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クールな旦那さまが青年家政夫をエロティックにいじる雇用関係ラブ!
shousetsuka to kaseifu
小說家與家政夫
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
小説家モノ好きなんです。仙石原が売れっ子小説家っぼく無愛想イケメンで偏屈っぽいけど男前なところがよかったです。
ただ最初に尚に前触れなく手を出すのが急だな〜と思いましたが。尚が自分の記事や作品を熱心に読んだりスレていなくてかわいいところが気に入ったんでしょうか。
尚も抵抗はするもののされるがまま受け入れちゃって。
そこから仙石原が顔と言葉ではそっけないのにスキンシップが増えたり行動はすっかり尚を溺愛しているのがおもしろかったです。
でも尚が酔っ払って開放的になっていると見極めて最後までしなかったのがよかった。
尚が仙石原を好きになり、仙石原もそうで…とわかる仙石原が海外出張時のエピソードも萌えでした。
キスシーンの流れ、絵もすごく好きです。
途中、尚の下着に仙石原がダメ出しするところで「セクハラおやじー」と言うのが、え?今頃?!とツッコんでしまいましたw
先生が猫村さんを参考にされた話もおもしろいです。
作者買いです。
家事できる男子が大好きで家政夫ものを積極的に読んでいますが、料理以外の家事は得意でない家政夫君でした笑
しかしながら若い故に学習能力も高く、家事を覚えて助手的な仕事も積極的にこなしていく様子は微笑ましかったです。
序盤は、ノンケ尚樹に対して脅迫気味に関係を強要する先生のやり方にスマートさが感じられず、展開にやや無理がある気がしました。
それでもどんどん先生への自分の気持ちの変化に気づいていく尚樹の描写は細やかで、受けが嫌がってないならまあええか…という気持ちにさせられました。
甘々なハピエンに、素敵な読後感をいただきました。
売れっ子作家の仙石原と、縁あってその家政夫として働くことになった大学生・尚樹。設定はありがちですが、尚樹の流されやすさが絶妙に可愛らしく、その反面言う時は言うはっきりした性格でもあり、そのギャップがたまらないなぁと思いました。なんだかんだ尚樹の素直さを見ていると癒されてしまう仙石原に共感します。手を出すのも早いですが、尚樹がやり返す時もあったり、一方的過ぎると感じることはありませんでした。気持ちいいことには逆らえないお年頃、というような尚樹の反応が可愛かったです。
梶ヶ谷先生の作品って"ちょっと影がある青春"のイメージだったので、新鮮だった。
仙石原(小説家)が家政婦のお仕事の一環と称して尚樹(フリーター)に手を出したところだけは少々よく分かりませんでしたが、全体的に尚が可愛くて面白かった!
キャララフの"美少年"の文字に、美少年受け好きとしては得した気分。
話は家政婦さんモノとしては割と王道かと。尚がちょっとドジっ子で可愛い。ハマる気持ちがわかる。
気持ちが通じ合った後の温泉旅館エッチが最高でした。1R目温泉、食後の2R目正常位、3R目隙ができた尚の背後を…ってエロすぎるぞ先生。
いい意味で、今時の言葉で言うところの、『抜け感』というか。
このゆるふわの絵と伴って、ちょっとイケメンの男に「俺、ゲイだから。」と、触られ、
エッチなことをされ。オッパイが大きな女の子が好きだった筈なのに。
どんどん流されていってしまう、尚樹。
お酒で気持ちよくなってしまったら、自ら結構大胆にもなってしまえる。
あっさり先生のを咥えてしまえる。そんな自分に大して驚いてもいない。
とにかくゆるーい。
仙石原は、そんな尚樹が可愛い。
絡め取って行くように、しっかりと、逃がさない。
甘く甘く、どこまでも優しく甘やかすんだけど、決して逃がさない。
何も知らなかった筈の尚樹の素質を見抜き、何となく開発する。
さざ波を立てる程度の当て馬、仁科(彼は別の話で主人公になる。)も何も出来る暇も無く。
海外出張に出掛けていたのに、早めに帰宅する仙石原が、尚樹のひとりエッチの最中を見てしまうという様な、お約束エピソードや、露天風呂エッチなど、ごく普通のシチュエーションエッチを散りばめながら、あくまでゆるーく、ふわふわと。
甘い甘い日常を描いていく。
家政夫のバイトに来ていただけの筈なのに、可愛くてエロい、飯ウマの嫁を手に入れた仙石原の
スィートデイズ。
巻末のキャララフで、仙石原のイメージが、修ちゃんを成功させた感じとあって、意外に思う。
そして、ごく普通の青年に見える尚樹が美少年という設定にも驚かされる。まぁ、可愛いけどもー。
あと、元々尚樹のお祖母さんが仙石原の家政婦を長年やってたんだけど。
この理解あるお祖母さんが、自分の孫が仙石原にヤラレてるということに、察していながら、温かく見守っているという懐の深さにも驚かされる。このお祖母さんが何と言ってもファンタジー。
彼女は仙石原を幸せにしてくれる魔法使いのお祖母さんだったのかもしれない。
「小説家と家政夫」ってまんまなタイトル。そのとおり小説家×家政夫というカップリングです。
補足するなら35歳・ゲイ・売れっ子イケメン小説家×大学生の臨時バイト家政夫です。
12年間小説家の家で家政婦さんをやってた受けの祖母がぎっくり腰になってしまい、急遽、孫の受けが派遣されることに。
受けは家事はど素人なんだけど、料理に限っては母と祖母に叩き込まれていたので小説家の御眼鏡にかなって期間限定で働くことになります。
小説家がゲイということを知って動揺した受けの様子を見て、締め切り明けで溜まってたんだ…とHなことに持ち込もうとする攻め。
え?ちがくね?こんな性的サービスも仕事?と戸惑いながらも、祖母から一番のお得意さまなんだから先生の機嫌を損ねたりするんじゃないよという言葉が脳裏をよぎりされるがままに…。
ここらへんのくだりは正直、え?ありえなくない?と思っちゃいますが、受けは戸惑いながらも欲しい自転車欲しさに、まぁいっか〜的に流したりしてるので、きっかけについては目を瞑ることにしてます。
実際、ぽやぽやっとした子で隙だらけなので、ちょっかい出したくなる小説家の気持ちも判るなぁと思うし、乳首開発されて次第に感じちゃったり、お尻も指入れられて感じちゃったりして素質充分だし、そうやってるうちに
小説家が次第に手放せなくなった気持ちがわかるような、ちょいぽやんとした男の子です。
さらっと楽しく読める一冊ですが、全てが想定範囲というかタイトルと表紙のイメージそのままのお話です。
ちなみに途中で登場する脚本家が主人公の「若手俳優と脚本家」がスピンオフとしてありますし、そちらにもこの小説家×家政夫カプも登場します。
初読み作家さんです。
電子書籍で1話目が無料だったのがきっかけで知った作品です。
電子版おまけ付き版で読んでみました。
1冊丸ごと表題作シリーズです。
人気若手作家とおばあちゃんのピンチヒッターで家政夫としてその作家の家に派遣されることになった19歳の青年のお話。
15歳以上の年の差カップルです。
作家の仙石原はイケメンで作品も人気なのですが、実はゲイで、尚樹は仕事を始めて早々それを知らされます。
そこからはいきなりHな展開になるのはある意味BLのお約束なのかな?(笑)
寡黙で俺様な所がある攻め様と流されやすくちょっと天然で放っておけない感じの尚樹。
ノンケの尚樹が徐々に仙石原の事が気に入っていく過程は結構乙女な思考で可愛かったです。
仙石原は35歳とあって大人の経験が豊富そうなのですが、尚樹に対して押しは強いものの無理強いはしてない所は尚樹を大切にしているのが感じられました。
性格も男前です。
ゲイの小説家の元へ家政夫として勤め始めた尚。
いやあ流されて流されてペロッと食べられちゃって。
いや、そこまで色々あったんですよ。だんだん距離が縮まったり尚がぐるぐるしたり。
しかしセクハラを受けるのも家政夫のお仕事?
まあ19歳だし素直で世間知らずでおばあちゃんの代わりを務めなきゃって頑張ってたんだろうけど。
酔うとエロくなる子なんですね。自分から誘っちゃって。
家政夫からお嫁さんになります。
わりと年の差ありますよね。二十歳で嫁になっちゃっていいの?まあ大学生ですが。
元はとても年相応には見えませんね。整体師さんも。
テクニシャンな隠れ肉食系作家×愛され魔性な家政夫のご奉仕メイクラブ生活♥️確かに。
食べ物好きです。
食べ物のことばかり考えているので、この作品も表紙のサンドウィッチが決め手で購入しました。
家政婦のモモおばあちゃんが腰で入院したのをきっかけに、有名作家・仙石原元のもとへ家政夫をしに行くことになった尚樹。
代理とはいえ尚樹の武器はおばあちゃん譲りの料理の腕しかなくて…。
という感じの料理は抜群だけど家事ダメ少年が立派な家政夫というより恋人に成長していく話でした。
先に「若手俳優と脚本家」を読んでいたので、あのラブラブな小説家と若妻のなれそめを知れると楽しみにしていたのですが、なんと流され絆されでした。
気になる気持ちが恋に変わる過程が好きなので、そこを細かく描いてあればあるほど萌えます。描いてなければ妄想と深読みで脳内補完するのですが、この作品は妄想の糧が少なかったです。
仙石原がゲイだと分かっていたずらをされてから、いたずら的なシーン描写といたずらをしたときの仙石原の顔が頭に浮かぶ様子の繰り返し。これだと「気持ち良かった」という点ばかりがクローズアップされてしまって、「先生といると気持ちいいことをされる。だから好き」という風に見えてしまいました。
仙石原の方も初日に仙石原の本を夢中で読んでいた尚樹を気に入っているのは分かるものの、お気に入りのおもちゃから「嫁に!」の間が見えませんでした。
何というかあの「成長痛」を描いた作者さんと同じ作者さんの作品とは思えなかったです…。
2巻ではもう少しこころの動きが描かれていることを願いつつ。
ゲイの小説家が、家政夫として家で家事雑事をしている19才を………!というお話。
元々の家政婦モモさんがぎっくり腰になり、孫の尚樹がやってくる。洗濯や片付けは今イチだけど料理はモモさん直伝で…
何とかこなしていた所に『愉しませるのも仕事のうち』なんてHなことを仕掛けてくる仙石原。
この辺りは正直無茶ぶりなBL展開だし、犯罪スレスレな行為でもある。
それからの仙石原はやけにスキンシップを図ってきて、尚樹はどんどん意識するようになって…
出版社主催のパーティーに仙石原と同伴して、酒に酔った尚樹は仙石原とHな戯れ。
…という具合にノンケだった尚樹がどんどん年上でゲイで経験豊富な仙石原に惹かれていって、先生となら、という流れになっていく。
始まりは遊び、暇つぶし、興味本位っぽかった仙石原の方も尚樹を大切に思うようになって、という展開ですが、仙石原が本気になっていく過程があんまりはっきりしない。
読者的にはいつの間にか両思いになって、尚樹も良かったんじゃない?くらいの感覚です。
Hシーンに限らず尚樹は若くて可愛いし、仙石原も優しいしちゃんと尚樹に愛情があるので、読後感は良いです。
「Bonus track」
ゴッドハンドの整体師三浦は、尚樹のたまご肌と可愛い乳首を狙ってる!でも仙石原に釘を刺されて、尚樹のお腹にイタズラ書きの図。
「おはようからおやすみまで」がとても気に入って、作者様の他の作品も読んでいるところです。
臨時家政夫である受け様は、お料理以外はからっきしダメな大学生なのです。でも割と物事を素直に受け入れていくおおらかな性格で、雇い主である小説家の先生である攻め様に性的奉仕を要求されても結構それはそれで受け入れていくんです。良く考えたら、それって・・・という展開なのですが、読んでいて特に嫌悪感はなかったです。
何気に受け様のおばあ様が2人の関係を密かに容認していたり・・・と、最初から最後まで良い意味で淡々としたリズムで進む、基本ほのぼのしたお話です。
梶ヶ谷さんの作品を読んだのは大分前で、せつない系シリアスの印象があったのですが、この作品はほのぼの脱力系。
大きな事件も起こらず、辛い・切ないなんて無縁のほっこり系です。
だからといって物足りない・つまらないというわけでなく、1話目からぐっと引き込まれ最後までそのまま楽しく読めました。
主人公は掃除・洗濯はダメダメだけど料理は得意という臨時の家政夫・尚樹。
もうすぐ20歳ですが、年齢よりかなり幼く見え、実際子供っぽい性格です。
雇い主はイケメンの人気小説家・元。
組み合わせだけで見たら、割とよくある設定かな?という気もします。
元はゲイで、割と早い段階でそれをバラして半分からかうように「こういうのも家政夫の仕事だ」尚樹を押し倒します。
この作品で気に入っている所は、尚樹が何が何でも抵抗する!というタイプでなく、この人変だなと思いながら収入で自転車を買うため、触られるくらいならま・いっかと単純な思考に流されるところです。
何というか今風の若者というか、(口の利き方がなっていない所も)そこまで真剣に捉えない、一昔前のドロドロした強姦陵辱系展開にならないというフラットさが楽しく、淡々とした脱力系展開が自分にとって非常に魅力的でした。
イチオシなのが表紙の尚樹の表情。作中の尚樹は5割くらいこの表情なのですが、この困ってるけど流されるという表情が何だか楽しく面白かったです。(5割は言いすぎかもしれませんが…)
絵柄がシンプルなのでそこまでえろくは感じませんが、尚樹はお酒でえろスイッチが入るという設定(?)を押しているようでしたので、その辺はもう少しえろ度高く描いてもよかったのではないかと思います。尚樹の隠れ魔性という設定は、正直そこまで…という感じでした。
なんとなく、買ってみという感じだったんですが(笑)
内容とか設定とかはよかったんですが、受けの子のお酒飲んだ後の感じをもっとエロくしてほしかったです(笑)
魔性って言うくらいだからもっとって感じでした。でも、なんだか見ていてかわいい作品だと思いました。
入院した祖母の代理で家政夫として働く事になった料理以外はさして特技のない大学生:日下部尚樹が小説家:仙石原元に美味しく料理されてしまう話。
仕事も順調、メディアの受けもよろしいイケメン(ゲイ)作家のおちついた大人な暮らしに年下の男の子が飛び込んできたら?
みずみずしいお肌にくるくるかわる表情、不器用なのに料理だけは上手い。
そんな年下クンが傍らにいたら…年の差カップルの恋の必然がサラリと描かれています。
年も違う、立場も違う。
接点のないふたりは尚樹の『ばあちゃんの味』から始まり体の繋がりへ。
フェラまでは案外、簡単に進みます。
絵柄も展開もサラッと(笑)
尚樹のセックスに対する無邪気なゆるさを放棄しない(つけこむ)仙石原の狡さがイイです。
据え膳食わない大人はつまらんww
しかし「ご主人を愉しませるのも仕事のうち」と言われ、お得意様を失わないようにと考えたとはいえ…尚樹はノンケにしちゃ随分ゆるい。
セクハラに躊躇なし!!という展開が平気かどうかで評価は割れるでしょうね。
尚樹がセックスに興味のあるお年頃だったり快楽に弱いのは有りだとしても仙石原が尚樹を意識し始めたキッカケがなんなのか、いつなのかがわからなくて悔しい~。
ちょっと気になる…それがいつの間にか心の大部分を占めているという心情が尚樹だけのものでなく仙石原の方もじっくり見せて欲しかった。
仙石原の周囲にいるマッサージ師や脚本家がもうちょっと引っかきまわしてくれても良かったかなぁ、せっかく1冊まるまるふたりの話なら。
しかし今回、いちばん気になったのは絵柄。
変わり目なんでしょうか…簡素化されている気がしました。
ジャケ絵の色づかいが…残念。
前作がとても雰囲気のある絵で空間を巧く利用していたのに対しポップな感じが逆効果になっていると思いました。
使用されている色が描かれているサンドイッチに使われている色とほぼ一致するという…もう少し工夫が欲しかったです。
小説家×家政夫って、わりと珍しくない設定ですが
思ったより仙石原先生はクセが強くなかったですw
ご飯は尚樹のばあちゃん・モモさんと同じ味でなきゃってこだわりは
ちょっと面倒ですが、それを再現出来る孫、凄い!
最初頼りない尚樹のお手伝いっぷりも日に日にコツを掴んで、
更にはシモのお手伝いも…。
10代から二十歳って何気に美味しい時期ですよね…うふふふふ。
何気に仙石原先生が羨ましいです。
ご飯も体も美味しくいただいちゃって、
しまいにゃ心もだなんてずるいぞ!?
尚樹の一生懸命さにほだされない人間がいるでしょうか。
いや、おそらくいないでしょう。
ばあちゃんが復活するまでの期間限定とわかっていながら
寂しくなるのも無理はないです。
長い時間一緒に過ごすと(更にお世話してお世話されると尚更)
情もうつるってもんですよね。
いつでも側にいたいって思えたら、それはもう愛ですよ。
逆に、期間限定だから答えが出るような気もしましたが。
GOD HANDSをお持ちの整体師・三浦さんが
尚樹に触りたくなる気持ちが非常に良くわかりました!!
可愛いもんねぇ…。
そんで、私は三浦さんにごりごりされたいなw
たぶん「ぬぅおぅぉぉおおおおお…」とか色気のない声出してしまいそうですがw
わりとほのぼのとして時々エロという感じの作品でしたが
梶ヶ谷さんは青春真っ盛りの学生ものの方が個人的には好きかもしれません。
でも新刊が出ると気になる梶ヶ谷さんなので読めて良かったです♪
家政婦をしているばーちゃんが倒れて、
孫の大学生がピンチヒッターとして、人気小説家の期間限定の家政夫になるお話。
この受けくん、家政夫の仕事には全然慣れていないけど、
12年間攻めの家政婦だったばーちゃんと同じ味のごはんが作れることで気に入られ、
おまけにゲイの攻めに押し倒されて、エッチなサービスまで要求されるけど断れず~~
ノンケなのに、そんな簡単に流されちゃっていいのか!?
そうツッコミをいれたくなってしまう流れだったけど、
ま、そこはBLだからいいのかな?w
色々触られているうちに、受けも攻めを意識して、好きになってきちゃって、
今度は反対に家政夫が期間限定なのが残念に思えてきて……
ちょっと誤解があり、周りに焚き付けられたりしつつ、
エロをエスカレートさせながら、関係を深めていって、話は進み~~~
…う~~ん、安心して読めていいのだけど、
なんかアッサリで、よかったね~♪ うん、よかったね~♪ …なだけ…な印象…。
小説家で家政婦を置くような攻めって、俺様っぽい感じがするんだけど、
この本の攻めは、受けの代わりに片づけをしてくれたりとか、結構優しい人。
それがエッチになると、
ちょっと強引になって繰り返し求める肉食系になるのは、好きだったな☆
若くて可愛くて素直で一生懸命で、だけど押しに弱くて、
男初めてなのにちゃんと感じてくれて、しかもご飯も美味しく作れる受け。
攻めがこの受けを手放したくないのはすごく分かるんだけど、でも、
もうちょっとなんか、受けの子じゃなきゃ!という切実な何かが欲しかったような…
それはまた次巻ってことかな。
それにしても驚いたのは、ばーちゃん!
孫がゲイの小説家に食われちゃっても全然OKなんだなーw
うん、ほんと、よかったね~♪という感想な本でした。
楽しく読めたのですが、
個人的にはもうちょっと、不安になる要素や切実さがほしかったかな、と。
前作の『夜まで待てない』でも思ったのですが、やはり梶ヶ谷先生どんどん良くなっていってるなぁと感じます。少なくとも私は一冊発売されるごとに、どんどん好きになっていっております。
放課後~…や、成長痛の高校生モノで生きていた瑞々しさと、夜まで~…で魅せてくだすったアダルトな風合いを混ぜたものが今作だと感じました。
あとこの『小説家と家政婦』にはとても詰め込んでいらっしゃるな! と思いました。
それを混ぜたか! それも入れるか! なんて思わず口から出ていました。(笑)
BL作品としてのお約束あるあるネタもたんまりです。カンチガイですとかヨコヤリですとか、自慰も奉仕もあります。もう色々詰まっているのでそんな要素も面白おかしく不安になることもなく、安心して読んでいられるんです。
表紙の色味やデザインの通り非常にポップでそして明るい一冊ですから、楽しく読みたい方にはぴったりかな、と!
で、普段はほのぼのBLをあまり好んで読まない自分でも、なぜこんなに楽しめたのかなぁと考えてみました。
たぶん主人公である尚樹のちょっとヌけたところが好きなんだと思うのです。19(そののち20)歳のオトコノコとしての青々しさが良かったんだろうなぁ。2話で酔っ払いになっちゃってるあたりではもう、この子カワイイ! と身悶えていたので、仙石原先生が彼を気に入る気持ちが分かるんです。
年相応のモノの知らなさといいますか(たとえばそれこそ1話冒頭でお仕事そっちのけで雑誌読みふけっているところとか)、そういう点での不安感やちぐはぐさはあれども、お料理を認められたことによって自己を肯定されたのち、一生懸命働こうとしている様子や留守を任されている間に頑張る具合にも好感が持てます。
あと夜の性活に関しましてはどんどん開発されていくのがなんともたまりません。ひとつずつ快感のピースを得るたびに、彼の中の仙石原先生が存在として大きくなっている様子がよくよく分かりました。
尚樹から仙石原先生への恋愛感情?に関しては、なかば強引に……というか、なし崩し的な……節があるため、ふたりが結ばれる過程をやきもき☆しながら楽しむ、というものではありませんでした。その点はあおり文よろしく メイクラブ生活♡ というところなのでしょう。
致し方ありません、なにせ家政夫さんなのですから! 主人に奉公、きみのお仕事!
この一冊では尚樹サイドの心理描写がほとんどですから、仙石原先生の気持ちですとかそういったところは雰囲気を読み取って理解するしか術はありません。(ちらほらうかがい知れるところもございますが、たとえば「なんで尚樹がいいの?」「なんとなく遊んでみよう的なスタートからここへ行き着いたの?」などといった本音を知りたい部分は語られません)
知りたがるのも野暮な話なのかなぁ? とも思いますが、当方としましてはやはり知りたいわけです。
尚樹が作中で、「先生なんで俺がいいの?」と聞くことがあれば知れたのでしょうが、そもそもこの一冊はふたりが正式にくっつくまでのことですし、先生もガムシャラに尚樹を手に入れようとしていたわけでもないため、彼が疑問に感じることもなく温泉での初夜(正式には違うんだろうけれど……初夜!)を迎えました。
ですのでその辺りとか仙石原先生の深いところなどは、あとがきで梶ヶ谷先生が「続きを描かせて頂けるみたいなので~…」と仰っているその「続き」で知れるのかなぁとワクワクして次作を大人しく待ちたいと思います!(ねこじゃらしを無心に振るだろう先生にも期待します)
方向性も【ポップで明るい】へ定まっていて、あちこちにブレることもなく、描き下ろしエピソードでは笑っちゃいました。そう、そして梶ヶ谷先生作品としてはエロ増しだと思います。私イチオシは温泉宿での一晩です。スイッチオン。
カバー下での初期設定もポイント! くよくよさせない!
シンプルでライトな絵柄であるからこそ、このストーリーが非常にマッチしています。
一冊まるまるふたりのお話に、とても満足いたしました。縦結びの可愛らしさよ!