雪村せんせいとケイくん

yukimurasensei to keikun

雪村老师与京君

雪村せんせいとケイくん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神50
  • 萌×238
  • 萌43
  • 中立11
  • しゅみじゃない21

--

レビュー数
30
得点
542
評価数
163
平均
3.5 / 5
神率
30.7%
著者
キヅナツキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799712153

あらすじ

「ウツクシイ」と評判の、雪村せんせい。
確かに、大変美しくてデキる男で……しかし、若干凶暴。
ケイは、そんな先生に冷たくあしらわれても、それすら糧に先生に迫りまくっていた(笑)。
次第に小出しに提供されていく、甘すぎる飴のような先生のデレに悶絶しながら、何やら元カレで周囲を固めて防御してくる――魅惑のヒトをオトすことができるのか!?
他、雑誌連載時に読者に衝撃を与えた義兄弟シリーズ「シメコロシノキ」も収録。

著者:キヅナツキ

表題作雪村せんせいとケイくん

須ノ瀬 京 大学生
雪村 司 大学非常勤講師 27歳

同時収録作品gift.1

北上葉介 大学の先輩
雪村 司 大学生

同時収録作品シメコロシノキ

誠二 29歳 腹違いの兄
暁 29歳 同い年の弟

その他の収録作品

  • 雪村先生の生態
  • 雪村先生とケイくん ハートに火をつけろ
  • gift.2
  • あとがき

レビュー投稿数30

心を揺さぶる作品

なんだろう言葉にできないぐらい余韻みたいな…静かで何にもない空間の間みたいな言葉に喩えないぐらい人間の感情を上手に絵に落とし込んで描かれている。一つ一つの言葉、文字からも伝わってくるけれど、この作品は一コマ一コマ感情が伝わってくる絵でしたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*

『雪村せんせいとケイくん』
ケイくんの雪村せんせいに振り回されている感、悶えている姿が堪らなく可愛かった…目を惹きつけてしまう雪村せんせいの仕草・表情が意地らしい〜♪

『シメコロシノキ』
誠二と暁の関係性とお互いへの依存性が、切なくて脆くて…でもお互いにしか居ないっていう強さが伝わって最後は、ちゃんと言葉にして形にできて良かったです(๑´∀`๑)
どの話にも登場する、北上くん。
彼は火付け担当みたいな感じだけど、彼の恋も言葉に表すことは難しいけど絵を通して伝わる愛情表現…芸術家ならではの表現だと感じた!

とても大好きな作品❤︎
ふとした時に何度でも読みたくなるお話です♡

0

こっぱずかしくて (^^;;

キヅ先生初読み。
ギヴンはアニメをさらっと見て、原作未読、映画未視聴です。

絵はきれいです。
でもギヴンで感じていた、かっこつけ感がすごかったw

特に表題作。
特に北上w
北上だけでなく雪村もですけど、ポーズの決め方?がめっちゃかっこつけていて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいww

セリフも…北上が雪村のことを話すとことか、雪村がケイについて思うとことか…もなんか若くて…厨二とまではいかないかもだけど…恥ずかしかったw

そもそも北上が雪村にちゅうするのも??だし。
北上と雪村の過去編もキザやなぁと。

シメコロシノキの方が、こっぱすがしさはそこまで感じず読めたけれど、苦手な血縁CPもので、内容もよくある感じで。

かっこつけ感、キザがダメなら、ギヴンもダメかもしんないですねw

表題作だけなら、趣味じゃない、だけど、シメコロシノキがまだ物語として読めたので、中立です。

2

同時収録の秀逸さが際立つ

久々に読んだのですが、記憶していたのと全然違う内容でした。
別の作品と混同してしまっていた。
こういうことがあるから拙いレビューでも残す意味があるのですね。

表題作ともうひとつの中編が半分ずつ収録されています。

「雪村せんせいとケイくん」
27歳、見目麗しい大学講師・雪村と、20歳の大学生・ケイの話です。
若者特有の勢いで雪村の研究室に入り浸り、真っ直ぐに口説いてくるケイに戸惑いつつ、雪村の中で何かが少しずつ変わっていくさまが描かれています。
雪村がなぜそんなにも臆病なのか。描き下ろしの元彼とのエピソードでは若かりし頃の潔い行動力のある雪村が描かれているものの、その間に何があったのか分からないので、別れた理由も今の「研究さえできれば」みたいな状態になったのもはっきりはしません。
元々自分には無頓着なひとではあったようだけれど、感情を押さえ込むようなところは見えなかったので、何かあったんだろうなという匂いを感じるのみです。
ケイくんがバイトする居酒屋に雪村が来たときのケイくんが最高でした。
もうちょっと先を読みたい、というところで終わってしまっているのが残念。

「シメコロシノキ」
資産家の異母兄弟。本妻の子・誠二と妾の子・暁。
再会→回想→そして未来へ、という感じの3話構成になっています。
2話目がすごく良いです。
赤ちゃんが生まれたときに贈ると良いとされる銀の匙に準えて、誠二にとっての暁がどれだけ意味のある存在だったか。この2話だけを単体で読んでも相当こころが揺すぶられると思うくらいでした。
拒絶されたら終わりと思っていた誠二と、拒絶した後に改めて自分を選んでほしいと願っていた暁。「拒絶」が一方にとってはピリオドで、もう一方にとってはスタートラインだったというすれ違いが切ないです。
こちらの作品の方が圧倒的に好きだなあと思いました。
でも単行本のタイトルがこれだったら、ちょっと手に取るのを躊躇いますね、きっと。

作画のせいか、情熱的というより静かに燃える青い炎のような空気感が漂っています。
素敵な作品です。

1

キヅナツキ先生のデビューコミックス

デビューから絵がとってもお上手と思っていましたが、読み返すとやはりまだ荒削りな。いや、この時点で大変お上手なのですが。

そしてキャラクターは正直キヅナツキ先生の定番というか、似たような性格のキャラが焼き直されているのだなと、既刊全て読んで思う。しかし演出と絵のうまさでガッチリ惹きつけられますね〜。エロが無くても満足させられる。

2次元的イケメン達がずらり。リアルにいたらあまり関わりたくない笑
他の方のレビューにあった「二次創作のよう」っていうのは言い得て妙ですが、それでも商業デビューでこれはすごい。

2

巻末ページの萌えが凄い

個人的には、表題作「雪村せんせいとケイくん」よりも同時収録の「シメコロシノキ」が大ヒットしました。
共依存……ってわけではないのでしょうが、お互いがあまりに大切で、だからこそ拗れた関係になってしまっています。(そしてそこに大きな萌えを感じる)
感情のベクトル量が、攻→→→(←←←)受けなのも大勝利だし、クールな見た目の攻めが感情欲望全開なのも花丸です。

また、表題作「雪村せんせいとケイくん」ですが、コミックスラストの作者さんのあとがきページ(あとがきって程でもないんですけど)の見開きでのイラストが最高です。あの見開きは本当に見てほしいんです。
本編があれだけスッキリ綺麗に終わったのに、最後にそれ持ってくるか!という、作者さんのセンスに脱帽です。


リンクスを先に読んでからの作者さん繋がりで購入したのですが、また良作に出会いました。引き続き同作者さんで探険していきたいと思える一作でした。

0

展開が自然に思えずいまいち頭に入ってこない

 この作品の題材とキヅナツキ先生の絵のタッチの相性はとても良かったと思うんですが、表題作も同時収録作も長編として丸々1冊分の尺を取って描かれるべきストーリーだったように感じました。どちらもメイン2人の関係性がある程度出来上がっているところから始まって、後々過去の回想などが入る構成だったんですが、内容の割に回想や今までの気持ちの変遷などの掘り下げが不足していたのではないかと。脇役達も物語をすんなり進めやすいように作り上げられた印象を受けました。

 生徒×先生と、兄×弟という特殊なキャラ設定ですから、リーマン同士や友人同士の場合よりも、相手に好意を抱く過程ってずっと重要になってくると思うんです。その描写が少ないと説得力がないですから。その点では、どちらも結構早い段階で強引に結ばれた感じがして、あまり共感できるポイントがなかったかな。どうしても短編にするなら、中途半端に掘り下げようとするのではなく、既に恋人である2人の日常だけ描く方が良かったのではないかとも思います。

0

好きな絵師さんが漫画描かれたということで

2次元においてこういう人はモテる!という人の詰め合わせみたいな本。
3次元には絶対いねえだろっていう…てか3次元にいたら確実にめんどくさいタイプ。
繊細で距離感作ってくるんだけど絶妙な隙があって寂しがり。来る者拒まず。
王道ですね。確約された受けですね。

2

愛されたがりの魔性系

長いこと積んでました。リンクスが途中までしか読めなくて相性の問題かな?と積んでおいたのですがギヴンが神だったのでトライしました!

雪村せんせいとケイくん
意外や両想いだったのですね!
雪村先生はケイくんが教え子だしノンケだしまだ二十歳だし絶対ダメって思ってるけど、ケイくんの好き好き攻撃に落ちちゃったのかな?愛されたいのかな?
ケイくん頑張って諦めないで良かったね!彼女3ヶ月ローテなのに先生は特別なんですね。

雪村先生謎の魔性系です。

シメコロシノキ
うーん、難しいお話ですね。お互いがかけがえのない存在なのに大きくなると兄の方が我慢して、結局一線を越えてでも激情とは裏腹な態度で。
弟は賭けをして負けて?兄に去られ何年後か?に再会したところから話は始まります。

再会したら父も兄も思っていたほど屈託がなく拍子抜け。長い遠回りでしたね。

早く気持ちを打ち明け合ってれば。でもそこで遠回りするのが必要だったのでしょうか。

0

どっちも一冊まるごとで読みたい

こんな美しい先生がいたら目の保養になりますね。
どちらの作品もエッチはほとんどないのですがユキにしてもあきにしてもなーんか陰があって色っぽい。窓辺に座ってタバコをふかす様が格好いい。ユキがなんでケイ君にひかれていったのかが短編なので少ししか書かれてなくて、出来ればこの二人で一冊のお話にしてほしかったです。
とは言え、後半に収録されていた「シメコロシノキ」も凄く切なくて、ちょっと禁断っぽいの?!と敬遠してたら最後はハッピィだったので面白かったです。二人の小さいときのエピソードとか出されちゃうと、もうそれだけでうるっ、かわいー!!ってなっちゃいますね。

0

シンプル

ギブンに思いのほか感動したので、作家買い。
まだ稚拙な感じがまた悪くないです。
エロなしのピュア路線なお話の詰め合わせ。
純ピュアな過程に思わずキュンとした。
いやだ、だめだ、無理だといいつつ
目線で追ってしまう。
目があったらそらしてしまう。
はたから見ればあからさま。そんな先生が
どうしようもなく可愛く見えた。

個人的には北上さんが好きでした。
好きになってしまう。
キーワードはそこですが、確かに
この人が好きになったらどんな風に、どこまで
と思うとちょっとドキドキしてしまいますね。
すべてを暴かれてなおそばにいられるのであればそれは本物だと思うのです。

0

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