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残酷な世界に 咲き乱れる 恋の花。
itosan
伊藤先生
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
BLに出戻り早数年。
この頃はなんでも美味しく食べられるようになったまりあげは。
読んだら次の日に残るだろうなあと予想できる作品は避け傾向がありましたが、この頃は、、、(以下略)
ということで、殺し屋コードネームは「I」×小さい頃から娼夫をしている2人が出逢ってしまったことで起きるキセキの恋物語。(あらすじ詳細は有名作品なので他の方のレビュー参照を!お上手なので!)
限りなくドス黒い設定のストーリーではありますが、2人の関係性に至っては産まれたてのピュアな恋と思っております。
黄昏の腐民とか好きそうな(まさにまりあげはじゃん!)結末でした。
もっと早く読みたかった…♡
そして、お表紙もほの暗さを秘めていてオシャレですよね。
人によってはしんどい作品みたいな噂を聞いていて読んだからか、ハッピーエンドやんって思ってしまった。
現代日本の設定とはひと言も書かれていないからいいんだけど、暗殺者×娼夫。しかも銃で殺すタイプってなんか現実味がなくて作り話として冷静に読んでしまった。あんなホテルの一室血まみれ部屋にしてしまったり屋外で複数人銃殺したり、今ってそこいら中に防犯カメラ設置されてるやん。捕まるってって思ってしまった。
受けのキョースケくんも殺し屋イトウさんことIも悪い大人に利用されて自分らしく生きる術を知らなかった者同士でお互い強烈に惹かれあって逃避行から殺し屋のボスに見つかって拘束。
イトウさんは記憶改ざん、目の前で犯され動画撮影されているキョースケを銃殺してスナッフビデオを完成させよと言われて銃を構えて……。
2巻が出てるから大丈夫なんでしょ?なんて元から思って読んでたのもある。
やっぱりBLは死なせるのはタブーなんだなって思ってしまった。
いくらやらされていたって言っても何人も人殺してきたんだから報われない結果になっても仕方なくない?なんて思ってしまうのは酷いのでしょうか?
ここにきて私の勧善懲悪好きが出てきてしまいます。
2巻はどうなるのか。
同時収録のお話は攻めザマァでなかなか良きでした。
DMMブックスで購入
白抜き修正
かんっぜんなるメリバですね・・・一読しただけでは理解が追いついていない場面も多そうですが、光属性としてはこちらの作品を何度も読み返すのはなかなか辛いです_(:3 」∠)_
あらすじから、ハッピーなお話でないことはわかっており、でも最後くらいはハッピーエンドでしょ!と思っていたんです、が、、甘かった。
ラストまで重めな上に、同時収録作の高校のお話もメリバなんて・・・!
好みの問題で、好きな方にはたまらない作品だと思います。
冥花すゐ先生のBLデビュー作、、、。
紙媒体はなかなか出回っていなくて、やっと手に入れて読みました。
これがまさにメリバってやつですね。
殺し屋×娼夫、設定だけでも薄暗いなあなんて思ってましたが結末はまさにメリメリのメリバ。
愛を知らない2人が出会って、愛を知って、為す術なく逃避行。
最終的には追手に捕まってしまい、受けの美しい娼夫キョウスケが、攻めのポーカーフェイス イトウさんを助けるべく薬を自ら盛られに行き、後遺症で記憶を失います。
最終的に2人とも命は助かります。
死ネタではないのですが、愛する人の命と引き換えに思い出や記憶を失うというのはなんとも酷です。
なかなか辛くて、イトウさんの続編、I(イトウさんの過去編を主とした物語)も手に入っていたのですが読む気になれなかった(笑)
でもぜひ2冊一度に読んで頂きたいです!!
ボス(イトウさんの生産者?)は気の毒ですが。
愛が歪んでましたね、バナナ○ィッシュ味を感じました。
最終、私的にはハピエンです。
絵のタッチが独特で万人受けというわけではないですが、今後も推していきたい大切な作品のひとつになりました。
繰り返し読んでいる1冊。
何度、読み返しても名作だな!と、思える作品だわ。
暗殺者のイトウさんと、男娼のキョウスケくんは恋する事や、人を愛する事を知らない。
そんな2人の純愛物語。
いつも笑顔のイトウさんが、本気出す時の目が怖いし、絵柄も影の使い方がリアルでゾクゾクする。
暗殺者、男娼共に闇の世界が丁寧に描かれていて、話にどんどん引き込まれて行く。
最後、ハッピーエンドは分かっているがどっしり重いストーリーに毎回胸を掴まれる。
有名作なので、あらすじ読まずともちるちるの記事や何やかやでお見かけしていた本作。
なので、多分可哀想な受けが攻めに救済されるお話なんだろうなぁ、とは予想していました。
予想は半分当たりで半分はハズレかな?
実際はお互いが救済されるお話でしたね。
子供の時からウリをやらされ、それだけで生活してきた受けキョウスケと同じく、攻めは任務のためだけに育て上げられた存在でした。
"I"はあのボスにアッチの方も仕込まれたって事…?
その事実になんか知らんがめっちゃエロくて萌えてしまいました。
ボスは"I"をなんだかんだで愛してたんだな…って思ったらちょっと切なかったです。
お互いに初恋で純愛の上の逃避行でした。
そしてラストはまた0から始まるラブストーリーですね。
続編は全くあらすじを知らないので、どんな展開なのかとても楽しみです。
同録の短編も雰囲気のあるストーリーでした。
個人的にはあまり…でしたが、雰囲気や絵にはゾクゾクしました。
ヤンデレ好きはハマるのでは?
次巻のIも含めての感想。
キョウスケが自分をモノ扱いするのが悲しかった。
イトウさんもイトウさんなりにキョウスケのために行動するが、二人とも不器用すぎてすれ違う部分もあり、やっと幸せになるのかと思いきや…。
不謹慎だがボスにいいように操られるイトウさんという構図が好き。ボスの歪んだ愛情や執着が引き金を引くのを躊躇わせたのだと思うとグッとくる。
名前をつけられたことで自我が芽生えたイトウさん。キョウスケが記憶を失ってもそばに居てくれる一途さに感動。
こういう物語を耽美作というのかもしれない。
無駄な線が無い画風
とても不条理で哀しい世界で育った二人を、無駄な線描が無いシンプルで白っぽい絵で描いています。版画の絵と似ている。垂れ眼のイトウさんの笑顔と和風のキョウスケ君の風貌が醸す雰囲気は哀愁。
生まれおちたのが、その世界だから当たり前に育った殺し屋と男娼の恋。
どちらも心の一部を麻痺させていないと正気を保てない仕事。
イトウさんは、男娼のキョウスケ君の常連客、触れない。雑談を楽しそうにして時間が来ると帰る。ある日、「仕事をやめて好きなことをしてほしい」と大金を見せるイトウさん。
キョウスケ君を危険から守るために、組織のタブーを犯すイトウさんは、裏切者として組織から追われる。「この気持ちを抱いて消えるなら・・」と観念した時、
キョウスケ君の「仕事を辞めた、会いたい」のメールを見て、処分屋を撃つイトウさん。
イトウさんがお金を渡して去ろうとしたら、キョウスケ君は「イトウさんと会えなくなるなら、ここで殺して」と伝えます。イトウさんといる事だけを願うキョウスケ君に、目を見張るイトウさん。
裏切者のイトウさんを狙う刺客が次々現れる。
(二人の明るい未来って、想像できないなー)と諦めながら読みました。
ボスから洗脳教育を受けた非情なイトウさんに心の変化を起こしたのは、キョウスケ君が持つナニカ。
組織を離れたイトウさんは五年後、記憶を失ったキョウスケ君が働く店に通い、気持ちを向けてくれるまでずっと待つ。
「キョウスケ君が持つ何か」とは?・・「誰にも消せない愛」、愛って凄いなーと思った作品。
神。
二話目のCAGEは、「快楽とは苦痛を薄めたもの」がテーマの作品、これはしゅみじゃなかった。
一コマ目のキョウスケの絵にハートを撃ち抜かれたので購入しました。絵がすごく雰囲気あって良いです。
殺伐とした設定と世界観ですが、イトウさんとキョウスケの恋愛模様は初々しく、ほのぼのとして可愛いです。
あと、イトウさんのキョウスケの前でデレてるときと仕事の時のギャップが良いです。一撃必殺カッコいい。目付きの鋭さが半端ない。
同時収録の先生×生徒のSMも良かったです。生まれついての王者な受に支配される心理的どM・嗜好はどSな先生攻ツボです。
ちるちるの記事で「殺し屋」稼業というのに心惹かれて購入しました。
以前から気にはなっていた作品なんですが、とても重苦しい雰囲気と、絵の独特の怖さに恐れを為していたのです。
キョウスケくんの、何も映していないかの様な瞳。もしくは瞳孔が開きっぱなしにも見えて。
それはとても恐ろしい。
対する「殺し屋」である「イトウさん」の、いつも薄目で笑っている様な。
閉じられている様な、眼も恐ろしい。
ノワール、というジャンルに色分けされたそれは、まさしくその言葉にぴったりで。
読み手側を陰鬱な雰囲気に引き込んで行く。
血生臭さと飛び散る精液の生臭さ。それに塗れて、何とか生きている2人。
「イトウさん」は、時々キョウスケくんを買ってくれる男で、謎が多い。アタッシュケース満杯の札束を提示して、キョウスケくんを「自由にしたい」とのたまう。これだけなら、完全なスパダリなのだが。
キョウスケくんは、ウカウカとそんな甘い言葉には乗らない。彼は彼なりに分不相応という言葉を知っていて。自分が棲む世界はただこの底辺にしか無いと、どこか諦念している。
性暴力の捌け口となる事でしか生きられない、と信じてもいる。
後に「イトウさん」には感情というものが無い事が物語後半では明かされる。
そんな彼が、キョウスケくんを愛して、感情というものが芽生える。恐れ、慄き。
それでも手に入れたかった恋という感情。
ただ、キョウスケくんと生きたかっただけ。
彼は自身をがんじがらめにしていた鎖を自ら絶とうとする。
「イトウさん」を純粋な「殺し屋」として育てて来たのは、実の父親なのだろうか。
マッドサイエンティストにも似た「ボス」に捕われた「イトウさん」は。
記憶の底から湧き上がる、迸る感情だけを頼りに、自分の元凶を倒す。
キョウスケくんと生きた、恋をした、束の間の記憶。
純然たる殺人兵器「殺し屋」として生きた時間よりも、ずっと短かった筈なのに。
その感情だけが全て。「イトウさん」をこの世に生かす。
そんな「イトウさん」への愛情だけを遺して。キョウスケくんもまた、全ての記憶を失くしてしまう。
記憶の死。ラスト周辺の、恋人たちが互いを思い遣る激しい命のやり取りに、揺さぶられて、涙。
数年後なのか。キョウスケくんが男娼では無くて。バーテンダーをしていることにホッとする。
「イトウさん」もどこまで記憶があるのかは分からない。
キョウスケくんに記憶は無い。ただ心の奥に沈めた記憶がきっと。2人はまた心惹かれる様な予感。
そのことにまた涙。大切な感情は何処にも行かない。
2人はまたきっと恋をする。そうであって欲しい、と願うのだ。
同時収録は、これまた不穏な絵が怖い「Cage」
美しい生徒会長・愛路は、教師の多賀を犬にしている。試験のデータを盗ませ、性欲の捌け口にしている。常に虐げられていることに嫌気が差したのか、多賀はある日、愛路を監禁し、鎖で繋ぐ。
逆襲のつもりが、実は。というオチ。
仄暗く、血生臭いのは表題作と同じ。ところが、こちらには愛は無い。歪な執着と性癖があるだけだ。
どちらもとても痛いので。心はヤラレる。元気な時に、落ち着いて。心して読むべし、かな。ふぅ。