花のみぞ知る (2)

hana nomizo shiru 2

只有花知晓

花のみぞ知る (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神151
  • 萌×263
  • 萌46
  • 中立13
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
31
得点
1158
評価数
279
平均
4.2 / 5
神率
54.1%
著者
宝井理人 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
シリーズ
花のみぞ知る
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784813053385

あらすじ

どうしてこんなに気になるんだろう? 男同士なのに、意識してしまう御崎と有川。自分の感情をコントロールできずに、落ち着かない有川の部屋を御崎が訪ねてきて…… 揺れ動くふたりの想いは──?

表題作花のみぞ知る (2)

法学部学生
生物植物学学生

その他の収録作品

  • きみのお城

レビュー投稿数31

期待通りに

2巻、あっという間に読了してしまいました。
期待していたように1巻より断然萌え度アップしてました!

有川が御崎を、って言うかお互いにですね、意識し始めてから良い感じになるまでが描かれていました。
すんなりそうなった訳ではなくて、花のネックレスや御崎の着信の相手がどうい関係なのかが過去と共に明らかになります。

川端は御崎をどうしたいんだろう。
自分は安全な場所を見つけて、御崎を縛り付けているだけのようで腹が立ちますね。
一方、川端と対峙した時の有川がカッコ良かったですねぇ♡
告白もキスもお部屋へのお誘いもキュンキュンしました!

3巻はどう展開するのかもワクワクします。

0

言葉がすべてではない

大量着信を残す謎の男、御崎が着けていたネックレス、御崎が誰かを好きになるのを恐れる理由…
色々と明かされてきました。

今回読み返すにあたり、言葉で表されている以外の部分に注目しています。
有川の部屋(寝床?)や研究室、駅の構内。
そのどれをとっても臨場感があり、素晴らしいなと感じました。
御崎のおじいさんの部屋などは、その一場面で古い家特有に感じる懐かしさと心細さが伝わってきました。

言葉選びも素敵な作家さんではありますが、それ以外で表される世界観もあわせて楽しめる作品だと改めて感じました。

0

ハグのシーンにきゅん

何でもそつなくできて、女子にもモテててきて、これまで挫折や真剣な悩んだことがないであろう有川が、御崎のことで悩む姿がいいですね。

片思いに焦がれる男性の姿って萌えるんですよねw

有川宅に御崎が訪ねて…過呼吸になった御崎を有川が抱きしめるシーンはよかったです。
きゅん萌えてやつですな。

で、川端のうさんくさいことw
言っていることもうそくせぇ〜と思うのは言い過ぎでしょうかw

その前に、1巻で電話で有川にあんなこと言うのが不自然というか違和感というか、どんだけこじれた関係なんですか?と思わせぶりですか。

御崎の祖父が亡くなった時に、泣いている御崎を慰めるためか知りませんがキスしますぅ?!
せいぜいハグでしょうが!?と思うのですがw

御崎との過去の因縁みたいなものが2巻で描かれたことだけなら、川端が御崎にそこまで執着するのがよくわからないです。
3巻で描かれるかもしれませんが(再読だけど覚えていない)

ま、有川と御崎ははれて両思いになったので、ここからどうなるか、思い出しながら3巻を楽しみに読みたいと思います。
 

0

有川くんは王子様

花のみぞ知る(2)では、御崎くんのストーカーである川端氏の存在が明るみになります。
御崎くんはご家族が事故や病気で亡くなり、ほぼ天涯孤独状態です(親戚はいると思います)。
そんな御崎くんを守りたい川端氏が不気味に描かれているので、有川くんの王子様っぷりが眩しいです。

途中、有川くんが自分の気持ちを自覚するまでの繊細な心の揺れが読んでいるこちらまで切なくなりました。
ただ、御崎くんが病気の有川くんのお見舞い?に行った時は「差し入れ持っていけばいいのに!」とツッコんでしまいました(笑)

有川くんが御崎くんに告白をしてキスをするシーンは素敵です。
駅の構内で男性の御崎くんにキスをするなんて、本当に好きじゃないと出来ないですよね。
(もしかしたら、天然だから気にしていないのか?!)

花のみぞ知る(2)のラストは終電がなくなった御崎くんを有川くんが自分の部屋に誘うところまでですが、誘い方も男らしくていいですね~。

ちなみに、こちらのショートストーリーは『きみのお城』です。
おそらく小学校低学年と思われる2人が公園で出会うお話です。
有川くんにもらったお花を御崎くんが押し花にしていたらいいな~と思いましたが、小学校低学年男子にその発想はないでよね。すみません。
しかし、小学生の2人も天使のように可愛いです!

1

独特な当て馬

初めて読んだ時の感情がはるか前過ぎて忘れてしまった。結構前の作品なので、ひょっとしたらこの雰囲気のBLモノはこの作品が走りだったのかもしれませんが、いま読むとよくある展開に思えてしまう。これが売れたから類似品が増えたのかもな。BL史には名前が残る作品だと思う。

川端(御崎の祖父の教え子)はなかなか面白いキャラです。家庭の抑圧で〜って設定はありきたりなのですが、ここでガッツリ手を出すことはなくサイコ気味ストーカー化しているのがBL漫画には珍しい感じ。1巻は毒が薄かったので、毒を投入してくれた、人間らしい厭らしさある川端は嫌いじゃない。

※電子書籍ひかり カバー下、裏表紙無し

0

川端という人物をもっと知りたい

 有川と御崎の関係は徐々にではありながらも、割とスムーズに距離が縮まっていくので、すれ違いが長いなどと感じることもなく十分萌えの得られる2巻目でした。有川は1巻の中盤くらいまで自分の感情のままに行動するところが目立っていましたが、こちらではもうかなり普通の性格のキャラになっていた気がします。普通に悩んだり、普通に反省したり。私はそれも彼の心の変化だと受け入れ楽しめましたが、最初の頃の有川が好きという方には、ちょっと物足りない展開かもしれませんね。

 ただ、川端というキャラはまだ掴みきれていません。御崎の回想で、彼と川端がどんな関係性を築いてきたのかは分かりましたが、回想の中の川端と、今の川端がどうも繋がらないんですよね。回想での川端は思ったよりありふれた人間で、自分の気持ちも客観的に捉えられ、御崎を襲いかけたことを除けばそこまで悪い人には見えなかったんです。でも、今の川端は若干自分のことも見えなくなっていて、表情にも危険な執着心、依存心が滲んでいるように見える。彼がこうなってしまう過程を、もっと詳しく知りたいなぁと思いました。3巻では彼にも救いがあればいいなぁと思います。

0

まだ開きかけの恋の蕾が枯れてしまいませんように…。

1巻がとてものんびりと穏やかな印象だったので、このまま2人の心の揺れをじっくり描くのかと思っていたら、2巻でかなり物語が動いたので驚きました。

恐らくもう両片思いになりかけている御崎と有川。
1巻に比べ、表情がまるで違います。
ようやく感情が表に出てきた2人の間に現れる不穏な影。
何度もしつこく御崎に電話をかけ、御崎に贈ったネックレスを「首輪」呼ばわりする男・川端聡。そして、明らかになった御崎の過去。
両親を事故で亡くし、寡黙な祖父にひきとられたこと。
そこで出会った、祖父の研究に関わる学生・川端聡。
人懐こい川端が家を訪れてくれるお蔭で、祖父とも徐々に打ち解けた頃、たくさんの花が咲き乱れる大切な温室を祖父から譲りうけた御崎。
ところが突然心筋梗塞で祖父が亡くなり、本当の「一人」になってしまった御崎は、優しくしてくれた川端にキスされ、「違った意味」で川端を意識するように…。
一度は御崎を押し倒したものの、ふと我に帰った川端は、世間体を気にして自分の彼女を紹介しますが、御崎に対する電話や干渉はどんどん度を越していきます。

良い人を装って孤独な御崎に近づいたくせに、結局は御崎を受け入れることもせずただ振り回して傷つけた。その癖未だに未練がましく、しつこく御崎に関わろうとしてくる。
見ていてイライラする嫌なタイプの当て馬でした。

川端から貰ったネックレスをつけられそうになるだけで過呼吸を起こしてしまう御崎。その御崎を抱きしめる有川。
変わり始める2人の関係。
川端から彼女を紹介された時のショックを引きずり、有川の告白に対しても、なぜ自分が女じゃないのかと自分を責めて泣いてしまう御崎の姿が切なかった…。
でもそんな御崎にキスし、抱きしめる有川。

自分を丸ごと受け入れてくれる有川に出会えて本当に良かったね、御崎。
このあたりでは、表情がくるくる変わる2人が愛おしくて堪りませんでした。

少し重ためだった2巻。
辛かった分、3巻では2人の幸せな姿がたくさん見られますように。
そう願わずにはいられない、切なさの詰まった一冊でした。

0

川端が…

色々あるけど静かなお話に感じます。絵のせいかな?
二人の関係が進みましたね。

それにしても川端よ、なにしてくれてんの?ですよ。一時は御崎のいい兄であり心の支えだったかもしれませんが、御崎に手を出したりネックレスを押し付けたり束縛したりストーカーまがいな行動までして。
自分の葛藤を御崎で晴らそうとしてるのかな?その上有川にまで余計なこと言って。
御崎は男の人しか好きになれなくなったのかな?川端のせいで。どこまで御崎を苦しめるの!

有川はなぜそんなに御崎の夢を見るのか。気になって笑った顔が見たくて御崎の一番好きな人になりたかったんですね。
初めて恋の苦しさを知ったのですね。
研究室のお手伝いあっさり辞めちゃったけど。

最後に駅でキスして両想いに。

先に読んだ花のみやこでが切なく、タイトルも切なそうだったので心配してましたが、青春ものですかね。

きみのお城
これは子供時代に遭遇してたってことなのかな?

1巻でも思いましたが御崎は3年生?有川と同じ年?すごく専門的なことをしてますね。理系だからかな?

0

有川が王子過ぎ!

​ 1巻は優しげな二人と花が印象的な穏やかなお話だったのに、2巻は最初から波乱含みな幕開けです!
 波乱の元凶の川端の登場で物語に深みが出てきました。御崎と川端の過去のエピソードが少女マンガのようなストーリーの中でやけにリアルに感じて、川端は嫌な奴だし不気味に描かれているので気持ち悪くすらあるのですが、その分有川が素敵に見えてしまいます。1巻では天然王子様なんてレビューしてしまったけれど、川端と対峙したときや、御崎を追いかけてまっすぐに見つめるシーンは本当に格好よかった。一緒にいると自分まで幸せな気持ちになれそうで、有川みたいな育ちの良い幸せキャラって大好きです。ラストで有川が御崎を部屋にお泊りに誘うのですが、そのストレートな誘い方がまたいい感じです。
 だけどBLとしてはもっと有川が人間くさくてもいいんじゃないかな?この巻では御崎を好きになって迷ったり戸惑いもあるけれど、もっともっとぐちゃぐちゃになってもいいと思う。有川のキャラが綺麗過ぎて、やっぱり王子様なんですよね。それが私には少女漫画っぽく感じてしまうのです。
 次巻はお泊りです!読んだはずなのにすっかり忘れてるな私。楽しみだー。

1

可愛い!!

めっちゃ良かったです!ただ、他のレビューとかにも書かれてましたが、川端さんのキャラ設定や、御崎くんとの関係がやっぱし微妙ですよね〜。そこがやはりどうしても☆5にできなかった理由でもあります。
もちろん有川くんも御崎くんもとっても可愛い!!なんでも卒なくこなせちゃう有川くんが御崎とのいろんな事について頭を悩ませるシーンなんかは、堪らないですね!!
そして、御崎くんいや御崎きゅん!!可愛い!!川端さんに「好きなんでしょ?」って言われたあとのあの表情!!!ぐっときました!(//∇//)

1

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