲る手が止まらず、気付けば『八年後の王と小鳥』まで読破しました。またこのシリーズは全巻買ってから読むことをお勧めします……。本当に、この『檻の中の王』だけで読むと中途半端すぎて毎日ずっとこのエドと礼について悶々と頭を悩ませる日々が続きます。私がそうでした泣…。本当にもっと早くこのエドと礼の物語に出会っていれば良かったなと思ってます。
視点はほぼ礼ですが読んでいてエドの心情も描かれていませんが態度や情景描写でそれらが表現されていて樋口さんの文才さに感動しました。
個人的にギルというキャラが最後の最後で大好きになりました。結局どんなキャラも愛せますが笑。何せ『愛』が主軸なお話しなので。
因みにキャラの名前が洋画好きな人にとっては何か聞き覚えのある名前がちょくちょく出てくるので色々と妄想しがいがあって楽しめます(個人的に
こちら大好きなシリーズです。再読したのでレビューします。ネタバレは少なめです。
受けの礼は12歳で唯一の家族である母を亡くし天涯孤独となりますが、母親譲りの愛情深い人です。
攻めのエドは、地位も能力も美貌も何もかもを持っている貴族ですが、家族の愛情だけは得られません。
そんな孤独な2人の愛を、十数年に渡って描くシリーズです。(4巻、6巻は別の主人公。)
1巻は主人公たちの子ども時代から10代後半までを描いています。
初めて読んだ時は、1巻は物語がゆっくり進んでいくので、正直展開がじれったく感じたものでした。
ですが何度か読み返しますと、2人の愛と成長(特に礼の)の物語として本当に素晴らしい作品だなと感じました。
胸を打つセリフや場面が多々あり、何度もうるうるしてしまいます。
BLとしての展開は、1巻ではなかなか進まないと感じるかもしれません。(先生もあとがきで「私は一体、なにを書いてるんだ?」と書かれていてちょっと笑いました。)
でも最後にドカン!とくるのでぜひ読み進めて欲しいですw
またずっと受け目線で、エドの気持ちは見えにくいですが、時々言動に見え隠れする礼への強い執着や独占欲に萌えを感じます。
巻数の多いシリーズですが、1巻(檻の中の王)と2巻(群れを出た小鳥)が上下巻のような内容です。長いシリーズとして躊躇されている方は、まずはこの1〜2巻を読んでみて欲しいなと思います。(1巻だけだとお話の途中ですのでご注意ください。)
本当に素敵な作品なので、あらすじや試し読みで気になった方には、ぜひとも読んでいただきたい、素晴らしい名作だと思います。
英国パブリックスクールワールド!
全寮制!少年時代!学園!(義)兄弟!
いじめ!身分社会!
好きな人がいっぱいいるでしょうっていう作品です。
これ、一巻だけじゃなくて続き(最後)まで読んでほしいですね。味わい深いですから。
ラストまで読んだ時、この作品、単なる「萌え~」だけじゃない価値があると感じます。わかってほしいこの気持ち。
主人公(礼)は日本人です。
イギリス人の中にいるから日本人の平均身長でも小柄っていうの、いいですよね。
自慢の義兄エド(攻め)は、監督生で寮代表という役職萌えっ。オレ様です。スクールに入る前は優しかったけど「スクールに来るな」と言われた礼が入学したら冷たくなっちゃったっていう…萌え。
ここに属性を置いておきたい(気高さ、孤独、執着愛、嫉妬、勘違い、苦悩、葛藤、すれ違い、義務、責任)
冷たくされる主人公(礼)ですが、エドに片思いしています(とても萌え)
たまに話せるだけで幸せって感じです。なんてこった萌え。
階級・身分社会、いじめが書いてあって、読む価値があると思わせてくれる優良図書です。
ちょっとした小物とか風景描写にパブリックスクール感を感じて好き。
あと、カラー挿絵が神。
画集欲しい。
空気感とか光の感じとか最高です。
萌え系というよりなんか芸術だなって。ぜひ見てほしい。美しいです。空気を感じます。神。
可哀想な受けが大好物だった私が人生で初めて買ったBL小説です。
不憫受けで作品を探している方は是非手に取って頂きたいです。
というかなんなら誰でも読んだ方がいいですよ!!
シリーズ全体はかなり長いですが、萌えポイントはどの作品もこれでもかと詰め込まれております…。
初めの方はかなりシリアスですが、そんな中にも愛がある2人です。
シリーズでぜひ!!!!!!
英国、パブリックスクール、アジアの美少年、ときたら、外さないですよね?
このお話も、かなり裕福な貴族のエドと、そこに引き取られてきた礼とのラブストーリー。
出会いから結ばれる?までになります。
まぁ、そりゃ英国のあれやこれやが織り交ぜられながら書かれる物語は素敵です。イギリスに行ったことがないので、仕方なくヨーロッパの訪問国の記憶で補完しつつ(笑)
エドの屈折した想いと、礼の純粋な想い。それがあんなことになるとは…でも、結局は礼も「慕っている」という気持ちが、恋愛の好きなので、そしてそれが読者にもわかるから、あまり痛くはありません。
それより、宿舎で居残りになった二人の描写が…エロい。エドの性癖を覗き見ちゃった感じ。
シリーズとしても長いのでこれからの二人が楽しみ〜
今更ながらこちらの作品を読みました。
前情報なしで読んだのですが、すっっっっっごく良かったです。
礼が健気ですごく良かった…!!!
普通にこのお話で一旦くっつくんだろうと思いながら読んだのですが
まさかのところで終わってしまって
えぇ!?うそぉ!と思わず声を出してしまいました。
エドか礼を囲ってるのはわかるけど
理由がよく分からないんですよね。
明らかに『何か』あるのはわかるんですけど、
その『何か』がわからなくて歯がゆい気持ちです。
エドも絶対に礼が好きだろうに
なんでこんなすれ違いを起こしてるんだろう?と。
それにしてもエドの囲いは度が過ぎてる気がするのですが
愛ゆえになのか、なんなのか…。
続きもすごく楽しみです。