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「泣いてる 太郎さんを もっと暴いて 泣かせたい」
utsukushii yasai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1巻を数年前に読んた時はピンとこず「中立」の評価だけしてレビューは書いていませんでした。
今回再読し、萌2にしたいけど変更できず、中立のままレビュー上げるのは申し訳ないと1巻は未レビューです。
1巻が当時ピンとこなかったのは、行間を読めず、あっさり感じてしまったからです。
再読しまして、いやいやこれは、いい話なのわかった。となりました(だいぶ遅い)
今ならわかる、ミーコハウス先生ならではの、少ない文字量と絵で語る見せ方が好きです。
藤田がしっかりしていますね。
エロいだけじゃない。
エロい太郎に流されない。
仕事をする太郎に渡り合える自分になりたい。いい男だ。
さすが太郎を変える男なだけある。
太郎は太郎で、筆が乗ったり、意外と早く素直になったり、スランプになったり、こちらも目まぐるしい。
スランプにもちゃんと理由と背景があり、スランプ打開の過程に説得力あって、さすがミーコハウス先生!と唸りました。
清く正しい自分と、淫らな自分を分けてバランスを保っていたのに、藤田と恋をすることによっておかしくなってしまった。
でも藤田に「愛してる」と言われて、どちらも肯定して融合できた。みたいな(もっと深いと思いますが私の頭ではこれくらいの理解なのか悲しい)
更に、太郎から藤田へしてあげたいという気持ちがわんさか溢れてきて。
太郎がセックスの回数を減らすとまで言い出すなんて!!
変われば変わるものですねぇ。愛の力は偉大だ。
─愛って多分 眠気に似てるな
いい言葉ですね。誰にでも毎日訪れる、まったり意識が遠のく気持ちよさみたいな(それだけではないけど、この場合はそうってことで)
で、太郎の先輩登場ですか。
ちょっと悪そうなイケメンじゃないですか。
しかも言うことが当たっている!?
3巻どうなるのか。楽しみですー。
一巻では、太郎さんが仕事に没頭するあまり、治樹を蔑ろにしてしまったと思ってあわあわするところで終わりました。やってることはやってるのにこういうとこでピュアさ出してくるんだからズルいですよね。
なんか一巻の最初の方と比較すると、マトモな大人感が出てきている気がします!笑それも治樹がいることで食生活もちゃんとするようになり、仕事も波に乗ってきている訳ですね。
前巻までは割と受け身で治樹にされるがままだった太郎さんが、自分から行動をおこしているのが良かったです!次巻に期待!
1巻と同じく引きがいいラストです。
ここにきてきっちり子供っぽい治樹(年下 攻め)も出してくるところが天才か、と思う2巻。太郎(受け 小説家)が年上らしいというか、治樹を愛しみはじめるところも、自分自身も大事にしだすのも、恋っていいね人を変えるね、としみじみさせる。
エロはエロい。相変わらずおもちゃ使ってくれます。尿道プレイもラブラブエッチも両方楽しめる最高の1冊。幸せすぎて張り合いがないほど幸せなので、ラストの波乱はもう少しページ数収録されてもよかったかも。
相変わらずSMプレイがとっても濃厚な2人です。ただ、今作では太郎が治樹を好きだという感情を認め、治樹もやりがいを感じられそうな新しい仕事を始めるなど、前巻から環境が少しずつ進展していきます。太郎がすっかり治樹の言われるがままで、まあMの人間というのは得てしてそういうものなんだろうとは思いますが、情事への持っていき方がさすがにマンネリ化してるかなぁとも感じました。が、最後の方には太郎の方から年上らしく治樹を責める描写もあったので、なんだかんだバランスがとれている2人だなと思い直しました。
S側の人間というのは一見優位なように見えて、実はM側に至れり尽くせりのサービス精神溢れた性格の人でもあるので、今作ではそんな治樹が情事以外のところでも穏やかに太郎を思いやっていることが分かるシーンもあって良かったですね。太郎の方は情事を除くと治樹に恋人としてちゃんと真摯に向き合えるのか若干まだ不安に感じる部分もあったので、仕事との折り合いを上手くつけながら関係を続けられるか見守りたいと思いました。
2巻もエロエロですね。
でも二人とも好きって素直に伝えて、お互いにだんだん変わっていきましたね。
太郎さんの過去や今を作った事柄、治樹のちゃんと自分から能動して太郎と向き合いたいと思うこと。
そして恋人同士に。
怖がってる太郎さんが可愛いです。
ズルくて罪悪感に囚われていて淫乱でMな太郎さんにとことん付き合うつもりの治樹、いいですね。愛です。
でも治樹と幸せになると小説がスランプに?
そして先輩との再会。なんだかヤバそうな先輩ですね。嫌なこと言いますし。次の巻では何か起こしそうです。
セフレといいつつもお互い大事に思っていた1巻。
続編は、だんだん本気になっていく関係をどう受け止めるか、発展させるか、お互いに悩みながら進んでいく。
言葉の代わりに体をつなげる二人ですが、終盤には、藤田くんの決心でちゃんと向き合おうと一歩踏み出します。
永井さんは、最初の相手、先輩(今は大手編集)がまだ好きだと思っていますが、その先輩が最後に登場して、ここからどうからんでいくのか?
続きが楽しみです。
プレイはプジー登場でH度が増したような。個人的には痛そうで苦手なのですが、まあ永井さんがとろけ切っちゃってるのでそんなに抵抗はなかったかな。まあ、その辺は急いで読みました :-)
1巻が想像以上によかったから即購入ー!
ネタバレお気をつけください
2巻でも太郎の天然など淫乱ぶりが溢れてて
かなりのえろ可愛さ♡
特に、つき合う気はないと自分で言っておきながら
2〜3日の放置で耐えきれず、実家まで会いにいって
「ヤりたい」と伝えるものの手をだしてもらえず
そこからのジイとか、奥まで届かないもどかしさ
とか、その後の泣き顔とか、色気がヤバいです♡♡
尿道プレイにしても、器具自分で買わせるところ
から楽しむ攻め(年下)も、攻めとして育ってますw
買いにいっただけで勃っちゃって立てなくなるとか
可愛すぎるー!!!
ストーリー的にも進展し、太郎さん(受け)の
「世界中から拒まれている気」はもうしないんじゃ
ないかな。。。
絵的に強い抵抗がなく、えろいの苦手、とかで
なければかなりオススメできます♡♡♡
1巻に比べるとSMさは薄いかな。
どちらかというとイチャ甘度がUPしてました。
悪い子の太郎さんと良い子の太郎さんが仲良くなったり、治樹との関係をセフレと思い込んでいた太郎さんが自分の気持に気が付いたりと精神面で結構進んだかな。
いや、進みました!
だってあの太郎さんが治樹を可愛がろうとする面が出てくるんだもの!
変ったよね。
お口でしてあげた後、仕上げに吸い込むとか丁寧ですね٩(*´︶`*)۶
SM度が大人しめとは書きましたが、尿道プレイ出てきます!
お道具購入するところからがプレイの一環です( *˙ω˙*)و グッ!
断面図とかも有ります。
とはいえ、読み終わった時の印象の強さはやっぱり1巻かなぁ。
なんかすっごい\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!! ってなったからな、1巻。
治樹も就職に伴い髪の毛切って心機一転!
太郎さんも在り方が変わったことが作風にも影響を与えて、スランプにもはまってしまって…な状態だけども治樹と一緒なら大丈夫そうねー♪なんてのんきにニヨニヨしていたところで!
不穏そうな新キャラ登場。
太郎さんの初めての人である先輩です。
ううん、不穏な終わりだ。
だが一つ言わせてくれ。
太郎さん、警戒するのは良いことだ。
だけどもあれは一言余計だよ~。
虐めてくださいって言ってるようなものだよ。
ちょっかい掛ける気が仮に無かったとしても、あんな言い方されたら意地悪な気持ちが湧いてきちゃうよ!
そこは相手が吹っかけてくるまで様子見とこうよ。
後から購入することのいいところは一気に次の巻が読めることですね。
現実と理想の狭間で鬱屈を抱える太郎が、治樹とのSEXで解放されて行くのですが、エロモードじゃない時の太郎の覇気のない生活ぶりは、全然「清く正しく」は見えなくて、鬱屈抱えるほど清くもないよ?と思っていたのですが、この巻で太郎の「清さ」がわかって来ました! 小説家である太郎は彼の物語の中では、強く気高く自由でいられたのですね。
暴かれたい太郎と暴きたい治樹。一緒に暮らし始めた二人は、エロエロであまあまで、見どころが沢山なんですが、私は先輩の存在が気になって気になって、萌えてる場合じゃありませんでした。太郎が話した過去の大半に大きく係わっている先輩。思春期の太郎に多大な影響を与えた先輩。元彼女もライターの仕事も先輩の紹介で、初体験の相手(SEXはしてないけど)でもある先輩。いやな予感しかしないと思っていたら、案の定、登場してきちゃった(>_<)しかもすごく嫌な感じの男です、この先輩。うつむく太郎さん、大丈夫だろうか。
松本先生はこの先輩をどんな風に動かすんだろう?とても心配で、そしてとても楽しみだ。
2巻まで読んで、かなりの満足感。
この満足感は何だろう。エロが濃厚だからかなぁ。
受けの太朗さん31才の過去に、2巻で焦点があたる場面がありました。
太郎さんは、教師の父親に厳しく育てられ、優等生として学校生活を過ごした。友達は少なく、人付き合いは得意でなかったものの、生徒会に入ったことで、教師や先輩に庇ってもらえる立場を得ることができた。また、もともと父親の影響で文学が好きで、高校生から文章を書きはじめた(のだろうと思わせる描写あり)。紙の上では、現実の脆弱な自分を排除して、「清く正しく強い」自分を作り上げることができた。しかし現実には、性の壁にぶち当たり、自らの性欲や自慰行為(本人にとっては清く正しくない)を認められずに苦しむ。尊敬する先輩の言葉により、性欲や自慰行為をする自分(悪い自分)と、清く正しい自分(よい自分)を分けることにした。(でも実は先輩の助言はたいして影響力はなかったと私は思うんですよね。悪い部分と良い部分を極端に分けてしまったのは、やっぱり父親の影響が大だったのではないかな)
という過去をたどり行き着いたのが1巻冒頭の太郎さん。
このこじれた子を解きほぐしてくれるのが年下イケメンの藤田くん。
あれ、この設定どこかで……と思い当たったのは最近読んだ宝井理人さんの「テンカウント」。
受けが自分の認めたくない部分(性欲)を抑圧してきた過去があること、それを年下のイケメンがさらけ出させ受け止めることによって統合していくこと、が共通しているなと。
テンカウントのほうがより意識的にトラウマとその後の自己形成を扱っているかんじはしますが。
それはさておき。
藤田くんは、料理できるし、気つかえるし、イケメンだし、エロいし、かといってヒモにならない自立心も立派だし、本当に理想の旦那ってかんじ。
こんな人に愛されて、恋を自覚できた太郎さんは幸せだろうな。ちょっと太郎さんが羨ましくなってしまいました。
もし太郎さんが女だったら、こんな打算も自覚もないくせに、幸せな恋愛しやがって、とか思ってしまうんだけど、そうならないのがBLのいいところ。
互いの気持ちの矢印が揃ってきて、通じあうさまをとてもここちよーく読むことができました。
何よりエロが多くてしかも描写が濃厚。
満足感の正体はやっぱそこな気がするなぁ。
もしくは、冒頭では廃人でとくにかっこよくもないし良いからだってわけでもない太朗さんが、藤田くんに愛されることで変わっていくってとこがいいのかなぁ。何か知らぬまに太朗さん=自分にして見ていたのかもしれないとふと思いました。
ラスト、先輩の台詞には、すごく嫌なかんじを覚えました。せっかく人間的に健全な状態に至った(抑圧していた部分を取り入れられた)のに何てこと言ってくれてんだ、と。
けど2巻で終わりだとおもっていたので、3巻があるのはうれしいてます。楽しみにしています。