お笑い芸人×テレビ局アナウンサー、別れてから10年の再会愛。

リアルロマンチスト

real romanticist

リアルロマンチスト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
20
評価数
8
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
楢崎ねねこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
たくさん食べる君がすき
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784796405065

あらすじ

「もっかい俺とつき合うて?」
新番組で再会した高田は、昔俺が裏切った――初めての男。
局アナとしてテレビ局で働く俺の前に、高田はお笑い芸人として現れた。
本当に好きだった。だから忘れたかった。
その想いを10年引きずり、いろんな男をひっかけていた俺に高田は、本気だと言いキスをしかけてきて…?
リアリストなアナウンサーと、ロマンチストなお笑い芸人の10年愛。

表題作リアルロマンチスト

関西から進出したお笑い芸人 高田 27歳
元恋人だった現在局アナ 朝倉 27歳

レビュー投稿数2

逃げて逃げて逃げて~

デビュー10周年ということで色々な企画が今年は単行本についているねねこ作品。

今回のお話は、親とかゲイとかそういった世間体を気にした余りに大事な恋から自らにげてしまった現在アナウンサーとなった主人公が、
お笑い芸人となって東京に進出してきたその相手と再会し、まだ自分を思っていてくれる事を知り、過去の罪悪感から逃げて逃げて逃げて、ヘタレまくりながらとうとう相手と向き合うことを決めるお話。

この主人公の朝倉が超ヘタレ。
東京へ出てきたから親から離れているからということでもないだろうが、世間にバレないように局内でつまみ食い?のあとくされのない関係ばかり続けている。
そんな朝倉が大ブレイク中のお笑い芸人コンビチョコピーナツとバラエティの番組を持つ事になる。
このチョコピーの一人が高校時代突然つれなくして振った形になる高田。
嫌いになったわけではないからずっと高田の動向は気にしていたし、高田も朝倉をテレビで見かけるようになって、そして朝倉を追いかけてきた部分もある。

忘れられない相手であるのは両方とも同じなのに、朝倉はどうしてこんなに逃げるんだろう?
臆病すぎるほどに臆病で。
そんな彼等の事を過去もまじえながらがっつり一冊で展開していくのですから、
もういい加減、朝倉!ヘタれるなよ。なんで高田と腹を割らないの?
とじれったくて仕方がない。
もう、大人なんだからさぁ。。。
逃げてまた傷つけるかも?と再び怖がって接近できないって、どんだけー!?

切ない展開なのかもしれないけれど、余りに臆病すぎる朝倉のいい所が見えなくなっちゃった(涙)
そんな朝倉をずっと好きでいる高田は健気だと思うよ。

お話は悪くないと思うし中だるみもないし、ただ朝倉がヘタれすぎてちょっと好きになれなかったデス。
中立だけど、非常に萌えには近い評価なのです。

4

ヘタレ。

楢崎さんは絵柄が好きでちょくちょく読ませていただいている作家さまなのですが。
う~ん…。これはいまいちツボに入りませんでした(ゴメンナサイ)。

高校生時代に付き合っていた元恋人 芸人・高田×局アナ・朝倉

高校時代に恋人として付き合っていたけれど、朝倉の両親(特に母親)のゲイへの嫌悪が激しく、また朝倉自身ゲイである自分を受け入れられずに、好きだったのに一方的に傷つける形で別れた高田と、10年もたった今になって芸人と局アナという立場で再会し…。
というお話。

シチュエーションとしてはかなり好きなんですが、どうしても話に入り込めなかった。内容は茶鬼さまが書いてくださっているので感想を。

局アナとして人気を得ている朝倉は、顔が売れているために外で遊ぶことが出来ない。そのため局内で複数のスタッフと割り切ったお付き合いをしている。
っていうのもなんだかなあ、と思った。職場の仲間とそんなことするなよ…。当て馬として出てくる局の上層部の杉山さん一人だけと合意の上での遊びのお付き合いというのならともかく、不特定多数のスタッフとそんな関係になったら働きづらくない?

一方攻めの高田も「フラれたけど朝倉のことを忘れることが出来ずに、ただ会いに行ってもすげなくされるだけだろうから仕事の上で会いたかった」って…。
売れるかどうかも分からない芸人という立場で何をのんきなことを言ってるのか。売れても朝倉と一緒に仕事ができるか分からないじゃん。そんなん本当に会えるかどうかなんて賭けみたいなもんじゃない?

って思っちゃってね、話に入り込めませんでした。

ガンガン攻める攻めさまに対してちょっと待って的な及び腰の受けさま。
楢崎さんお得意のパターンだと思うのですが、今回の受けはヘタレすぎ。「好きだったのに自分の勝手で傷つけて、なのに今さら」ってずっと逃げてたくせに、腹をくくったらそのまま局内で事を致すとか…。おいおい!って突っ込んでしまった。

好きだったキャラは高木の相方・城田くん。一本筋が通ってて漢前でした。あの可愛い顔で、ちっこい体で、年上攻め(個人的に杉山さん推し)とかしてくれたら萌えるわ~。と思ってしまった。

表紙をめくるとカラーのイラストが描かれてるのですが、これ凄く好き。高校生だった頃の二人のイラスなのですが、すっごいいい笑顔で笑ってて、お互いすごく好きなんだろうな、って感じます。こんな思い出があったら確かに忘れられないよね、って思える可愛いイラストです。

2

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