災厄は僕を好きすぎる(3)

saiyaku wa boku wo sukisugiru

灾难太过喜欢我

災厄は僕を好きすぎる(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×27
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
120
評価数
28
平均
4.4 / 5
神率
60.7%
著者
神奈木智 二宮悦巳 
原作
神奈木智 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
災厄は僕を好きすぎる
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784199605420

あらすじ

村を守る宝績(ほうしゃく)の巫女は、
里の人間と関わってはいけない──。
絶対遵守の掟を破り、逢瀬を重ね、
想いを育てていく白夜(びゃくや)と成鷹(なりたか)。
それは、重い運命を共にした、遠い遠い先祖たちの
誰にも断ち切れない恋と友情の物語──。
千隼の祖父から、12の災厄の始まりを
聞かされた育実(いくみ)は、
改めて千隼(ちはや)を守ろうと決意する。
そんな折、地元では春恒例の祭りが開催!!
絆と覚悟を深めた二人に、第三の災厄が降りかかる…!? 
 

表題作災厄は僕を好きすぎる(3)

一条千隼,17歳,高校2年生
神楽育実,17歳,高校2年生

レビュー投稿数6

先祖の過去が明らかになる

シリーズ3作目、前作で、いよいよ千隼の祖父に先祖の話を聞きに来ている育実。
そして明かされる先祖の過去、12の災厄が何故降りかかるようになったのか、
千隼と育実の先祖達がどうやって知合い、二人になのが起こったのか解る今回の作品。

謎に満ちた宝績となにか関係のあるようなキャラの素性は未だに不明ながらも
味方なのか敵なのかそれすらも解らないけれど、100年前の先祖二人を見ていた事は
解る感じで、やはり人間では無いのかも知れないと思える。

千隼の祖父の話を聞き、育実も12の災厄を理解する。
それと同時に自分より先にこの先祖の災厄を何も愚痴を零すことなく受け入れた千隼に
対して、育実の方に心の変化が訪れ、災厄の運命の相手が千隼で良かったと思えるように
なっていき、二人の距離がぐっと縮まったような雰囲気でしたね。

そして、千隼をボンと呼ぶ若木さん、千隼の守役なのですが、本当に千隼ラブ。
育実に対する敵愾心も露わな行動は、意外に可愛かったりします。
しかし、今回は災厄では無いのに千隼が育実を庇って怪我をする事態になり、
千隼の代わりに若木が育実を守る事になります。
まだまだ秘密の中に隠されている事が多すぎる内容ですが、余計に気になる展開で
次回が待ち遠しい、でもやっぱり新作まで1年でしたね。

2

待ってました!

2巻発売から1年、待ちに待った3巻が発売(^^)/
本当に嬉しくて本屋直行です!

3巻では育実と千隼のご先祖様のお話。
育実と千隼の関係について基礎から知ることができる、重要なところです。
とても、ミステリアスで面白く夢中になってしまいました(^^)
先祖(白夜と成鷹)はそれぞれ妻をめとらなかったのに直系を名乗る子孫がいることなどなど4巻が待ちきれません(>_<)
3巻では第3の災厄が起きなかったので………
12巻で完結するのでしょうか??
1年に1冊というスピードでは、10数年かかりますね。(^_^;)
続きが気になるぅ~。

1

「二人で同じ運命を」

3巻のメインはやはり、
一条と育実がなぜこんな災厄に見舞われなくてはならないのかという
ご先祖様のお話です。
幼い頃出会った二人は、まるでロミオとジュリエットのよう。
お互いがお互いを想う故の言動が胸に沁みます。

これまで少ししか出なかった謎の見届け人、
数学の久遠寺と謎の小学生(見た目は)。
この度もちょっとですけどもアクセントになってて憎めない。
彼らもきっと一条と育実に情が移るんじゃないかな。
ニャモ2号(小学生)は浮かない顔してるから、もうすでに…?

いまだにキスシーンも無いのに、
二人の絆が深まって、早く4巻!!4巻を読ませてくれーーー!!です。
「育実」「千隼」と名前呼びになってた病室でのシーンは
だぁぁぁ!!になります!

あとがき漫画で一条がDTくさくて楽しい!!
可愛いカップルだよ……。
本編に関係なくてもニ宮さんのセンスが光る☆

しかし、私は若木がたいそう気に入ってしまいましたので
勝手に一条×若木を妄想させていただきます。
だってだって、若木は一条にかまいたがり過ぎて
見た目がいかにも攻めっぽくても
一条相手に受けだったら嬉しすぎるーーー!!!
一条のじいさんの話の真っ最中に腹が鳴りすぎるとか
お抹茶たてるわ、出し忘れた和菓子も手作りだわ、
可愛いだろ!若木ーーーー!!!!

……すみません、はしゃいでしまいましたが
とにかくラブいシーンを早く拝みたいです。
が、一体いつに……(泣)

2

東雲月虹

りぺさん、はじめまして!!

若木はかなり良いですよね~♪
どんどん出てほしいです!!
スピンオフになるくらいにw
ただ急な展開でバタバタするよりは
ゆっくりめでもじっくり進んでくれる方が
内容としては濃くて読み応えがあるのかもしれませんね!
…と強がってみるw

また4巻を心待ちにしていましょうね♪
この度はコメントいただきまして、誠にありがとうございました!!

りぺ

ホント、待ちに待った3巻ですよ!
私も若木がだ~いすき☆です。
ここからは若木が大活躍しそうですよね。
すっごく楽しみです(^-^)

災厄と共に純愛も受け継がれる千隼と育実の絆

シリーズの続編です。もちろん、まだまだ続きますよ~。

高校2年生で転校してきた一条家子孫の千隼くんと宝績家子孫で同じく高校2年生の育実くんの運命で結ばれた災厄と恋のお話。

2巻の最後では、育実くんは千隼くんと一緒に千隼くんの実家がある広島に行ったのですが、なんと実家はヤクザの組長のお屋敷だったのです。
千隼くんは次期4代目とのことですが、このままだと育実くんは姐さんになるのか?!
翌朝、千隼くんのお祖父様(組長)から、一条家と宝績家の因縁について話をしてくれることになり…。
3巻では、お祖父様が話す一条家と宝績家の先祖の回想シーンから始まります。
かなり重要なお話なので、3巻の約半分に及んでいます。
ただ、「契約」についての回想シーンはなかったので、今後判明すると思われます。
一条家の先祖で百姓の息子「成鷹」と宝績家の先祖で男の子だけど巫女の「白夜」。
2人の純愛とまだ幼いために招いてしまった災厄…。
最初に藍玉さまが厄神を十三に砕いて葛篭に封印し、それを白夜が自分の身体に取り込んだのですが、今の災厄は十二のはず。
あと一つはどうなったのでしょうか?謎が多いので、すごく気になります。
それと、「契約」を交わした後に成鷹と白夜は一目でも会えたのでしょうか?
お互いへの愛情が深く、心を通わせられる唯一無二の存在なので、この仕打ちは切なすぎて泣きます。
千隼くんと育実くんが惹かれるのは当然です。
一生離れずに幸せになって欲しい(涙)

ちなみに、久遠寺先生とニャモ2号も広島におります。
成鷹と白夜はそれぞれ生涯で妻を娶らなったのに、直系の子孫に災厄が伝わっているらしく、ここにも「からくり」があるようです。
やばい。気になることが多すぎる!

夕方、千隼くんと育実くんは散歩がてら地元のお祭りに出かけます。
育実くんは先祖の話を聞いたときから「白夜はどうして成鷹に災厄を半分背負わせたのか」と考えていました。
でも、だんだん「白夜は成鷹と生きていくために全部(心も過去も未来も)分け合ったんだ」と思うようになり、それを千隼くんに伝えます。
それを聞いた千隼くんは「確かにそうだ なぜなら俺も…」と思います。
千隼くんはもう育実くんに恋してますよね~。

そんな中、歩いていた育実くんにたこ焼きの屋台が崩れて倒れてきます。
咄嗟に千隼くんが育実くんを押しましたが、自分が屋台の下敷きになってしまいます。
千隼くんは右肩脱臼とこめかみを切って病院に入院することになりました。
完治2~3週間なので、それなりに重傷です。
でも、花弁は消えないので、第三の災厄ではなかったようです。
千隼くんは自分が怪我をしているので、若木に自分の代わりに育実くんを守るように命令します。
そんな千隼くんに育実くんが「おまえでなくっちゃ嫌だ 一条が運命の相手で良かった」と伝えます。
それを聞いた千隼くんは育実くんに「俺が必ずおまえを守る…育実」と言います。
いやん、初めての名前呼び♡しかも、おでこをつけて!
育実君くんも千隼くんの頬に両手を添えて「うん 千隼」と答えます。
きゃあ~!育実くんも名前呼び♡
お互いを大切な存在として感じているのですね。いいよ~。もっと感じて♡

最後は千隼くんの代わりに護衛する若木さんと行動を共にしますが、13日を過ぎてもまだ来ない第三の災厄に不安になる育実くん…で次巻に続きます。

次巻は「とうとう2人は…」です(笑)

0

この話が好きすぎる

1年1冊ペースのこのシリーズ。
続きが本当に待ち遠しいです。

今回は主に過去編と言いますか、二人の先祖の話です。
3巻のカバーの二人がいい感じなので進展を期待しちゃいました。
でも、先祖の話をきいて二人の気持ちは近づいてきたように思えます。
千隼、育実ともいいところでいい台詞言うんですよねー。

原作は神奈木先生ですが、作画の二宮先生以外考えられないほど
マッチしていると思います。

まだまだ謎は多くこれからの展開が気になる作品です。
次はまた1年後?この話が私が好きすぎるせいか?
んーー待ち遠しすぎる!

0

災厄のはじまり

これまでも主人公2人の先祖の記憶が断片的に現れてなんとなく両家の因縁を知り得ていたのですが、この巻ではそれが明かされることになります。
過去の2人の運命も切ないですが、現在の2人はこれからどうなるのでしょうね。
まだ明かされていない事もあるようですし、これからもまだまだ先が楽しみです。
一条の祖父の家に神楽が泊りに行ったことで2人の距離も徐々に縮まりつつあります。とてもゆっくりですけれど。
一条が相変わらず寡黙ですが固い意志が感じられ男前です。
脇キャラの若木が中々いい味を出していて好きです。他の人には怖いのに坊を前にすると顔が全力で緩むのが何とも言えず可笑しいです。
本編のシリアスな雰囲気は変わりませんが、二宮さんのあとがきまんがでホッコリしますね。
今回も暖かいネタでほのぼのしました。

0

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