唯一の家族だった猫・ミケくんが突然いなくなったと思ったら、イケメンになって戻ってきた…!?

猫とはセックスなんかしない

猫とはセックスなんかしない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×28
  • 萌17
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
12
得点
104
評価数
35
平均
3.1 / 5
神率
11.4%
著者
木村ヒデサト 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784864520683

あらすじ

そんな事、ある訳ない!でも独り身が淋しい久野はその状況に身体をゆだねてしまい…

少し不思議…?でも最後まで読むとあら不思議!エロ+カワイイ+ドラマチック3拍子揃った正真正銘ボーイズラブ!!予想をブチ壊しヌケるセリフは、読めば読むほどクセになる…v

表題作猫とはセックスなんかしない

人間になって戻ってきた飼い猫のミケくん(?)
飼い主の会社員 久野

同時収録作品くろねこ研究員 前・後編

主夫をやっている恋人 池内
研究所の研究院 岡嶋

同時収録作品縛りはキツめに!

歯並びの悪い幼馴染の恋人 かおるちゃん
かおるちゃんの為に歯医者になりたい高校生 さとくん

同時収録作品空腹オーバードーズ

マネージャー
ボクサー 青山

同時収録作品学校の先生の先生

新任の体育教師 村山・24歳
傲慢俺様な高校生 瀬田

その他の収録作品

  • もしかして日常

レビュー投稿数12

素晴らしい。

 表題作の話が最高でした。私はレビューを見て慎重に地雷(男女の性的絡みが私の地雷ですがこの本にはないです)がないかを調べてから買って読むので、オチを知っていましたがそれでも最後の盛り上がりは良かったです。
 ストーカー受って最高ですよね、大好きです。

 次に好きなのが、女王様受の話です。全校男子生徒を手篭めにしている様な受がかっっっわいくてエロかった。語彙力が豊富じゃないから全力でおすすめできないのがつらい程……。多くの人に読んで欲しい。

 木村さんの描く身体もエロくて興奮の1冊です。

1

ほんわり

たまに、がっつりエロ発作を起こしてピアスレーベルとか買ってみるわけですが、
今回、ちょっとテンションの高ぶり方が控えめだったのか、
この本、思ったより温いめのチョイスだったようで、
まあ、全体のページ数に対しては、それなりに汁気率はありつつも、
あんまり、激、滾る方向じゃなかった?
というのが、一読目の印象。
エロ重視のライトコメディばかりの短編集とみせて、
思いの外、ストーリー展開がしっかり読み込ませてしまう?(変な日本語だなこれ)
短編だし、さほど重い話でもなし、なのにストーリーを追う方に気をとられる。
やっぱり、ただ単純に、うまいのかなあ。
絵も、けして印象的ではないけど、そつなく上手いよね。

4

不思議な世界観

「いなくなった猫が人間になって帰ってきた」
というなんともファンタジーな展開から始まるお話
でもそれが実はストーカーだった、という。
漫画で読んでいるときにはハッピーエンドに感じたのですが
後から何かモヤモヤとした気持ちが湧いてきて
あれ?これ実は結構怖いお話なのかもしれない、と思えてきました。
全体的にいやらしい感じもあり、絵柄も私の好みなので
個人的には大満足だったのですが、人を選びそうです。
ピアスレーベルを買ったのは初めてなのですがやっぱり他と比べて
エロは多いのかな、と感じました。

3

やっぱ好き

やはりこの作家さんの作品の見せ方がとても好みです。

新薬の実験台でネコ耳生えた物語は倫理感を疑うアブノーマルな同僚が強烈だった。

飼い猫になりすまして家に突然上がり込んで好きかってするストーカー攻の物語が一番良かった。これも一種のヤンデレ!

幼なじみカプの物語で歯の矯正器具でキスの時に唇を切ってしまう所は痛々しいけど新鮮。

ピアスなのにあまりエロさを感じなかったのがアレ??となったけど、それよりどの短編も愛溢れるカプで微笑ましかったです。

0

木村さんにしては軽めな一冊

おれ、被害者からこの作家さんは入ったので、あちらはなかなか難しい一冊だったので、理解するつもりもあって、続いて購入した本がこちらでした(マリアボーイもですが。

個人的には、こちらのレビューでも人気の高い、ストーカーの話が一番好きでした。
ただ「ピアスから出版されていて水玉の表紙」からのイメージで、内容は軽めでディープなエロエロみたいに期待してこの本を読むと「違うの!」となってしまう気がします。
なんというか、他の漫画にも言えますが、マニアックなんですよね!よい意味で。
おそらく作者様的に軽めに描いていらっしゃる時でも、人間のいやらしさや、弱さ、また一方での暖かさみたいなものがじわじわしてくるんです。
流行りのファッション下衆みたいな感じではなくて、こころに迫るものがあります。
とはいえ、
木村ヒデサトさんのコミックの中では、かなり軽めだと思うので、他の作品で迷ったりハマったりしたら、読んでみることをおすすめします!

0

ひと味違う!

題名に興味を惹かれました。
表紙もPOPな水玉を背景にして、いつもの煽り帯。
でも、何か違うものを嗅ぎ取った自分(犬か!?)果たして・・・それは正解だったのです!
もちろん、エロがある。楽しい展開でもある。だけどなんだろう?ちょっと影があり、そして何げに生々しさがあるんです。
痛い人たち、というのが正しいだろうか?
いつものジュネピアスのエロエロ路線とは違う何かがそこにあります。

◆一人暮らしの淋しい三十路手前男の唯一のパートナーは飼い猫だったのだが、その猫が行方不明になり、ある日、その猫”ミケくん”だと名乗る男が家にやってくる。
一人暮らし故に誰も知らない事実を述べて、自分がミケであることを証明しようとするその男。
淋しい主人公は、こうしてミケくんを名乗る男性と同居を始めるという話。
「久野さんが一人でシてるところ見て、ずっと手伝いたかったんだよ」
果たして彼は?という、オチが待っている話なのだが、愉快さの向こうに不気味さがある。
結局さみしさに負けて、彼は恋人を得るのだが・・・
めでたしといえば、めでたしなのではある。

【くろねこ研究院】
同僚の入れたお茶を飲んだら翌朝猫耳が生えていた、ニート(専業主夫)と同居している主人公。
同僚は、飼い猫と結婚したいと(!?)猫になる薬を開発したのだそうだ。
同僚は猫耳だけではなく、ちんこまでギザギザの突起付きにーーー!?
主人公は幸いちんこの変化はないものの、尻に傷が。
そして、同僚と共にひどい風邪のような症状を発し、ひょっとして猫化したことで死の病にかかってしまったのかも?と・・・
もちろん、エッチもあってラブ甘な恋人の姿もあるのだが、果たしてこの猫耳は取れるのだろうか?
というより、感染するのでは?という
ますだこうすけのような絵の感じがあり、それがエロすを見せるのが、いやらしさを倍増する。

【縛りはキツめに!】
歯並びの悪い幼馴染で恋人の為に歯科医になることを決意した主人公。
だけど、歯科矯正してきてしまい、悔しく思う主人公。
「かおりちゃんの精子飲まないとイった気がしない」「かおりちゃんの母乳飲まないとエレクトできない」とか、衝撃発言に、おバカと紙一重の激しい執着愛。
矯正器具をつけたままのセックスで口元が血まみれというのが(驚)

【空腹オーバードーズ】
マネージャーとボクサーの話なんですが、これ、すごく痛いんです!
ボクサーが頭がたりないという設定なんでしょうか?
なんでも言う事をきいて、すぐに色々忘れるボクサー。
ひょっとして、殴られて脳に障害が出たの?それとも元々の?
腹黒マネージャーが怖いです(涙)

【学校の先生の先生】
教え子が同級生たちに輪姦されているところを発見した新任の体育教師は、その場を救う。
教え子は実はいじめられっ子だったのではなく女王様だったのです!
自分の取り巻きにしようとあれやこれや画策するが一向に乗ってこない教師にしびれを切らして、倉庫に拉致し、無理やり・・・
生徒の毒牙にかかる先生だが、先生奴隷決定かな?
軽くサラっと、本当はブラックなのに表現されているところが、素直に笑えない。

【もしかして日常】
彼女と連絡がとれなくなり、部屋を訪れると彼女の友人だという先輩が留守番をしていて、彼女はイタリアへ旅行にいったという。
二人ともガスを止められていて、この彼女の部屋でしばらく共同生活することになる。
先輩はホモだというし、ひょっとして食われちゃうのかな?
エッチのない1本でした。

エロいというより、いやらしい 感じがするのは、多分絵とのギャップだと思います。
かといってエロメインの話を描かれる作家さんじゃない。
独特の雰囲気を持つ作家さんですので、今後の活躍が愉しみです♪

6

確かに…“規格外”w

『BLT48』と、雑誌掲載になっているのを読んで
コミックス出たら買おう!と決めていたヒデサトさんです♪
タイトルがタイトルなので
なんとなく通販にしてしまいましたw(珍しく弱気…?)

そして、そんなにネコ耳(ケモミミ全般)にこだわりはないのですが
何気に可愛かったなぁ…。

表紙だけ見ると、なんとなく高城たくみさんっぽい感じがします。
(私だけかしら)
中身は違いますけど、この自由な感じがなんか好きw

可愛い(かっこいい??)顔してストーカーというのが
ヒデサトさんのお好きな設定なのか…。
やはり犯罪なのでね、決して良いことではないんですけどもw
こうもあっさりほのぼの描かれると、
「これはこれでいいんじゃないかな」と思ってしまいます☆
相手を好きでたまらない様子が更にそう思わせるのかなー。

度々「ない!それはない!」ってツッコミどころもありつつ、
矯正器具のはリアルだなーって感心するところもあり、
(本当に痛そうだ!!実体験を元にしていらっしゃる?)
恰好つけないお話の短編集で好感が持てます♪
優しいのにちょっとだけS入ったり!

ただ、独特なので苦手な方もいらっしゃるとは思います…w
そして、その才能には…嫉妬するのかどうか…。
表紙&帯買いならおススメできないかもです☆

いえ、私は好きですよ!w
唾液とか精○とかのねばり具合がエロいし!
萌ですが萌×2寄り♪



5

エッチもストーリーの一つ

ネコにはダブルミーニングがあるんですが、この猫はネコではないw
ただ単にネコの生まれ変わりと名乗ったタチである。

全体的に大人しそうに見えて実はエロエロな危なっかしい人の割合が多いと思うのですが、
その割には顔の書き方とかにシャープさが皆無な為妙に和みます。

普通、縛ってる先生をローターつけて上からのしかかって襲い受けとかしたら
結構ハイパワーなエロなはずなのですが、それをつい温かい目で見てしまう、変。

エッチは一応ありますが、エッチ自体にストーリー性がありすぎて
ピアスレーベルというのが信じがたい作品です。自然すぎる。
エッチの仕方が縛りありだったりするぶんだけかろうじてピアス?な感じで
「エロあってのピアスだろ」な人には一寸汁気不足かもしれない。

でも攻め受け両方で見られる屈託のない( ̄▽ ̄)な笑顔が素朴でかわいらしいです。
おかしいなぁ、エッチのコマの割合など統計学的にはまごうなき「エロ本」なのに
そうでない部分ばかりが印象的です。

いろいろ謎なので「萌」にしときましょうか。嫌いじゃないっすよ。
エロ本にはストーリーがない、と言い切るような人に読ませてみたいです。

5

惹かれるタイトル~~

ネコスキーには何となく心惹かれるタイトルだけに読んで見ようと言う気にさせる。
しかして、その中身はと言えば、飼い猫が失踪して人間男子になって帰ってくる!
う~ん、捻りはないけれどなどと思って読んで見れば、ファンタジーでは無く
リアル路線かも、だって蓋を開けたらストーカー、それも1年も前からなんて、
あ~た、犯罪っすよねぇ~、でもいつの間にか家族になっちゃってるってどうなの??
一途な思いに絆されたって事なんでしょうかね。
それとも寂しさから人恋しくてかも知れない。
個人的には左程惹かれるお話ではなかったし、ジュネにしてはエロも少な目ですね。

個人的には「くろねこ研究員」の方が面白かったです、天才科学者に振り回される
恋人たち、それも毎回変な薬の実験を無許可でさせられているのです。
今回のお薬はネコになるクスリ~~
でも、主役二人よりも自分の愛猫をこよなく愛するマッドサイエンスト多田さんが
私はお気に入り、愛する猫を嫁にする為に自分が猫になる為に実験してるし、
なにやら動物虐待してるんじゃぁ~~なんて思わせるエロフレーズが気にかかる私。
メインキャラより気になる存在にくぎ付け(笑)

その他の作品もなかなかシュールな味わいのある内容で、今までに読んだ作品とは
ちょっと趣向が違う気がしましたね。

4

不条理とナンセンスを楽しむ作品

とある方にお勧めいただいた本。
自分ではまず選ばないタイプの本なので、とても新鮮でした。
それにしても、少しクセの強い本ではありますね。確実に読む人を選びそうです。
表紙絵と言い、背景のピンクの水玉模様と言いとてもキュートなのですが、カワイイ話かというと、さにあらず。絵はたしかにカワイイものの、女のコ的かわいらしさを求めて読むと確実にガッカリしてしまうと思います。
ここがまず第一関門でしょうか。
さらに、レーベルがピアスシリーズなので当然エロを期待するわけですが、エロ全開かというとそれもちょっと違う・・・これが第二関門ですかね。
そんなわけで、ちょっと期待したものと違ったという人が多そうな本。
ただ、だからといって捨てたもんじゃない。
下ネタ系不条理マンガやナンセンスギャグ作品が好きな人には、味のあるマンガとして受け入れられるんじゃないかと思います。

表題作含め6作品が収録されていますが、個人的には一番ボリュームのある「くろねこ研究員」が好きでした。
会社員の岡嶋は、やたら家庭的なニートの池内と同棲中。或る日会社の謎の研究員・多田に猫耳が生える薬を一服盛られて猫耳男に!岡嶋は元に戻してもらおうと多田の元へ向かうのですが、なんと多田もおそろいの猫耳になっていてwwwという話。
ええ、もう草(w)を生やさずには語れない話ですw
BLの世界ではごく当たり前のように猫耳男やら人外やらが登場しますが、この作品はそういう事象をファンタジーではなくあくまでも不条理モノとして描こうとしているところが面白い。
不条理でナンセンスな笑いと絡めて軽くエロを楽しむというスタイル、わりと楽しんで読めました。一歩引いたところでBLを眺めてるような雰囲気のBL、とでも言いましょうか。(「猫とはセックスなんかしない」というタイトルも、考えてみれば「・・・ですね」と頷きたくなるような、実に冷静なお言葉。)
メインディッシュにはなりえないかもしれませんが、こういう味わいのBLもたまには良いですね。
ただ、ピアスシリーズのカラーとはちょっと違うのかな。。。
その後木村さんの新しいコミックスは出ていないようですが、この作風どんな方向性で進化していくのか、興味津々です。

2

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