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kiss mo shiranaikuseni
先生買いです。3冊完結のシリーズ、1作目を再読しました。
ここのところ先生の作品は社会人のお話が多い気がするのですが、高校生同士のピュアラブもやっぱり、たまらなくいいです。
も〜最高にきゅんとして萌えるし、木下作品ならではの切なさに胸を締め付けられる。。
なんといっても、私的推しは受け君の親友、類です。類一択…
攻めのいとこに意地悪なこと言われて落ち込む藤沢(受)に「そーちゃんが冷たいなら、あったかい人どこにいるのさ」なんてナチュラルに言えちゃうの、素敵すぎるんだが…?
そして終盤の。「もしそーちゃんが辛いなら アイツから守るよ 俺」
……このセリフに一撃でやられました。。カッコ良すぎるよ、、
明るくて、親しみやすくて可愛いヤツー周囲にはそう思われているけれど、実は人一倍気にしいの藤沢。
出会ったばかりなのに、藤沢が気遣いばかりしていることにすぐに気づいた、ちょっと無愛想な年上転校生の綾瀬。自分の弱くて柔らかい部分に気付いて、「無理しなくていい」って言ってもらえたら、誰もがストンっと落ちちゃうよね。
最後の最後の二人でワタワタしながらのキスも、最高の萌えでした。
DKモノ…キラキラ青春っ!!な感じばっかりはそんな好みでは…なんて思った私のアホ〜木下先生がそれだけのもの描かれるわけがなかった。
かわいいのはめちゃくちゃかわいいんだけど、その見せ方がね、そこに行き着くまでの引きつけ方がお上手で入り込めるから、2人がだんだんかわいらしくなっていくのが、あわわわわわ〜〜とめっちゃ染み渡る。
なんてかわいいのかしら、この2人いいい〜〜と。
最初からピュアピュアでかわいかったら、ひねくれ者の私はここまでかわいいと思わないと思うんですよね。
等身大というか、日常、普段の2人を丁寧に描いた上で、少しずつ惹かれあっていくのが…特に先生の描き方がいいんですよ。
DKモノっていろいろあるし王道だけど、木下先生にかかればこうなるのかとうれしかったです。
あ「うちの王子いりませんか」もDKだった。
あれ、2人ともかわいらしくてめちゃくちゃ好きなんですよね。
木下先生の黒髪長身クールイケメン×ピュアふわふわ王子のcpが大好きでして。
本作でも、そんな2人だったし。
それに、三部作なのが読み応えあってよかったです。
ピュアでピュア過ぎるお話でしたー。
もうなんなんっ!って訳のわからない言葉を発しながら萌転がった。
高校生になりたての藤沢と、1ヶ月遅れで転校してきた綾瀬のお話でした。
藤沢は明るい社交的キャラで先生にも転校生の事を頼まれるような男の子なのですが、それはいつも嫌われないように気を遣って生きてる訳なんですね。
それを綾瀬に見抜かれて、それから段々と綾瀬の事が気になり始める。
綾瀬も藤沢の事を「かわいい」と思っていて、見つめあっちゃったり、お互いの事を知りたいと言って変な空気になったりしてしまいます。
こういうシチュエーションだと男女なら、お互いにもしかして自分の事好きなのかな?ってすぐに分かると思うのですが、それが男同士では「まさか」となりますよね。
だからチュー未遂まではいくのですが、言葉が上手い具合に噛み合わずすれ違っちゃいます。
はぁ、もどかしい!けど好き!
好きになってしまったのに、それを認めてしまったら世界が変わってしまう。
怖い。
という心理描写が素晴らしかったです。
それがBLの切なくて面白い所だと思うから。
でも溢れてしまった好きの気持ちは戻れないってのが恋だ。
綾瀬も初キスだと分かって、ちょっと怖くなくなったって…可愛過ぎかよ〜。
描き下ろしもただ夏服になりお互いの開襟シャツを褒めるだけなのですが、可愛くってニヤニヤが止まらんってなりました。
とりあえずシリーズの1巻目を読んだのですが、これは最後まで読まないと気が済まないのでポチしてきます。
綾瀬のいとこの意地悪な子が男子から告白されてどうなるかも知りたいし、類の気持ちは単なる友情なの?これから変わる可能性アリ?そこも気になってます。
木下さんにしては傲岸攻めが出てこない、ピュア同士の高校生ものでした。
見ているまわりが恥ずかしくなるくらいの初々しさです。
海外から戻ってきた綾瀬。複雑な家庭環境かと思わせましたがそうでもないみたい。ちょっと無愛想な感じですが、実はピュアで臆病な攻め(?)さん。
一方の藤沢は、小さくて可愛くていい子。二人は席が前後ろで、だんだんと親しくなりますが、そこから恋になる課程が自然で説得力があり、とても良かったです。
藤沢の幼なじみ(イケメン)や、何やら綾瀬に気がありそうな綾瀬の従兄弟などが脇を固めます。
特にこの従兄弟との絡みはそれほどなかったので、続編で展開があるのかな~。
シリーズとして続きますが、この本で二人の恋はいったんハッピーエンド。
『ゆっくり進む展開のラブストーリー』という、トピ立てを見ていて、思い出し、再読しています。
涼やかな風が胸に吹き渡る様な、爽やかさ。そして、それとは気付かずに恋に落ちていくさま。
とてもゆっくりと進んで行くので、心模様が丁寧に描かれています。
友情の「好き」と、恋の「好き」の違いをどうやって知るのか?
少しだけ大人びた綾瀬は答えます。「気持ちがあふれて、どうしようもなくなるのかも。」
そう、「好き」が、あふれちゃったら、それが「恋」ってこと? 蒼太のドキドキが伝わってくるようです。
柔らかなタッチの絵と、淡い水色と白の表紙もとても爽やかで優しい。
ちょっとだけ残念なのは、綾瀬は早々に類をライバル視していますが、類はホントに優しい、ただの幼馴染。ホントは彼氏なら、類の方がずっと王子様なんだけど‼︎
そこは、綾瀬にもうちょっと頑張ってほしいところです。
体育祭など、懐かしさ溢れる行事を挟んで綴られているのもメランコリーで良い。彼らがどう成長していくのかを楽しみに、恋がゆっくりと醸成していくのを楽しみたい。
高校生、学校、体育祭、通学電車、制服、転校生。
特にこれはという事件は起きなくて二人と親友といとこくらいが登場します。
優しくて明るくて性格が良くて弱音を言わない面倒見のいいと思われてるいい子の蒼太と一つ年上で1ヶ月遅れの転校生綾瀬のお話。
ごめんって言うなよとか、人の気持ちばっかり気にしてたら疲れるぞ気にするなって言葉に綾瀬が特別な存在になったのかな?
お年寄りに親切なのを自分だけが知ってるのが宝物とか。
早い段階からお互い意識しあってますね。
可愛いとか言われたりキスされそうになったり、それ間違いだったと言われてぐるぐるしたり。
何かとドキドキして顔を赤らめて可愛いです。好きなのかと意識して、おいかけっこして。
綾瀬がとうとう蒼太を捕まえて告白してキスしますが、蒼太は男同士だし友達だし怖いって。
可愛いしリアルですね。
でも好きだから仕方ない。ファーストキスおめでとう!
親友の類は本当にただの親友なのかなとつい期待してしまった。蒼太が捕まった時も割って追いかけなかったし実は片思いという美味しい展開はなかったようです。
ずっと読みたくて読みたくて、試し読みを読んで続きを妄想したりしていたのですが、やっと読めました。
可愛かった!まあ、本当に可愛らしかったです。
木下けい子さんの描く絵って、「今宵おまえと」や「由利先生」シリーズや「キスブルー」辺りはちょっと目の焦点が合ってない表情が多かった気がするのですが、こんなに見るからに可愛い小動物系DKが見られるとは。感動です。本当に作家さんの日々の努力と鍛錬には頭が下がる思いです。
藤沢がとにかく可愛いです。背はちっちゃくてくりくりの目。すぐ真っ赤になるところも可愛い。学校のアイドルとかではない、いい意味で「ふつうの可愛さ」。行動や仕草も含めて可愛いのです。
幼馴染の類との雰囲気も良くて、類はクウォーターでイケメンだけどぽわんとした性格で、きっと周りから見たらふたりの周辺だけいつもたんぽぽが咲いてそうなイメージ。
その中で綾瀬だけがちょっとエッジの効いたクールキャラで登場するものの、読んでいくうちに言葉が足りなくてぶっきらぼうで不器用な子だったかーと分かってきます。
期待されるのはありがたいけれど、本人が過剰に受け止めてしまって許容範囲を超えてしまったら…。その結果みんなの期待に添えなかったら…。中学生には重過ぎる負担ですよね。
藤沢はそのトラウマのせいで無意識に「期待を裏切らない自分でいる」クセがついてしまっているように見えました。無意識なだけに周囲はそれが「素の藤沢」だと思うのは当然。
そんなときにそのクセを見破って、「そんなの必要ない」と言ってもらえたら…。
荷物を降ろしてふうっと体を休めたときの心地良さ。綾瀬といるとそういう気持ちになれる。これってすごくしあわせなことだし、綾瀬が藤沢にとって特別になるのも自然に思えました。
ずっと一緒にいた類とは違う居心地の良さを知った藤沢のこころが育つ様子がもう叙情的と言うか、なんでしょう、すごく見せ方がうまい。ぎこちなく大きく膨らんでいく思い。それが花火のように弾ける瞬間までの描写も、その後のふたりの誤解やすれ違いの描写もたまりませんでした。
過呼吸になります。わたしの類はどこ?と思います、きっと。
類のスタンスもいい。無条件にトラウマを抱えた幼馴染を守るだけじゃなくて、ちゃんと幼馴染の声に耳を傾ける。綾瀬がいなかったら類スパダリルートで王道と思えるくらい。なのに基本ぽんやりぽわぽわしているところも良くて、登場人物全員好きだ!と思える作品でした。
続編2冊カートに入れました。今月BLに使った金額を考えると購入画面には進めない…。でも進みたい。
ジワジワきます!
受(たぶん)の蒼太が、読んでいるうちに、可愛く見えてきます。
小柄で素直で可愛い!だから、攻(たぶん)の綾瀬もジワジワ好きになったんだろうなぁと、同じ気持ちで私は読んでました。
いとこが余計なとこででてきて邪魔をするし、綾瀬は言葉が足りなくて勘違いさせるし、女装はあまり可愛くないし、これホントに進展ないまま終わるんじゃ?!って思うのですが、チュウはあります!
爽やかでいい感じにあります!
さらっと読めるし、少したってから、また読み返したくなく感じのマンガです。私は好きです。
続きも出ているので、キス止まりかぁと思わず、ぜひ手にとって貰いたい一冊です。
とにかく藤沢が可愛い。木下先生の描かれるDKはどうしてこんなにも可愛いのでしょう!?
これは綾瀬じゃなくても、ついホモに走っちゃいますよね。というか、親友の類君はこれまでよく友達の座に留まっていられましたね。
二人の不器用で幼い初恋に、終始きゅんきゅんしっぱなしでした。今回はキス止まりだったのですが、二人の初めてのお泊りなんぞ出てきた日には、読んでるこっちの方が緊張して過呼吸になりそうです。
一つ疑問に思ったのは、なぜ綾瀬を1歳上の設定にされたのでしょうか。帰国子女で編入手続きが面倒だったから、という説明がされていましたが、話の内容的には同じ年でもよかったと思いますし、そこだけが腑に落ちないところでした。