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アニメでは描かれていなかった小夏の初高座が見られてよかった。
信ちゃんが通う幼稚園での落語会「こんな上客めったにねぇ」と強引に小夏を引っ張り出した与太郎。
突然のことなのに立派に務めた小夏。
八雲師匠が倒れた時も緊急事態で青ざめながらも息ぴったりでいい夫婦です。
信ちゃんも人懐っこく賢く落語が大好きでとてもかわいい。
厳しい八雲師匠が信ちゃんには甘く、2人のやりとりもすごくいい。
八雲師匠が倒れる時に現れたみよ吉は怖かった〜。
「アタシぁ またあの人に未練があるってェのかい」
あの人ってのはみよ吉ではなく助六のことだと私は思っているんですけど。
そして落語のことを意味しているかと。
与太郎の「居残り」が見せ場でしたね。
落語の場面はずっとそうだけど、噺家さんの演じ分けを雲田先生が描き分ける表情がイキイキしていて臨場感、演技力、迫力が伝わりますね。
ストーリーのキャラたち皆、人間味があって描かれ方が大好きなんですが、落語の場面は雲田先生の本領発揮という気がします。
雲田先生、アニメ化おめでとうございます。雲田ファンとしてこうしてお名前が全国区で知られわたっていくのは本当にうれしいです。出来ればBLもちょいちょいと描いて欲しいと思ったりもしますが。
さてさて、もう7巻なんですねえ…。BLのコミックを読み慣れていると続巻が出るのが一年後っていうことも普通にあるのでこのペースで新刊が出るのは本当にうれしいです。
6巻では与太が真打になりましたが、これから彼自身の落語をどう打ち出していくのかが彼の課題でした。あの天真爛漫な空気感が彼の持ち味で、八雲でも助六でもない、三代目助六の「居残り」。八雲や周りの人たちの助けも借りつつ着々と成長していく三代目助六の姿には圧倒されました。
でも、やっぱり「三代目助六」というより「与太郎」という名前がぴったりだなあと思うのですが。芸云々ではなく、彼の持っている空気感が、という意味で、ですが。
しかし7巻でも八雲師匠はかっこよかった…!締めるべきところは締め、自分の根底のところにあるものは曲げず。それでいて何とも広い懐に惚れ惚れします。彼は「自分」というものをしっかり持ってはいますが頑固おやじではないので、今後師匠がどのような考えに至っていくのか非常に興味深いです。
ただ八雲師匠は困難(と言っていいのか)に巻き込まれます。小夏さんや与太、松田さんと一緒になって「帰ってきて~!」と切に願ってしまいました。徐々に世代交代が始まっているという伏線なのでしょうか。
さてさて、7巻はアニメ化が決定したことを記念して、アニメDVDが付属した限定版も同時発売されました。DVD付きにするかさんざん悩み(だって値段がすんごく違うからね)結局DVD付きのほうを購入。そのDVDの感想もちょこっと。
1巻まるまるのストーリーが入っていました。45分のDVDです。
雲田さんの、繊細で、良い意味でのクラシカルな絵柄はどうしても消えてしまっていて、それは想定内ではありましたがちょっぴり残念でした。
ただ、私はあまり声優さん萌えはしないのですが、八雲さんは音声がついたことで色気が増してます…。BLではないので腐萌えしたらいけないのかもしれませんが、イメージ通りで本当に良かったです。
1巻の内容ではありますが、ざっくりとまとめられていて細かいところはカットされています。それぞれのキャラたちの心情をすべて追う内容ではありませんが、終盤の与太郎による「出来心」がまるっと流されます。すごく面白かった…!ある意味「落語のDVD」ともいえる造りでしたね。
今回は与太の落語でしたが、八雲師匠や助六の落語も聞いてみたい!と強く思わせてくれる内容でした。
あ、そうそう、与太と小夏の息子の信之助。オコサマなのに妙なお色気があるのはなぜ…?小悪魔的な可愛い魅力を持ったこの子が、今後のストーリー展開にどうかかわってくるのか非常に楽しみです。