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俺は、獅王(しおう)が大好きで、怖いんだ。
nekoka danshino shitsukekata
顔はいいがアホな猫科の兄が、弟を溺愛して~というほのぼのコミカル本。
2巻からすでに楽しいだけじゃない~という空気は流れていましたが、
この3巻は、よりシリアス面が強く出ている巻だと思います☆
猫科と人間のMIXであるみちるが狙われる理由や、
女性の猫科人間は産まれない…などの猫科についての情報は、とても興味深かったです。
そして、
みちるの背名にある爪痕が、
どうしてついたものか、獅王の口から過去が語られて、
その時の記憶をみちるも断片的に思い出していきます…。
その後、突然の流血事件。
みちるを守ろうとして、ライオン化した獅王が手首を嚙みちぎるシーン。
読み手としてはとてもビックリで、
みちると一緒に一瞬、放心状態になってしまいましたが、
その衝撃と迫力、ゾクッとくる空気感がとてもよかったです!
みちるの獅王への感情が大きく変化する出来事が描かれた、
とても大事な巻になっています。
でも、もちろんコミカル面も健在。
みちるが短期アルバイトすることになって、みんなでウザく見守って~とか、
最後には、
今までのシリアスなトーンはどこに??wというような、ほのぼのな描き下ろしが。
ある土曜日のAM7:00~の日常のあれこれでした~。
あ、そうそう、
左京さん本のキャラは3巻では結構しっかり出ていましたよ♪
「ネコ科彼氏のあやし方」の攻めの先生が、猫科の事を色々と語ってくれますし、
「クロネコ彼氏」の攻めの賀神は、みちると獅王と並んで一緒に映画の試写を見ます。
賀神がライオン化した獅王に、
押し倒されて舐めまくられて~~そんなシーンもありました☆
でも、なんと言っても見どころは、流血シーンかと!!
シリーズ3作目は、犬からの危険を兄から救われ回避した弟君が、ウザくて弟命の兄へ
助けられたことで、麻酔を打たれ、何かの後遺症が現れたのではと気に病み、
兄に対する負い目みたいな感情が強くなる感じです。
そして、今回はそれと同時くらいで、過去の忘れられていたトラウマが再び犬に襲われ
それを救うために兄がライオンに変化し、相手に重傷を負わせるほどの排除行為で
弟は過去に兄に襲われた過去を思い出し、兄へ恐怖を感じてしまう事態になります。
かなり確信に迫るようなシリアスな展開ですが、だからこそ、ほのぼの感やコミカルな
雰囲気が余計に引き立つような展開でした。
今後、弟が猫科として変化する事があるのか、兄の身体の変化はどうなるのか、
ますます目が離せない展開でもふもふさも併せ持つ萌えストーリーを期待したいです。
「アソビ方」と同時期に出た巻なんですが、この巻辺りから絵柄が今の左京さんっぽくなってきています。
さて、前回4人が温泉旅行に出掛けている間になにやら怪しい動きをしていた“犬”ですが………
この巻ではかがみんが出てきます♪
「クロネコ彼氏~」の中で真悟が賀神の匂いについて聞くシーンがありますが、その匂いに関してはこちらで明かされていました。
そしてここでは賀神のその匂いが原因なのか獅王に不可解な異変が起こります。(ライオンになった獅王にかがみんがベロッベロ舐められてたw)
気になったみちるは夏目の元を訪れ、ここで初めて猫科の生態のことや、何故国がみちるのようなMIXの個体のデータを欲しているかについて詳しく教えてもらいます。
更には、みちるの背中に残る、獅王が付けたという傷痕に関する獅王の告白があったり、獅王の異変の原因を調べるために訪れた猫科研究施設で、“犬”の所属している政府機関が何なのか明らかになったりと、物語の核心まであともう少し…!というところで衝撃の流血事件!
手が…!手が…………!ひぃぃぃぃぃ((((;;OдO;lll))))
個人的に血描写は全然どんとこいなんですが、左京さんの漫画でお目にかかるとは思わなくてかなりビックリでした。
みちると獅王の間に不穏が空気が立ち込めるまま、お話は4巻へ。
巻末のオマケ漫画が本編の緊張感を解いてくれます♪
5巻の中で最もお話が大きく転換する巻なので一番面白いです。