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yakusai wa boku wo sukisugiru
灾难太过喜欢我
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズの続編です。
高校2年生で転校してきた一条家子孫の千隼くんと宝績家子孫で同じく高校2年生の育実くんの運命で結ばれた災厄と恋のお話。
この巻で高校3年生になります。
3巻の最後では、育実くんは怪我をした千隼くんの代わりに若木と行動を共にすることになりました。
4巻はその続きからです。
育実くんは若木の仕事に同行することになり、一条組(?)関連のビルに行きます。
ビルに到着すると上階から窓ガラスが割れて育実くんの真上に椅子が落ちてきますが、身を挺した若木に助けられます。
今度は若木に連れて行かれたBar(スナック)で、育実くんがカラオケ機材のコードに足を掛けてしまい、機材の下敷きになるところをまた若木に助けられます。
ビルから椅子が落ちてきても花弁は消えませんでしたが、カラオケ機材が倒れてきたことで花弁が一つ消えました。
第三の災厄だったようです。
この後に登場するニャモ2号が「砕かれた厄神の欠片も部位によって差がある」と言っています。
つまり、千隼くん曰く「災厄の振り幅は思っていたよりでかい」ようです。
10日間の広島滞在を終えて、東京に帰る日になりました。
育実くんはこの10日間の体験から「千隼の大事な人たちは俺にとっても大事だよ」と千隼くんに伝えます。
そんな育実くんを抱きしめる千隼くん。
「俺は 育実 お前が…」と、愛の告白か!と思ったその時に、久遠寺先生が2人の前に登場します。
いきなり、広島にいたらビックリしますよね。
久遠寺先生は、自分は「君たちに降りかかる災厄の見届け人」と自己紹介します。
全ての始まりから見てきた久遠寺先生は「人」ではありませんよね。
勝手に、厄神の一部?と予想しています。
同じく見届け人のニャモ2号も登場しますが、こちらは白夜の一部?と予想しております。
4月になり、高校3年生になった千隼くんと育実くんはクラスが離れてしまいました。
広島から帰って来てから、千隼くんに避けられているような気がする育実くん。
ある日バイト先のカフェに出勤すると、なんと若木さんがバイトで雇われていました。
千隼くんを心配するあまり、広島から東京に上京していたのです。
ある夜、育実くんは千隼くんに出会ってから、心の奥に閉じ込めていた自分の「淋しい」という感情を思い出し、千隼くんに会いたいと思います。
育実くんが千隼くんのことを想っていると、突然ニャモに手を噛まれてしまいます。
千隼くんを心配した育実くんはお家を飛び出しますが、途中で交通事故に遭い救急車で病院に運ばれます。
一方、育実くんの怪我を転送された千隼くんはボロボロです(涙)
千隼くんは育実くんに会いたくてたまりません。
1人暮らしの部屋で育実くんの名前を叫びます。
育実くんは少し前に病院のベッドで目が覚め、付き添いの和樹を振り切って千隼のところへ駆けつけます。
そして、やっと会えた2人はキスをします。そうです。キスをするんですよ!キス!!
読まれた方は悶絶しながら床を転げまわったことでしょう。
育実くんが病院に戻った後で、「好きだ」ってつびやきながら目を閉じる千隼くん。
せつなすぎる(涙)
その頃、和樹も育実くんへの気持ちを自覚します。
この交通事故が第四の災厄でした。
ちなみに、千隼くんが育実くんを避けていたのは、そばにいると「さっきみたいなことがしたくなる」からだそうです。
つまり、好きだからキスとかそれ以上をしたくなるってことですね。
健全なDKですもんね。当然ですよ。
最後は気持を自覚した和樹が千隼くんの代理で育実くんを自宅に届けた若木と話をするところで次巻に続きます。
個人的には、育実くんに毎日でも千隼くんのお見舞いに行って欲しいなと思いました。
千隼くんも会いたかっただろうし…。
あと「交通事故に遭ったのは、千隼に会いたくて家を飛び出したからなんだ」と千隼くんに説明するシーンがあったら良かったかな。
育実くんは真夜中に交通事故に遭ったので…。きっと千隼くんのお部屋を訪ねたときに話したのでしょうけど。
ともあれ、念願の2人のキスシーンが見れて嬉しかったです!
シリーズ4冊目で主人公2人が出会ってから4ヶ月目の所まで来ました。
1巻を読んだ時に1つ目の災厄までしか過ぎなかったので、災厄が12あるということはもしかしたらこれは12巻までは必達なのか?と思いましたが…ほんとにその位のペースですね。
色々なことがゆっくりと進んでいて今回は少し停滞気味かと思いましたが、お話はやはり面白いです。
今作も色々な災厄が降りかかってくるのですが、育実が結構不注意な時が多く、以前から気になっていたのですが、今回もそういうことが何度かありハラハラしました…頼むからしっかりしてくれよ~!(汗)
でも次からは気を付けてくれるんじゃないかと期待しています(笑)。
恋愛モノとしてはやっとちょっとそれっぽくなってきた印象でした。
きっとゆっくり、ゆっくり進んでいくのでしょうね~。2人のリアクションが初々しくて可愛いです。
3巻までは知り合って、災厄を逃れて、過去を知って、惹かれあって…でしたが、4巻でついに!
千隼が意外に初心だったり、若木が男前だったり、災厄を見守る2人の正体のヒントが出てきたり、育美のお兄ちゃんがどんどんいいキャラになっていったりと、いろんな変化があったような気がします。
続きが気になるBLは中々少ないのですがこの作品は最新刊を読み終えるたびに次巻を楽しみにしてしまいます。
あと4巻では千隼と育美のバイト先でのイチャイチャシーンがあまりなかったのですが、あのバイト先のスタッフの暖かい対応も好きなので次巻のイチャイチャに期待です!
んもうwはぁはぁしますわヽ(*´Д`*)ノかわいい!
見所は、くるくる、ころころ変わる育美の表情ですかね。
この子こんなに表情めまぐるしい子だっけ???な今回でした。
加えて、そんなにBL濃い目な印象のない作品だったんですが
激化しましたな。
最初こそ、冗談のノリでベッタベタくっついてたのに
気持ちが変わったことで、一転、おさわりするのもビクつくとか
純情ってスバラシイ!
さてさて、あいかわらず災厄はつづいておりますな。
のこり8個!まだまだ・・というのか、のこりのカウントダウンと見るべきか。
新しい展開も踏まえて面白い一作でした。
恋愛面においても、多角形が増えてきましたな。
お兄様がどこまでつっこんでくるのかが見ものではありますが
しょうみ二人の間には割って入れない感がありすぎてなんだか寂しい気もします。
もうすこし、割り込める猶予があればまたべつなのですが。
さて、最後に今回の若木さん!!
何を隠そうこの人がなんだかんだで一番好き。
男前だわ~あいかわらず。
坊にくっついてきちゃうヒッツキムシなところも悪くないです。
かぁいいです。結局男とくっつくといいと思うのでス。
先祖の恋から始まっていた二人の運命、育実が傷つくとその傷と痛みが千隼を襲う。
10の災厄を二人は撥ね退けることが出来るのか?
待ちに待った4巻目、災厄4番目はいつ起こるのか、一心同体の二人の運命。
そして今回はラブ度が急上昇すると同時に脇キャラの不穏な動きも気になりました。
あの先生&子供の成りをした二人は災厄の見届け役、やはり普通の人間ではなさそうだし
育実の従兄弟先生の思いつめている様子が今後の波乱に繋がるのではとドキドキ。
育美と千隼が無事に千隼の実家から帰ってきたと思ったら物凄く二人の仲が近くて
これは一気に行くかと、しかしそんな風に簡単にいくはずもなく逆にギクシャク。
そのギクシャクが恋の始まりみたいでしたね。
今回の第4の災厄は怖かった、改めて育美より千隼の方が危機的じゃないかと
鼻息荒く、育美もっと気をつけてくれと願わずにいられない。
でも今回は育実が今まで以上に身を慎むことを誓う、それはすなわち千隼への恋か?
今回もドキドキさせられて読み終えたと同時に次の展開が楽しみになりました。
お互い名前呼びになって、まだラブくならないと
もだもだした3巻から一年ちょい……。
ようやく、ようやくキました!!待ち望んでいたシーンが!!!w
十日間一緒にいた広島から帰り、
帰途で千隼に抱きしめられた育実。
大事なことを言いかけていたところ、久遠寺先生(仮の姿)と
ニャモ2号が現れ、更に不吉な今後を示唆されます。
広島に行った事により、育実の中で改めて決意が固まり
心強くなったと思ったら
クラス替えで別々になってしまうし
学校でもバイト先でも千隼の態度が素っ気ないのです。
相変わらず身を助けようとはしてくれても
「おまえには関係ない」や「離せよ」など冷たくて……。
神楽家の団欒の中でも学校での他愛のない時間の中でも
バイト先で忙しくても
本当はいつだってさびしかった事を思い出してしまう育実。
千隼が現れて、側にいてくれて、もうかけがえのない存在なのに
今の状態がツラくて会いたくてたまらない。
ニャモに手を噛まれてしまった育実は
夜中に千隼の部屋へ駆け出し……。
和にいの育実に対する感情も如実な変化が!
若木は育実を嫌っていたけれど、放っておけない漢気と
相変わらず“坊ラブ!!”で尽くし過ぎていましたw
(同じバイトを始めちゃうくらい!!つかバイト多すぎじゃ…?w)
何より、千隼がきっちり育実を好きだと自覚して
育実も「一緒に死ぬことになってもいい」とまで思って
キスを…………。
ぎゃ────っ!!!思わず口ん中、カラッカラになりました!!!
「全部の災厄が終わってからな」千隼はまだ明確に言葉にはしないけれど
災厄が終わらない限り油断できない日々が続いても
戸惑いながら千隼がいれば淋しくないと再認識出来て良かった…。
でも和にいがね、育実の帰る場所は自分のところだと言って
しっかり抱きしめちゃって…。
一筋縄じゃいかなそうで、これからも期待大です!!!
早く結ばれて欲しいような、まだまだ終わらないでいてほしいようなw
今回も本当に若木が健気だったり察しが良かったり、
色々たまらなかった……。
特にエプロン姿が…っ♪
『あとがきまんが』は、広島から帰る新幹線の中。
窓側でうたたねをしている育実が
千隼の肩とは反対の窓へ頭をもたれかけ、ちょっといじける千隼w
帰りも富士山を見たいと言っていたから
「起きろ。富士山だぞ」と軽く頭を叩いて言いますが
「ふじさん、って 誰…」と大ボケかましてまた眠ってしまいます!!
この育実すっごく可愛いぃぃぃぃ!!!
東京に着き「どうして起こしてくれなかったの!」と責められて
「ふじさんご存じねぇみてぇだったから」千隼の返しがナイス!!w
たった2頁なのにこの充実したあとがきまんが…素晴らしい……。
本編も、内容はシリアスなのに、
ところどころ繰り出すコミカルさが最高!!
カッコイイし可愛いし……うっとりさせられまくりでした!!