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on blue
今号も充実した内容で、大変に満足でした。
巻頭が、『川果町よろづ奇縁譚』の単行本がでたばかりの四宮しのさん特集。
新連載に四宮しのさんはじめ初登場の新井煮干し子さん、京山あつきさん、最終回が秀良子さんにヤマシタトモコさん。
これが、最初の方にドドドーと怒涛のように掲載されていて、これだけ読んだだけでも満腹になってしまうくらいに充実しておりました。
【四宮しの特集】【色咲き】
個人的にonBLUEの特集とインタビューは他社のものと違いとても奥深く見せてくれて大変に好きなのですが、今回は8Pのカラーを含む四宮さんならではのパステルカラーを披露して、他スケッチ画を見せてくれました。やはりカラーが魅力的だ!
そしてインタビューはルーツがわかるのですが、その変遷を見るとなるほど、と思わせるものが。やはり長野まゆみ作品もルーツにあったのですね。
そして対談は好きな作家さんと、ということで真柄うしろさんでした。
・・・そして新連載は、傷痕フェチの男の子の話なのですが、
傷跡なら何でもいいのではなくて、相手の男の子の足にある傷跡、それに欲情するのですよ。
彼を襲ってそこに射精するシーンがあるのですが、思わずゾクリとさせられます!
【因果の魚】新井煮干し子
あの『不思議なともだち』とは違った何やらほの暗さを感じるお話は、いとこ同士の宿縁を描く作品になるのでしょうか?
次期社長の従兄について出張に来た主人公が、従兄弟に掛けられた言葉にまるで犬のように(?)子供のように嬉しそうに笑う顔が…気持ち悪い!?そしてバスルームに入った従兄弟の複雑な表情は一体?
つかみで持って行かれました!!
【ヘブンリーホームシック】京山あつき
ロンドンに海外赴任となった主人公。1カ月してホームシックになります。
そこで偶然出会ったのは、高校時代同じ部活だった同級生。
彼が家に来るようになって寂しさも紛れ癒される主人公なのだが・・・ラストのモノローグ”この時のユキサダはオレより重症だった”・・・ええっ!?一体なに?
この話もつかみでグイッと持って行かれました。
【デラシネの花】秀良子
落語の寿限無をモチーフにした本作。
この名前をつけられた為にもうずっと昔から死ねないで現代も生きている寿限無に死神が「あなたはもうすぐ死にます、よかったですね」と言ってくる。
やっとその時が来たと思った瞬間現れた死神に寿限無がお願いをする。結局…
おもいもかけないハッピーエンド。
死ねない男に人でない死神。だからいいのかもしれない。
9月に単行本になるそうです♪死神シリーズならあの金魚の話も入るのかな?楽しみデス
【スニップ,スネイル&ドッグテイル】ヤマシタトモコ
時が前後して展開されるこの話。2012年1月~6月までを回想の遡りを入れランダムにしているが、その中で決定的に関係が動いたのが3月。4月には動画サイトを見ながらセックスの仕方を調べていた。そして6月は…
前も書いたが、これは単行本で1冊になって全てが繋がるのだと思う。その単行本は10月予定。
◆【こんなはずでは】会社の先輩と後輩のカプ。もう慣れてきて一人で営業を任されて成果を上げてきた後輩にちょっと寂しさを覚える先輩だけど、やっぱり後輩は後輩。嬉しそうな先輩の笑顔と優越感に思わず笑いが。
◆【美しい野菜】八百屋が来なくなって執筆に没頭する作家。八百屋は来ても今回はセックスをしていかない。何か大事な事を言ったはずのようだが没頭していたために聞き逃して…苛めのようなセックスからその気持ちが互いに通じ合いはじめているはずなのにそれは自分しかしらない。どうなっちゃうのかな?
◆【社員寮に住みまして】同じ会社で同じ寮で恋人同士の平田と戸村。連休に実家へ帰ることにした平田は戸村を連れて行くのだが、そこには東京にやってくるという母親をけん制するための下心もあり…なにやらこの母親が?
◆【寄越す犬、めくる夜】痛い方ののばらあいこ作品。真面目に働いていたはずなのに嵌められて落とし前をつけろと無理矢理、菊池とセックスさせられる新谷。新谷は組長のオンナの須藤に惹かれているのだが、彼によって無理矢理勃たされて屈辱の…イタイヨ…
◆【純愛サンプル】初登場のデビュー作家さん川夏子
写真を撮られると魂が奪われる。そんな迷言にまつわり、好きな相手の写真が撮れない主人公が、授業の課題でとうとう・・・オカルトじゃないですよね?きっと気持ち的にってことですよね?読み切りなのですが、気になるラストです。
◆【スニーキーレッド番外編】暴力をふるうSのハルと暴力を振るわれる事に快感を持つMのミサキが恋人になって、ハルは愛し方が優しくなったみたい。そんな甘い番外編。ミサキが天然風味だった。
◆【ニーニィの森】自分もウサギの血を引くのだと母親の手紙で知ったオーウェンは動物たちの森に入り、彼等と話し合いたいと出向くのだが…彼の面倒を見てくれるウサギの女子がオーウェンにほほを染めていたのです。ひょっとして、、オーウェンがニーニィの森で暮らすきっかけがここにあるのですね!
◆【バラ色の時代】父親が亡くなり組を継がなければならなくなった大和が執着した右介は10年経って医者となり、大和の愛人のような立場になっているがそれは大和が怖くて逃れられないだけなのか。組の抗争の献上品として差し出される右介の体。大和にはその組の娘が。いっそうドロドロが増してきました!
もうすぐ【新宿ラッキーホール】のCDが発売になりますがクモハルさんのアフレコレポートが載っていした。
リハなのに全力で喘いで疲れた小野さんというのに思わず笑い、なかなかに楽しみなCDであります☆