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表紙からテツがいなくなってとうとう兵頭とユキだけになっちゃいました!!
だからといってテツがのけものにされたわけじゃないんですよ(汗)
ユキの前に現れた憎しみの過去しか持たない父親という阿成が現れた前巻。
今回は、ユキとテツ、ユキと兵頭の関係だけでなく、不気味な動きをするチャイニーズマフィアの王、そして”蛇”の頭の中本の存在が何か大きな影響があるようで、とうとう兵頭のいる青道会と、黒龍の戦争が!?な展開も見せ始めて、ますます目が離せません!!
その中で、ユキの気持ちが切なくて。
愛する者を守りたいそのユキの気持ちを利用して、兵頭の元へもぐりこませる王。
その為にテツを巻き込みたくないと、テツから離れるのですが、テツは何も知らずに苦しんでショックを受けて、、、
今回、テツはメガネありません。だからかすごく幼い雰囲気が出ています。
何だかユキも幼く見えます。
だって、まだ彼等は16歳。
ほんの子供ですよね。
なのに、こんな大人の世界の手駒に利用されて、翻弄されて、
それが、生きていく為に裏の街道に身を潜めざるをえなかった彼等の生き方の宿命だとしてもあまりに辛い!
今回、ぼんやりだった兵頭とユキの関係がおぼろげながら見えてきました。
兵頭の過去と関係があったのですね。
そして、二重スパイのように青道会にも黒龍にも接触のある中本の意とするものはなんでしょうか?
彼が大きなカギをにぎっているのかしら?
そして、彼にも何か守りたいものが?
まるで青年マンガのような硬派なストーリーなんですが、それだけに見ごたえ・読み応えが毎回ずっしりあるのがイイ!
九號さんの絵にぴったりな、ストーリーです。
一体どこに彼等の幸せがあるんだろう?平和があるんだろう?
ますます目が離せないこのシリーズなのです!!
王の言いなりにならざるを得ず、テツに別れを告げに来たユキ。
そして兵藤のスパイをしろと命ぜられ、兵藤のそばで暮らすことになります。しかし、優しくしてくれる兵藤に、とまどうユキ。
実はつながっていた兵藤と亮。こちらは裏社会ながら心ある良いものとして描かれます。亮の過去も語られ、兵藤との関係も見えてきます。
一方、王はただ残忍なだけの悪。
しかし衝撃なのは、ナカモトと、兵藤の組の次期組長がつながっていたこと。恋人同士のようです。
ナカモトの姉は植物状態のようで、ユキの弟と入院先の病院で会話する一幕もあります。
これからどうなるか楽しみです。
王の元に連れられたユキ。このまま王に飼われるのかと思いましたが、王の要求はもっと悪質でしたね。ユキには玩具として自分の息をかけつつ、兵藤に探りを入れさせる。ジュンのこともあり自分のことだけを考えて動くことができないユキは、常に選択肢が限られているのが悲しい。それでも、ユキにとってジュンは負担ではなく希望なんでしょうね。王の支配下に置かれていても、ユキは兵藤の温かさに落ち着きを感じるようです。テツと再会することができるのか、今後の展開に期待です。