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heart no kakurega
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ザ・当て馬の市丸が想像通りでw
でも、そんなことでそんなすぐに怒る?そんなひどいこと言う?する?て無理くり感が否めずw
ま、モモ?がハルトが空気読めないから、腹立つのもわかると言っていたけれど。
そもそも市丸が偶然入居してくる時点でまんまご都合主義で…何も言うまい、とお察しですかねw
市丸のおかげで、泉とハルトの絆も更に深まるけれども、こちらは萌えを全く感じることなくw
気づいたら長屋は取り壊し、アパート建て替えで大団円を迎えていましたね。
ラストがジンとモモだったのが意外。
2人のいちゃいちゃで、モモの「あーー幸せ……」で終わったのはよかった。
あと、夏目先生の作品を何作か読んで思ったのが、キスシーンがパターン化してません?てこと。
ちゅ、としてその後、舌からめて、ハーと言って終わり。なパターンが多い印象を受けました。
他作品は違うのかな。
控えめに言って名作。
マスターピース。珠玉のシリーズ。
どんな言葉を尽くしてもしっくり来ない。
もっと良い言葉はないだろうか。
わたしのBLデビューは大変遅くて、2017年のことでした。
そもそも漫画を読むのが苦手だったので、漫画自体そんなに読んでいなかったわたしが、BLの扉を開けたのは友人からの「絶対ハマるって」の一言でした。
ハマりましたよ、見事に。
そもそも同性愛には研究として興味があって、大学・院と研究テーマはE.M.フォースター。それ以前にも高校時代から「少年愛の歴史」なんて本を読んだり、稲垣足穂や長野まゆみにハマったりしていたので、素地はあったのです。
自分語り長いですね。すみません。
そしてこの作品。
BLの門を叩き、入口の辺りで読んだのがこちらでした。
最初は友人に借りて、その後自分で買い直しました。
「同級生」シリーズは病むくらい読みまくり、全台詞完全記憶しましたが、こちらは折に触れて読みたくなる。読むとほっとする。激しく「愛してる!」と言うより「すごーく好きなんだよね」というテンションで語りたい。
ボロ長屋で暮らす6人(のちに7人)それぞれの人間模様が描かれています。
1巻では新入居者の泉と大家代理のハルト。
2、3巻では10年来の付き合いのジンとモモを出会いからじっくりと。
3巻後半から最終巻ではハルトのトラウマの原因・中学の同級生だった市丸。
長屋解体、引越し、新しいアパートが出来上がるまでが描かれていました。
泉とハルトの関係はスパダリ×トラウマ持ち天然。
ジンとモモは大型忠犬×ツンデレ。
市丸の登場で当て馬参戦、と王道要素が全て盛り込まれているんですよね。
前述したように漫画のセオリーを知らなかったわたしにとっては教科書のようでした。
そして何よりこの作品の魅力は「人情」。
長屋とか下宿とかそういう雰囲気が好きで、みんなそれぞれ個々の世界や社会とのつながりはあるけど、大きなひとつの家族みたいな感じがほのぼのとして良いんです。
お節介なくらい口を出したり、心配したり寄り添ったり、みんなで食べるごはんが何よりもご馳走だったり。
BLの門の前に佇んでいるご友人がいらっしゃいましたら、ぜひともこの作品を手渡してげてほしい。
きっとものすごい笑顔で門の中に入って来てくれるはずです。
ついに完結!大団円ですね。
市丸が思ったほど悪い人じゃなくて良かった。けどハルトのことをどこまで本気で好きなのかな?
泉がハルトを溺愛してて可愛くてたまらなくて、そしてそんなハルトになれたのは泉や長屋のみんなのおかげで。しみじみいい長屋のメンバーだったなと思いました。
4巻では長屋が建て替えに。まさかこのまま何となく離ればなれになっちゃうんじゃ?と心配しましたが、ちゃんとハルトがみんなに(市丸以外)連絡いれて、ジンもモモを強引に引っ越しさせてまた再結集できましたね。
泉とハルトの仲もおじさんに話せて。
ハルトの部屋で集まれるようにキッチンも充実してて。また長屋ライフ再開ですね。
ハルトの過去は辛かったけど今は泉がいて幸せで良かったです。
いつか終わる日が来るかもしれないけどまたみんなで仲良くワイワイ過ごす日々が始まります。
いい終わりかたでした。
3巻の終わり、不穏な空気をまとって現れた新たな入居者、市丸くん。中学の頃、家庭が崩壊していて、ふさぎこんでいたハルトと上手くコミュニケーションが取れなくなって、そのままになっていたのだが。実は本人ですら気づいてない事に、市丸はハルトが好きなのだった⁈ まぁ、ハルトには泉さんがいるので早晩失恋する事になります。泉さんとは懐のデカさがまず違うので、当て馬くんにすらなり損ねます。この時の泉さんがいいんです。そもそもはハルトの何がいいのか市丸に聞かれて、「…うーん、なんかいいなって思ったんだよね。」少し照れながら話す泉さん。
中学の頃のハルトだってきっと可愛かった筈!と皆んなの前で何のてらいも無く言う泉さん。
泉さんのハルト可愛い!もハルトの「泉さん好き!好き!」も変わらずダダ漏れで、この二人は末永く大丈夫だろうな、って思わせてくれます。市丸に意地悪言われたからって、そんなの信じないってくらい、ハルトは強い気持ちを持つようになってもいて。そう、ハルトも成長しているんです。
想い出の長屋は老朽化の為、取り壊されることになったんだけど、新しく建て直すこととなり。1年後、また同じメンバーで戻って来ます。いつかは皆んなバラバラに巣立って行くとしても、その時までは皆んなと一緒にいれれば、という仁に連れ戻されるモモ。泉 × ハルト、そして市丸。っていうターンがボリュームあるので、残念ながら 仁 × モモ のターンは極少。
おまけマンガで葉月さんの衝撃の事実もあり。なんだかんだ皆んなこのまま住み続けるような気もします。ちょっと憧れますよね。カップルも居るんだけど、家族以上の存在になって行く彼らのような関係。大事な人たちと一緒に居られる場所。ハートの隠れ家。
泉&ハルトがただただクズすぎて腹が立ちます。市丸君が不憫でしょうがないです。高校時代コミュ障ハルトに優しく手を差し伸べた市丸に「俺らって友達なの?」というハルトのクズ発言。更に再会後も市丸の傷をえぐるかの如く放たれるハルトの口撃。挙げ句の果てにハルトと市丸の仲を勘違いした泉に怒鳴りつけられ殴られる。(泉は市丸よりだいぶ歳上。その後殴ったことに対する謝罪もないどころか、許さないと言われる)こんなのトラウマもんでしょ。
自分は傷付きたくないくせに、他人の事は平気で傷付ける人間のクズハルトと、暴力単細胞男泉のカップルがただただ不快な作品でした。
シリーズ完結。最後はハルトのトラウマ過去編。コミュ障のハルトと市丸の過去が読めて良かった。市丸の思考にはずっとイライラしながら読んでたけれどハルトと泉のラブラブバカップル具合は可愛くて満足した。激怒している泉を見て、お目めウルウルの全開笑顔になったハルトにキュンキュン。どんなハルトも受け止める泉もとても素敵。長屋の建て直しでみんなバラバラになったけど、結局また戻ってきてわいわい賑やかな生活ですね。
本当に殴られるべきは、人を平気で傷付けるハルトの方です。だいぶ年下の市丸を勘違いで殴っておいて、何がラブラブだバカ泉。
「ハートの隠れ家」最終巻です。
実は、(のっけからすみません・・・)正直、泉×ハルトカップルに全く萌えない私・・・なんというか、Hに対してあっけらかんとした受け様がダメなんです。あくまで受け様には恥じらいや、「いや」・・・と言う言葉を漏らして欲しいという個人的な思いがありまして・・・
(なので、断トツ、ジン×モモカップルが大好きです!!!)
でも、主役カップルには萌えないものの、お話自体は好きなので、もちろん全巻読みました。
ちょぴり切ないエピソードもありつつ、でも、最終的には皆がまた一つ屋根の下(アパート形式ですが)に戻ってきて、皆の日常が続く・・・というラストで本当に良かったです。
そして、ジン×モモの描き下ろしも収録されていて、とても嬉しかったです!!!!
彼らは繋がるために離れた。
読み進めるうちに可愛さを覚えるもののハルトの予測不能な子どもっぽさを全面的に受け入れることができず、少し距離をとるように読んでいたのですが今巻は彼の人となりや頑なルーツがわかって身近に思えたからか、グイッと引き込まれ素直に嬉しく読めました。
長屋にハルトの中学時代の同級生:市丸が引っ越してきて不穏な空気のまま終わった前巻。
幼さゆえの言葉のいきちがいがもとで友人としてうまくいきかけていた市丸との関係は破綻してしまっていました。
ハルトは確かにコミュ障ですが、生い立ちを思うと(母親との関係が少しだけ描かれていました)仕方ない気もします。
自分でも言いとは思っていない素の自分を肯定してくれる泉には全開の笑顔を見せられるんでしょうね。
そんなハルトが気になる市丸ですが、そうそう人間の本質って変わらないものです。
苦手な押しの強さにハルトの拒否反応は増すばかり。
泉×ハルト←市丸ですが、当て馬にすらならない状態(笑)
無自覚だった本心に気づいた市丸の無遠慮な行動は泉を長崎弁で怒らせることになりますが、ハルトにとっても他人(市丸)と向き合う良いキッカケになりました。
不憫なり市丸…ちゃんと自分の至らない部分を理解している彼も悪いヤツじゃないので、いつか誰かと幸せになってほしいです。
保護欲が加速している泉が好奇心旺盛なハルトのおねだりで駅弁トライ!
外面は大人な人が年下の恋人に(性的に)翻弄されるバカップルって癒される~。
そして物語は老朽化で取り壊されることになった長屋と住人全体の話へ広がります。
市丸騒動のとき、長屋のみんなが全面的にどちらの味方…というのでなく、身近にいても、あくまでも他人というスタンスがニュートラルで私的にすごく良かったんです。
一緒に夕食をとり、性生活がかいま見えたりと、つつぬけ感満載な長屋。
うっとうしくもあり、あたたかくもあり、それはさながら家族のような、かけがえのない居場所でした。
それでも彼らは独立した大人で他人同士。
それぞれ行き先を見つけ新しい生活が始まります。
それなりに快適で馴染みつつあるなかで思い出すのは懐かしい日々…というわけで長屋の跡地に建てられた新しいアパートにみんな戻ってくる、ザ・大団円。
早くに家族を失う辛さを知ってるモモの危惧することはもっともで、別れの訪れない出会いはないと思います。
それでも、だからこそハート(気持ち)が繋がれる場所があるなら別れに見つからないように「隠れ家」に隠れていてほしいと、ほんのり思いました。
イサクさんの明るい性質の線で描かれたこのシリーズはキュン恋というより穏やかな愛を感じるものでした!
リーマン:泉圭太郎×大家で大学生:川村春人です。
早いもので、もう4巻になってますねぇ~。しかも最終巻とかホントに早いです!
前回、春人の同級生の市丸が長屋に入居することになって、泉と春人が抱き合っているところを見られてしまってどーなるの!?ってところで終わったのですが、今回は思っていた通り、市丸が春人にちょっかいをかけてきてましたw
そこは夏目先生の作品なので、そんなに重くなく解決していました。
でも次は長屋を取り壊すという大事件がww
と言っても、結局新しく長屋がワンルームアパートになったけど住人全員戻ってきたという住人同士どんだけ仲がいいんだww
ただ、市丸が普通にハミってて可哀想でした。
あと、ドラマCDのレポートを読んですごくドラマCDが聴きたくなりました!ペーパーも面白かったです。というか、みんなの子供時代の写真が可愛かったですね!
あと、多分夏目先生の作品で毎回同じ様なことを言っていますが、
夏目先生の作品は全体的に可愛くてサラーっと読めるので本当に初心者の方にはオススメです。
群像劇に挑戦されて今作で4巻となりました。
もっといろんなエピソードが楽しめるかなと思っていましたが2組のカップルが軸となり、長屋独特のプライバシーの無さや和気あいあいとした空気感。
一歩踏み込んだ友人以上の関係をちょっぴり煩わしく、そして羨ましく感じることが出来ました。
ただ、主軸となるストーリーについては視点の多さや横ヤリについ逸れてしまいがちで、心に残るほどのインパクトはなかったようにも思ってしまいます。
市丸不憫の最終話となりましが、離れがたいと思うセンチメンタルな感情と、そういう出会いと別れを繰り返していくリアルさとの間で、BLらしいおとぎ話としてようやくジーンと感動することが出来ました。
そうして、たぶんきっと、モモの面倒見の良さがジンに伝染し、綾乃の母性がハルトを軸に現在の関係の基礎になったのだろう。
泉が登場して一気にラヴに偏ってしまうまでの日々の優しさを勝手に思い巡らしては心が温かくなってしまったり。
出来れば、そんなエピソードも読んでみたかったなと思い至ってしまいます。