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可愛い犬を腕の中で鳴かせてみたいーーー
本当に、こんな男のどこが良いんだか、好きになる要素が全くわかんないやーって。
初めから最後まで、本当に好きには慣れないキャラだった。
会社ロビーで朝から昼を過ぎた今でも待ちぼうけをくらっている初野を見つけた友依は、
部長のアポのすっぽかしだと分っていながら、声をかけない。
それどころか、わざと「お待たせしました」と電話をかけるふりをして、期待させてみたりと初っ端から意地が悪い。
その後偶然夜の街、おそらく二丁目とかその手の性癖があつまる界隈でしょう、で初野を見かけた友依は後日営業であった初野に粉をかける。
同じ性癖云々と可愛い人だと思った云々と。
そこから友依は初野を好きなように扱う主人に、初野は臆病だけど従順な犬になる。
いや、犬になるというのは語弊がありますね、友依が初野を犬のように扱うでしょうか。
主導権を握るのは自分、優位に立つのは自分、主人に対して対等で接するなんてもっての外・・・
傍若無人な振る舞いに初野は耐えるし、健気に尽くす。
友依は無理難題を吹っ掛けて、初野の反応を見て楽しむという本当に趣味の悪い男です。
また初野が友依好みの反応を見せるものだから調子にのって・・・。
けれど、犬も馬鹿じゃないんです。
段々と反応の鈍くなっていく初野に苛立つ友依。
振り回してるはずが、心乱されているのは実は友依だったという部分には少しスッとするものがあります。
実はこの二人高校時代、同級生で。
初野は影が薄い存在だったようで、全く覚えられていなかった。
初野は覚えていたというのに・・・、友依どこまでも薄情な男です。
いったんは壊れかけた友依と初野の関係。
反応見て楽しんでた、震えても泣いても、おまえは俺のツボを付いてる。かわいいのをかわいがって何が悪い
というセリフ「はー?」です。ちゃんちゃらおかしいぜ!
なんて感情表現のへたくそな男だよ全く。
好きな子虐めて楽しんでる系のヘタレではないか!
けど、そんな言葉に「かわいい?」自分のことをかわいいって言ってくれるの?と震えて喜ぶ初野もどうかしてるぜ!と思ってしまいました。
一応、気持ちが通じ合った二人(?)のその後でも友依はやっぱり身勝手で、初野を振り回し。
初野は健気に耐え待ち、従順でした。
友依の家庭環境、境遇に少々問題がありそうなのですが深く掘り下げられることはなく端々に見えるだけで気になったのと、人格形成においてそれらがかかわっていたのか?と言う部分が気になるところです。
兎に角いけすかない、最低に限りなく近い攻め、とう部分にムムムとなるなら読まない方がよろしいかと。
面白くないかと言われれば、面白いのですが・・・。
南 イライラする!!
更年期障害で イライラする!!
いとうあさこが レオタード着てリボン持っているわよっ!!
本当にイライラする話でした。
この攻めと受けはただじゃれているだけなのだろうか。
読んでいるといじめっ子といじめられっ子の話です。
あまりにも話がトンチキで面白くありません。
二人共 違う男と付き合ったほうが幸せになると思います。
梅太郎先生 最近の作品残念率高いです。
作者買いしていたのだが もういいかなあ・・・。
と思わせるツマラナサでした。
南ちゃん!
レオタード たたんで置いとくわね。