発情(岩本薫原作コミカライズ)

hatsujou

発情(岩本薫原作コミカライズ)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×223
  • 萌21
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
19
得点
225
評価数
64
平均
3.6 / 5
神率
20.3%
著者
鳥海よう子 

作家さんの新作発表
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原作
岩本薫 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
発情
発売日
価格
¥649(税抜)  
ISBN
9784799715031

あらすじ

人狼が発情期⁉︎
超人気ノベルシリーズ、もふもふ度UP↑の最強コミカライズ♡

不登校中の学年きっての“逸材"、神宮寺。
ヤクザの息子である彼を登校させるため、副担任の侑希が家庭訪問をすることに。しかし女を連れ込んでいた神宮寺を注意したところ、突然発情した彼に無理やり抱かれてしまう……!
獰猛な瞳で侑希を喰らう彼には絶対に知られてはいけない「一族の秘密」があって――?
大人気本格“人狼"ラブストーリー、待望のコミカライズ、たっぷりエッチな描き下ろしコミック&ノベルもお届け!

あんたが俺の「つがいの相手」だーー。

人狼は発情期に、一生涯を共にする「つがいの相手」を探すーーー。

表題作発情(岩本薫原作コミカライズ)

高校1年,ヤクザの息子
数学教師,攻の高校の副担任

その他の収録作品

  • ウェルカム マイホーム(描き下ろし)
  • horror lover(ノベル・書き下ろし)
  • 鳥海よう子 あとがき(描き下ろし)
  • 岩本薫 あとがき(書き下ろし)
  • カバー下:イラスト 未公開ショット

レビュー投稿数19

父親推し

原作小説、未読です。
シリーズものとして気になってましたが、様子見のまま、今回のコミカライズを先に読みました。

いいです!
峻王(攻め)の父親、月也の格好良さに一撃でした!
原作の挿し絵を描かれた方と違うのは知ってますが、私の中の月也は彼以外考えられません。彼が主人公のスピンオフでも出てないかと小説のあらすじを探り、残念に思ったものです。

未読ではありますが、小説よりだいぶ省略されているのは感じます。でも不満が残るほどじゃありません。コミカライズとなると、ストーリーを入れ込むので一杯になるところ、エロにページを割いているのも良いと思います。

描き下ろしの「ウェルカム マイホーム」は主要人物せいぞろい。力関係も分かって面白かったです。小説未読派にもオススメです。

8

ノベルズも・・・

ノベルズの方を未読なためにこれは漫画の方から読むと気になる・・・
読んでいると漫画にするために大部分の葛藤などをカットしていると思うのですが
それが気になってwww
そのなかでもやっぱり「夜の散歩」に連れ出す場面や
受け様がつかまって殺されそうになるところとか感動で!

攻め様はやんちゃすぎるくらいな子だったけれど
受け様のおかげで・・・まあ 攻め様は受け様にメロメロだからこそだけど
まともな感じ!?wwになった所が微笑ましいです

書き下ろしの漫画もノベルも思わず笑ってしまうぐらい
微笑ましかったです
それとカバー裏の、未公開ショットのイラストがまたよかったです!

7

本当に発情してました

ずっと小説のお話が気になっていました。コミカライズされたということで、コミックなら読みやすいかなと思い、購入しました。

さえない教師の侑希は、不登校中の生徒の神宮寺に目を付けられてしまいます。神宮寺には人には言えない秘密があり、侑希に知られたことから監視という名目で毎日会うようになります。でも、神宮司は最初から侑希に対して「いい匂いがする」と気に入っているのが分かるので、読みながらニヤニヤしました。最初は生意気だった神宮司が、大人ぶっていても震える声で侑希に懇願する姿やドライブデートなど、だんだん素直になっていくのが可愛いかったです。侑希もナヨナヨしてるだけじゃなくて、いざとなると肝が据わっているところに好感が持てました。

お話は好きでした。でも、イラストが…。時々顔が馬のように見える時があって…(ゴメンナサイ!)
なので、小説の方も読んでみたいと思います。


7

小説も読みたいな!

原作の小説は未読ですが、十分に楽しめました。
そして、これは原作を読んでみたくなりますね~~

このコミックだけだと、
攻めの家のこととか、若すぎる見ための父親のこととか、悪役っぽい男の素性とか、
もうちょっと詳しく知りたかったな~と思うことが色々ありました。
でも、コミカライズとしてはとてもよかった。

ちょっと鼻の下が伸びてるように見える絵がたまにあって、
んん?と気になっりもしたのですが(すみません…わたしだけでしょうか~)、
絵は全体的にとてもキレイだし、
話の内容に合った躍動感や迫力が感じられてよかったです。
それから、
狼が本物っぽく上手に描かれているので、
たまにある(?)動物が出てきて物語がちゃちな印象に…ということもなかったです。
表紙のカラーより、
中の絵の方が狼の毛並の美しさや眼の鋭さが感じられて素敵でした。
原作の絵師さんともイメージが似ている印象ですし、
(わたしは未読なので表紙しか見てないのですが)
原作がお好きな読者さんも、あまり抵抗を感じずに読めそうな気がします。

受けの先生が一見弱々しそうに見えて、
肝の据わった凛とした強さがあるのとか、嫌がりながらの乱れ具合とか、
攻めが獰猛で抑えが効かない強引さと、
こうと決めたらブレない強さと一途さ合わせ持つところとか、
BLの王道らしい受け攻めだなぁ感じました。
だからこその美しさと美味しさでもあるのかな、あ、エロもなかなか多めですw

描き下ろしは、漫画とノベルと両方載っていました。
攻めが受けにメロメロで、
事あるごとに受けにちょっかいを出しては、家族に呆れられているところと、
ラブラブなソファでのエッチを描いた漫画が13P。
高校2年生になった攻めが、
文化祭のお化け屋敷の暗がりで先生とエッチなことを~~いうノベルが2段6P。
あとがきも、両方の作者のものが載っていて、とてもお得な感じがしました。

原作の未読既読に関わらず、
小説を漫画にしたものでよかった!と感じた事が今まであまりなかったのですが、
これは好き、読めてよかったです。
原作への愛と情熱を感じた素敵な一冊でした。

5

シリーズ全部読みたくなる

原作は読んでいないので、比較する事はできませんがこちらの作品すごく良かったです。
何度も読み返しています!!

最初に発情期と言われた時は?でしたが、読んでいくうちにすんなりと世界観に入っていけました。

副担任の立花は不登校の生徒峻王を説得するために訪問するのですが、そこでは峻王は女の子を連れ込み淫らな行為をしています。
立花先生はなんとか説き伏せようと試みるのですが、「甘い匂いがする」と峻王に襲われてしまいます。

ここからなし崩しに体の関係が始まるのですが、二人が惹かれていく様子が丁寧に描かれていました。
実は人狼の峻王ですが、狼の姿でも決して態度が変わらない先生に惹かれるのはとても自然だなと思いました。
先生にとっても、初めは無理矢理体を開かされていましたが段々と心が奪われていくのがよくわかりました。
特にドライブに出かけて狼姿で思い切り走った後の峻王を抱きしめるシーンはきゅんとしました。

その後二人のエッチが甘く変化していくのもいいですね。

途中峻王の家族に引き裂かれそうになるものの、ちゃんとハッピーエンドでした。
そして峻王のお父さんが気になります。
峻王も言っていますが、高校生のお父さんとは思えない色気です!

もっと峻王×先生も読みたいです。
こちらが良かったので「欲情」も購入しました!
小説版も読みたくなるほど、良かったです!

4

原作者納得のラブシーンの艶っぽさ!

『BE・BOY GOLD 2017年8月号』でシリーズ3作目『蜜情』のコミカライズが始まりました。
鳥海先生の絵が好きなので、コミカライズシリーズが長く続いてくれて嬉しいです。

教師・立花は、ヤクザの息子・峻王を登校させるため家庭訪問すると、女の相手をするのに忙しくて学校に行く暇がなかったと、そして峻王の発情のままに抱かれてしまう。生徒なんかにイかされてしまったら人生が終わってしまうとわかっていながら、快楽に引きずられてしまう立花はとても官能的!

立花は真面目というか、自己評価が低くて他人と接するのを避けてきたところがある。
峻王は立花の真面目そうなところを踏みにじってやりたい興味から、人狼だと秘密が知られてからはバラさないとカラダで誓わせるために抱いてきた。でも狼の姿も受け入れてもらってからは、ただ一人の伴侶として、抱き方も愛情が感じられるものに変わり、それを受け入れる立花も心もカラダも気持ちよさそうで…自分から激しさを求めてしまうのが淫ら!

岩本先生のあとがきによると、以前から鳥海先生の絵がお好きでコミカライズ候補の中に鳥海先生の名前を見つけた時は飛びついたそうです。狼のモフモフ毛並みと、ラブシーンの艶っぽさにも感激されていたので、原作者のイメージを損なわないコミカライズになったのではないでしょうか。
私は漫画しか読んでいませんが、峻王のワイルドさ、立花の真面目な時と乱れた時のギャップ、鳥海先生の絵で読めて良かったです。

1作目は時々、絵がおかしいと感じる箇所もありますが、シリーズが進むごとにどんどん良くなります。

2

こころに残る美しい情景

初読みから数年経ちますが、時々妙に思い出すシーンがあります。
狼の姿で思いっきり走ったというたった一度の思い出を愛おしそうに話す峻王に、もう一度走らせてあげたいと、先生が雪原に連れて行くシーンです。
狼の姿になった峻王が、月の明るい夜空の下、真っ白な雪の上を駆ける姿が焼きついています。
他の人狼ものを読むとなぜか必ず蘇って来る印象的な場面です。

小説は未読ですが、世界観にぐいぐい引き込まれました。
男、しかも教え子に襲われる先生の恐怖の描写は見事で、通常のBLコミックであれば何となく気持ちの良い方へ流される流れになるところを、鬼気迫る拒絶まで表現されていたところが小説とコミックの違いなんだなあと気付いたり、兄弟の諍いを目の当たりにした先生の決意の表情も悲しいのに美しくて、この作品に出会えてよかったと思えました。

あとがきで「峻王の独占欲」がカットされたとありましたが、ぜひとも読みたかった!!絶対に大好物だったはず!

読み直しなので、もうすでにシリーズすべて読み終わっていますが、再読でものめり込んで読んでしまう魅力のある作品でした。
ちょっとした表情も秀逸で、特にラストのえろすのシーンは小さいコマですが、先生を気遣うような峻王が見られたり、愛おしくて仕方ないという眼差しだったり、細かい表情にまで萌えます。
ひとつだけ難を言うと、この年代の鳥海さんの作画は下から煽った角度の鼻がちょっと…、なんですよね。他の角度は文句なしに美しいので、そこだけ残念でした。

0

どちらから読んでも2度美味しい。

 小説の漫画化や映画化はどうしても残念な部分が出てしまいますが、これは大成功だったのではないでしょうか。
 もともとやってばかりのお話。最初の強姦シーンなどは(初めてなのに気持ち良くなっちゃうなんて…!)的な言い訳を長々と並べたてられるよりも、漫画ですっ飛ばしてもらったほうが断然読みやすくて良かった気がします。

 内容が深まる後半部分は、描写が詳細な分どうしても小説のほうが有利ですが、「小説も読みたい!」と思わせる適度なチラリズム具合でした。見たい!と思っていた攻めの表情も堪能できて良かったです。描き下ろしのラブラブ後日談も嬉しいサービス。
 小説→漫画の順に読んでも、漫画→小説の順でも、2度楽しめる構成だと思います。

 冴えない数学教師(26)が傲岸不遜な不良生徒(16)に犯されて。初めてなのに感じてしまう、体から始まる恋。嫌よ嫌よと言いながらも、カッコイイ年下攻めに惚れられ掘られ、いつの間にか心も繋がりハッピーエンド♪なよくある話かと思いきや、攻めには秘密があり、孤独な気持ちを抱えて生きていたのでした。

 家柄にも容姿にも恵まれ何不自由なく見えた攻めの、16歳らしい等身大の姿。
真の姿を受け入れてもらえること。諦めていた夢がかなう喜び。虚勢を張っていた心が解けて優しくなっていきます。
 地味で何の取り柄もないかに見えた受けのほうもまた、生徒である彼を救いたい、守りたい、と思ううちに愛するようになり。愛するうちに受け自身が強く凛々しく変化していく姿が眩しいです。

 年下攻めではありますが、年上である受けのほうがしっかり包み込んでいて、一方的ではなくお互いにお互いを護ろうとする姿が感動的なラストでした!

8

こんなものですか

大好きな原作のコミカライズ、感想的にはこんなもんでしょうというくらい。
原作を先読みしているからなのか、特に目新しい感じもなくて、
コミックスを読み終えた後に原作をやっぱり読みたいと思ってしまった。

原作に思い入れがあると、コミックスって楽しめないのかもと一人凹みました。
後は、イラストの好みの問題もあるのかも知れませんね。
原作のイラスト作家さんと違うのも違和感が個人的には残っていて、
どうしてもハマることが少なかった気がします。

読み応えから言ってもやはりノベルズの方が好きなせいもありますね。
コミックスだと物足りない気がしてしまいましたが、内容は萌え作品ではあります。

6

クリボウ

marunさま、こんばんは。

私も原作の大ファンなので、この作品の購入を迷っていたひとりです。
読み手それぞれのイメージが出来上がっている作品のコミカライズは難しいですねぇ…同時進行ならまだしも(泣)
ざわざわした気持ちが少しおさまりました~。

好みの問題としか…

小説のシリーズ大好きで、
鳥海さんの絵柄も大好きなので迷わず購入しましたが
やはり毎回思うようにコミカライズはページ数の関係もあり
パッパッと終わってしまい内容に物足りなさを感じてしまうのです。
なのでコミックスを気に入られた方には是非とも原作読んでほしいです。

でも絵柄自体は私のイメージとそこまで離れてる訳でもなかったので良かったです。
が、1人だけ気になるとすれば父親かなぁ(^^;)
まぁこれは1作目から2作目にかけて小説挿絵が変わった時にも感じたことなので
慣れが大きいのでしょうが…
どうせなら新しく原作書き下ろしでコミックス出してもらいたかったかもと
勿論、お父さんのお話で!!
初めて読むストーリーなら内容に物足りなさを感じるのも少ないと思うし。

だけど次のお兄さんの話もコミカライズになるなら
賀門をどう描いてくれるのか楽しみでもあります!!
(一番好きなカップリングなので)


描き下ろしの漫画は俺サマ峻王が
やはり父親にはまだまだ敵わない感がでてて笑えた。
せっかくの家族での食事会も峻王の暴走で叶わなかったけど
愛情たっぷりで良かったですvv

小説の書下ろしは文化祭のお話。
ヤキモチやいた峻王なのでした!!


それよりも、あとがきで気になったのが
別の作家さんが「発情」を描かれてるという文章
それは挿絵が2作目で変わった事のことをいってるのか?
それとも鳥海さん以外でコミカライズされた方がいるの?



5

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