召し上がれ愛を

召し上がれ愛を
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×240
  • 萌22
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
21
得点
343
評価数
89
平均
3.9 / 5
神率
25.8%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784403662997

あらすじ

ひどく酔った日の翌朝、カタブツで人付き合いが下手な国家公務員・笹川が目覚めると、裸の男が横で寝ていた!その男・俊成はなんと隣人で、マンションの一階にある店のシェフだった。衝撃の出会い以来、俊成は「運命」と言って笹川を口説いてくるようになり……?不器用な大人たちのデリシャス・ロマンス!

表題作召し上がれ愛を

俊成春文,隣人でレストランのシェフ
笹川,人づきあいが苦手のカタブツ公務員

その他の収録作品

  • ジュテーム モナミ

レビュー投稿数21

舌先でトロトロに蕩けるラブストーリー・:*+.

作者様買いです。

10年以上前の作品なのですね!

生真面目でとっつきにくく、人付き合い苦手・不器用代表!の笹川さんが、とにかく可愛くて可愛くて。。可愛くて仕方ありません。
何回言っても言い足りないほどのこの「可愛い!」の叫び、読んだ方なら分かってくれるはず…

なんとある朝目覚めたら裸で隣で寝ていた…どうしてこうなった!?と、笹川さんの大混乱から始まるラブストーリー。

トロトロに愛され、可愛がられる受けを堪能できる一品…ではなく作品です。
フォンダンショコラみたいに甘い愛。

読んでいる間中、ドキドキとときめきが止まりませんでした。

作中に出てくる料理も美味しそうで、文字通り”蕩かされる愛”に包まれて、
笹川さんよ永遠に可愛がられろ!!と胸が爆発しました。

ちょっと古い作品かもしれませんが、読む価値ありありだと思います。

フォンダンショコラのように甘いラブストーリー❤︎
ぜひ手にとっていただきたいです◎

0

タイトルがピッタリ

人付き合いが苦手でそれをわかっていて、一人でいる方が気楽な人にとって、そのことを言われたり、好意があるフリして悪口言われたら傷つきますよね。それこそトラウマになってますます人と関わるのが怖くなっちゃう。
そんな笹川のことを、わかるわぁ〜と見ていて。

そして、そんな笹川の良さに気づいて、気を遣いながらアタックしてくる俊成。
君はなぜにそんなに笹川のことが好きなのかと思ったら、一目惚れだったのか。ショコラを美味しそうに食べる笹川がかわいかったと。なるほど。
ちなみに、チョコを欲するのは寂しいから説が自分の中にありまして。笹川もそうなんだろうなと。

俊成の「君の恋人になりたいもの」に笹川があっさりOKしたのは笑いましたw 突拍子なかったし、間がよかったです。

笹川かれ後輩に誘われてランチに行った話を聞く俊成がニコニコしながら心の中で(そいつ…殺す)と思っていたのがツボww
いつも人当たりいいのにまさかそんなことを考えているなんて。

笹川を好き好き、かわいいと思う俊成、天然でドキッとする発言をする笹川に「……もうダメ」と悶える俊成に萌え〜でした。

0

愛はロボットに心を吹き込むのだ

始まって5ページの股間のモザイクならぬキラキラに目を奪われた瞬間、もうハマってました。

人付き合いが苦手と言うより、もはや人というものを理解していなさすぎて人付き合いが出来ないタイプの笹川。珍しく上司に食事に誘われて内心浮かれていたら、上司の目的は単なるコミュニケーション上の注意だったことに落ち込んで、翌朝目覚めてみたら隣には…。

マンションのお隣さん同士の話です。
笹川の隣に住む俊成はマンション1階のフレンチレストランの店長兼シェフ。
ふたり仲良く(?)裸で目覚めた日から笹川に熱烈なアプローチをしてくるのです。

うーむ。笹川、わたし的には共感できませんでした。
ふだんはコミュ障堅物くん、大好きなんです。ズレの笑いが好きなので、一生懸命に周囲に馴染もうとしてもやり方が明後日の方向とか、友達にも常時敬語とかそういう空気感が良い。
他の数多のコミュ障くんたちが努力して分かってもらおう、分かろうと奮闘している中、笹川は完全拒絶型。食事の誘いは断る。余計な口は利かない。自分の状況とか周囲に知らせようともしないで察してくれるのを待っている。察してもらえていないのが分かると傷つく。
一生懸命気持ちを伝える俊成に「好きとか簡単に言えるあなたとは違う」と言ってしまうのも、自分だけが大変と思っている証拠で、「簡単じゃない」と答えた俊成good job。
みんな、努力して分かり合おうとしているのに、自分だけ特別に分かってもらえるわけがないのだよ、と読んでいて思いました。
高校のエピソードも被害者のように描かれているけど、みんなで話しているところにこっちを見て立っている子がいたら「入りたいのかな?」と思って声をかけますよね。陰口の部分も本当に寂しそうだったから、思ったままを言っただけだったんじゃないかと思ってしまう、そんなわたしは性善説派。実際、後から出てきた本人は最悪な人間だったわけですが…。

前半はまだかろうじてコミュ障の枠に入っていたのに、後半に行けば行くほど感情を理解しないロボットのような発言ばかりに…。
俊成に対しては本当にひどい。俊成のことを分かろうとしないくせに分かってもらえるのを当たり前だと思っている節があって、俊成は笹川を好きだからよく見てるし分かるけど、ちょっとは笹川も努力してと思いました。4話の後半から涙が止まりませんでした。笹川がロボットすぎて、俊成が可哀想すぎて。

それでも件の同級生vs俊成のシーンはスカッとしたし、最終話では笹川が脱ロボットに努力するようになってくれたので、涙も止まりました。
本当に最終話、途中まで前が滲んで文字も絵も見えない状態だったので、良かった。俊成のためにバンザイ。笹川は伝えるようになってくれたので、あとは「言葉を選ぶ」ことを身につけていこう!
こんなに笹川が受け付けなかったのに萌2なのはすべて俊成と食べ物のおかげです。俊成、ありがとう。

2

朝チュン、でもそこがいいの。

胸キュンの大家木下けい子先生の、正に胸キュンな一作。
生真面目だけど人との付き合いが下手な笹川。傍目には自分から他人を遠ざけているようにも見えてしまいがちだけど、本当は皆の本音を知るたびに傷ついてる。
そんなシャイで不器用で頑張り屋な笹川の事を、見つめているひとがいた!それがお隣の部屋の住人、マンション1階のフレンチレストランのシェフ俊成。
いきなり二人共裸でベッドに寝ていて、記憶がない。笹川にあるまじき事態です!笹川は慌てまくるけど、俊成は笹川を可愛い可愛いと口説いてくる。コミュ障気味の笹川がついていけなくて『無理です』と断っても、めげずにアプローチ!
再び仕事仲間の言葉で密かに傷ついてしまった笹川は、同情とは無縁な恋心を語ってくれる俊成に遂にyesの返事をします。大喜びの俊成。
そんな時に現れる高校時代の同級生。彼の登場に傷ついてしまう笹川ですが、彼は俊成に頼ろうとはしません。俊成はそんな笹川に距離感を感じてます。すれ違い展開、来ました…
笹川にしてみれば俊成の気持ちがあまり良く分からない。そこで問いかけます。
『僕は…何か間違いましたか?』
人と人、価値観や思考回路、考え方の癖、そんなものは違って当たり前なのです。みんな何かしらすれ違ったり食い違ったり。仲のいいカップルだって、きっと都合のいい誤解の積み重ねが幸運の鍵なんだと思うなぁ。
高校時代はあなたとは関係ないという言葉を、笹川が自分の恋人になってくれたのは俺にアテられたからという思考に置き換えてしまう俊成だって、言ってみれば間違ってますよね。
ラストは笹川の方からぶつかってきて仲直りできました。でも、俊成は可愛いですませずにちゃんと説明してあげてね。

「ジュテーム モナミ」
忙しい1日の終わり、天然発言の笹川にやっぱりメロメロの俊成。いっぱい笹川を甘やかしてあげて下さい。

5

マイスイートダーリン

私が所持している木下先生の作品の中でも、かなり再読率の高い一冊です。
現実から 2センチくらい浮いた世界に フワフワと漂っているような、この感じが読む度に私を癒してくれる。
とても、とても好きだなぁ。
俊成さん(攻め)が提供してくれる、日常では耳慣れない素敵な料理の数々と、笹川さん(受け)の浮世離れした性格が そんな気持ちにさせてくれるのかな?

真面目で不器用で傷つきやすくて優しい笹川さんは まさか自分が、恋したり・愛したり なんていう、ままならない感情に惑わされることになろうとは想像もしなかったのでしょう。
笹川さんの良いところも悪いところも、他人から見れば ほんの些細な事や、普通なら困った事でも、全て と言っても過言ではないほど俊成さんには魅力的に映ってしまうのです。

俊成さんは、笹川さんへの好意を心の中で暖め続けていて、その感情は本当に真っ直ぐで 曇りがありません。
笹川さん好みの「ショコラ」を作る俊成さんの彼への愛は、ちょっと拭ったくらいでは落ちないチョコのように、甘くて ちょっぴり重いのです

俊成さんの美味しい料理と、惜しみない愛情に包み込まれて 文字通り(エッチな意味も含めて)作り変えられていく笹川さんを、いつまでも愛でていたい・・・そんな気持ちにさせられる素敵な物語でした。



4

大好きな木下さんの作品の中でも上位に入る作品でした!

木下けい子さんの作品は好きで
お財布に余裕があると、つい手が出てしまう作家さん。
その中でも上位に入る1冊でした!

堅物笹川も、シェフ俊成も良かったー。
笹川は堅物であるんだけど、決して心が冷めきってる訳じゃない。
本当は人にご飯とか誘われれば嬉しいしなんだけど、
不器用で、どうしていいのか解らない。
でも「話しにくい」「いつも1人だから誘ってやった」って言葉、普通に傷つきますよ、そんなの。
人付き合いに臆病になるのは当たり前。
だから笹川の気持ちはよく解る。
本当はすっごく可愛い人なのに。

そんな笹川にまっすぐ「好きです」という俊成がすごくあったかくて、読んでるこっちの心にも染みる。
俊成はグイグイ派でもあるんですけど、恋愛上手な大人だからっというタイプではない。
いつも優しくて穏やかな感じではあるんだけど、
俊成の必死さと笹川の事がすっごく好きなんだなーというのが読んでて解るから、
すれた感じがなくて、すごくいい。
笹川の事をよく見てて、笹川を支えてる感じ。
心に染みるし、読んでて楽しい。
自分の店に来たお客さんなのに、笹川を憐れんでる笹川の友達⁈安永に
「友達づらして悪口言ってんじゃねーよ」と啖呵きる所、最高です!!
また、笹川に「無理させちゃったね、ごめんね」とキスする所、せつない…せつないなぁ〜。

そんな俊成に最後、笹川がぶつかっていった所は、
俊成もそうだろうけど、こっちも読んでてむちゃむちゃ嬉しかった!
笹川も俊成の事を必死で考えてて、俊成だって笹川の事に一生懸命で、
だから、笹川がぶつかっていったその後の晴れての時の
お互いがお互いを確かめ合いながらってのが、読んでて楽しくて。
それでもって笹川も素直というかど直球というか…そんなの言われたら俊成はたまらないだろうなぁ〜。
で、最後のソファで反省してる俊成と疲れ撃沈?の笹川、
微笑ましくて、笑わせてくれての
2人の最高の終わり方でした!

5

料理名を呪文のように唱えてる・・・

皆さんのレビュー参考で購入。

かなり好きです(///ω///)♪
大人の不器用だけど、甘〜〜い恋愛ですね。
好きな人へ、ケーキを届けたり心でこっそり毒を吐いたりww
呪文のように料理名を唱えながら、仕事をしたり。
お互い相手を思って、少し悩んでいたりするさまが大人だぁ〜と思ったり。

ド直球な質問も!
ドン引きなくらい、直球なのに受け止めちゃうщ(゜▽゜щ)
そんな、質問しちゃう彼もかわいいのです(о´∀`о)

人付き合いが下手な恋人を、優しく気遣う・・・
大人だぁ〜〜〜。
Hは、少ないけどとても好きな作品です(#^.^#)
萌えポイントは、たくさん!


1

うぁぁぁぁぁ…マジ天使†_(・ω・*)β.。.:*・゚

笹川さん天使!マジ天使†_(・ω・*)β.。.:*・゚
堅物・真面目・不器用な笹川さんが可愛くて癒やしです!
とっつきにくいって思われがちだけど、優しくて可愛いところいっぱいあるんだよー!
もう…同僚たち絶対損してるっ!!!
こんなに可愛いのに気付かないなんて…!!!
気付いたら職場の癒やしだよっ(*´Д`)
俊成さんと接していくことで少しずつ変わっていくのかな?
まーなにはともあれ俊成さんにめちゃんこ甘やかされたらいいよっ!!!

笹川さんの話をニコニコしながら聞きつつ「そいつ…殺す(*`Д´)ノ!!!」と内心嫉妬でいっぱいな俊成さんが楽しいw
それにしても俊成さん…外国人なみの甘いセリフ言いまくりですwww
最初笹川さんにフランス人かと思われ「ご出身はどちらです?」と問われる勢い。

高校の同級生だった安永腹立つ。
俊成さんの怒りと安永と一緒に来ていた女性の一言で少しスカッ!
笹川さんを傷付けて泣かせるなんて万死に値する(# ゚Д゚)!!!

そうそう笑えるシーンが2箇所!
1つ目は、俊成さんと寝たことをなかったコトにしてしまいたかった笹川さんがどのぐらい入ったのかを聞いた時。
笹川さん「さ…先っぽ…というのは具体的にどのあたりの?」
俊成さん「ええ!?いや…その うーん…なんというか…亀頭…3/4ぐらい?」
これを2人して真面目にやってるんだからもうwww

2つ目は描き下ろし。
笹川さん「もしかして俊成さんは…今日私とSEXしたかったのでしょうか?」ズバーーーーーン
俊成さん「や…いや…間違って…はない…けども」(;´Д`)
…天然最強www

もうこのシーン見て是非笑ってくださいと勧めたいwww

3

あーどうしようか、

木下けい子先生の漫画、初読みです。

カタブツな男が、一人の男に誰も見たことないような姿を見せる。
この設定に萌えます。

俊成が余裕のありそうな男という感じです。

笹川が俊成と寝てしまった事をなかったことにしたいらしく、「自分は覚えていないので、本当に性交渉はあったのでしょうか?」と聞いて俊成が「先っぽしか入りませんでした」と答えます。

笹川が具体的にどのくらい入ったのか、俊成が真面目に答えるからシリアスなのかギャグなのか一瞬迷いました。

嫌だとははっきり言えない笹川に俊成がプレゼントやキスなどで攻めまくります。

笹川さんを助けてあげたい!今まで誘われては断り、友達付き合いも遠慮ばかりしてきて、どう接して良いかわからないようです。
俊成と恋人になっても、自分が何か間違ったんだと思い込んでしまって……でも、結果は良い方向に向かったので大丈夫そう。
だけど、また笹川が悩む日も遠くないと思います。

笹川の成長を見守りたいです。ってこれはこれで完結ですかね。

2

お二人に幸あれ

人とコミュニケーションを取る事が苦手で、職場でも浮きがちなエリート公務員笹川は、ある日目覚めると、知らない男性と裸でベッドイン!!その男性はお隣に住むシェフの俊成だった訳ですが、仕事漬けの笹川はその事を知らず、無かった事にしようとするものの、職場で疎外感を感じている笹川は、俊成の一途に自分を想いやってくれる気持ちや優しさに安心を求めるように…
エリートではあるものの、過去のトラウマや人見知りな性格で、人とどう接したらいいか分からず、すれ違ったりでなかなか素直になれない笹川さんの苦悩をまるごと包み込んでくれる俊成…王道カップルではないでしょうか。
笹川さんの少しずれていて必死なところが、いじらしくてとっても可愛いのです。

1

愛あふれる作品です‼

今回のキャラも2人とも可愛くて…恋愛っていいなあと、ほんわかな気持ちにさせてくれる作品でした。

内容は、陽気なシェフ•俊成×カタブツ公務員•笹川の可愛らしい恋のお話。

国家公務員というお堅い職業の笹川は、人付き合いが苦手。
職場でも、付き合いにくい人間として一歩引かれている感じ。
でも、ただ一人だけ、そんな笹川の良さを見抜ぬき、好きになった俊成は、「貴方は可愛らしい人」だ…恋人になって欲しいとアプローチしてきます。

2人の出会は衝撃的な驚きの展開で始まるんですけど…
実は、以前からお店のお客様と店員さんとして、顔見知りではあって…
俊成は、何回かお店で笹川を見かけ話すうちに、彼の可愛い部分を知り…いつかは気持ちを告げたいと、お近づきになれる時を待っていたんです。

そんなアプローチに笹川は困りはてるんですけど…不器用さんなだけに、甘いこと言われると、言われ慣れていないせいか、ドキドキ…反応に困って照れちゃうみたいな…頬を染めるシーンが可愛らしいんです。胸がキュンとします。

で、真面目で素直な人だから、言葉も意外に直球さんで、ドキッとさせられます。そこがまた可愛らしくて萌ポイント♡
普段は、俊成の熱烈な言葉に振り回されてるんですけど、この時ばかりは、俊成の方が笹川のストレートすぎる言葉にノックアウトみたいな…(笑)
特に最後のソファーシーンは、そんな2人の関係性が面白くて萌ました♡

俊成の攻キャラも美味しいんです。
爽やかなイケメンシェフで、お料理もデザートも美味しそうだし…本当にお前は不死身か…て思うくらい…外人さんなんじゃ…と思うくらい言葉巧みに愛を語ってくれます。
優しさや気遣いが細やかで、胃袋まで掴まえられちゃったら好きにならない理由なんてないですよね。
笹川が羨ましくなるくらい、癒しのいい男でした。

周囲も、本人さえも気がついていない可愛いところ…貴方にはいっぱいあるんだよって…自分だけが気がついた…自分だけが知っている、貴方の可愛いところ。
何回も何回も伝えてくるその言葉。
大切に思う魔法の言葉。
笹川だけでなく、私自身も胸がキュンキュン萌えさせて頂きました。

恋愛に対しても不器用な笹川さんなので、恋人になってからもすれ違があり、不安になったりしながらも、お互いに思いやり、努力しながらも少しずつ恋人として変わっていく様子が微笑ましかったです。

爽やかな優しい攻&大人の不器用受、ほのぼの可愛らしい恋のお話なのでオススメです。

2

いきなりの…

 真面目という言葉がぴったりの公務員の笹川が起きてみると、隣には知らない男が寝ているではありませんか!一緒に寝ていた男は、隣に住む俊成だと分かりますが、俊成は積極的に攻めてきます。(笑)

 仕事はできるのに、人間関係が上手くない笹川は、彼のことをどうしてよいのかと戸惑ったりもするのですが、俊成はそんな笹川の不器用な面も含めて大好きだというのです。
 いつも俊成から抱きしめるのですが、このときの俊成の顔が本当に幸せそうで、これだけで萌えです。

 王道路線の甘さももちろんいいのですが、もうひとつ楽しかったのは、笹川が国家公務員で、俊成がシェフという「お仕事」の要素です。朝早くから働き、帰宅はすでに日付が変わったころという笹川。ただひたすら働くという言葉が出てくるのですが、彼がいかに真面目かということがよく伝わってきました。(笑)
 時間も生活スタイルも違う二人が、どこで出会い、どうして会っているのかと言われても、隣同士だからと言われれば納得です。(笑)せめて週末だけは一緒に居たいというのに納得です。

2

賢い男のオロオロはどうだろう

木下さんの作品にしては珍しく
裸多めではじまったので
驚いた記憶があります

あまり読み返していない作品ではあるのですが
嫌いなわけではありません

マンションの一階が美味しいレストラン
これだけで、なんだか生活風景が浮かびました

レストランのシェフと隣住まいの
真面目な公務員のお話です

シェフの可愛い嫉妬には笑わせてもらいました
職人としてサービス業としてはだめでしょうけれど
コミカルな部分も大人ならではということで
楽しかったです

まじめに答えれば答えるほど可愛い
読者も同じ気持ちでした・・・たぶん
私はっw

2

甘く可愛い愛を、あなたも召し上がれ!

真面目で人付き合いに不器用な官僚・笹川さんの隣人は、
時々訪れていたレストランのシェフで、
フランス人みたいに口説き上手な(でも愛媛出身w)俊成さん。

俊成さんはお客として来ていた笹川さんを密に見ていて、実は大好きになっていた。
そしてある夜…

ああ、なんて可愛い笹川さん。
真面目で一生懸命過ぎて、シャイで、誠実な人柄がにじみ出ている。
でも人間関係の経験値が低いから、自信がなかったり、天然だったり。

俊成さんならずとも放っておけなくなっちゃう。
甘いものを、ご馳走してとびきりの笑顔を見たくなっちゃう。
ふられても(と思っても)、やはりスィーツを笑顔で届ける俊成さんも
またかわゆし。

お互い好きになればなるほど臆病になり、でも最後は不器用故の直球を繰り出す笹川さん。
キュンと切なく甘い、可愛い大人達の素敵なラブストーリーでした。

あ、亀頭3/4とか、パブリックな場所、とか、可愛い爆笑ツボも(笑)

4

きっと誰もが愛をほしがっている。

美味しいものが食べたいという欲求と同じで、
誰かに愛してほしいという欲求、
それはとっても自然なこと。

美味しいものも、愛も「召し上がれ」と与えてくれるシェフがいたら……
それはもう、素敵すぎるでしょう~
この本の攻めはそんな人、もちろんイケメンw
接客業をしているだけあって笑顔がいいし、口から出るのはフランス人並の甘い言葉。
そんな彼に、
同僚から「真面目なのはいいけど、やりにくい」「付き合いにくい」と言われている、
無表情が板についた不器用なリーマンが徐々にほだされていく。

付き合うようになってからは、
今度はイケメンシェフが、不器用リーマンを独り占めしたくて愛をほしがる。

本当に気持ちが通じ合うって難しい。
好きってわかってもらうって難しい。

でもだからこそ、ちょっとずつわかりあって、愛を与え合って、ふたりは幸せになるのです。
甘い愛のストーリーを、どうぞ召し上がれ♡

3

物語も出てくるデザートも甘い♪

面白かったです!
始終キュンキュンしつつも、木下作品らしく、クスっと笑える箇所もところどころにあって楽しませていただきました。

シェフの俊成さんは表紙を見る限り、穏やかな王子様キャラなのかと思っていましたが、少し違いましたね。
笹川さんが好きすぎて、付き合うまでは押せ押せモードでした・・・(笑)
どんなに相手にされていなくても突き進む彼にあっぱれです☆
俊成さんは笹川さんのことを「少し浮世離れしている」と思っているようですが、俊成さんも大概浮世離れしていますね~
そういう意味でもベストカップルです(笑)

笹川さんが恋愛オンチすぎて、ちょっとしたすれ違いもありますが、始終甘い雰囲気の作品です。
美味しそうな料理がたくさん出てきますので、読んだ後はお腹がすいてしまうかもしれません(●^o^●)

おススメですよ~

6

不器用で甘い恋…!

酔っぱらって目覚めた翌朝、見知らぬ男と同じベッドに!
このシチュエーション、BL界(笑)では大定番wですが、やっぱり定番には定番のわけがあるっ。しかも隣人モノ!イイですよねー。

浮世離れした感性の不器用なお役人・笹川。
まるでフランス人?!な恋愛スタイルのナチュラルキザなフレンチシェフ・俊成。
ふたりのタイプがあまりにも違いすぎて、なんだかアンバランスな感じがするのがさらに萌えます!!
笹川のズレっぷりが可愛い!!
クスッと笑えるポイントも多くて、出身地を聞くくだりwとか、「鬼頭…3/4」発言には大爆笑wwwww

ほんのりすっぱい切なさもありつつベースは甘くて、まさにスイーツのようなストーリーでございました。ジタバタしながら萌えました。ごちそうさまです!!

3

思わず抱きしめたくなる。

最初からベッドのシーンでびっくりしました(゜゜)!

人付き合いが苦手で、ほかの人の印象は暗い。
そんなとき酔いつぶれて朝になったら
裸で知らない男と同じベッドの中!
なんとお隣さんでした(*_*)w
そしてそれからお隣さんの俊成さんからの猛烈アタックに戸惑い、あたふたする笹川さんのお話。

ストーリーは意外とさらっとしてました
俊成の告白に笹川はさらっといいですよって!
その前にめっさ悩んでたじゃないですか~
好きになったら一直線な本当可愛い人だなと思いましたw

そして、第4話の俊成目線が良かった!
笹川の前では結構丁寧な言葉を使うのに
他ではちょっとくずれた言い方w
ギャップ萌といっても過言ではないほどに私の胸に突き刺さりましたね(*^^)v
そのあとの笹川のコミュニケーション不足なすれ違いには
胸を痛めました;;
ちょっと切ないなぁ・・・
でも、ラスト。意外と熱かった笹川さんに落とされましたなw
本当、この人可愛い~○o。.

最後に、表紙カバー裏を見たのですが・・・
この笹川が一番可愛かったと思うw
もう、思いっきり抱きしめてあげてー!!
最後まで可愛らしさ満載でした(*^_^*)

3

ほんわり切ないお話

木下さんってホント、雰囲気を言葉じゃない間とかで醸しだすのがホントにお上手だと思う。

ちょっと切なさを交えた「キュン」には受けの過去の出来事とかが絡んでいて、けども重過ぎないテイスト。受けも大人ならではの受け止め方、受け流し方です。
「大人になればこういうことをやり過ごす術もいつのまにか身につけちゃうんだよなぁ」ってしんみりします。
頑なな心をちょっとずつ解きほぐしてあげられる存在が現れたことに、「よかったね~」と言ってあげたくなり、意地を張ってしまったりする不器用さも含めて応援したくなります。

攻めがちょっと、何につけても唐突でイマイチ私はピンと来なかったかな?
攻めの心の動きみたいなのに説得力が欲しかったかなぁ…?
せめて、惚れたきっかけに、ガツンと納得できるエピソードが欲しかったかも。ちょっと弱かった気がした…。
こういう部分の物足りなさを今まで木下作品に感じたことが無かったので、珍しく「あれ?」と感じてしまいました。
飄々とした人は好きなんですけどね。

2

僕は貴方が好きなのに・・・

えいままよ(*゚∀゚)ハァハァ
仕事には真面目。だけど地味で暗い。
人付き合いが苦手でいつも孤独。もちろん明るくなりたいという気持ちはあった。けれどどうしても人付き合いが出来ず
孤独であることを選んでしまう。
そんな受が朝目覚めたら裸で裸の男の隣に。
あれ?あれれれれ?ちょっ・・・・わーーーんっ
なお話。可愛かった。神評価でも良かったんだけど
神を押すポッチが動かなかったんだよ。ということはそういうことだよね。
人に慣れなくて、どうしようもない受。
それが可愛くて仕方なくて。好きでしかたない攻なお話なのであります。
言葉をうまく伝えられない受に対して、ストレートに「かわいい」「好き」を伝えてくる攻。
案外自分の言動に落ち込む姿が多々逆に可愛かった。
私自身、どっちかって言うと、この受タイプの人間(あんなに純じゃないけど;)なので、周りにこういう人が一人いると凄く安心する。
だけどな、一人のときが長すぎるっていうのは、こういう優しさもどうしていいか惑ってしまう。嬉しい反面なれない疲労ってのがあるのです。
うんうん(´-ω-`)))
そんでそんで。なラストに向けて。
ガンガン責めて来ていると思っていた攻なのではありますが
なんか受が最近、同僚との交流を持ち始めたり、なに?高校のときの同級生?なんかな~な気持ちになってきちゃったわけです。
自分だけの受だと思ってたのに(他に仲良しいないから)・・・からな展開がもぉギュギュキューンだったわけです。

僕は貴方が好きなのに

思わず(*´;ェ;`*) うぅ・・・
少しずつ育ってきた感情がと思うと泣けてくる。
可愛いじゃないかっ!!
全部の初めてを。そしてこれからを。
ただ、今回なんだかんだで、一途に思い続けアプローチしてきた攻が一番かわいかったかなと私は思うのでした。
一生懸命さ乙。

はっ!
ラストのラスト
「私と~でしょうか」
ストレートすぎてツボでしたw
恥ずかしくてあんたの顔みられないよw

4

自分だけが知っているカワイイ

周りの人が彼をどんな風に言おうと、彼のかわいさは自分だけが知っている。
そう見ると、ちょっと変わった趣味なのかな?とも思いますが、それが愛ですよね♪
そんな大きな愛を与えるシェフと、人づきあいが苦手なカタブツ公務員のお話に、おもわずその公務員をカワイイ!と思えてくるあっま~~いお話に、ケーキを1ホール頂きましたvな満腹感を感じます。
ああ~ごちそうさま、ごちそうさまww

官庁勤めの公務員・笹川は朝起きると裸で男とベッドに!?
その相手は実は良く通うマンションの下のレストランのシェフで、しかも隣人。
いつも笹川を見ていて好きです!というから超びっくり!
人づきあいも苦手で、皆から陰で色々言われている、一人で充分と思っている笹川が、何かとちょっかいをかけていつも笑顔で人当たりよく接してくるそのシェフ・俊成にとまどい、そのまっすぐについ「はい」と返事をするのですが・・・

笹川が見せるかわいらしさは、仕事を離れ自分一人の時間を持った時にだけ見せる、力を抜いた本来の素の顔だったと思うのです。
自分でも愛想のなさや、カタブツさは認めていて、人づきあいがなかったから人の気持ちの機微に疎くて、でも、回路は複雑でなくてまっすぐというところが、人との関係と言う部分で初心さを出して、天然風味がいいギャップを出している。
しかし、リアルに考えるに、すごく寂しい人。
仕事場でも、高校時代でも、馬鹿にされているとしか思えない態度を受けているんですね。
俊成は、真っさらな状態で、笹川のいいところを見たから先入観がない。
彼と笹川はまるで「太陽と北風」みたいんだな、と思うのです。
かといって、笹川が突然人が変わってしまうのではなくて、人を寄せ付けない部分を俊成にだけは開こうと努力しようと、俊成の気持ちは考えようとするところが見られるのが、相手限定の変化ですごく初々しかったのです。

人点的には少し痛い人。
でも、その人をまるごと愛せばあばたもえくぼ。
そんなあったかい、甘いお話は優しかったです。
この題名も洒落ていますね♪
シェフだけに、食べ物だけでなく愛も上手く料理して愛する人に食べさせる、そんな万能シェフなのかな?ともwww

3

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