僕は君の犬になる

boku wa kimi no inu ni naru

僕は君の犬になる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×228
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
162
評価数
42
平均
3.9 / 5
神率
11.9%
著者
夏河シオリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199605802

あらすじ

クールで無口な同級生――
そんな柴咲になぜか懐かれちゃった青山。
「青山の犬になる」と宣言した柴咲は、青山以外が触るのを許さなかったり、キスまがいに頬を舐めてきたり、青山大好きvな忠犬に大変貌!!
おまけに「青山以外はいらない」と超一途に迫られちゃって!?

表題作僕は君の犬になる

クールで無口な高校生
柴咲に懐かれる同級生

同時収録作品プライマル・プライマル

サッカー部のエースの高校生
高校生

同時収録作品ダメカレ

フリーターの居候
カフェチェーン勤務

その他の収録作品

  • 僕は君の犬になる 番外編
  • ダメカレ 番外編
  • あとがき

レビュー投稿数7

へい、ワンコおまち!


「僕は君の犬になる」   6割
「ダメカレ」       2割
「プライマル・プライマル」2割

【僕は君の犬になる】
タイトルでも中身でも、とても分かりやすいワンコ攻めです。
今日はワンコ攻め読みたいなぁという気分の時に手に取ることが多いです。

学生同士の二人で、ひょんなことから受けの犬になる宣言をした攻め。
無口でクール、クラスで一人浮いている攻めが受けにだけ懐いたりするのが好きな人にはオススメです!

もう受けにしか興味ない、優秀なワンコです。
そんな可愛いギャップのあるワンコに絆されてしまう受けが楽しめます。

0

自分にしか懐かないイケメンって嬉しくて恥ずかしい♡そしてかわゆい。

トピで「自分にしか懐かない」というので、夏河シオリ先生の本作品を挙げてらっしゃる方がいらして、絵が好きな感じでもあったので、読んでみました。
とにかく可愛い♡ フツーに友達もいる、明るい雰囲気の青山は不登校がちの同級生、柴咲と犬の散歩中に出逢ったことで、ほんのちょっと心を通わせる。その翌日から柴咲は忠犬ハチ公もビックリ⁈ のワンコに変貌。比喩(暗喩?)的にもぅ、黒い耳と尻尾が見え隠れする柴咲は女子が騒ぐ程のイケメン(後にフィンランド系カナダ人とのハーフだという事が分かる。)だが、そんな黄色い声はよそに、とにかく青山しか見えておらず、青山にしか懐かない。そして、青山よりスラリと背も高いのにスキあらば抱きついて来たり、匂いを嗅いだり、舐めて来ようとする。「オレは青山の犬だから。」
こんなイケメンに「お前だけ!」と懐かれたら優越感でいい気になりそうなものだが、青山はフツーに良い子なので、柴咲にクラスに馴染んで欲しいとも願うし、所構わず抱きつかれるのは恥ずかしいとも思っているのだ。普通の登下校。授業。意地悪な上級生。そして、仲の良い友人達を交えての夏休み。時を重ねていく毎に、柴咲の好き!好き!は青山にも影響を及ぼして…。やがて恋になる。
とにかく可愛いくて、きゅんきゅんします。青山を見ている柴咲の幸せそうな顔がいい!

同時収録の「プライマル・プライマル」も竜之介をトイプーに例えていて。イケメンの藤井が家で飼っているトイプーに似ていて可愛い、と竜之介を気にいるのだが、もはや竜之介に耳と尻尾が生えていて、ビビりー犬になって、涙目になってる様子が描かれている。元々は藤井にこっそりと片想いをしていた竜之介だが、そんな想いが叶うとは思ってもいなかったので、緊張のあまり挙動不審。その様子が可笑しくて可愛い。もうビビりー犬そのものなのだ。
この2作品は高校生もので、ワンコ繋がり。「ダメカレ」だけはも少し大人で社会人のお話し。
でも共通してるのは、イケメンはちゃんとイケメンぶりを見せてくれる!
安心してきゅんきゅんさせてくれる作品です。

2

ワンコ♪っていうよりも訓練で鍛え抜かれた忠誠心溢れる大型犬そのもの。

連続して泣ける作品ばかり読んだので、気分を変えて大好きなワンコ攻めの作品を読んでみました。

「僕は君の犬になる」
タイトルからしてどこからどう見ても紛うことなきワンコ物語。素敵。期待しちゃう。

ところがイメージしていたワンコと違いました。
私が好きなワンコはゴールデンレトリーバー系のご主人様を見るとぱぁぁぁ〜♪とテンション上がっちゃうようないかにも人の良さそうな大型ワンコ。

こちらの作品は、ワンコ♪っていうよりも犬そのもの。
それも訓練で鍛え抜かれた大型犬・例えば警察犬ってこういう感じなんだろうなぁと思ってしまう出来栄えでした。
無駄口は叩かない。表情もめったに変えない。ご主人様の命令を聞き逃さないようにいつも側で待機している。

ご主人様がいれば他人は不要だからクラスメイトとはコミュニケーションは取りたくないけど、ご主人様の「命令」であればクラスメイトとコミュニケーションを取るという徹底した忠犬ぶり。
そして攻めはハーフで(そうは見えないけど)英語もペラペラ、学業も優秀で何でもできるハイスペック男子。
はっきり言ってご主人様よりもずっとハイスペックなのに、ご主人様の一言でしゅん。。。となっちゃったりするところが可愛い。

そんなあまりの忠犬ぶりに、人の良い受けはかえってドキドキオタオタしちゃって正直どっちが飼い主なんだか判らないくらい。
「オレと離れたい?それとも青山(受け)だけのオレでいいか命令して」と命令待ちのようなセリフを言いつつも、ご主人様を有無も言わさず組み敷いて、実は主導権を握っているのは犬のほうなんじゃないか?という。
この構図が新鮮でおもしろかった。こういう冷静なワンコ攻めもあるんだなぁと。

よし!このワンコは「いとしのワンコを愛でる会」会員登録決定です。

表題作の他に二つ収録作が入ってました。
【ダメカレ】
カフェの元常連で無職のだらしない男(攻め)がカフェ店員(受け)の家に住み着いちゃったお話。
攻めのだらしなさにうんざりしつつも何だかんだと絆さつつある受け。
しかしとある誤解が生じて攻めが家を出ていってしまい数ヶ月連絡が取れなくなってしまう・・・。
再会したシーンがこんなうまい偶然ないよね・・・って感じでしたけど、それを除いては良かったです。

【プライマル・プライマル】
ずっと片思いしていた相手に告白された男子高校生のお話。
付き合う事になったけど、意識しすぎてつい逃げてしまう・・・。


0

完璧なわんこ攻め

わんこ攻め好きの私にとって表題作は、文句なしの作品でした。
わんこ攻めでも、主人以外にも懐くような駄犬はお断りなので、その点柴咲くんは理想の忠犬でした。
ハーフの男前で、命令されたら従う忠犬だけど、エッチの時はそうじゃない所も良かったです。
柴咲パパも気になりました。

プライマル・プライマルの受けくんも、わんこっぽくて可愛かったです。
攻めくんが呼んだら、うれしそうに走ってくる姿とか、笑顔とかが可愛くて、攻めくんが好きになるのも分かります。

3

ワンコ最高!

ワンコ攻めが好きな私。

そんな私に最高の萌えを運んできてくれた一冊がこれでした。

いやあ、相手(攻め)がワンコ過ぎます。
ワンコ攻め。

表紙なんか、犬の耳もしっぽも生えてますが、
実際には生えてませんから!
普通の人間ですから!

受け(主人公)だけに見えちゃう妄想?幻影?
なんですよー。

そんな主人公(青山)に対して、ワンコの攻め(柴咲)は、
忠犬すぎる!
おりこうすぎます!
言うことききすぎ!

でも、それがかわいすぎてかわいすぎて……。

しかも柴咲はずるい!

Hするときだけ、
「青山……お願い……、やめろって言わないで…」
って……!

ずるい、ずるすぎる!
こんなこと言われて、やめろなんて、言えるはずないでしょう!!

ああ、最高に萌えます。

気持ちをお互いに確かめ合った二人。
良かったね。

いつまでも忠犬でいてね(*´ー`)

2

犬耳可愛い


こんな、忠犬みたいな人いないよね。本当に犬っぽい。可愛い。ちょっと垂れぎみの犬耳が。

目にホコリが入って、舐めたら取れる?
そのSMチックなプレイをもうちょっとじっくり味わいたかった。
柴崎は俺、青山の物宣言してるけど、周りが引かないって事はクラス公認なんだね。

なんか、ダンディなおじ様が表れて話変わった?と思ったら、柴崎のパパだった。
柴崎も良いけど、柴崎パパの方が好きかも。柴崎パパはノーマルですかね?

スピーカー双子のキャラが面白い。

0

忠犬カレシの一途な想い


夏河先生の前作“メガネと恋と青い鳥”がとてもよかったので購入させていただきました。

代題作について、
とにかく、攻めの柴咲くんの忠犬ぶりがすごかったです(笑)
受けの青山くん以外は眼中にない、他は要らないといった感じで、本当に青山くんのことが好きというのが伝わります。
ある出来事を機に、青山くんは柴咲くんがそばにいることの大切さに気づき、ふたりは更に惹かれあいます。
読み進めるたびに、お互いの溢れんばかりの愛を感じました。
Hシーンは少なめで、局部はまったく描かれておらず、さっぱりとした印象ですが、とても色っぽく、愛をものすごく感じることができました。

同時収録の他二作もとても愛の溢れたお話で、お互いを大切に思っているのが読んでいて伝わってきました。
内容はありがちな話なのですが、すれ違いを経てふたりの気持ちが強くなるのは、やはり胸がきゅっとなります。

前作の“メガネと恋と青い鳥”では、攻めの表情がほとんど無表情だったのですが、今回は攻めも表情豊かで、喜びから切ない感情まで細かく出ていました。

Hシーンの多い作品が苦手な方におすすめしたい作品です。
愛という言葉を多く使いましたが、本当にお互いの愛を感じる作品だと思います。

6

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