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aiken shigan
さすが宮緒先生、10年前のお話もブレてない。
愛犬を志願しちゃうお話だなんて、らしいしかない(・∀・)
妖怪を霊力で従え犬神とし、その犬神を使役するのが犬神使い。
受け様は、犬神使いの一族に生まれた旭。
霊力が落ち、家族からは出来損ない扱いを受け、家を出て今は探偵事務所を営む。
ある日、家に戻ると見ず知らずのイケメンから三つ指ついてお出迎えされる。
このイケメンこそ、旭の犬神である強化執着の攻め様、安綱。
禍神と呼ばれる絶対的霊力を持つ犬神。
初っ端から、旭を"我が君"と呼んで、ちょっと引くくらい喜びあふれる安綱で、せっかくのイケメンが残念なことに(;´∀`)
でもって、旭の歓心を得るためなら手段は選ばない。
この思考回路、ストーカーなやつやん…。
でも、そんな旭一筋で、他のものは塵芥って安綱、嫌いじゃない(^_^)
最強の犬神である安綱を奪うため、旭の代わりに当主になった弟の律が、犬神を差し向けてくるのですが。
霊力回復のため、と称してまぐわいを求めてくる安綱で、けっこうえちシーン多めかな。
しかも、中出ししても、旭は全て霊力として吸収してるから、他のたくさんの攻め様達から羨ましがられるわねぇ、なんて想像しちゃった(≧∇≦)
旭大好きで、神聖な儀式とかやっちゃってる安綱。
私から見たらドーベルマンなくせに、自分ではポメラニアン辺りを目指してるらしいのも可愛く見えちゃう。
同じく高位な霊力を持つ江雪まで旭の元に現れて、嫉妬でムキーッてなってる安綱もおバカさんでやはりかわいい。
受けと攻めが逆だったら好みでした。
交合うことで霊力を補給する場面で、挫折しました。(別の作品読んだらまた再開しようと思ってます)
攻めフェラで受けの精液を飲むくらいだし、霊力を受け取る側が受けの方が良かったなあ、と。
童貞の受けに対して、「肉に包まれるのは初めてでしょう?」みたいなこと言ってたので、ん!? もう挿入してる!? 肝心な部分すっ飛ばした!? 攻め受け逆だった!? ってちるちる確認したくらいです。(まあこのセリフはフェラのことだったんですが)
とにかく行光が可愛い!さまざまな場面で癒してくれるありがたい存在だったのでまず言っておきたい可愛い。
文章は読みにくい。完全に独自の世界観を作り上げた作品だと空気を作るうえで良い効果を発揮する単語チョイスと文章だと思っていたが、現代ものでも同じように書かれると逆に違和感につながっていた。一文の組み立て方が呼吸に合わない。
受けの旭は聖人君子のようなイイ子。攻めの禍神(犬)はどうにも様子がおかしい。文章が硬く雰囲気がシリアス寄りになっていて、笑っていいところなのか?と戸惑いながら読んだ。主のパンツを盗む神とか笑っとけばいいんだろうけど……。
ストーリーは一言で言うと兄弟対決。心根がねじ曲がった弟が容赦なく殺しにくる。対する旭も家族に対しては冷酷に見えた。圧倒的に犬神>家族という感じ。酷い扱いを受けたのは分かるが、犬神たちについてはめちゃくちゃ考えてあげてるのに、弟の心情を思いやる描写が浅いのが気になった。
旭を絶対的存在として崇める安綱は突き抜けていて、変態でも狡猾でもここまでやってくれたら爽快感があって良い。振り切った信仰心は徐々に癖になり面白く読めた。
旭はちょっと苦手かな。作品全体が受け至上主義みたいな圧を醸し出していて、必要以上に持ち上げられているように感じた。作中のキャラが持ち上げてるんじゃなく作者が持ち上げているようで、イイ子っぷりの主張が強い。そこまで人格者とも思えない言動があるせいで、強引にイイ子に描こうとする様子が引っ掛かった。
安綱のキャラに印象を持っていかれる作品だと思う。たまに安綱視点に変わり、主へのストーカーっぷりを惜しみなく披露して笑わせてくれる。安綱は好きだったので(行光の次に!)最後まで楽しく読めた。
いやー、笑いました。
我が君の手足となりたい。
我が君に可愛がってほしい。
我が君の全てがほしい。
「我が君は私の全て。私の命よりも大切な御方。」
「我が君、我が命っ!!」が1ミクロンもブレない犬っぷり。
押し掛け執事&ボディガードみたいなもんで「我が君、我が君、我が君、わがきみ、わがきみぃぃぃッ!!!」とハイテンションにまとわりつき、些細な事で狂喜乱舞する。
鬱陶しさはこのうえないけれど、なぜだか微妙に可愛い変態犬。
そして笑いだけではなく、なぜここまで受け一筋になったのかという理由などもしっかり書かれていたのでドン引きレベルの犬っぷりにも納得できました。
どこまでも大真面目なんだけど、だからこそシュールなギャグっぽさが際立つ感じで、とにかく笑えました。
萌えはしないんだけど、ご主人様が好きすぎる変態犬を読みたいという要望をきっちり満たしてくれて、こんなに笑える作品もそうそうないと思うので神です。
宮尾先生の定番のわんこ攻さん。
私はこのお話か、俳優ものお話の渇仰で、
宮尾先生の犬ベスト一、二を悩むところなのですが、
シリアスなBLは数あれど
こんなに笑えるBL小説はなかなかない、という点でこちらをトップワンコに笑
もちろん、宮尾先生のしっかりした筆力に裏打ちされての笑いです
安心して、ストーカー犬の愛の攻撃に身を委ねて下さい笑
設定に惹かれたのと行光が可愛いかったのですがBLとしては萌えませんでした
安綱がウザい、とにかくウザい
このノリが好きな人には楽しいのだろうけど私は合わなかった
好みが分かれやすい作品だと思います
あと、せっかく旭の霊力が上がってるとのことだったので説明だけでなくそれを生かした展開も見たかった
優しさと真っ直ぐさを強調される以外旭にあまり見せ場がなかったのも物足りないのかも
受けが飼ってる子犬の犬神が可愛い。
しゃべれない・人化できない最弱な犬神なので、もはやただの賢い子犬ですが、それがもうひたすらに可愛い。
可愛くて常識人(常識犬?)な子なのです。
「この子が強くなって攻めになるの?!」って期待をしてしまったくらいでした(笑)
本物の攻めは、非常識な犬神(禍神)の方で。
非常識で鬱陶しくて、でも有能で家事も完璧なあたり、押しかけ執事という感じがした。
そんな犬神2匹と受けのドタバタコメディ。
他の犬神さんたちは可哀想だったけど、全体的に明るくて楽しいお話でした。
ただ残念なのは、受けが最強の禍神と契約できるくらい強かったこととか、一族が代々当主の証として受け継いでいる禍神も受けが好きなこととか、そんな諸々があまり大々的に告知されずにひっそりと終わってしまったこと。
弟君とだけじゃなく、一族を相手取って華々しくバトルして欲しかった。
その上で一族を離れる(見捨てる)決断をしてくれたなら、「かつては一族を追い出された受けが、今度は自分の意志で一族を見捨てたんだ」って思えて爽快だったのに。
結局一族はどうなるの?とか、弟はどうなったの?とかも描かれず、ラストは少し駆け足だった印象。
面白かった分、そこだけが残念でした。
宮緒葵さんなので痛かったり怖かったりするのかと思ったら、シリアスな場面もありながらコミカルなカバー絵のとおり笑えたりほっこりしたりなお話でした。
旭は犬神使いの名家の次期当主として生まれ強い力に恵まれ期待され育ったのですが、犬を道具のように扱う非道な考えを受け入れられず、ある日理由もわからず霊力を失った時家を出されてしまうのでした。
そして突然現れた下僕志願の謎の男。
かっこいい大型闘犬なのに実はつぶらな瞳のトイプードル、というかストーカーの禍神(まがつかみ)安綱。
主人が好き過ぎた変態犬、バカな犬ほど可愛いのか徐々にほだされていく様子が面白いです。
うーん、すごい高評価にやや引き気味・・・
あんまり笑えなかった、しょんぼり。
私としては the宮緒先生!という作品でした。
渇仰、渇命をうっかり読んでしまって、「だめだ、無理」と思った変態犬が
明るくなってRETURNしてきた感じ・・・
そしてしゃべりすぎ。
個人的好みなのですが、やっぱり男子たるもの、少々寡黙なぐらいで
お願いしたい・・・むっつりの方が好き(笑)
我が君我が君 うるせーんだよっ と蹴りたくなりそうなのを
行光(力はあまりないが受けさんに唯一ついてきた可愛い犬神)
と青藍(ちょっと力はあったけど敢無く利用されて消え去ってしまった犬神)
のけなげさ でちょっと救われて、中立でお願いします。
当作品のファンの皆様、申し訳ありません。
単なる好みの問題というのは重々承知・・・
行光は可愛いんだけどなあ。
愛犬調教の女王様にはすんごく惹かれるんだけど、
江雪(当作品では渋いイケメンっぽかった。禍神)まで
こんな五月蠅くなってたらどうしよう・・・
悩む。
シリーズ3作目の『愛犬連縛』が出版されて、お恥ずかしながら初めてこのシリーズを知ったのですが、めちゃんこ面白かった…。
犬神使いとしての能力に秀でていながらも、様々な事情により家を出ている旭。
その旭に忠誠を誓い、比喩ではなく(ここポイント)舐めんばかりに愛でる禍神・安綱。
優しくて、健気、でも男気もある受け。
そして、そんな受けが大好きで尽しまくるハイスペックの攻め。
というCPが個人的に一番好きな組み合わせなので、非常においしくいただきました。
抜きんでた能力を持つ禍神でありながら旭に対する数々の変態行為をする安綱ですが、その「変態行為」が度肝を抜く変態度なので、そこに目が行きがち。
けれど、安綱と旭の結びつきの深さや、旭の持つ深い優しさ、そして安綱の旭に対する忠誠心。そういったものに思わずほっこりしちゃうんです。
そして、なぜ旭の能力が突然失われたのか、旭のもう一人(一匹かな?)の忠実なしもべの存在、弟・律との戦い。そういうところもきっちり書き込まれているのでストーリー自体面白いのは流石宮緒さんといったところか。
このシリーズ3冊とも読みましたが、『愛犬志願』が一番好きかも。
濡れ場は激しいし、ページ数もかなりあるし、そして何より安綱の変態行為に爆笑してしまうので、一人でこっそり読むのをお勧めします☆
純粋に面白い。
BL小説でコメディって当たりが少ないけれど、
(メジャーなトコでは交渉人シリーズくらい?)
この作品は当たりでした。
攻の気質が「飼い主に構って欲しい!独占したい!」ゆえの従順さという
正しく愛玩犬。見た目は程遠いけど愛玩犬。
忠犬ではありません。だって変態だもの。
受のほだされ具合もいいですね。
個人的にはもっと見た目は可愛くないほうが好みなのですが
中々芯があってメンタル的男前受です。
笑える部分もあり、ストーリーもしっかりしており
なおかつエロも充分です。
ストーリー的な所(神支那家の云々・・)は
「愛犬調教」に引き継がれているので気になる方はそちらを。
個人的には萌え度は本作の方が高かったですが、
ツンデレ受がお好きな方は「愛犬調教」の方がお好みかもしれません。
妖怪を調伏し、その霊力を利用する”犬神使い”として富を築いてきた神支那家。
長男の旭は生まれつき霊力が高く、神支那家の跡取りとして育てられていましが、6歳の時に霊力が衰えその資格がはく奪されてしまいます。
高校卒業と同時に実家を追い出された旭は自立し、下位妖怪の行光(表紙の犬)と共に探偵事務所で細々と生活を送っていました。
そこに「お帰りなさいませ、わが君」と出迎える怪しい男が表れて…
というお話です。
ここから感想。
作品の雰囲気が凄く良いので大好きなのですが、萌えることはあまりなかったです。
モヤっとすることも少しばかりありました。
受けの旭は妖怪(犬神)に深い愛情を持つ、健気で前向きないい子です。
しかし、”犬神使い”としての使命感や、元跡取りとしての負い目みたいな物はないのかなと疑問に思いました。
犬神を使い捨ての奴隷として扱う神支那をなんとかしなきゃ!とか、もし自分が当主になっていたら、犬神に対する扱いを改善していたのに…とか。
なんだか、残酷な扱いを受ける犬神達に心を痛めてるだけという風に見えました。安綱を得てもなおだったので余計に。
攻めの安綱は下僕志願っぷりが初めからぶっ飛んでいて、萌えとかいうよりも苦笑いでした。
禍神(まがつかみ)としてどれほど凄いか、どんなに美しいかが書かれていても全く頭に思い描けませんw
続編の「愛犬調教」も読んだのですが、こちらに登場した時の方が個人的にはカッコよくて好きです。(ちょっとしか登場しないけど)
旭のパートナーである行光も凄く気になりました。
もっと先住犬を大事にしてあげてよ!!!と。
安綱の霊力で失神しまくってるし、安綱との力の差でしょんぼりしてるのにフォローなしだし。
絶対的な序列があるために安綱に従わざるをえないんだけど、それでも頑張って自分のポジションを死守する行光が一番男前だと思います。
男は力じゃないよなと行光を見て思いました(笑)
BL(安綱)以外の所で若干の物足りなさを感じました。
闇落ちてしまった神支那家についても完全に解決しません。
なぜ神(★5つ)かというと・・
これでも、色々(強姦陵辱物をメインに)読んできたつもりですが・・
マンツーマンで丸2日間、ずっと抜かずにやってたって設定は初めて読んだ・・・からです(オイ!)
妖怪という設定上なんでもありでしょうが、そこまでドSでいけるんだな・・って思うと、やっぱ並じゃない。
だいたい一般常識が邪魔して・・、気絶しちゃった受けとヤリ続けたと書いても、1日がいいとこっていうか身体を気遣って・・とか、そういう書き方で愛情を示すと思うんですが、この愛犬は、妖怪ならではのノンストップ射精で丸2日間ヤリ続けます。
そこに斬新さを感じてしまった自分もどうかと思うんですが(笑)
話の内容は、主人の前ではちょっと泣き虫ワンワンにニャンニャンされて、絆されていくお話。
いや、本当はもっと中身濃いんですが、私が書かずとも皆さまがいいレビュー書いてくれてますので、控えさせて頂きます。
読む前に、表紙の絵のスーツ美男が、ど変態してる姿を許せれば楽しめる作品ですv
本当は、レビューを先に読むと『変態へんたいヘンタイ…』って刷り込まれてしまうので
(いや、まさにその通りだったけれど、笑)
もし可能なら地雷が無くて何でもOKって人は先入観なしにぶっつけで読んで安綱の強烈さに痺れてみるのをお薦め。
宮緒さんの小説は今回が初読みだけど、癖の強そうな既刊の中でもこちらを選んで大正解だった。
噂に聞いていた『胎内』に『孕む』って官能的な言い回しも充分に堪能した。
スゲー!!
一番インパクトが強かったのはなんといっても千年ぶりに封印を破って旭の元に「我が君」と慕って現れた最強の犬神・安綱。
これがもう『ワンコ攻め』なんて生ぬるいと言い切れる程の読みに勝る暴走っぷり!!
しょっぱなからハイテンションすぎる犬神に、コミックスではなく小説で笑いが止まらないってのは貴重な経験だった。
『愛しの我が君』旭に対する溺愛っぷりが凄まじすぎて、禍神の威厳も台無し(笑)でもお構いなしなのがもう堪らない。
受けの旭は良くも悪くも普通に優しい青年なのに、あれだけ頻繁にまぐわいを迫られ続けて干からびそうな感じでも、実は彼も半端ない霊力の持ち主なので、そこのところは心配ないらしい…?
しかし、獣×人間のエッチシーンや、やたらと変態と騒がれる暴走犬のインパクトが強烈だけど、この話の本筋である旭が追い出されるに至った神支那本家との確執もきちんと読める。
安綱を巡って本家から感動されたはずの旭が争いに巻き込まれる経緯も、彼と現当主・弟の律との犬神に対する執着の違いにも注目。
巡り合うのが遅すぎて悔やんでいます・・・
たまたま某川通販を見ていたらイラストに可愛い柴犬?がいて、
攻めがこの犬かな?と思い気になって購入。
柴犬は攻めのライバルでした(笑)
柴犬のほうが受けに可愛いがられてて悔しい自分にだけ向いてて欲しいと思う気持ちが、
凄い伝わってきて盲目的な愛シチュが好きな私としてはどストライクでした!
ストーカーな感じの変態で受けの私物を長年集め続けて、
受けの事を気遣って受けが気を失ってからは、
そこで受けの衣服を嗅ぎながら1人で自慰しちゃうのが面白いやら健気で良かったです。
変態好きな人にはオススメです!
ここまでくると、いいなぁもう。
相変わらずの犬ですが、これはコメディです。
爆笑。
犬神使いの名家の長男として生まれた旭。
幼い頃に突然霊力が衰え、以降落ちこぼれとして冷遇されて16年。
長じて家を出て探偵となり、彼について来た下級の犬神と暮していたところに、
ある日、これまた突然
実家の祠に封印されているはずのド超級犬神・安綱が三つ指ついて現れて……
この安綱は、勿論変態。
超美形で最強の力を持ち、なんでもできるスーパー犬神なんだけれど、
とんでもなくおバカ。
この一冊は、兄弟の確執やら旭の犬神への思いやら、
戦闘シーンまであったりするんですが、そんなものより
とにかくこの安綱の濃いキャラを楽しむ一冊。
ここまで突き抜けると、これは天晴!
まぁ、旭もこんな変態アッサリ受け入れているあたりで
充分変だけれどねぇ。
最後は獣姦OKだしねぇ……w
宮緒作品の執着犬には、正直引き気味で好みじゃないんですが
こいつは明るくて好きかも。
ただし、個人的には「萌え」って感じじゃあないんですけれど
でも、面白くて可愛いからいいや〜。
気になる脇役もいるので、スピンオフありかな〜。
良いですねぇ~
やはり宮緒先生の書かれる犬は一味も二味も違います。
犬神使いの悪行は許せないしシリアスな場面も多いのに最終的には全て安綱にもっていかれます。
変態でストーカー、旭に可愛がられている行光には嫉妬心丸出しで対抗します。
幼い主人公の足を泣くまで舐めまわしたり特殊な空間から24時間監視していたりパンツを盗んだり・・・・・・この犬のヤバさは挙げるときりがありません。
だがそこがイイ!!
最後の方には犬の姿のまま・・・!?なんてマニアックな展開も待っています。
なかなか不思議なお話でした。
犬神と人間のお話なのですが
攻めが犬神、受人間で
なかなか受けに無体を強いりまくってるように感じました。
そんで禍神と呼ばれていて、
仮にも人間ぎらい設定&従えたものは過去一度としていないと書かれているのに
主人公に心を許す理由が割と軽いなーと思いました。
おセックスも割と強引に勧められたり、最終的には獣姦もしちゃったり
色々広い心で受け入れられる方にお勧めしたいです。
まぁ、展開も早かったりアクションというか戦うシーンがあったり
そういうところは割と面白く読めました。
基本的に私のBL傾向としては現代社会が舞台、好きな作家さんの場合はたまに時代物で、ファンタジー要素が入ってくるのは食指が動きません。
ですが、宮緒葵さん。
『渇仰』あーちゃんの宮緒葵さん(笑)
レビューでも高評価…数ヶ月の葛藤の末、読んでしまいました!始めてのファンタジー路線。
結果、ファンタジーや獣とのHシーンとか気にならないくらいの変態ストーカーっぷりに笑えました。
レビューでもコメディと書かれた方がいらっしゃったけど、納得です。
これはコメディです(笑)
突っ込みどころ満載のワンコ攻め、っていうか本当の犬の変態じみた妄想・執着・ストーカーにほどされてしまう話です。
BL読んでてこんなに笑ったのは久しぶりです。
作者の方はネタで書いたんでしょうか?
攻めの執着ぶりが凄すぎて面白いです。
別の人が同じことをしたら、ただの変態のストーカーだと思います…
でも、この攻めなら許されるんです!
だって受けを愛し過ぎちゃってるだけだから!
Hシーンもしっかりエロくてよかったです
犬神使いの名家に生まれたものの、ワケあって家督を継げず、探偵事務所を営む旭(受け)と、最強の犬神にして旭の僕・安綱(攻め)の人外ラブコメ。
一応、「わんこ攻め」というカテゴリーにも入るんでしょうか? ていうか、文字通り攻めが犬なんですけども(笑)
BLなので勿論二人の関係がメインなんですが、ストーリー展開の軸になっているのは、旭と、旭の弟で凶悪なパワーを持った犬神使い・律との対立。二人が従えている最強の犬神たちを巻き込んだ、骨肉の闘いが繰り広げられます。
オカルト系の設定、しかも文体もわりと堅めなのですが、どうも笑える話らしい…と気づくまでに、そう時間はかかりませんでした。
いや、これは紛れもなく、コメディです。
何がコメディかって、もう安綱のキャラ自体が。
犬神と言っても普段は執事風にスーツを着こんだ人間の姿。
研ぎ澄まされた美貌の持ち主の彼には、なんと変態ストーカーという顔が!
妖怪のストーカーなんて怖そうですが、全然怖くない。ただただ笑えます。
旭が好きで好きで大好きで、彼の下着や使い捨てたティッシュを盗んでは臭いを嗅ぎながら一人Hするとかもうね…しかも旭に名前を呼ばれただけで嬉しさにしっぽブンブン(←あるらしいです、スーツの下にしっぽが)
クールかつキモいわんこ…とりあえず、めちゃくちゃキャラ立ってます。
あまりに安綱のキャラが立ってる上、彼があまりにオールマイティなせいで、前半旭の存在感はかなり安綱に押され気味。
後半は旭の魅力もしっかり発揮されてくるのですが、とにかく前半は安綱がガンガン引っ張る構成です。
表紙絵右の黒スーツの男が安綱。美形だけどちょっと飄々としてる感じがイメージ通りですね。
安綱はいい味出してるし、「え? これってBLだよね?」と確認しちゃうくらい戦闘シーンも緊迫感があって惹き込まれるんですが…
唯一物足りなかったのが濡れ場。
結構なボリュームの濡れ場があるにも拘わらず、少なくとも私はちっともエロスを感じませんでした。
萌えない理由はとてもはっきりしているんです。
彼は旭を古風に「我が君」と呼ぶんですが、盗んだ旭の下着の匂いを嗅いでる時も、SEXシーンも、「我が君」連呼。
これ個人的にかなり引きました。
多分、作者の意図としては濡れ場も程良くコミカルに、ということだったのだと思いますが、私は濡れ場はがっつり甘め(わんこ安綱が頑張って包容力を発揮する感じ)で読みたいほうなので、その辺の好みの問題かな。
こういうクスッと笑える濡れ場が合う人なら、多分全部楽しく読めるのでは…
でも基本は好きです。
ほどよくおどろおどろしい雰囲気も味わいつつ、メアリーポピンズかっ!と言いたくなるような安綱のハイスペックな家事能力・事務処理能力に驚きつつ…と、読み応え十分。
最後のオチも笑えました。
宮緒さん、やはり気になって読んでしまいますw
しかし、安綱の執着愛が、私にはなんだか違うような気がしてならなかったのです;
勿論、旭の心優しい、慈悲深い性格に納得させれるんですけれども
そこに度々つけ込む様子が私にはちょっとわからなかった…。
旭の色んな私物を盗み、自慰をしていたのは特に嫌ではなかったんですが。
(えー!?)
実家を出なければならなくなったのが
本当に旭の為だったのだとして、結果オーライだとしても
それしか方法が無かったのかもしれないけど
腹黒過ぎないか!?ってひっかかってしまって…(泣)
あと、正直「我が君我が君我が君!」に満腹になってしまった感じです;
主をひたすら求め、役に立ちたい、褒めてほしい、
誰より必要とされて欲しい等、
まさに“愛犬志願”だとは思いましたが
ジャンル的に(ファンタジーが)私はあまり得意な方ではなかったので
申し訳ございませんが中立とさせていただきます;
ひたすら旭を求め続けた安綱と、
もうこんなに誰にも愛されることは無いねっていう旭、
二人はずっとばかばかしいほどラブいんでしょうねw
最後、最悪の拷問を受ける安綱には笑ってしまいました☆
多少強引な執着攻めは好きなんですが、
今回は行光が健気で控えめで好ましかったかも…。
読んでみたいなっていつも思うんですけど、
私の萌えツボが違うのかなー…。
あ、Hシーンがすごく気持ち良さげだから読みたいって事なのか!?
それって自分でもどうなの!?と自問自答です…。
色々すみません!!
題名通り、こちらでは大人気作家、しかも私の大好きなワンコ執着攻めということで、
今までこの作家さんの作品全部読んだのですが…。
共通していえること
難しい熟語や言葉使い、文章が難しくて、ストーリーを楽しむまでたどり着けないです。
きっと、ここにレビューをよく書かれる方は文章を読慣れた方、読解力がそれなりにある方ばかりなんだと思います。
いちいち、これってどういう意味?とわからない熟語がでてきたり、昔口調や独特の言葉使いなど普段使わないような言葉使いの(キャラこの作品の場合は攻め)キャラがでてきて、読んでても???となり、なかなか楽しめないです。
もう少しわかりやすい文章、読みやすい簡単な文章ならきっと私にも楽しめたんだと思います。
おバカな私にはハードルの高い作家さんということで、もういい加減あきらめようかなと思います。
探偵事務所を営む旭は、実は犬神使いの名家の長男。
強力な霊力を有し妖怪に好かれる達だった旭は、将来を期待されていましたが、
6歳のある日、突然霊力が弱まってしまい、高校卒業と同時に生家を追い出されます。
犬神を使い捨て道具の様に扱う家業を嫌悪していていた旭ですが、
ある日突然現れた伝説の禍神安綱に「私は我が君の犬神です」と迫られます。
旭は全く記憶になかったのですが、どうやら幼い頃に安綱と契りを交わしたらしい。
そして旭の霊力が弱まったのはその影響だったと判明します。
犬神を持たないと決めていた旭は、安綱を拒絶しますが、
突然弟の律の犬神に襲撃され、成り行きで旭は安綱を受け入れます。
ところが、無事騒ぎが収まった後、旭は安綱に、
霊気を補充するための『まぐわい』を求められ・・・
とにかくもう、安綱が傑作です。爆笑です!
このお話の面白さは安綱の変態暴走ストーカー振りに尽きますね(笑)
ただひたすら情熱的に旭に焦がれ求める安綱。
大の男が「愛玩して欲しい」と縋りつく様子は、忠犬も真っ青でしょう。
旭に異常な執着を示す安綱の『まぐわい』は濃いです、エロいです♪
そして、時空の狭間に収集した旭の私物を使って自慰している様子は、
もう変態ストーカー以外の何物でもありません(笑)
ただ、後半の獣姦のシーンだけはちょっと・・・
二人の想いが通じ合っての幸せなエッチなんですけど。
この作品の世界観や設定も、すごく私好みです。
『犬神』という妖怪の存在、それを使う特別な家系の人間達。ファンタジーです!
律の犬神の青藍の最後は、ちょっと切なく可哀そうだった・・・
出来れは、助かって旭に尽くす犬神になって欲しかったです。
紅雪も落ち着いた雰囲気がすごくステキです。安綱と対照的ですね!
もっと、この舞台での色々な話が読みたいです~
・・・という事で、続編希望!
レビューが多いので今更なんですが、是非推させて頂きたい作品なので。
橘、宮緒先生の先のレビューは『蜜家族』で『中立』を付けました。
この作品もタイトル『愛犬志願』から『密家族』路線か?と、発売からちょっと様子見していたんですが、高評価にウズウズ。
読んでみたら、そのタイムロスが悔しい程の面白さに撃沈です!
『蜜家族』で中立にした、橘の不可解もやもや部分もこの作品ではオールクリア―。
これまでの作品で作者独特の粘り気あるキャラやストーリーを見てきて(平均値ができてきて)、この作品が自分の宮尾葵・最上位作品になりました!
安綱の、健気さや可愛らしさ・男らしさ従人らしさ・冷たさ恐ろしさの色々な魅力が、文章の端々に書かれている!
素敵なエピソードは先のレビュアー様から頂戴するとして、ご主人の旭に従順であり姑息であり傲慢である安綱の動きがとにかく良いです!
エロいですよ!もうたっぷんたっぷん!
でもね、愛しい愛しいご主人様への執着こそで、ガマンもちゃんとしているから(アホで切実な^^)、安綱、もー仕方ないな―と思わせてくれるエロなんです♪
宮緒葵の良いとこどりの作品じゃないのかな?!
兼守美行先生のイラストもこの作品にピッタリで素晴らしい!
ヽ(^o^)丿~♪)))←嬉しくてこ踊りするほど♪
お2人とも『神』です!読めて幸せです♪
最初電車で読んでいたんですが、慌ててマスク着用しました。だって真顔ではとても読めない面白さなんですもの(笑)
コメディだったんですね~知らずに読んでびっくりしました。
いいですよ、これ!超面白いです。
コメディとしても楽しかったし、執着攻めが好きな私の萌えのツボをがしがし押しまくってくれました。
疲れているとき、落ち込んでいるときに読んだらどんな強壮剤よりも効きそうな破壊力を秘めた作品だと思います。
攻め・安綱がすごいです。それにつきます。
普段のレビューではあらすじも一応触れるんですが、今作はその必要性を全く感じない。
なんてったって安綱。安綱のすさまじい犬っぷりです。
旭が好きで好きで好きで、旭と自分以外は滅べばいいのに、そうすれば二人きりになれるのに、とか本気で思ってます。
スーツ眼鏡の美丈夫だけど、ただただ旭に愛玩されたくて仕方がなくて、そのことしか考えてません。
人外で、犬神さまなんですが、私は今まで彼ほど変態ストーカーな攻めを見たことがない。
受けの使用済みティッシュ(……しかも昔のものを後生大事に新鮮保存)にハアハアしてる安綱には笑わせてもらいました。
犬神なので、不可能はないくらいに特殊能力を持ってるし、都合のいい設定もイロイロ。そしてエロエロ。(中だししても相手の身体に吸収されて霊力になるし、なんと老化防止効果まであるとかw)
そしてそれそれらの能力をフル活用してストーカー行為に励んでいるので、まあ受けは逃げらんないよね。逃げたところで狂ったように追いすがってくるからね。
宮緒先生って、他の作家さんが攻めがここまでしちゃうとひかれちゃうかなー?と思って躊躇する攻めをさらっと書いて、しかも萌えさせてくれるから大好きです。
これからもいろんな犬攻めを読ませて頂きたいなあ。
とりあえず、この作品の続編を強く希望!!
安綱安綱書きましたが、他のキャラもそれぞれ魅力的で、続きが読みたいんです。
こちらの作品は私的には超オススメなんですが、安綱が強烈キャラすぎて万人には受け入れられないような気もしてきた…。
もし、宮緒作品初めてな方がいらしたら、いきなりこちらを読む前に、『堕つればもろとも』とか『渇仰』とか読んで、犬耐性つけてからのほうが安心?かもしれません。
あ、あと、獣姦のような箇所もあるので、苦手な方はご注意ください。
ある意味、注意書き必須な絶叫ジェットコースターのような攻めなので、ひいちゃう方もいるかもしれませんが、犬攻め好きなら絶対読んだ方がいいですよ。
BLの小説で一番笑った気がするし、しかも萌えさせてももらえたので、神評価です♪
面白かった~っ。
代々続いてる家系の長男で、本当は凄い力の持ち主なんだけど、
ある主従契約(本人は覚えていない)がきっかけで急にその力が無くなり
高校卒業と同時に家を追い出されてしまう旭。
拾われた探偵事務所でみっちりとしごかれ、いまやその主に収まっていた。
そこに急に現れた男・安綱。
実は小さい頃主従関係を結んだ旭の犬神で
壮大な力を持っていたため、封印されていた妖怪。
その封印の為に力が弱ってて旭の力を勝手にもらってたという
急に旭の力が無くなる原因を作った男だったのです。
この安綱、本当に素晴らしいストーカーで「主絶対至上主義!!」
側にいられない間(力弱ってたので)も
自分しか入れない時空の空間とやらに旭の私物をせっせと蓄えていた。
そしてある程度の力が戻ってきたので旭の目に姿を現したのです。
とにかく旭、旭な安綱、今まで側にいた旭の犬神(行光)にもヤキモチ!!
凄い力を持っている(なので人間の姿がとれる。ちなみに力のない行光は子犬)くせに、
すぐ泣くし、ギャップ萌vv
そして犬神というのは主からしか栄養が取れず、その取り方というのが
BLお約束な展開パターンで、はい、エッチvv
(あれ?行光は血をもらってただけという旭の疑問は安綱の嘘でしぶしぶ納得?)
が、その封印された祠を壊し出てきたため狙われるハメに!!
昔から旭の存在を嫌っていた弟の律。
旭が家を継ぐつもりがないといっても聞かず、あわよくば安綱を手に入れようとする始末。
この弟(というか両親達も含め)私利私欲のために犬神を駒として使う大バカ者達。
(そこが旭と違うところなんだけどね。旭は犬神を自分の家族のように大事にするし)
そんな人間に力でもって無理やり契約を交わされてる犬神にとってはたまったもんじゃない!!
しかし律は禁断の術を使い、力を持った2匹の犬神を合体させ獣を作りあげ襲わせた。
が、もちろん安綱の力の方が強かったこともあるのですが
以前、敵にもかかわらず旭に助けられた犬神(獣の中の1人)のおかげもあり
禁断の術は解け、災いは術をかけた律の元へ!!
それでもなお、旭に向かって減らず口をたたくのですが、
自分の今の状況を悟ったのか、旭に言われるとおり犬神を解放するのです。
その後その家系がどうなったか書かれてませんがザマ~な結果になってると信じてます(笑)
さてさて騒動も治まりいつもの日常が戻ってくるかと思えばそうでもなく
解放された犬神が旭と契約したいと戻ってきた。
勿論、安綱は大反対!!
そしてその犬神によって明らかになる安綱の嘘(栄養の取り方について)!!
しばらく口も利いてもらえない状態が続きましたが、いい主従関係ですよvv
そして最後のショートストーリー
呆れるくらい安綱が旭のことを好きだということで…(^^;)
旭(受)が家に帰ると三つ指ついた安綱(受)が待っていたと…
そして、旭が…安綱の名前を呼んでやると…突風が吹き荒れたと…
読んでいて、何故急に突風が!!と思ったら、実は、安綱が名前を呼ばれた歓喜のあまり…しっぽをふりまわしていたと…笑わせて頂きました(^O^)。
安綱がウザくて、強烈すぎて、「ああ、我が君、我が君…」という文章を読むたびに、またかよ~(>_<)と思ってしまって、旭が安綱を受け入れたのがスゴイ!と思ってしまった。
旭は、人間的に懐の広い優しい人間だから…安綱を受け入れるだけの器があると思うけど…私的には、安綱が居ない方が平穏に暮らせるのにね~(>_<)
でも、あれだけ思われたら…逃げられないのでしょうね(^O^)。
私は、どちらかと言えば青藍が好きで、最後は江雪とともに解放されたら良かったのに…泣けてしまいました(T_T)。
同時収録の【完全犯罪計画志願】…大笑いです(^O^)
安綱は…バカですか…可愛いけど…笑わせて頂きました。もうそれしか言えない(^O^)
最後は自業自得ですね(^O^)
安綱が強烈すぎてちょっと引いてしまったので、萌です。でも萌×2に近い萌かな。
……cv子安だろ、これ。
現れた途端子安ボイスで脳内再生された今回の宮緒犬は見た目は麗しいのに変態であほでした。しかもウザかわいい。めちゃめちゃウザいのに憎めない。
宝物を拾って(強奪?)は穴(といっていのか?)にせっせと埋めてゴロンゴロンしているとか・・・・・・・しかも挿画になってるしwww 爆笑……。
ねぇこれBLだよね?www(や、ちゃんといたしてましたけどね、胃もたれするぐらい!w)
この犬、いいです!wwwwあ~ハライテーwwww
宮緒さんで、まさかのコメディ!
しばらく迷っていましたが、兼守さんのカバーイラストの愛らしさに惹かれて購入。
私は『和風総本家』の豆助LOVE(^^♪
犬神使いの名門の家に生まれた主人公・旭。
先祖にまさるとも劣らぬ霊力を持っていたのに、幼い頃に最強の禍神・安綱と主従の契を結んだことが原因で、力の大半を失い役たたずの烙印を押され追放されてしまう。
付き従うのは、柴犬のすがたをした下位の犬神・行光のみ。
実は安綱は千年眠っていたため力を失っていて、旭から霊力を分けてもらっていたのだ(奪っていたとも言う)。
十六年近くかけて力を取り戻した安綱は封印されていた祠を出て、旭を追いかけてくる。
「我が君、我が君・・・どんなにこの日を待ち焦がれたことか。」
この安綱、最強の禍神にして犬神のくせに、まるでセールスマン!
とまどう旭に言葉を弄して自分を売り込むのだ。
安綱、うざいですw 旭に怒られると涙ぐみとりすがって捨てないでくれとかき口説く。
「どのようなことにでも従います。黄金の山も屍の山ものぞみのまま」(゚o゚;;
これって、脅迫と変わらないんじゃない?
こんなアブナイ奴、野放しにできないじゃないw
全く、安綱のセリフの一つ一つに吹き出してしまいました。
なのに本人、大真面目なんです。ほんとに忠犬。
旭の先祖に封じられたとはいっても、とっくに封印のちからは消えてしまっている。
でも厭世的な気分で祠に閉じこもっていたけど、大いなる霊力を持ちながら優しく愛らしい子供に出会ってフォーリンラブ!
もう世界に自分と旭しかいません!(いてはならないというか・・w)
旭は実家の家業が嫌いです。犬神を道具のように使い捨て、闇のしごとにも手を染める。
旭にとって犬神は道具ではなく、家族なのです。
ウザったい危ない安綱も、向けられる愛情は本物なので絆されてしまいます。
実家を継いだ弟が、結界を破って出奔した安綱に追っ手をかけてきます。
自身も強い霊能力を持ちながら、それを上回る兄を妬みにくんできた弟。
犬神を道具のように使役するのはもちろん、禁忌の術に手を染めます。
旭と安綱の強い絆の前にあえなく敗れるのですが、問題が解決されたわけではないのです。
続編でないかなぁ・・・
3pが嫌で、しばらく宮緒作品を敬遠していたのですが「宮緒さんやっぱりすごいな。いろんな世界を持ってらっしゃる。目が離せない作家さんだなぁ」と実感しました。
兼守さんのイラスト、安綱の胡散臭い美丈夫っぷりがサイコーです!
とても面白かったです!
ブログによると作者さんは「シリアスなラブストーリー」のつもりで書いたそうで、編集さんによると「コメディ」という事ですが、どちらかと言えばコメディだと思いました。
攻め視点部分と本編ラストと後日談は完全にコメディだと思いました(笑)
攻めの安綱の残念なイケメンっぷりがたまりません。
年季の入ったストーカーです。知能が高いはずなのにある意味愛すべき馬鹿です(笑)
安綱の時空の吹き溜まりでの行動には爆笑させられました。完全に怪しい人です。
逆に受けの旭はあまり癖の無いキャラだと思います。
攻めが強烈過ぎるから受けは癖が無いくらいが丁度良いのかもしれません。
宮緒さんの過去作の受けは、嫌いではないけどそれほど好みじゃなかったのですが、
ここ最近の話の受けは割としっかりした性格で、個人的に好みのタイプが多いです。
【以下、ネタバレレベルが上がります】
今回の攻めは犬神という事でまさに犬!
人間形態も取れますが本来の姿は獣型です。
合意ですが獣状態でのエロもあるので注意です。とうとう宮緒さんもこの領域に来ましたか…(笑)
最近合意の獣姦物ってよく見るような気がしますが流行りなんでしょうか。
安綱の本来の獣型の姿を行光と比べて可愛くない事を気にしている安綱が可愛かったです。
行光のぽわぽわの肉球を触ってみたいです。
バトルシーンが多くラノベっぽくも感じ、後日談がたくさん作れそうな話だと思いました。
受けの実家の問題もまだまだありますし、受けの弟との最終的な決着を見たいです。
江雪解放の時点で弟に勝ち目はまず無いのですが…
あの心根の腐った弟が改心するとはとても考えられないですし。
評価はちょっとだけ萌×2と迷いましたが…読み返してやはり面白かった(特に安綱のキャラが面白すぎ)為神評価です!
宮緒葵ワールド炸裂!今度の犬は人間ではありません、なんと犬神さまなのです。
ファンタジー要素でありながら、スリルとドキドキさせてくれる展開は最高。
それに、犬の持つ主第一主義みたいなワンコ特性がいかんなく発揮させられる内容で
コミカル風な流れのなかにしっかりした意思を感じる作品だと感じます。
ファンタジー大好きで、犬も執着も好き、不可思議な霊力なんて設定は大好物、
好きの設定が何乗にもなっているのだから楽しめない訳がないと思えるけれど、
たまに好きな設定ばかりなのに何故か撃沈してしまうくらい唖然とする作品もままある。
しかし、宮緒葵ワールドのお犬様に限っては心配無用でしたね。
受け様以外には禍々しいまでの妖怪顔なのに、受け様には忠誠と言うよりもしっぽを
ブンブン振り回し、大好き健気オーラまで垂れ流してる美貌の犬神。
人形も取れないか弱き犬神に嫉妬したり拗ねてる様は残念なイケメンだったりする。
それでも主の愛と寵愛を得る為ならば手段を選ばない妖怪ならではの腹黒さも逆に萌える。
妖怪からのただ一人の主と言う、底が知れないくらい深い愛情は今までのワンコの中でも
1.2を争う勢いなのですが・・・なんと申しましょうか、この犬神様少々、いや、かなり
変態ちっくでもあり、ストーカー気質に受け様のものを勝手にくすねる収集癖とヤバめです。
それが萌え心を擽るのですから私も大層ヤバい次元の人間だと感じる次第です(笑)
そして、二人の主従プラスに影を落とす存在が受け様の弟、同じように高い能力者で
幼い時に攻め様との契約のために力を奪い取られていた受け様に代わり当主になった弟。
犬神を家族のように扱う受け様と使い捨ての道具としてしか見ていない残忍非道な弟との
確執がこのお話の影の部分になりますね。
この確執は犬神同士の戦いで案外あっさり終わるのですが、弟の性根は変わらないね。
今回の作品はヤンデレ系のワンコでは無くて過剰な愛情が変態チックな自称儀式にまで
なっているちょっとおバカが入っているワンコ。
だけど、本気で受け様に拒絶されたらヤンデレに変化してしまう気がする程愛が深い。
またまた宮緒葵先生のワンコ世界に魅了されてしまいました!
今回の犬はまさに犬、ほんとうの犬!
結構禍々しいシリアスファンタジーを背負っているのに、犬の可愛がられたい愛されたい欲求が暴走して、実にコミカルシュールな展開を見せて笑いまでも誘います♪
また違った犬の一面を見せてくれて非常に満足な一冊でした。
犬神使いの名門の家に強力な霊力を持つ長男として生まれるが、6歳の時急にその力を失い家から粗末な扱いを受けるようになり追いだされた主人公・旭。
彼は唯一ついてきてくれた下位の犬神の行光を連れて探偵事務所を開いています。
そこに現れた黒髪にメガネの端麗な容貌な男。安綱。
彼は神司那家で封印されているはずの禍神と呼ばれる強力な犬神なのですが、旭をご主人様と呼び、旭が幼いころに主従の契りを交わしたと言うのです。
僕である犬神を家族のように愛する旭に嫉妬し憎しみを抱く家を継いだ弟・律の犬神を使った魔の手が旭に襲いかかるのですが・・・
この安綱の犬っぷりが盲信的ですさまじいです!
尻尾フブンブンで嵐をおこしちゃうくらい、ご主人様に構って欲しくて愛してほしくて、行光に嫉妬しまくって。
大きな男が、愛玩されたいと願ってすり寄ってベロベロしてる姿というのも、また愉快ですが、
彼がまさに犬!という行動で笑わしてもらったのが、彼の宝物部屋である異空間。
そこには彼が旭恋しさに集めた様々なネタがあり、それがズリネタになっているという、そこのシーンが出るたびにおかしくておかしくて!!
それと、霊力を取り戻す為にまぐわいを旭に要求するのですが、犬でしたね~コブありました。しかもお腹がふくれるほど注ぎ込むんですが、そそぐじゃなくて「発射」でしたからね!
こうしたエッチシーンとか、安綱のシーンが憐れに思えるほどにご主人様大好き!ラブラブの姿がユーモラスな点が、少し今までと違う感じを受けます。
旭は基本、愛情あふれるとても優しい男で、
彼と行光のコンビのシーンはほのぼのとして、ほっこり。
だけど、安綱とだとご主人とダメ犬みたいで(本当は優秀なんだけどw)その姿は面白いです。
服従しかない妖怪(犬神)にとっても、力で制圧されるより愛情が優先した、
今までのやり方より、旭の愛にあふれる信頼関係のほうが彼等にも居心地がいいにきまっているよ、なんてそんなお話ではあったのですが、
弟の律がまたちょっと兄を憎むほどになるなんて、ちょっと可哀相でもありました。
もう、この本は「ザ・犬!」といってさしつかえないほどに犬の魅力が満載の一冊。
同月発売のショコラの単行本とはまた違った味わいが楽しめてよかったのです。
攻のキャラクターにキワモノか?と不安に思うこと数回。
しかし、いいところを突いてくれました。
最近こういったファンタジーな作品をよく見るようになり、
BL界に新しいジャンル?の到来を感じました。
ただ、好みに分かれると思います!
現代を舞台にした
妖怪、妖怪を使役する犬神使いとかいった世界。
旭は、犬神使いの名門の跡取りであり、強力な力を持っていたのですが、
幼いある日、力をほぼ失ってしまいました。
妖怪を使い捨てのように扱う犬神使いの在り方を嫌っていたので、
旭は着いてきてくれた弱い妖怪を1匹を連れて、
家を出て探偵事務所をしていました。
そんなある日、
安綱という妖怪が、旭が主だといって、押しかけてきます。
この安綱は、あまりにも強力で凶悪な妖怪であったため、禍神と呼ばれ
旭の実家では、封じられてきました。
そんな安綱が、狂ったかのようにハアハアいいながら、
旭にまとわりついてくるのでした。
安綱を従わせたことに気に食わないのは、旭の実家を継いだ、
旭の弟です。何とかして、安綱を奪おうと躍起になって、
手段を選ばない様子になって。。。
という展開です。
安綱の旭への執着には、恐ろしさを感じます。
神奈木智さんの「守護者がめざめる逢魔が時」を好きな方には、
とてもとても合うと思います。