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───ねぇ、田中さん。俺とどうなりたい?
sagatte omachikudasai
某古本屋で見かけて、タイトルに惹かれて購入しました。
アナログな絵柄と少しだけ前の時代感の雰囲気が良いです。
「人に触れられるのが苦手なくせに隙だらけな内気の受け」が性癖なので、ページを開いて天を仰ぎました。有り難う御座います。背景の書き込みが少ないのが、かえって良い味を出しています。主人公の過去回想については、初見だとややセリフのつながりが分かりにくく、意味をすぐに読み取れないところもありましたが、読み返す楽しみが増えるので無問題。
ベッドから飛び起きて鎖骨のキスマを確認したときに主人公が泣き崩れたのを見て、堂島さん、受けちゃんを泣かせるなんて……!と思いましたが大丈夫でしたね。「田中さんと手をつなぎたい」のシーンで無事悶え死にました。
で、過去の相手が登場して、それを慰めたいと思っている堂島さんと、一人にしてほしいと願う主人公のすれ違いのシーン。電話に出ようとしたら鳴りやむ携帯が悲しいです。何気に主人公の制服も冬物になってるんですよね。過去の相手に迫られる主人公を助けにくる堂島さんと、その後の濡れ場! 「言わないと伝わらない」普段は口にできない感情を言葉にする主人公! 「同じで 嬉しいね」で締めくくられる濡れ場!
最後のキスに堂島さんへの愛を感じました。
「人に触られるのが苦手なくせに隙だらけな受け」性癖の方は是非!
ナンパって言われた相手と飲みに行って酔っ払うとか、なにを言い訳にしても仕切れないぐらい田中さん(駅員)は軽率だと思う。OKと思われても仕方ない。その後の流れを見るに潜在的にOKだったのか?
田中さんの中では、あるいは元ハルヒラ先生の中では腹落ちてるのかもしれませんが、何考えてんだか全然わからない人でした。
で、キレて扉を叩く堂島さん(田中に惚れた会社員)。この人も精神不安定で怖い。田中に惚れた理由も謎で、こちらも何考えてんだか正直わからない。
萌える、萌られるシーンは沢山あるんだけど、キャラクターの動きがチグハグに思えてしまって、どうにも入り込めませんでした。
中立〜萌
表題作の二人、出会いから番外編まで「下がってお待ち下さい」一本と、関連のないカップル短編「THINK DRIP」が収録されています。
「下がってお待ち下さい」
題名が、「下がってお待ち下さい」に統一されているのが印象的でした。でも、内容にぴったりだと思います。
表紙では、胸を張って立つ堂島(攻め)に対して、線路近くでうつむく田中(受け)なので、堂島が主導権を握っているかと思いきや、カバー下では、田中に「下がって!もっと!」と怒鳴られて、泣きながら下がる堂島の姿があり、面白かったです。
本編でも、堂島は押し倒すことでは主導権を握っているのですが、恋愛面でいえば、田中が堂島を無意識に振り回したりしているので、力加減では微妙で読んでいて楽しかったです。特に、田中的には好きだからってあまりエッチはいらないんだろうな、というのが番外編にも出ているところが、快楽に弱いキャラの多いBL界では希少で良いなと思いました。今後は堂嶋の腕次第なんでしょうけれど。
怒ったり、困惑したりしながら、二人が一生懸命手をつなごうとしていく。そんな恋愛だなという印象だった作品です。
「THINK DRIP」
28ページ。中学校から?の「友人」に「仕事仲間」が加わり、「恋人」も追加されたという感じの二人の話です。「友人」が「恋人」に変わったというより、追加されたという方が合っている気がしています。
この作者様の初読みコミックがこの本だったのですが、重くなりがちな真面目な主人公の恋愛話を、バランスよくコミカルを交えて、楽しく読ませてくれるなと思いました。セリフじゃなく絵で伝えていく雰囲気がとても好きです。臆病な受けのゆっくりした恋愛がお好きな方にお勧めです。
■下がってお待ち下さい+番外編■
堂島(会社員)×田中 智宏(駅員)
人と接触するのが苦手な駅員の田中さんは、ひょんな事からサラリーマンの堂島さんにナンパされてしまう。
他人の温もりが嫌いなハズなのに、何故か彼に触れられるのは嫌じゃなくて…?
田中さんが可愛い。
オドオドぷるぷるしている田中さんが可愛い(*´Д`*)!!!
カバー裏なんてもう可愛すぎて…!
あとお仕事中にこそ~っと「土曜日休みです」って伝えにいく田中さん可愛い!
堂島さんにお仕事入っているって言われた時のしゅんってした表情可愛い!!
こんなん見たら堂島さんじゃなくても「なんとかしよう。なんとかします」って思うよー!!!
田中さん無自覚に魔性だわwww
ゆっくりと縮まる2人の関係が良いです。
田中さんが触られることへのトラウマを持っているからか少しずつ少しずつ…って感じ。
トラウマ要因の先輩と再会して不安定になっている田中さんに対して、普段は優しい堂島さんが怒った時…怖かったですー…。
嫌われるのが怖くて言えなくて、言わないことで怒る相手が怖い…。
そういう田中さんの気持ち、わかります…もうどうしたら良いのか分かんなくなってしまうんですよねー…。。。
番外編で「(デート)良いって言わないと続きしてあげない」って堂島さんが言ったらすっごい嬉しそうに「えっ?」ってなった田中さんと、それにショック受ける堂島さんに笑ったwww
大丈夫、堂島さん!
ちゃんと田中さんに好かれていますよ~その後、すっごいさりげない感じでデートになったじゃないかw
先輩、根は悪い人じゃないんだろうけど…田中さんにしたらトラウマ原因…でも私は先輩が嫌いじゃない。
寧ろ見てて楽しそうな人だわ。
■THINK DRIP■
源本(部下・同級生)×吉野(社長・同級生)
中学からの友人の佐久間や女性社員から「お前らもうセックスした?」とか「ほんっと源本さんは社長ラブですよね」「見えてるっていうか疑ってません!」と言われたことで戸惑う吉野は…。
吉野社長、かわえー。
友人に聞かれて、想定したのは自分が源本さんを押し倒している様子…男性だもんね、そっちで想定するよね。
そんなところまでもが可愛く思える吉野社長。
おおいに佐久間に自慢するが良いさ!
源本さん、喜ぶと思うよw←
ってか毎朝コーヒー入れてくれる社長…なんかアットホームな会社っぽそうだなー♪良いなー。
以前から、小説の挿絵でちょこちょこ拝見していて、繊細なキレイ系の中にも、可愛らしさあるホッと癒される雰囲気の絵柄には好感はもっていました。
でも、元先生の漫画を読むのはこの作品が初めてになります。
まず表紙に凄く惹かれました。
駅のホーム、車掌、リーマン、制服&スーツ‼︎
好みな身長&体格差‼︎
優しく見つめる視線と、うつむく視線‼︎
美味しさ要素満載に期待値も上がります。
結構表紙が良くても中身が今一つなパターンが多かったりする中で、実際内容を読んでも、雰囲気を崩されない点も良かったです。
過去のトラウマを抱え、他人に触れられるのが嫌、喋るのも苦手な車掌さん(受)と、
受に惚れ込み、諦めずに何度も何度も口説く、根気強いというか…しつこい(笑)イケメンリーマン(攻)。
この作品を含めて数冊読ませて頂いて共通して言えるのは、キャラが凄く雰囲気があっていいんです。
普通に読むと物足らない印象かもしれないんですけど、じっくり読むと温かさであったり、愛を静かにキュンと感じさせてくれる作風‼︎
ジワジワ系の恋路が読みたい時にはオススメです。
今回の主人公(受様)が、トラウマを抱えている所もポイント大でした。
他人と関わりを持つ事を避けてきたのに、攻様の登場で感情をかき乱され、グルグルしている様が私には可愛く移ってキュン×2でした。
ほだされパターンではあるものの、この攻様が憎めないタイプなので、嫌な印象を受けなかった所も良かったんです。
なんて言いましょうか?
仕事もできる大人のイケメンリーマンなんですけど、結構必死に口説いてくれちゃうのがいいんです。
大方脅しで飲みに誘い、酔った所を抱きしめたり、キスしてきたり(笑)
これだけだとただの強引攻なんですけど、一味違う所もいい‼︎
受様を想うからこそ、大人としてきちんと距離を保つ心得が心地いい。
書下ろしの2人の関係はクスリと笑ってしまいました。
攻様のかっこいいけれど、かっこ悪さも覗かせてくれる、妙なリアルさが良かったです。
じっくりほかほか引き込まれます(笑)
結構深みのある温かいお話だと思うので、このお話の恋路のように、ゆっくり静かな気持ちで、心落ち着かせて読んでみて頂けたらいいかなあと思いました。
残念だったのは、攻様の受様を思う気持ちは伝わってくるものの、どうして?どこに惹かれたのか?の描写が伝わりにくかったかな〜と思います。
短編も面白かったです。
10年越しの友人&会社の同僚‼︎
しかもつかず離れず関係からの恋路‼︎
キュンキュンものでした。
出来れば続きを読みたかったです。
全体的にエロ度は薄いです。
でも読ませてくる、見せてくれる雰囲気のある作風なので、視線の絡みや、手を握り合っているシーンだけでも萌まではいきませんけど、引き込まれてしまう印象でした。
ほかほか優しい雰囲気の、ジワジワな恋愛ものを読みたい方にはオススメです。
引っかかる点はいろいろあるんですが
過去に強引に男に迫られて以来人と接触することがトラウマになった受けが
その男と再会し追いかけられ、ただでさえ不安でビクビクしてる時に
ドアをドンっ!って殴るのやめて欲しかったです。
受けが女の子にしか見えなかったというのもあるのですが、
なんかDV?モラハラ?っぽく感じて萎えました。
受けが思い通りにならないから攻めがキレて脅すようにドン!!って物を殴るパターンは
もう片方の短編にも入っててなんだかなと思ってしまいました。
Hシーンのコマ運びが上手かったのには、萌えです(笑)
意外や意外でありますが、こちらの作品は何度読んでも薄味で、
嫌いでもないし、苦手でもないけれど、
あんまり心に引っかからなかった作品ですごめんなさいっ><
何度も読めば、日が変われば印象も変わるかと思って、
結局5~6回読みこんでいました。
たぶん、設定上に無理があるところが自分の中でまず引っかかってしまったのが一つ、理由としてあります。
こういうのも、BLを読み続けていると、最初のころよりは突っ込まなくなってきましたけど、
でも現代設定やリーマンとか出てくると、どうしてもある程度は現実的な目で見ちゃいます~。
で、自分の趣味と合致するドリームならちゃんとドリーム見られるから、
ほんと気まぐれな読者でごめんなさいっ
リアルを考えたりして、そうなってくるとハテナがたくさん出てきちゃって、
楽しめなくなっちゃうんですよね。
たぶん、それをあえて無視して読めるほど、キャラクターに魅力を感じなかったんだろうと自己分析。
駅員さんのほうの恥ずかしがっている表情とか、やっぱり元ハルヒラ先生~って感じがして、そういうところは好きではあったんですけどね~。
攻めの強引さも、このくらいだと嫌いではないです。
でもやっぱり引っかかるって、あるんですね><;
こちら乗客×駅員という内容です。
駅員さんものの漫画や小説はたくさんあるけど、
駅員さんと客が果たしてどうやって恋に落ちるのか。
これ、NLものなら割とすんなり行く所かなと思うんですが、BLであったとしても、日常生活の中で男が男をナンパすることもないし、ましてや知らない男とアフターファイブしようという男もおらんだろう、と。
ハルヒラさんのファンタジーは好きなんですが、
こちらの作品は何度読んでも攻めが何故受けを好きになったのか、受けも何故攻めを好きになったのか分からず。
そして一番変なのは、「人の体温が苦手」な受けが何で駅員という仕事をしているのかいまいち理解できませんでした。まぁあんまり突っ込んで考えてもBLだしなぁというところではありますが・・・。普通に考えて、あんなたくさんの人が行き交うような場所での仕事、続けるの無理なんじゃないかなとか。
ファンタジーの壁が色々あって物語に浸りきれなかったです。
ただ、最後のページにある番外編の2人のやり取りはクスッと笑えて可愛いかったです。
ハルヒラ先生の本を読むのは2冊目でしたが、
ハルヒラ先生の本はほんとうに繊細だなと思います。
私は攻めがゲイっていうのがあんまり好きではないので、
「ゲイ攻めかぁー....」っていう風に最初は思ったのですが
絵の綺麗さと受けの健気さがすごくよかったのであまり気になりませんでした。
ハルヒラ先生の描く健気受けは本当に素晴らしいと思います。
ちょっと残念だったことといえば、
受けの田中さんの過去の描写自体ははっきりしないところだったので
個人的にはもう少し詳しくてもよかったかと思います。
あと、ゲイ攻めの場合はよくあることなのでこの作品に限らずなのですが、
何故堂島さんが田中さんのことを好きなのかがわかりずらいと思いました。
ですが内容や世界観はすごく素敵です。
何度も読み返したくなる本です!
元ハルヒコさんは好きな作家さんの一人なんですが、特にこの作品は受けが可愛くて思わず包み込んであげたい!なんて思ってしまう作品です。
そういえば、ちょっと自信無げな、おどおどした感じとか、過去のトラウマでそうなってしまうキャラの表現が元さんはとても上手いと思います。
この作品も受けが過去の出来事のせいで、他人との接触が苦手でいつもビクビクした感じです。
なのに駅員さんという、常に人と接している職業(笑)。
その受けを優しく包んであげる器の大きい、カッコイイ攻め。
最初は結構強引に思えるんですが、受けのペースに合わせてゆっくり、ゆっくり、二人の関係を大事に育てていこうという愛情溢れた人柄にも惹かれました。
駅員さんが出てくるお話って、それほどないように思えるんですが、制服を着た田中さんがとっても可愛かったです。
表題作の他にも、中学時代からの親友のお話「THINK DRIP」が収録されています。
きっと攻めは中学時代から受けのことが好きだったと思われるんですが、ずーっと親友という立場を保ってきて・・・というお話です。
表紙買いです。リーマン×駅員さんってことで珍しいカップリングじゃないかな?
少なくとも私は初めてです。日常の出会いって素敵ですね。ほのぼのしててとても大好きなストーリーでした。また、トラウマ持ちの受は大好きです。
過去の経験から人の体温が苦手というトラウマ持ちな駅員・田中さんをナンパするリーマン・堂島。
最初は自分の気持ちを伝えられなくて心が開けないでいた田中さん。すれ違いもありながら、堂島と出会ってからすこしずつ気持ちを言葉で表現し伝えることができるようになってきます。また、トラウマを作った元カレ登場でどうなるかと思いましたが田中さん自身何が足りなかったか気付かせるいいキャラでした。
やっぱり言葉にするって大切ですね♪
ストーリーとそして、元ハルコ先生の絵にも癒されました^^
帯『-ねぇ、田中さん。俺とどうなりたい?』
「愛おしさが胸に募る、ほっこりラブストーリー。」
自分的には、おーついにホームラン来たかー!!ってのが第一印象。
元さんは好みで今までも着実にヒット飛ばしてんですがホームランは無かったんですよ。
表題作はついにバッドがボールを捕らえたって感じで気持ち良くスコーンと飛ばしてくれました。
元さんって目の表情が凄く上手い作家さんだと思うんですが、今回はそれが特に上手く使われてました。
視線の使い方がもっそい良い!
堂島は目力があって視線の先がぶれなくて真っ直ぐが多い、対して最初の田中は視線の先がどこかしらぼんやりしてる、一点を見つめてるっていうんじゃなくて空間を見つめてるっていうのかな。
その辺が上手いなーーとしみじみ。
派手なストーリーじゃないんですがそこがいいんだなー。
作品ごとに微妙に変化していく表紙絵も好き。
カバー下を見た瞬間に文字通りブッと吹きました、こういう感覚好き。
元ハルコさんは絵柄もマンガの描き方も独自の間やセリフの使い方もツボに入ります、好みなんだと思う。
ホームランって事で神で。
本編とは関係無いけど帯文章の“ほっこり”って単語はなんか苦手だなあ。
あとこれも本編と関係ないけど奥付でタイトルと著者名にちゃんとフリガナ付いてるのは嬉しかった。
これはタイトルも著者も読めるけど、結構読み方迷うタイトルとか著者名とかあるのでこういう気配りは細かいけど助かります。
さらっと読むだけではこの作品の良さが分からないと思います。
登場人物が言葉少ないし、独特の空気とか間があり、私は一読では ん? と思っていたところもありました。
ですが、物語のわりとゆったりした時間に合わせてページをめくっていくと田中さんの気持ちも理解できる気がしました。
個人的には田中さんのもじもじ具合が好きなので、この評価ですが、贅沢を言うと田中さんも、堂島さんもキャラをもう一歩深く書きこんでくれたらもっと作品に起伏がでるのかなとも思いました。
二人の間に起こるいざこざも、そこまで読者に深刻な衝撃を与えない、このほんわか、ほっこりした感じがこの作品の良さの一つではないでしょうか。
独特の雰囲気と間が心地よくて、萌えもなんか「萌え~~~ww」って感じじゃなく、胸のどっかがちっさく「きゅんっ」とする感じ。
田中さんと堂島さんの温度差が何ともいえずよかったです。
堂島さんは田中さんの恐怖に気付いてはいるんですが、だからといって変な遠慮や腫れ物に触るような気遣いがないのが好きでした。
それでも触れるときはちゃんと了解を取るあたり、「無意識に無遠慮」ではないんですよね。
「怖がらなくていいと伝えるためにあえて」と伝えてあげたいって気持ちもあるだろうし、単純に「だって触れたいんだもん」って気持ちもあるだろうし。
堂島さんがなんで田中さんのこと構い始めたのかな~?ってのがちょっと分からなかったですが、その辺が逆に、日々沢山の人が利用する「駅」ならではの出会いなのかな?って気もします。
もう一本の社長さんのお話も、独特の雰囲気で好きでした。
長年友人だった相手と初めて関係を持つときって、とくに大げさなドラマは必要なくて、些細なきっかけで簡単に均衡が壊れちゃうものなんだなと思いました。
ただ……、絵が、壊れすぎ……。
ちょいちょいなら良いんですが、かなり多いです。
構図や角度に物凄く得意不得意のある作家さんって気がしました。
綺麗なコマはホントにキュンと綺麗なのになぁ。
「時々体系が崩れる」とかだとあまり気にはならないんですが、同じコマに複数人居るときの、あの「巨人と小人」みたいなバランスの違いは、読みながら物凄い違和感を感じてしまい、そのたびにせっかく感情移入しかけていたストーリーから気持ちが離れてしまいました。
最後のおまけ、田中さんが堂島さんを手のひらの上で転がしてる感じが、すっごいすっごい楽しかったです。
短いおまけ的なお話だったのに、超萌えましたww
そんで、カバー裏っ!
大人しく下がる堂島さんの可愛いこと可愛いことww
この2人、なんだかんだで田中さんの勝ちって気がします!
表紙のカバー絵とか、雰囲気あって素敵だし、
田中君のちっちゃいところも、それは、それで萌かなぁって
絵も、地味だけど、細かい表情とか時々変に色気あって、そこここで、どきっとしたりする瞬間はあるんだけど、
如何せん、説明不足でお話について行けない。
田中君は、いったいどうしたいの?どうなりたいの?
堂島さんは、田中君をどうしたいの?どうなりたいの?
いくら、お話そのものが「自分でも、自分がどうしちゃったのか?どうしたいのかわからない田中君」が「言葉にしてちゃんと言わないと、何も伝わらない」と気付くまでを描いているにしても、言葉少なすぎて、読んでいてもどかしい。
絵は、雰囲気あって、いいんだけどなぁ、、、
田中と堂島の間にある見えない境界線が徐々に狭まっていく感じが、ドキドキして先が気になる展開です。
どうして田中は人との接触恐怖症になってしまったのか、とか。
作中に出てくるその原因(&人物)が、どういうものであったのかを読んだとき、最近鬼畜系を読んだせいか、トラウマ要素としては少し弱いかなあと思ったのは、たぶん私の思考が偏ってしまっているせいだと思うんですけど。
今作は全体的に、静かな雰囲気で、電車のガタン、ゴトンという音すらも恋のスパイスになるようなお話でした。
なんだ、コレ。
超かわいいんですけどッ!!
表紙の印象ではもっとサラッとした絵柄なのかと思ってましたよ。
裏表紙見ればちゃんとわりとかわいらしい絵を描く人なんだと気付けたんですが。
CD化されるということで気になって手に取ってみたんですが。
やばいやばいやばい。
なんだこの田中さんのかわいさは。
思わずギュッてしたくなるようなかわいさを持ち合わせてると思う、この人。
過去のトラウマから人に触られるのが苦手で。
そんな田中をナンパしてきた堂島。
堂島にぐいぐいと距離を詰められるが何故か彼に触れられるのは嫌じゃなくて。
だからといって、すんなりことが運ぶかといえばそうではなく。
自分の想いをうまく言葉に出来なかったりで。
ぐるぐるうじうじ。
気持ちは完全に傾いているのに、最後の一歩がなかなか踏み出せない。
自分が蒔いた種なのに離れていく距離がもどかしくてせつない。
それでもなかなか思いきれなくて。
少しずつだけれど、縮まっていく2人の距離がもどかしいけどじわじわくるというか。
堂島の方も田中との距離の取り方を覚えていって上手く付き合っていける距離を探してて。
ナンパなんかした人ではありますが、なかなか男前な感じがしないでもない。
CDが非常に楽しみになりましたvv
ちなみにこのコミックスの帯についてる応募券とdrap10~12月号の応募台紙でその後の2人が描かれた折本がもらえるそうです。
これは応募しなくっちゃ☆
あ、あと余談ですが「愛戦士」に反応してしまいました。
哀戦士…好きなんですよね(笑)←世代ですか?
同時収録のお話もなんだかかわいかったです。
長い付き合いでツーカーなのに、友人に言われて意識しちゃって。
ホントは言わないだけであったような気持ちがようやく実を結んで。
あー、この受もかわいいなぁ。
一言で言えば、そういうお話だったと思います。いやぁ素晴らしい。なにが素晴らしいって、間と表情と温かさが素晴らしい。
元ハルコ先生は私が最も愛する作家さんの一人なのですが、こういった“間”は、その中でもハルコ先生がダントツに巧みでいらっしゃるなぁと思います。私事ですが、そんな先生の魅力に出会ったのがこの作品が雑誌に掲載されていたときです。思わず雑誌のバックナンバーも補完してお話を追いました。つまりお話は100%存じ上げている…のに!コミクス化したことで更に更に輝きが増していますね。
ほんとうに最高の一冊でした。
このお話はですね。
田中さんが人の温度…それだけでなく他人それ自体まで苦手な傾向にあることと、堂島さんがそんな田中さんに惚れ、決して強引に事を運ぶことなくあくまで田中さんを待っていたというのがあらすじであると共に感動ポイントなんです。
重要なのは、田中さんの“過去”が彼のいまのスタンスを築いてしまったにも関わらず、それについてはほとんど言及されていないという点です。
これが素晴らしい。
田中さんに必要で大切なのは、過去を穿り返してどうのこうのとするのではなく、“いま”、堂島さんとどのように向き合うのかということなんだと思います。雑誌掲載には、3つ目のお話の表紙の部分にしっかりとそのようなアオリ文がありました。「ねぇ田中さん。俺と、どうなりたい?」と。
それに、お話の後半で田中さんが諸悪の根源と思われる元彼に再会してしまったときも、堂島さんは「あの人誰?田中さんの何?」など一切口にはしません。「(“いま”)どうしたの?」と聞くだけです。
もう、チョーかっこいいじゃないですか。この堂島さんの言動は総てにおいてかっこよかったです。堂島さんは、“いま”、“いま”の田中さんとどうにかなりたいのだなぁと思いました。
最初の頃は田中さんとの間合いの取り方をあまり弁えていなかったですが、田中さんを愛おしむ気持ちが柔らかく甘くなっていく様がほんとうにキュンキュンしちゃいます。
それから、その「どうしたの?」に答えられずに堂島さんを怒らせて(≒傷つけて)しまった田中さんが、自分から「気持ちは言わなければ伝わらない」と思うようになったのが最高に感動しました。
ちょっとだけ元彼のアドバイス?があったとはいえ、温度という…一番確かで正直な感覚を嫌っていた田中さんが、全身優しさでぬくぬく毛布みたいな堂島さんに「好きです」だなんて…!
………「気持ちは言わなければ伝わらない」。これは、田中さんにとっては目標でしたし、堂島さんにとってはずっと田中さんにしてきたことですよね。田中さんがそれをできるまで、堂島さんには「下がってお待ち下さい」ということだったのでしょうか。
田中さんは言葉でも伝えたけれど、体でもそれを伝えてきたのが感動でした。
体といっても、性的なアレではなくて、表情ですよ!(笑
この全5話の中で、最初の頃におばあちゃんに愛想笑いした以外では全然笑わなかった彼が、体を繋いだあとに寝ちゃった堂島さんに対して「くすっ」と笑うんです。
これがほんとうに……キました!
一番幸せそうで、一番誰かをいとおしむ顔をしていて………。私は散々感動泣きした後でしたが、最後にまた波が押し寄せてきました。ここで笑顔は反則ですよまったく!
晴れて幸せになった二人ですが、書き下ろしのSSが可愛くて可哀相で笑っちゃいました ((´∀`))
デートしたい堂島さん。えーと思う田中さん。
エッチしたい堂島さん。えーと思う田中さん。
なんですかこの温度差…!!!!!
でも最後に、田中さんの消える魔球のようなデレがあって最高にキュンとしました。
もう…、堂島さんと田中さんとハルコ先生の手の平で転がされている気分になりました。
ということで、間違いのない一冊です!
伊吹亜弓さま
役に立ったボタンがガッテンボタンだった、ガッテンガッテンガッテン!!!するところです=3
何で一個しか押せないんだろう?
まさに、まさに「今の田中さん」ですよね。
堂島さんがすっげーいいヤツで、いいヤツで、田中は幸せだぜッ。
色々細かいことは本当にいらない、今だけあれば
亜弓さまの作品と作家さんを愛する気持ちが伝わってきて、
この作品、本当いい作品だよなーってまた再び味わってます♪
この題名、もう本当にズバリ!
素晴らしい~!!って思っちゃいました☆☆☆
職業が駅員で、人に触れることが苦手な田中に、少しづつ近づいていく堂島。
田中にとって職業で言う言葉と、堂島に対する気持ちの表れそれが正に「下がってお待ちください」そのものなんです。
お話自体は派手さはなく、じわりじわり、と染み込んでいくようなじんわりとした熱。
堂島の優しさと、田中の怯え具合とじれったさが、もうハートを鷲掴みにしてくれました。
トラウマで人に触るのが、触れられるのが怖いのに、堂島は怖がらせないようにきちんと扱ってくる。
それでもまだ怖いけど、でもどんどんと無自覚に惹かれていく姿。
怖がるばかりで、与えられるばかりで、自ら自分の声を口にしていないと気づかされた時、初めて成立する2人の関係。
どうして堂島は田中を気に入ったのか、田中のトラウマの相手とは具体的にどんな関係があったのか、何となくぼんやり見えてはいるけれど、これは田中が接触恐怖症を克服するのではなく、堂島限定で慣れる、そして少し成長する物語が中心なのだから、そこに触れられない点はあえて許そうという気になります。
こんな分かりにくい田中ですが、とにかく堂島の一途さありき。
そして、あまり感情を口に出さない分、表情やしぐさが特徴的な田中の、逐一変わる部分がとても魅せるのですね。
作品としてヨネダコウさんの「どうしても触れたくない」に何気に雰囲気は似ている感じがするので、きっとあの作品が好きな方には胸にキュン来るものがあるかもしれません。
もう少しあれよりは明るめですが。
これも雰囲気系の作品に入る類かな?と思いますが、それがとても魅力的でひたすら神に近い萌えなのです!!
田中さん、千葉県の駅員さん?東西線か?制服からして思わずwww