いつも王子様が

itsumo oujisama ga

いつも王子様が
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神113
  • 萌×295
  • 萌36
  • 中立7
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
39
得点
1060
評価数
258
平均
4.2 / 5
神率
43.8%
作画
木下けい子 

作家さんの新作発表
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原作
月村奎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
いつも王子様が
発売日
価格
¥635(税抜)  
ISBN
9784813030379

あらすじ

アシスタントのリクエストでハウスクリーニングを頼んだエロ漫画家の
朝比奈ことヒナの前に現れたのは、中学生時代の憧れの佐原先輩だった!
かっこよくて、なんでもできて、でもちょっと意地悪で、
そんな佐原が大好きだったヒナは、一大決心、転校する日、告白したのだ!
でも、佐原の返事を待たずに告り逃げしてしまい……
それから十年──再会は悪夢に!?
優しい顔の王子様は、実はとっても意地悪で?

表題作いつも王子様が

ハウスクリーニング会社社員
エロ漫画家,中学時代の部活の後輩

同時収録作品眠り王子におしおきを(小説・描き下ろし)

29歳,会社員
32歳,デリのオーナー

その他の収録作品

  • シンデレラの欲望(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数39

幸せな気分になれる作品!!

大好きな月村先生原作の漫画です。

台詞回しやシチュエーションが本当に面白くて、途中ちょっとキュンと切なくなりつつも、最後は気分すっきりハッピーエンディングで、読後感もとても良く、読んでいてとても楽しく幸せな気分になれるため、ちょっと気持ちが下がった時や、元気になりたい時に何度も読み返しています。

月村先生作品ならではの、イケメンで高スペックな攻め様が、一見地味な童貞の受け様に執着する・・・という・・・
まさにシンデレラストーリーで、キュンキュンします。

ちなみに攻め様はドSキャラです。
そのドSぶりがまた萌えます。
そして、やたら可愛い受け様・・・。

巻末には、同時発売小説「眠り王子にキスを」の主人公CPの短編です。「いつも王子様が」の受け様の暮らしているマンションの一階に「眠り王子にキスを」の受け様のお店があり、親交がある設定なので、もちろんそちらのCPも登場はします。
私は当初小説の方を読んでいなかったので、そこまで入り込めなかったのですが、後日小説を読んだ後に読み返すと、色々な背景が分かる分、すごくキュン!!!&ドキドキします。

月村先生のH描写、何気に良いんですよね・・・。濃くて、熱くて、攻め様のSっ気満載で・・・。
話の雰囲気からは想像できない感じで、毎回本当にドキドキします・・・。

13

好きな子ほど意地悪したくなる

昔から、好きな子にちょっかいだしたい男子っていますよね。
この話はずばり、それです。

あか抜けない感じの黒髪眼鏡な受けと
キラキラいけめんの攻め。
この設定だけで十分萌えられるというのに、
この作品は更に攻めがいじめっ子という属性があります。
昔から受けをいじってた攻め。
何年かぶりに再開して…。

個人的に好きなシーンは、二人でご飯を食べに行き、
お会計の時に攻めが電話で呼び出され、
これは払っとけってことかな、分かりやすいたかりっぷり、と
会計を済ませたあとに、共通の知り合いに出会い
攻めの現状を知って……。
そして、攻めが追いかけて来た時に振り返り、
やり取りして一人でタクシーに乗り帰宅、
という一連の流れがあるんですが、
このすれ違いっぷりがたまりませんでした。
もちろん、引っ付くそのあとのシーンも見所なんですが、
何回も読み返してしまうのは、このくだりなんですよね。

小説の方の登場人物も出てきたりして、
どっちも読んでる人にはたまらない一冊です。
未読の人には是非読んでいただき、きゅんとして貰いたいです。
小説版も少し読めますよー!

10

まさにSとM

好きな子はいじめたくなる・・・
まるで小学生のようにヒナをいじめ倒す佐原。
どんなに嫌味を言われても、ひどいことをされても嫌いになれないヒナ。

学生の頃憧れていた初恋の先輩佐原に転校をきっかけに部活最後の日に告白
そのまま、返事も聞かずに告り逃げしたヒナのことをずっと気になっていた佐原。
家業を継いだ佐原が仕事で訪れたのがヒナの仕事場兼自宅。
学生の頃には想像もつかないエロ漫画を描くヒナ。
ハウスクリーニングをする佐原とエロ漫画を描くヒナの10年越しの恋のストーリー。

とにかく、佐原がヒナに対しこれでもかというほどちょっかいを出し
まるで好きな子にいじわるする小学生のごとく
笑えるほど、必死に子供じみたことをするのが、だんだん健気に見えてくる。
その見え見えのいじ悪に、まんまとのせられ振り回されながらも
どうしても佐原のことが嫌いになれず、それどころか知らず知らずのうちに
もっともっと好きになってしまうヒナの心情が、手に取るようにわかります。
会える日を増やすために、キャンペーン攻撃したり
下のデリの堀さんにやきもち焼いたり、案外可愛いところもある佐原は
自分が想っているよりずっとヒナのことが大好きで、好きと言うより愛していて
それに気づかない、鈍感なヒナにもうイライラしっぱなしで・・・
佐原、今流行の「壁ドン」やってますね~
そんな風に自分が佐原を振り回しているとはまったく気づいていないヒナも
佐原を好きな気持ちに気づきながらも、ずっとからかわれていたと思い込み
複雑な思いがぐるぐるして、もうとっても可愛いです。

大人になった今、10年前に戻ってやりなおしてるみたいに
子どもみたいなやりとりをして、思ったことをズバズバ言って
毎度けんかみたいに、言い合うんだけど
なぜかそこには目には見えない何かがあるみたいな感じがして・・・
まるで温かい愛に満たされているような、安心して言い合えるような
そんな二人の空間が、見ていて心地よく喧嘩なのににやけている自分がいます。

しつこいようですが、攻めで意地悪で超ドSな佐原の方が
ヒナにもうぞっこんで、「好きな子にいじわるする男子」のような態度に笑えます。
それが、このお話の一番の見どころではないでしょうか。

8

人生で 最初で最後の 恋だった

作画の木下さんは、作家買いする位 好きな先生です。
そして、原作の月村さんの小説も好んで読んでおり、イラストが木下さんの時は小躍りしてしまうほど。

1冊のコミックに 表題作と、作中にも登場した人気デリ店の堀さんが主人公のSS「眠り王子(ひめ)に おしおきを」と、描き下ろし漫画「シンデレラの欲望」が収録されています。 お得~~!!

表題作の感想を…
ドS王子(ハウスクリーニング会社社員)×ドMエロ漫画家です!
中学生時代、憧れの佐原先輩(攻め)に自分が転校する日、一大決心で告白したけど先輩の返事を待たずに告り逃げしてしまったヒナちゃん(受け)。

十年後、上記の関係として再会した先輩は モテオーラがハンパなく昔よりさらに かっこ良くなっていた!!
先輩の初登場のキラキラ具合が、まぶしいです。
つなぎ着用なのに…。薔薇とか背負ってる訳でもないのに…。
あと、終盤での おフロHシーンの時、全裸で髪をかきあげてる先輩のフェロモンに、ヒナちゃんじゃなくても メロメロです。

ドMのヒナちゃんは、ハウスクリーニングとして現れた先輩の一挙手一投足にビクビクして翻弄され、それでも決して優しくない彼にドキドキさせられてしまうんですね。
ついでに キャンペーン商法の えじきにもされてしまいます。
なんだか、うやむやな関係のまま エロい事もしてしまう2人ですが…。

先輩が、告り逃げしたヒナちゃんの前に十年振りに現れたのは、偶然か?はたまた ドS先輩の陰謀か??
と言う訳で、おフロHのシーンでは、セールストーク調での先輩の言葉責めも楽しめますので 是非!!

次に 堀さんが主人公の SSですが…。
大人美人で、ほぼ処女だった堀さん(受け)と、鏡の前でコトに及ぶとか・・・羞恥プレイ、万歳!!

宮村さん(攻め)、男前で 包容力があって、仕事もできて、愛情深くて、でも変態(本人談)とか最高でしかないです。
ごちそうさまでした。

この2人の小説「眠り王子(ひめ)に キスを」も、凄く凄く良いんですよ。
どうか、コミック化してくれないだろうか…
木下さんの作画で。

描き下ろしの「シンデレラの欲望」は、
ヒナちゃんが王子で、先輩がシンデレラっていう
どーみても「それ逆~~!」て設定が最高でした。

シンデレラなのに「くそ あと一発やりたかったのに」とか言う先輩に萌えました。

あ~ 好きすぎる作品て、やっぱレビューが難しいなぁ。

8

可愛かった!

ヒナが!
小動物のような可愛さで良かったです。
先輩の好きな子をいじめてしまうのが、小学生男子みたいで。
ヒナのネガティブな妄想?想像?もさらにお話を面白くしてくれました。

ヒナの勘違いも面白かったし、アシスタントの子もいい味出してました。

もともと木下けい子先生の本が、ほのぼのと幸せ気分にさせてくれるので好きだったのですが、月村先生×木下先生すごいですね!
絵とお話がすごく合って、ふんわり優しい気持ちにさせてくれました。

2

キラキラ☆ふわふわ☆ニヤニヤ。+゚(*ノ∀`*)。+゚

月村奎先生の小説が大好きで、電子書籍化されているものは全て読破してしまったほど。
こちらのコミックスは小説じゃない為、いったんは購入するのをためらったのですが、これがもう!実に面白くって、買って大正解でした。
何度読み返したことやら分かりません。何度読んでも飽きません。
エロ漫画家の朝比奈ことヒナと、中学生時代の憧れの佐原先輩の10年越しの恋愛。
何が良いかって、ヒナがもう超可愛い。
健気というか、ヘタレというか…ネガティブなんだけど一生懸命生きてる感じがすごく共感できました。
ドSで俺様な先輩に何か言われるたびに、小さくなって…。
そんな一コマを見るたびに、可愛いーって一人叫んでしまってました。
自虐的でうじうじしてて、騙されやすくって流されやすい、でも素直で控えめで…そんなヒナを先輩が意地悪したくなる気持ちも分かります。
でも、愛のあるイジメですね。
先輩の表情を見ていると、あぁ、ヒナのこと好きなんだなって分かりますもん。
このコミックスを読んだ日から、私は木下けい子先生の大ファンになってしまいました。
出来れば、こんな感じのお話をもっともっと書いて欲しいし、読みたいものです。

2

ずっと見ていたい微笑ましい二人

学生時代の後輩で現エロ漫画家の朝比奈(受け)と、学生時代の先輩で、現ハウスキーパーの佐原(攻め)。二人が10年ぶりに再開して、勘違いによるすれ違いを経て結ばれるお話でした。
誰も不幸にならないハッピーな世界観と、先が読めないワクワク感があって、明るい気持ちにさせてくれる作品です。

受けの朝比奈は、自信がなく内気な性格で、いつもおどおどしています。そんな朝比奈をからかうのが大好きで、学生時代からたくさん意地悪してきた人気者の御曹司である佐原。
意地悪だけど、かまわれるのが嬉しくて佐原を好きになってしまう朝比奈。
そして佐原は、中学時代に朝比奈が告白をするだけして返事を聞かずに逃げてしまった初恋の相手でもあります。

朝比奈の家の担当になったハウスキーパーの佐原と10年ぶりに再開した時、あの時の告白の返事はノーだったと言われ拒絶されたと思い込んでしまいます。
このシーン、「じゃあなんで今もちょっかいかけるんだー!!」って思わずつっこんでしまいました。
でも佐原も佐原で、ちゃんとした理由というか芯がある上での行動や言動で、それがとてもいいなと思いました。

あの時、できなかった告白の返事に答えれる固まった自分の意志を持って、どんなに朝比奈に通じなくても通じるまで自分のやり方で手に入れようとする男気。
朝比奈がなにも行動しなくても、佐原がリードするように恋愛イベントを起こしまくってくれるおかげで少しずつ距離が縮まっていきます。
余裕そうかと思えば、お惣菜屋のイケメンや仕事仲間の担当者と楽しそうに話してる朝比奈を見て、やきもちをやいていじけちゃったり……
なんだか、朝比奈の佐原への恋心を追い越すほど、佐原が朝比奈に首ったけなところが読めば読むほど伝わってきて、、、萌えて萌えて仕方がないのです。
佐原の気持ちを知った上での二周目は最初からもうニヤニヤがとまりません。。

そして晴れて結ばれた後の二人が甘々で可愛くて。
控えめながらも、頑張って自分の気持ちを伝える朝比奈。
そんな朝比奈に、「俺たちめちゃくちゃ相性よくね」とか「割れ蓋に綴じ蓋のいいカップルだよ」
とやたら、相性の良さをアピールして離さないとばかりに愛情を注ぎまくる佐原。
ほんっとうに相性最高の二人です。

同時収録では、スピンオフ作品であり今作にもでてくる『眠り王子にキスを』の二人の独占欲が入り混じった大人の甘々エッチと、朝比奈の誕生日のエピソードが書き下ろしショートストーリーで。
朝比奈と佐原がもしシンデレラの世界にいたらのパラレルストーリーが書き下ろし漫画で収録されていました。
シンデレラの方がまさかの佐原で笑ってしまったのですが、なんだかとても二人らしくて微笑ましく、可愛かったです。

明るい気持ちになりたい時にぴったりな、
キラキラしてて幸せが詰まった作品でした。

1

初読み


0

意地悪王子×気弱なエロ漫画家男子のやりとりが楽しすぎる❤︎

月村奎先生原作の木下けい子先生のコミックという、最強のタッグすぎるお二人の作品。

ずいぶん前に購入し読んでいたのですが、木下先生の作品が読みたくて読み返しました。

高校時代の憧れの先輩との再会もの。耳元でキャンペーン詳細のご案内をする佐原〜〜!!! 狙ってやってるって分かるのに、憎らしいのに憎めない意地悪系攻め。
「こちら契約のお礼です」からのキスシーン、何度みてもこっちが蕩ける。。

そして清掃会社社員ならではの、お風呂えちでの言葉責め!!! これ、最高of最高でした。。

「弊社のサービスはすべて手仕上げです こんなところからこんなところまで」って言いながらの、あれこれ。
「今なら高圧吸引も大サービス」からの、攻めフェラ。

えち描写的には決して多くないのに、言葉責めの印象でめちゃくしゃえちちに見える聞こえる不思議……

月村先生の「眠り王子にキスを」の大ファンとしては、デリの堀さんがちょこちょこ登場してくれるのも嬉しい限り❤︎堀さん大好きなんだ…
小説の方もまた読み返したくなりました◎

0

苛めるとかわいいから苛めたくなる

原作(シナリオ)が月村奎さんなんですが、木下けい子作品として展開もキャラクターもとてもしっくりきて一体となった作品になっていました。
いじわるな先輩と押しに弱いヘタレなエロ漫画家のやり取りのコンビネーションは軽快でコミカルでとっても楽しい♪
そしてかわいいのです☆
思わず、うふふふってなる。


汚い部屋に堪えかねて頼む事になったハウスメイドサービス
エロ漫画家・朝比奈の前に現れた清掃員は、学校を転校する時に告り逃げした先輩の佐原!?
確か、金持ちの御曹司と聞いていたはずなのに清掃員をしているなんてと勝手に流転の人生を思いこんだ朝比奈の一言から、佐原の朝比奈いじりが始まりだすのだが・・・


先輩が朝比奈の事を覚えていて「ヒナちゃんの告り逃げ」と呼ばれた時の朝比奈のショックが第1発、、、告った十年後に駄目押しの拒絶。
こうして始まった悪夢
アシスタントの前ではいい顔しながら、チクっと朝比奈をヘタレさす言葉の絶妙さ。
うろたえてオロオロする隙をつかれて、つい契約してしまうオプションサービス(笑)
接近されて耳元でエアコンクリーニングサービスのキャンペーンセールスを囁かれ。思わず逃げでエアコン2台と換気扇のご契約。
お礼はキス?
担当の前でランジェリーを着たと聞けば俺の前で着てみろと強要しながら、着なくても払ってやるとキャンペーン契約の礼だと押し倒し、おっぱいを弄られながら水回りキャンペーンの勧誘。
ゾクゾクとしながら「おね…おねがいます…っ」のセリフはひょっとしてそれと同時にイってしまったのか!?
この接触されながら契約っていうシチュエーションが愉快この上ない!

しかしながら、この先輩割と朝比奈への好意が見え見えですよね♪
苛めがいがあるから、苛めるとかわいいから苛めたい。
キャンペーンも朝比奈に会いたいから。
そうでなかったら、夜遅くにエアコンの外れていたネジの点検に来たりしないし。
ネチネチなドSが目立つから好意も隠れてヘタレちゃんの朝比奈にはわからないって!
だけど、親しくしているデリの堀に嫉妬をちゃんと見せている。

ラスト団円のエッチも「弊社のサービスはすべて手仕上げです」とか「キャンペーン中につき今ら高圧吸引サービス」とか何のプレイですかーーー!
と仕事ネタで言葉攻めが妙にエロいから楽しい。

木下さんもチビキャラを描かれるのですね。
何だか妙に朝比奈ににあってました。

同時収録に小説【眠り姫におしおきを】
これは小説の主人公堀サイドカプをメインにしてあります。

番外おまけ漫画は小説は赤ずきんちゃんでしたがコミックはシンデレラ!
しかも姫王子逆転で、王子が朝比奈でシンデレラが先輩!?
硝子のモップとか、シンデレラが傲慢とか俺様とか、、、大笑いしましたヨv


実は最初に小説の方を読んだのですが、こちらのコミックに出てくる堀はやさしくて人当たりがよくて、、、確かに表の顔はそうなのかもしれないですが、ちょっと別人みたいで驚きました。
しかしそんな彼にも・・・ということでスピンが小説『眠り王子にキスを』になります。

15

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