DOUBLE HOUND

double hound

DOUBLE HOUND
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×230
  • 萌17
  • 中立8
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
19
得点
474
評価数
118
平均
4.1 / 5
神率
50%
著者
ハジ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784861347535

あらすじ

値段分、天国を見せてあげる。
出会いはカフェ店員とコールボーイ
その日にセックス、数日後に友達
でも本当は、刑事と暗殺者
独特の世界観、圧倒的な画力。新進気鋭の実力派デビュー!

裏社会の住人達は今日もキケンな恋をする。

麻薬密売グループの重要人物を追う刑事・リーガーは、その男の贔屓であるコールボーイ・ヤクモに窮地を救われる。情報を得るため捜査への協力を頼むが、一枚上手な彼に翻弄されて…。

惹かれ合う刑事と暗殺者
二人の結末は…

表題作DOUBLE HOUND

リーガー,カフェ店員に扮した捜査官
ヤクモ,コールボーイ兼、暗殺者

その他の収録作品

  • HOUND & STRAY DOG(描き下ろし)
  • ROUND HOUND VACATION(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト・漫画「メイクアップ・ヘブンズゲート」

レビュー投稿数19

オタク心にぶっ刺さる世界観です。

背景の描き込みがオタク心にスマッシュヒットするやつでした。

映画『攻殻機動隊』や『メトロポリス』とかに近い方向性のサイバーパンクな世界観です。街の中央の一番いいところに富裕層が陣取っていて、その外縁を貧困層の棲む危険地帯がぐるりと取り囲んでいます。

そんな街の、貧富の境目辺りで繰り広げられる、バリスタ×カフェの常連客でコールボーイというカップリングのBLですが、実は攻めにも受けにも裏の顔があるのです。

裏社会もののBLは他にもあれど、その世界観をバリバリの少年漫画画風で仕立てあげるのはハジ先生ならではです。少年漫画っぽいといっても、ジャンプやサンデーなどではなく00年代初頭のガンガンやGファンタジーな感じです。

ハジ先生の作品はどれも世界観やキャラクターの作り込みが素晴らしいのですが、それだけに連載がわりあい短期で終わってしまうのが勿体なく、もっと続きを読みたかったのになぁとちょっと残念な気持ちになるのですが、本作は短めのストーリーでも満足感のあるまとまりでした。

……って、思ったら。よく見たら別の作品のスピンオフじゃないですかー! 全然気づかずにうっかり読んじゃいました。『FETTERS』……たまにKindleでおすすめされるのですが、電子単話売りだから単行本が出たら買おうと思って早数年、いまだに出てないですね。単話買お!

ともあれ。

本作の受けはこれまで読んだハジ作品の受けのなかでも最も童顔で華奢なので、違法すれすれのドキドキがありつつ、しなやかな肢体から繰り出されるキレのあるアクションに、惚れ惚れしました。少年漫画を読んで育った者にはたまらないです。

少年漫画の二次創作でBLにはまり商業BLにはまったけど、なんか物足りないよー、という方におすすめです。

2

続編希望!

読んでみたかった〜ハジ先生の作品とても面白かった。
デビュー作なのにレベル高い。。。
読んでいて、飽きなかったよ。
この内容なら、シリーズ化しても良いんじゃないでしょうか。
1巻完結は〜勿体ない!

ハードボイルドで、ストーリーよし!
何より、設定や背景がしっかりしてて、登場人物に無駄つがいがない。
脇役たちの活躍も素敵。

コールボーイ殺し屋と刑事のラブストーリー。
愛し合っている2人が、戦って、殺し合う!って、萌MAXよね。

ハッピーエンドだけど続き下さい。
リーガーやヤクモの背景や、脇役たちのスピンオフ期待して待ってます。

2

刑事×コールボーイ(兼◯◯屋)

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : なし
備考 :
三言 : 作者買い。ハジ先生の世界観はドンピシャなのでBLじゃない部分もとても楽しめる。サヤさんにも幸せになってもらいたいなぁ〜。

〖紙媒体〗
未読

1

良くも悪くもあっさり

 刑事と殺し屋、好きになってはいけない相手との恋愛ストーリーです。2人はほとんど反発することもなく早い段階から惹かれ合うので、もう少し喰えない者同士のやりとりを楽しみたかった気もしますが、元々穏やかな性格の2人だし、ストーリーも徐々に濃くなっていくので最終的には満足感もありました。ただ、反発はしなくても、お互い好きになるまでをもう少し丁寧に追いたかったなとは思います。

 敵を除いては、2人を取り巻く同僚達も皆穏やかな人間ばかりで、彼らのおかげもあって2人はこれほどすんなり結ばれることができたのでしょうね。がっつりロミジュリ的展開を読みたいという方には少々物足りないかと思いますが、ギャグ、エロ、アクションがすべてバランス良く詰まっていて、読みやすい作品でもありました。軽い刑事ものを読みたいという気分の方にはオススメです。

1

オリジナル世界観

こちら、ハジ先生のデビュー作品なんですね。
デビュー作から圧倒的な独自性がありますね。
舞台は近未来のような、アンドロイドがいて、喋るトカゲがいて、殺し屋がいて、SFやファンタジーの感じです。
潜入捜査の刑事、マフィア、男娼、の登場人物が色々駆け引きやアクションで暴れるけど、ダークさは驚くほど無くて印象はどこか軽やかで湿度が無くて、コミカルテイストでもあり。
ちょっと少年マンガっぽくもあり。アメコミっぽくもあり。
BLはあくまでライトな感じ?Hシーンは何度かあるけど、ヤクモがオトコっぽくないからかなぁ、この作品はBLじゃなくても、爽やかな刑事x可愛い殺し屋のバディものとしてだけでも面白いです。
描き下ろしの「ROUND HOUND VACATION」はそういう意味ではエロ補給なのかな?
快感に忠実なヤクモは実に可愛いです。

あとは個人的にヤクモはじめ、登場人物たちの着ている服装がとても好きでした。個性的でカッコいい。トカゲ型モバイルも!(爬虫類とか昆虫の本物は苦手だけど、コレなら欲しい!私ならヘビがいい!)

2

デビューコミックスから凄い!

裏稼業ファンタジーです。麻薬密売組織を追う刑事のリーガー(攻め)は乗り込んだ先でコールボーイ兼殺し屋のヤクモ(受け)と出会います。

ハジ先生の「坊主と蜘蛛」「Red Hood」が面白かったので読んだのですが、さすが!世界観や画力がすごい。アクションもあるので少年漫画っぽさもあります。

先生の作品、絵は綺麗ですがキャラの外見が好みじゃないことが多いです。
ですが、読み進めるうちにリーガーもだんだんかわいく見えてくるし、好きになるんですよね。

ヤクモの殺し屋仲間がみんな個性的で、シンカイは美人で、トカゲ型携帯電話がかわいい。

ヤクモが殺し屋だと知った時、リーガーはどうするのかとヒヤヒヤでしたが丸くおさまって良かったです。

1

ショタと思いきや。

表紙を見た第一印象は「ショタかなぁ・・・。」
個人的にショタが最も苦手なので普段は手に取りませんが、あらすじを読むとかなり好みな雰囲気で、どうにも惹かれるものがあったので賭けの気分で購入しました。

私にとって“読み心地の良い漫画”というのが存在するのですが、まさにそのタイプの漫画でした。
どちらかというとかわいらしい絵柄で描き込まれた世界観、テンポよく進んでいく会話とストーリー。脇役まで魅力的で、小物ひとつとっても手抜きなしの作画と美味しそうな食事の描写の素晴らしさ。程よく甘い空気が流れて穏やかな気分で読み終わる読後の気分の良さ。

まず、ショタじゃありませんでした!
これはものすごい喜びポイント!!
早々にヤクモ本人から「こう見えても成人なんで」の一言があり、安心して物語世界へ入っていけました。


近未来風の世界で裏社会の住人たちが仕事(暗殺やコールボーイ)をして恋をして仲間と楽しくご飯を食べて生きている。
殺伐とした雰囲気はなく、あくまで日常のひとこまとして語られる仕事に悲壮感は漂わず、むしろきっぱり割り切った仕事観が感じられて清清しいほど。
コールボーイ兼暗殺者のヤクモとカフェの店員(潜入捜査中の刑事)のリーガーが出逢い、関係を育くんでいきます。
とはいえ、ヤクモが暗殺者であることは伏せられていたのでターゲットを挟んで相対して闘う場面も。
ヤクモは闘っている相手がリーガーであることに気付き、そのシーンは切なさが滲みましたがバトルシーン自体は躍動感溢れ迫力があって大変読み応えがあります。


作中でヤクモの上司が口にする
「神は天に在り、 世は全て事も無し」という引用がヤクモたちが生きている世界を表しているな、と感じて心に刻まれました。


同人誌で同じ世界観の物語が発表されていますが、いつかこの二人の物語をどこかで読めることを淡く期待しています。

2

やっぱりメチャクチャ好き!

『Red Hood』『追獄のカレンデュラ』と読んでがっつりはまってしまい作者さん買いした作品。う~ん、ハジさんたまらない〰️!この作品もやっぱりすっごい好き!躍動感溢れる戦闘シーンといい、表情豊かな人物といい、身体のラインのエロさといい、すごく絵がうまいし、話もしっかり練られているのでハードボイルドとして読んでも楽しめるし、本当にハズレないです。私にはドストライクです!

まずメインの二人、メチャクチャ可愛くてきゅ〰️ん!コールボーイの殺し屋なんて暗いオーラ出しまくりかと思いきや、暴力や危険にさらされる仕事に対しセックス大好きとあっけらかんと言ってしまうビッチなヤクモが、理想と現実の狭間に鬱々としている世間ずれしてないお人好しの刑事リーガー(顔もイイ、身体もイイ!ほっぺのペイントとヘアーバンドがむちゃキュート!)に出会って、キュンキュンしちゃってどんどん好きになっちゃう過程が可愛くてたまらないです!
その反面、リーガーに言われた言葉や、重ねたデートや、抱きしめられて眠るなんて何気ないことを、とても大切な思い出にしているところが、これまでの彼の過ごしてきた過去を想像させとても切なくなりました。

そんなヤクモに対しリーガーの方も彼の仕事を気にかけながらも否定せず、受け入れ、寄り添うところがすごくいいなぁ~。

そしてまわりを固める個性的な人たちや可愛いマスコットが魅力的で、重くなりそうな話を軽妙に仕上げるさじ加減も絶妙!本当に面白かった!

欲をいえば、オジサマ好きの私としては、店長チバちゃんの殺し屋&男娼を育て上げる濃厚なテクニックが気になる〰️っ、サヤとなにか芽生えたりしないかなぁ(笑)スピンオフ熱望です!

2

ストーリーがおもしろい!

表紙の攻めがかっこよくて思わず表紙買いしてしまった一冊です。
流し目で色気むんむんなクール系かと思いきや、受けに翻弄されるヘタレでした…
でも仕事してるところはかっこいい!!!
ストーリーもきちんとあったし、何よりストーリーを支える絵が素晴らしかったです!バトルシーンも迫力があったし、脇役もとにかくいい感じでした!
シリアスシーンはあるけれど、ところどころギャグが散りばめられているので重くはなかったです。

個人的には携帯がかわいくて萌えましたw

2

作画のクオリティが高い

ハジさん初読みです。
ダリアさんで連載されていた表題作と描き下ろしで構成。
実はずっと気になっていました。
というのも、漫画描いてらした頃の高橋悠さんに絵柄が似てらして(こういうことを書くのはどうかとは思いますが、ご参考になればと)ファンだったわたしにはものすごく親近感がありました。

攻めは刑事のリーガー、受けがコールボーイのヤクモです。
ヤクモはコールボーイという表の顔の他に殺し屋という裏の顔も持っていまして、リーガーとは対極にいる存在です。
リーガーの方はかなりのお人好しで、性格的には最初から刑事に向いていたとは思えないのですが、反対に腕っ節は強い。
その辺りのギャップに萌えました。
対極にある二人ですが、きちんと最後はハッピーエンドになっています。
描き下ろしの方はひたすら甘々一話と、サブキャラでリーガーの相棒だったサヤのその後が描かれています。

コールボーイということでそれなりにエッチシーンはあるのですが、なんだかスポーツのような雰囲気がして、エロスとはまた別な感じがしましたね。
それもまた味なのかもしれませんが、体の描き方がひじょうに色気があるのでもったいないかなと。
修正の方は小さい白丸で、もともとあまり局部が描かれないのでそこまで気になることはありません。

1

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