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itoshi no miraikun
惹人怜爱的未来
表紙に惹かれて購入しました。未来くんという男の子が男の人から告白され、恋愛を知っていくお話です。
運が悪いことに、未来くんは付き合った全員とあまり良くない別れ方をしています。三番目に付き合った田中さんは初めは未来くんの相談役として仲良くなりますが、後に恋人となります。この人となら上手くやっていけるかもしれないと思った矢先、未来くんは田中さんの住んでいるアパートに行くと、大金が入った封筒だけが残っていました。これをきっかけに未来くんは更に恋に臆病になってしまいます。未来くんは今までの恋人がちゃんと好きだったが、男運が悪いのか辛い恋愛ばかりを経験しました。その思いを受け止め、過去の恋愛から傷ついた未来くんを支えたいと思っている人と結ばれてとても良かったなと思いました。
吉田先生コンプリートへ未読作品を少しずつ読み進めているのですが、どの作品も素晴らしい吉田先生ですが今作は特に素敵だと思うのでかなり以前に出版された作品ですがここに記したいと思います。
父子家庭で父親が海外単身赴任のため幼馴染の家生活している未来くん。静かな子だけど人を惹きつけるものを持っていて、ある日先輩の男性に告白される。戸惑う未来くんに相手は自分をして欲しいと言う。誠実でありたいと思っている未来くんは彼の気持ち受け入れてやがて彼を好きになるけど…。
好きという気持ちの不確かさ脆さを虚しさを数人の相手を通して体験する未来くん。
次々に告白されたり側にいてもらった相手を好きになり、少しずつ体も許すようになるんだが、個人的にはビッチには見えなかった。
恋は脆い。
誠実でありたいからこそ相手を疑わず相手をよく見つめ、内包しているだろう寂しさのためか相手の寂しさに反響するのか、相手を好きになる未来くんの好意の変遷が悲しく美しい。
たどり着いた彼とは未来くんにとっては誠実の真逆に始まった関係だろうけど彼の誠実さを受け止めて二人想いを育てていってほしい。
最後ベットで語られるモノローグが本当に素敵。
吉田先生は先生にしか書けないお話といつも思うけどこのお話もそうだった。痛く切なく可愛くて美しい。
惚れっぽいというか、相手に好きと言われたら好きになってしまうような未来くん
それは、真剣に向き合っていていいとは思いますが、それにしても、行き過ぎてるかなって思ったなぁ、、
幼なじみの日平くんはずっとそんな未来くんのことが好きだったけど、傍観者であるだけ。
ずっと誠実でいたい未来くんに、なかなか口出しすることが出来ず。
ほぼセリフだけのストーリーでサラって読めちゃいます
未来くんが恋をする相手が日平くん以外に4人います、1人目の相手が個人的に好きだったけど、未来くんの中途半端さで傷つけてしまってるし可哀想だな、と、なんていうか、未来くんに魅力を感じれなかった!!!!
フラフラしてて、色んな人を傷つけてしまってるように感じました
ハッピーエンドなので良かったのですが、日平もこうならなかったら、未来くんを手に入れるつもりは無かったのか、手に入れようとする欲を感じなくてなんか感情輸入できたなかったかなぁ、、、
好きって言われたから好きになる未来くん。悪く言えば流されやすい性質なのだけど、彼は何も悪いところがない。
とても誠実であろうとする未来くん。こんな子に好かれたらきっと幸せだと思うのに、寄ってくる男は駄目駄目で…
好きって何なのでしょう。
彼が経験を経て変わっていくのが切なくて、でもどうしたら彼が救われる?終結になるのか予想できなくて目が離せませんでした。
アンバランスなタッチも深夜の空気のようで雰囲気があるのですが、良い場面での手の描写がゆるくて怖かったです…
表紙に惹かれて購入しました。
1話1話相手が変わるのですが、展開が早すぎた気がします。え、もう終わり....?と思ってしまいました。
どんどんビッチになっていく未来くん.....
最後突然「これがいとしいということか」と繋がるのもよく分かりませんでした。
もやもやが残る....私の趣味ではなかったです(--;)
未来くん。
純粋で真面目でいい子なのに逆にそこにつけこまれてダメンズホイホイになっちゃって。
でも毎回真剣だったのに、相手から去っていって。
毎回悲しむ未来くん。そしてそんな未来くんをずっとそばで見守る同居の幼なじみ日平。
失恋を繰り返して体は快楽を忘れられなくて。
最初は日平が相手かなと思ったら次から次へと変な男に引っ掛かって、日平が最後に残るとは思いませんでした。
田中さんが言ってた博愛主義の行き過ぎに思えましたが、誰も疑うことを知らなかった未来くんがどんどん負の感情を身につけていって。
最後は日平とうまくいって良かったですね。
一歩間違えれば可哀想な子ですが誠実で、そんな未来くんを見てくれてる日平がいて良かった。
可愛い絵で相変わらず人間の心情を巧みに描くなぁ、というのが第一印象でした。『HEARTY』でも感じたんですが、吉田先生の作品は「好き」という感情について様々な角度から考えさせられます。主人公である未来は、非常に素直で純粋で、誰からも好かれるようなキャラクター。しかし、良からぬ人まで引き寄せやすい性質でもあり。学校の先輩から始まって、特殊な性癖を持つ大学生や、一時の癒しを求める大人など。未来のことが好きな幼馴染の日平は、ただ彼を見守りながら、心配が高じると時折首を突っ込む日々が続きます。
最初の先輩はともかく、未来の性的な写真を撮ったり彼が痴漢されても興奮してしまったりする大学生や、最初からすぐ別れが来ることを分かっていながら未来を唆す大人は、客観的に見れば酷い人間。でも、彼らと付き合う時、未来は毎回真剣に彼らのことが好きで、彼らもまた未来のことをちゃんと好きなんですよね。きっかけこそ確かに受け身なものの、自分を好きと言ってくれた相手と一緒にいるうちに、自分も好きになっていくことってよくあると思います。未来にとっては本当に1つひとつが大切な恋愛だった。だから、未来のためと言って勝手なことをする日平に怒った彼の気持ちにも共感しました。
結局未来は日平の方から何か行動を起こされるまでは、彼に恋愛的好意はほとんど見せませんでした。他人との恋愛を見守られているだけの間は、あくまで未来にとって日平はただの大切な幼馴染でしかなかったんんでしょうね。そして、日平が重かった腰を上げることでようやく2人の関係が進展し始めます。自分を好きになってくれた日平のことが気になって、だんだん好きになっていく未来。
彼はふらふらした人間なんでしょうか? 流されやすい人間なんでしょうか? 私はそういう彼の気持ちも立派な「好き」だと思いました。未来が好きな人にだけ見せる表情の可愛さを見れば、彼がどんなに日平を好きになっていったかが手に取るように伝わりました。一方で、日平も初めて自分から行動して「いとしい」という感情を知ります。「好き」と「いとしい」が交差する瞬間はこんなにも尊いものだったのか。自分の「好き」も他人の「好き」も大事にしたくなる、そんな素敵な作品でした。
受けの未来くんが攻め以外の3人の男性と、付き合ったり別れたりします。
未来くんにとってはすべての恋愛が、真剣で誠実な恋だったんだなぁと感じました。
未来くんが誰かと恋をしてる中、日平は日平で悩んだり心配したりしてるんですね。
その二人の関係がいじらしく切なくもありました。
別れて傷つく未来くんが何とも可愛そうで…。
最終的に幸せになれそうでよかったです。
「好きだった」と言って泣く未来くんと、それを静かに受け止める日平も素敵でした。
じんわり幸せな気持ちになれておすすめです。
主人公が毎回違った相手と恋をする連作です。
大人しくお人よしな未来がいろんなタイプの人物と次々に恋に落ちる…こういうストーリーを昔少女漫画で読んだ事がありまして、ストーリーそのものは既視感を感じました。しかしこのお話は未来が惚れっぽいわけではなく(十分惚れっぽいのですが)毎回惚れられて、告白されて、お付き合いすることになります。
未来は優しくお人よしと言うか、はためには流されているだけのように見えます。
しかし、幼なじみの日平に言う、「ほんとに好きだった」という言葉には胸を打たれました。恋ってなんなのかを考えてしまうお話です。
自分の今のこの歳で、10代の学生が「初めてお付き合い」をしたり、「初めてキス」している恋愛漫画を読むと初々しいと思いますが、この恋が最後の恋ではないだろうと思います。
惚れっぽいのが学生のときの恋で、手をつないだり、一緒に図書館に居たり、それだけで火照ってこの人が好きなんだと思うのが10代の恋なのではと思います。
未来の「ほんとに好きだった」という台詞にはその10代の恋の全てが集約されている気がしました。
ラストは予想できるように描かれています。未来は何度も失恋して何度も泣きますが、最初からラストにむけての安心感は持てる作品です。
とても未来のある終わり方で、こういうラストが好きだと思えました。
惚れっぽいというか、だめな男とかに好意を抱かれる未来。
そんな未来を心配している日平。
未来は気の毒な子ように思いました。
言葉の端々に、認めてほしい、自分いう人間を愛してほしいという
願望が見えたように思います。
最終的に未来は本当に自分のことを思ってくれる人を見つけ、
日平は未来と気持ちが通じ合って報われたんじゃないかなと思います。
ただ読む人を選びそうな作品だと感じました。
未来は幸せなのかな、とか日平は自分の力が及ばなくて未来を守れないと
途中思っていると思うので不憫です。