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heart no kakurega
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ザ・当て馬の市丸が想像通りでw
でも、そんなことでそんなすぐに怒る?そんなひどいこと言う?する?て無理くり感が否めずw
ま、モモ?がハルトが空気読めないから、腹立つのもわかると言っていたけれど。
そもそも市丸が偶然入居してくる時点でまんまご都合主義で…何も言うまい、とお察しですかねw
市丸のおかげで、泉とハルトの絆も更に深まるけれども、こちらは萌えを全く感じることなくw
気づいたら長屋は取り壊し、アパート建て替えで大団円を迎えていましたね。
ラストがジンとモモだったのが意外。
2人のいちゃいちゃで、モモの「あーー幸せ……」で終わったのはよかった。
あと、夏目先生の作品を何作か読んで思ったのが、キスシーンがパターン化してません?てこと。
ちゅ、としてその後、舌からめて、ハーと言って終わり。なパターンが多い印象を受けました。
他作品は違うのかな。
控えめに言って名作。
マスターピース。珠玉のシリーズ。
どんな言葉を尽くしてもしっくり来ない。
もっと良い言葉はないだろうか。
わたしのBLデビューは大変遅くて、2017年のことでした。
そもそも漫画を読むのが苦手だったので、漫画自体そんなに読んでいなかったわたしが、BLの扉を開けたのは友人からの「絶対ハマるって」の一言でした。
ハマりましたよ、見事に。
そもそも同性愛には研究として興味があって、大学・院と研究テーマはE.M.フォースター。それ以前にも高校時代から「少年愛の歴史」なんて本を読んだり、稲垣足穂や長野まゆみにハマったりしていたので、素地はあったのです。
自分語り長いですね。すみません。
そしてこの作品。
BLの門を叩き、入口の辺りで読んだのがこちらでした。
最初は友人に借りて、その後自分で買い直しました。
「同級生」シリーズは病むくらい読みまくり、全台詞完全記憶しましたが、こちらは折に触れて読みたくなる。読むとほっとする。激しく「愛してる!」と言うより「すごーく好きなんだよね」というテンションで語りたい。
ボロ長屋で暮らす6人(のちに7人)それぞれの人間模様が描かれています。
1巻では新入居者の泉と大家代理のハルト。
2、3巻では10年来の付き合いのジンとモモを出会いからじっくりと。
3巻後半から最終巻ではハルトのトラウマの原因・中学の同級生だった市丸。
長屋解体、引越し、新しいアパートが出来上がるまでが描かれていました。
泉とハルトの関係はスパダリ×トラウマ持ち天然。
ジンとモモは大型忠犬×ツンデレ。
市丸の登場で当て馬参戦、と王道要素が全て盛り込まれているんですよね。
前述したように漫画のセオリーを知らなかったわたしにとっては教科書のようでした。
そして何よりこの作品の魅力は「人情」。
長屋とか下宿とかそういう雰囲気が好きで、みんなそれぞれ個々の世界や社会とのつながりはあるけど、大きなひとつの家族みたいな感じがほのぼのとして良いんです。
お節介なくらい口を出したり、心配したり寄り添ったり、みんなで食べるごはんが何よりもご馳走だったり。
BLの門の前に佇んでいるご友人がいらっしゃいましたら、ぜひともこの作品を手渡してげてほしい。
きっとものすごい笑顔で門の中に入って来てくれるはずです。
ついに完結!大団円ですね。
市丸が思ったほど悪い人じゃなくて良かった。けどハルトのことをどこまで本気で好きなのかな?
泉がハルトを溺愛してて可愛くてたまらなくて、そしてそんなハルトになれたのは泉や長屋のみんなのおかげで。しみじみいい長屋のメンバーだったなと思いました。
4巻では長屋が建て替えに。まさかこのまま何となく離ればなれになっちゃうんじゃ?と心配しましたが、ちゃんとハルトがみんなに(市丸以外)連絡いれて、ジンもモモを強引に引っ越しさせてまた再結集できましたね。
泉とハルトの仲もおじさんに話せて。
ハルトの部屋で集まれるようにキッチンも充実してて。また長屋ライフ再開ですね。
ハルトの過去は辛かったけど今は泉がいて幸せで良かったです。
いつか終わる日が来るかもしれないけどまたみんなで仲良くワイワイ過ごす日々が始まります。
いい終わりかたでした。
3巻の終わり、不穏な空気をまとって現れた新たな入居者、市丸くん。中学の頃、家庭が崩壊していて、ふさぎこんでいたハルトと上手くコミュニケーションが取れなくなって、そのままになっていたのだが。実は本人ですら気づいてない事に、市丸はハルトが好きなのだった⁈ まぁ、ハルトには泉さんがいるので早晩失恋する事になります。泉さんとは懐のデカさがまず違うので、当て馬くんにすらなり損ねます。この時の泉さんがいいんです。そもそもはハルトの何がいいのか市丸に聞かれて、「…うーん、なんかいいなって思ったんだよね。」少し照れながら話す泉さん。
中学の頃のハルトだってきっと可愛かった筈!と皆んなの前で何のてらいも無く言う泉さん。
泉さんのハルト可愛い!もハルトの「泉さん好き!好き!」も変わらずダダ漏れで、この二人は末永く大丈夫だろうな、って思わせてくれます。市丸に意地悪言われたからって、そんなの信じないってくらい、ハルトは強い気持ちを持つようになってもいて。そう、ハルトも成長しているんです。
想い出の長屋は老朽化の為、取り壊されることになったんだけど、新しく建て直すこととなり。1年後、また同じメンバーで戻って来ます。いつかは皆んなバラバラに巣立って行くとしても、その時までは皆んなと一緒にいれれば、という仁に連れ戻されるモモ。泉 × ハルト、そして市丸。っていうターンがボリュームあるので、残念ながら 仁 × モモ のターンは極少。
おまけマンガで葉月さんの衝撃の事実もあり。なんだかんだ皆んなこのまま住み続けるような気もします。ちょっと憧れますよね。カップルも居るんだけど、家族以上の存在になって行く彼らのような関係。大事な人たちと一緒に居られる場所。ハートの隠れ家。
泉&ハルトがただただクズすぎて腹が立ちます。市丸君が不憫でしょうがないです。高校時代コミュ障ハルトに優しく手を差し伸べた市丸に「俺らって友達なの?」というハルトのクズ発言。更に再会後も市丸の傷をえぐるかの如く放たれるハルトの口撃。挙げ句の果てにハルトと市丸の仲を勘違いした泉に怒鳴りつけられ殴られる。(泉は市丸よりだいぶ歳上。その後殴ったことに対する謝罪もないどころか、許さないと言われる)こんなのトラウマもんでしょ。
自分は傷付きたくないくせに、他人の事は平気で傷付ける人間のクズハルトと、暴力単細胞男泉のカップルがただただ不快な作品でした。
シリーズ完結。最後はハルトのトラウマ過去編。コミュ障のハルトと市丸の過去が読めて良かった。市丸の思考にはずっとイライラしながら読んでたけれどハルトと泉のラブラブバカップル具合は可愛くて満足した。激怒している泉を見て、お目めウルウルの全開笑顔になったハルトにキュンキュン。どんなハルトも受け止める泉もとても素敵。長屋の建て直しでみんなバラバラになったけど、結局また戻ってきてわいわい賑やかな生活ですね。
本当に殴られるべきは、人を平気で傷付けるハルトの方です。だいぶ年下の市丸を勘違いで殴っておいて、何がラブラブだバカ泉。
「ハートの隠れ家」最終巻です。
実は、(のっけからすみません・・・)正直、泉×ハルトカップルに全く萌えない私・・・なんというか、Hに対してあっけらかんとした受け様がダメなんです。あくまで受け様には恥じらいや、「いや」・・・と言う言葉を漏らして欲しいという個人的な思いがありまして・・・
(なので、断トツ、ジン×モモカップルが大好きです!!!)
でも、主役カップルには萌えないものの、お話自体は好きなので、もちろん全巻読みました。
ちょぴり切ないエピソードもありつつ、でも、最終的には皆がまた一つ屋根の下(アパート形式ですが)に戻ってきて、皆の日常が続く・・・というラストで本当に良かったです。
そして、ジン×モモの描き下ろしも収録されていて、とても嬉しかったです!!!!
彼らは繋がるために離れた。
読み進めるうちに可愛さを覚えるもののハルトの予測不能な子どもっぽさを全面的に受け入れることができず、少し距離をとるように読んでいたのですが今巻は彼の人となりや頑なルーツがわかって身近に思えたからか、グイッと引き込まれ素直に嬉しく読めました。
長屋にハルトの中学時代の同級生:市丸が引っ越してきて不穏な空気のまま終わった前巻。
幼さゆえの言葉のいきちがいがもとで友人としてうまくいきかけていた市丸との関係は破綻してしまっていました。
ハルトは確かにコミュ障ですが、生い立ちを思うと(母親との関係が少しだけ描かれていました)仕方ない気もします。
自分でも言いとは思っていない素の自分を肯定してくれる泉には全開の笑顔を見せられるんでしょうね。
そんなハルトが気になる市丸ですが、そうそう人間の本質って変わらないものです。
苦手な押しの強さにハルトの拒否反応は増すばかり。
泉×ハルト←市丸ですが、当て馬にすらならない状態(笑)
無自覚だった本心に気づいた市丸の無遠慮な行動は泉を長崎弁で怒らせることになりますが、ハルトにとっても他人(市丸)と向き合う良いキッカケになりました。
不憫なり市丸…ちゃんと自分の至らない部分を理解している彼も悪いヤツじゃないので、いつか誰かと幸せになってほしいです。
保護欲が加速している泉が好奇心旺盛なハルトのおねだりで駅弁トライ!
外面は大人な人が年下の恋人に(性的に)翻弄されるバカップルって癒される~。
そして物語は老朽化で取り壊されることになった長屋と住人全体の話へ広がります。
市丸騒動のとき、長屋のみんなが全面的にどちらの味方…というのでなく、身近にいても、あくまでも他人というスタンスがニュートラルで私的にすごく良かったんです。
一緒に夕食をとり、性生活がかいま見えたりと、つつぬけ感満載な長屋。
うっとうしくもあり、あたたかくもあり、それはさながら家族のような、かけがえのない居場所でした。
それでも彼らは独立した大人で他人同士。
それぞれ行き先を見つけ新しい生活が始まります。
それなりに快適で馴染みつつあるなかで思い出すのは懐かしい日々…というわけで長屋の跡地に建てられた新しいアパートにみんな戻ってくる、ザ・大団円。
早くに家族を失う辛さを知ってるモモの危惧することはもっともで、別れの訪れない出会いはないと思います。
それでも、だからこそハート(気持ち)が繋がれる場所があるなら別れに見つからないように「隠れ家」に隠れていてほしいと、ほんのり思いました。
イサクさんの明るい性質の線で描かれたこのシリーズはキュン恋というより穏やかな愛を感じるものでした!
リーマン:泉圭太郎×大家で大学生:川村春人です。
早いもので、もう4巻になってますねぇ~。しかも最終巻とかホントに早いです!
前回、春人の同級生の市丸が長屋に入居することになって、泉と春人が抱き合っているところを見られてしまってどーなるの!?ってところで終わったのですが、今回は思っていた通り、市丸が春人にちょっかいをかけてきてましたw
そこは夏目先生の作品なので、そんなに重くなく解決していました。
でも次は長屋を取り壊すという大事件がww
と言っても、結局新しく長屋がワンルームアパートになったけど住人全員戻ってきたという住人同士どんだけ仲がいいんだww
ただ、市丸が普通にハミってて可哀想でした。
あと、ドラマCDのレポートを読んですごくドラマCDが聴きたくなりました!ペーパーも面白かったです。というか、みんなの子供時代の写真が可愛かったですね!
あと、多分夏目先生の作品で毎回同じ様なことを言っていますが、
夏目先生の作品は全体的に可愛くてサラーっと読めるので本当に初心者の方にはオススメです。
群像劇に挑戦されて今作で4巻となりました。
もっといろんなエピソードが楽しめるかなと思っていましたが2組のカップルが軸となり、長屋独特のプライバシーの無さや和気あいあいとした空気感。
一歩踏み込んだ友人以上の関係をちょっぴり煩わしく、そして羨ましく感じることが出来ました。
ただ、主軸となるストーリーについては視点の多さや横ヤリについ逸れてしまいがちで、心に残るほどのインパクトはなかったようにも思ってしまいます。
市丸不憫の最終話となりましが、離れがたいと思うセンチメンタルな感情と、そういう出会いと別れを繰り返していくリアルさとの間で、BLらしいおとぎ話としてようやくジーンと感動することが出来ました。
そうして、たぶんきっと、モモの面倒見の良さがジンに伝染し、綾乃の母性がハルトを軸に現在の関係の基礎になったのだろう。
泉が登場して一気にラヴに偏ってしまうまでの日々の優しさを勝手に思い巡らしては心が温かくなってしまったり。
出来れば、そんなエピソードも読んでみたかったなと思い至ってしまいます。
すごくいい終わり方でしたね。
この先もきっといろんなことがあって、おじいちゃんおばあちゃんになるまで一緒というわけにはいかないでしょうけど、それでもみんな楽しく生活しているんじゃないのかなって。この長屋の物語は、ずっと続いて行くんだろうなって、そう思えました。
ほっこりしました!
イサクさんの本で4巻まで続いたのは初めてなんですね、
この作品の人気の高さが窺えます。
わたしもトータルで考えると、このシリーズが一番好きかな。
どの巻も面白いだけじゃなくて、
ナチュラルな優しさがたくさん感じられて、癒し効果抜群♪
特にこの最終巻はガッツリ三角関係展開だけど、
心がじわぁ~っと温かくなるような読後感がとてもよかったな ♨
あて馬の市丸くんとハルトの昔のエピソード、
お互いに好かれたい気持ちがあるからこそ、相手の言葉に傷ついて、
なお言葉足らずになったり、キツイ言い方になっちゃったり…
すごく分かるなぁ…と思いながら読みました。
関係を修復したいのに、すぐ感情的になっちゃう市丸くんの若さに、
なんだか懐かしさを覚えましたよw
泉とハルトがたった2週間くらいでくっついちゃったのは、
お互いに良い所を認め合えて、さらに引き出しあえる、
そんな相手だったからなんだなぁ、そういう人に出逢えて幸せだね!
市丸くんが出てきて、改めてふたりの相性の良さを感じます♪
そして、傷心な市丸くんと長屋の面々とのやり取りを見ていて、
たとえ恋は成就しなくても、
人として愛情をかけてもらえて、自分の素を出せる居場所があったら、
それは十分幸せなことなんだなぁってしみじみ感じました。
恋した相手しか見えない!というお話も、それはそれで魅力があるけど、
この作品のような、恋じゃない愛情や温かな関係も描いてるものって、
やっぱりすごくいいなぁ好きだなぁ。
またそれを皆が自然体でやっている様子が、とってもステキだ。
加えて、2組のCPの、揺るぎないLOVEが随所に見られるのが、
この本が癒され度が高い所以。
自然かつ素直に、愛情を伝えあう姿にはすごく萌えました♡
11月にはドラマCDの2が出て、ジン×モモが描かれるようで、
今からとても楽しみですが、
できればこのコミックもぜひCD化してほしいなぁ!!
夏目イサクさん最長の4巻ものとなった本作、
最終巻は、新たな恋愛ネタというより
既刊でまとまった二組は安泰のラブラブ、
長屋の存続をめぐる問題が発生して、さぁ彼らはどうなる?という
そんな一冊だった。
前半にはやっぱりハルトが好きだったらしい市丸をめぐって
ちょっと波風が立つ。
長崎弁で怒る泉さんは、ハルトへの愛が全開で可愛いが、
一方の市丸はちょっと不憫だったりするかな(笑)
不思議ちゃんハルトの可愛さはさらにアップ。
布団にミノムシみたいにくるまっているところとか、
絵の可愛さの要素も大きい。
個人的にはモモとジンの話があまり出てこないのが、ちょっと残念。
いつか別れるくらいなら今のうちにと思うモモの臆病さは
なかなか切なく、それを分かって黙って丸ごと抱えて
ちゃんと本当の思いまで運んでいくジンの男前ぶりはいいな。
最後は新生長屋(というには綺麗すぎなw)で
彼らの幸せな日々が続いていくという心温まる話は、
恋愛ものを超えて、素敵な人間ドラマだった。
この作品、特にこの最終巻は、
おまけのペーパー(「長屋回覧板」など)やカバー下を含めて
痒いところに手が届くような細部も素晴らしいので
これからお読みの方は是非そちらもどうぞ。
まったりホンワカ綴られてきた泉×ハルトCPの恋愛物語。
それに水を差す人物のことが、今作では綴られます。
この最終巻では、それぞれの恋愛に決着を付けたのが中盤付近。
それからは、「古長屋」の未来について語られていました。
◆◆ ◆◆ ◆◆
前述したとおり、泉×ハルトのCPを邪魔してくるのが
3巻ラスト付近で登場した市丸です。
まず、ひとこと言いたい。
当て馬の市丸!!
出しゃばり過ぎだろ!
当て馬はそりゃあ、出しゃばるのが仕事だけどさー…(笑)
まず市丸はハルトへの気持ちを自覚しないまま
古長屋へ引っ越ししてくるので、市丸自身も胸の内はモヤモヤ。
そして、何故ハルトが市丸を遠ざけようとするのか、
市丸とハルトの過去の学生時代が、回想として語られます。
うーむ、たしかにコレは酷いかも。
ハルトがトラウマになっても仕方がないかもしれないな…と
思わせる過去でした。
そして、またしても市丸は失敗をしでかし、ハルトを泣かせ
泣かせた現場を見た泉を怒らせてしまいます。
ここまでくるとなんかもう、市丸が主人公みたいです。
「市丸物語」とでもタイトルを変更したほうがいいかもしれないと
思うほど(笑)
紆余曲折ありながらも何とか市丸の騒動は一段落。
泉×ハルトのCPも平穏を取り戻します。
その後のエッチシーンで、ハルトが読んでたエロ雑誌の体位を
真似しようとした泉が一生懸命過ぎて笑えました♪
萌えるシーンではなかったけれども、ハルトCPらしいかも。
そして、ラストの章。
古長屋が、あまりにも老朽化しているので取り壊しが決定します。
それぞれにバラバラな進路を辿らなければならない
古長屋の仲間たち。胸中、皆複雑です。
ここの章は特に主人公というのは、いないのではないかな?
言うとすれば、古長屋の住人全員が主人公。
女の子の綾乃も例外ではないと思います。
そしてその後、アパートが長屋跡に建設され……。
なんと、長屋に住んでいた全員がそのアパートに戻ってくる!!
という奇跡。
あー、これは嬉しいね。
ジンの台詞を借りるならば、
「どうせいつかはバラバラになる。でも(状況が許すまで)
ギリギリまでいればいいんだよ」ってことを
わたしも皆に言いたかった!!
宝来のおっさんに泉がハルトとの関係を、カマかけられて
告白してしまうシーンは可笑しかった★★
皆が言うように、宝来のおっさんは泉×ハルトの仲を引き裂こうとは
しないだろうけどね。
これぞ大団円!という最後でした。
◆◆ ◆◆ ◆◆
一つ不満を言うならば、ジン×モモのCPがあまり描かれてなーい!
私は、泉×ハルトCPより、ジン×モモCPの方が
ずっと好きだったりします。
ジンの無口で一途なところも、モモのツンデレなところも
大好きなのにー!!
エッチも押し倒すところと、事後だけ。
もうちょっとなんか描いてー(><)
あと、BL作品としては珍しく女性キャラが好ましく見えました。
綾乃も葉月もそれぞれ個性があって、でしゃばってても、
全然嫌じゃありませんでした。むしろ好ましかった。
こんな作品は珍しいかもです。
物語の最後は、長屋の住人の絆が見せた奇跡!
全員一緒でホント良かった。
誰と誰がくっつくとかいうBL的な要素は薄かったけど、
長屋住人の絆が強いことが分かって、安心するやら嬉しいやら。
寂しいけど、これで完結。
みんな仲良く暮らせよー!!
いやぁもう!大好きですよ。
夏目イサク作品は間違いないですね。どんな時でも本棚からパッと選びたくなるような、人の温かみ、作者の温かみあふれる作品たちが揃っています。
さて。1~4巻で、主人公たちとともに、彼らの暮らす長屋そのものが大きく成長しました。仲良しライフに切なさも加わることで毎度ほろ苦さ漂うのですが、最後に思わずにっこりしてしまうのは彼らの飾らない素顔があるからでしょう。登場人物に "すぐ隣に住んでいそうな" 親近感が持てるところも夏目イサク作品の魅力。最終話まで、実にたくさんの出来事が詰まっていましたが、そのどれもが必要で、どれも作品に溶け込んでいたと思います。はぁ、よかった。最終話の扉絵で鳥肌が立ちましたよ!
私だったら、初めてBLを読む方にはきっと作者の作品をおすすめします。あ、でもこちらの作品に関してはもちろん1巻から読んでくださいね。心に残る忘れがたい作品、ぜひたくさんの人に読んでほしいです。
(※追記)本編読み始めるときに移動させてすっかり存在を忘れていたのですが、初回封入特典があります。ネタバレになってしまうので内容は控えますが、いるいるさんがレビューに書いてくださってます。ファンのリクエストに応えたり、読者の欲しいものをホントよくわかってくださる作者様です!
詩雪さま
コメントありがとうございました!
本当にハッピーであったかい気分になれる気持ちのよい終わりでしたね。
泉×ハルトはレアな感じなので、彼ら中心でよかった、というご意見を拝見して、なるほどそうかもしれない!と私も納得しました。
絵も綺麗で読みやすいですし、初めてBLを読む方にオススメしたいというのもとても同意です。
(個人的にはイサク作品は非BLも好きなので、もし未読でご興味がありましたら是非!)
それでは、同じ雪同士?これからもよろしくお願いいたします。
安心感満載の最終巻で読み終えた余韻もいい感じです♪
最後の最後でハルトの学生時代の友達トラウマの原因の一つの
市丸君とのこともなんとかいい感じに収まり一安心でした!
あて馬(まあそこまでではありませんでしたがw)的存在でしたが、
泉のあの怒った時の迫力は凄くて、ハルトと共に私も
キュンキュンしてしまいました!
ちょいちょい情けない感じに見えますが、ヤル時はヤリおります!!
長屋も取り壊しとなり・・・でもまあいい感じに収まりますが
期待通りの(ありがとうございます!)幸せ円満エンドで
大満足でした!
最後の最後で女子2人の事も気になることが出てきたりと
小ネタ盛りだくさんで、ありがとうございます!!
大円満の最終巻です!(神評価は1〜4巻を通してになります)
いつもより分厚い印象。でも良心価格!(ディアプラさん有難い。最近700円でお釣りが来ない本ばかりだよ・・・)
初回封入特典がありますので、早めにGETをオススメします(^ ^)
最初から最後までニヤニヤゴロゴロしながら萌えを堪能しました!
ワンコ×(泉限定)ワンコの盤石カップルなので、何が起ころうが安心してニマニマ読めるのがハト家のイイトコロですね+゚。*(*´∀`*)*。゚+
ザックリあらすじ。
前巻で現れた春人の同級生・市丸くん。
昔のように春人と仲良くしたくて周りをウロチョロするも、春人には冷たくあしらわれ逃げ回られ・・・。ついカッとなり酷い言葉を投げつけキスして押し倒してしまいます。その現場を目撃してしまった泉がブチ切れて・・・
市丸くんは良い当て馬ですね(・∀・)b
泉には悪いけど、応援したくなります。前巻でチラッと出てた、中学時代の過去も今回明らかになりますが、中学生の多感なお年頃を考えると仕方ないというかむしろ可哀想というか。昔の春人の不器用さにホロリとさせられながらも、この2人 あと少し噛み合えばラブラブだったんじゃん!という(つД`)ノ 運命の歯車ってヤツなんですかねー。
カッとなって酷い事を言っちゃうのも、まだまだ子供っぽさが残る学生ならでは。この青臭さが良いよー市丸くん可愛いよー。
春人には冷たくされ、泉には睨まれ、長屋住人には空気のように扱われ、気付けばハブられ(他がカップルばかりだからしゃーないw)、救済になるはずの書き下ろしでも救済不完全ww 何においても不憫なんだけど不憫な所が可愛くて可愛くて可愛くて愛でていたいヾ(*´∀`*)ノ
あとツボだったのが安定の春人バカな泉!
長屋住人がなぜ市丸くんが春人に構うのかと話題になった時に
「ハルトがかわいいから」
「中学の時のハルトも絶対かわいいから!」
「思ってるヤツはゴマンといるはず…。だってこんなにかわいい…」
全ての理由は「かわいいから」てww(^///^)あー!ニヤニヤする!
春人が可愛すぎて泣いてるしww(^///^)もー!ニヤニヤする!!
受のコトを可愛い可愛い可愛いって溺愛してる攻めがお好きな方には是非読んで欲しい\(^o^)/
今回見逃せないのは書き下ろしの4コマ。葉月のセリフに え!?やっぱそうなの!?とリアルに声出た。仁×モモ成分は少なめですが、書き下ろしに少し2人の話も入ってます(^ ^)
初回封入特典の長屋回覧板はB5サイズ4つ折で封入。(両面印刷)
・新居報告会・部屋案内 ・みんなの子供時代の写真 ・綾乃の料理で好きなメニュー ・酒豪ランキング です。
新居報告会はニヤニヤ出来ますw子供時代の写真はみんな可愛くて癒される+゚。*(*´∀`*)*。゚+
最終巻と言われると淋しい気がしますが、後ろ髪引かれることも無くスッキリして良い終わりでした。最後までニヤニヤを堪能出来て満足です。
あーでも、市丸くんが幸せになるスピンオフは何処かで見れたら嬉しいかな?