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心に眠る純情

みろくことこさんの画は、可愛くて大好きです。
この本もいつものようにジャケ買い!
表紙では子供っぽく見えるスバルも、作中では男女をとっかえひっかえというあらすじの通り、ナンパな属性を見せています。
紺は、一見クールで捌けている性格に思えますが、恋愛に夢中なスバルのことをちょっと羨ましいと思っている感があります。
二人が入部する料理部には、みろくことこさんの前作に登場するキャラも登場するのですが、その作品をまだ読んだことがなくてもスルッと読めました。
後半になるにつれて、恋愛には得手なはずのスバルが、紺の動作に一喜一憂している様子がほほえましく、全体的にほんわかした気持ちで読めたのがよかったです。

予想外受けは昨今の定番です?

 最近、峰島なわこさんの作品が妙にツボにはまるこの頃です。

「Love or kick!」「Love or hug?」
 表題作品です。
 今回表紙のカプ(喜成×国枝)が本の購入の決め手にもなったのですが、実際に読んでみても上々でした!喜成が実に拘り深い脚フェチだったので、最初は呆れながらも許容の範囲を含めた表情をしていた国枝も、いざ事に及ぼうというときに脚の毛をそられてつい涙が・・・というところが、堅物な彼にはギャップがあっていじらしく可愛く感じました。喜成の理想の脚を持っている国枝は、喜成が脚しか好いてくれていないのではないかと心配になることも度々ありそうですが、そこまで好かれる体の部位を持っているというのは、よく考えるとすごいことなのでは?自信を持っていいのでは?とちょっと羨ましくも思います。
 他作品も、徐々に台頭してきているポチャ受けなど、飽きさせないカプが満載の峰島先生のこれからの作品も全部楽しみです!!

好奇心は身を滅ぼす

非モテ男子と幼馴染のモテ男子(日舞界の王子!!)の恋愛というあらすじに惹かれました。
大学現在まで女子に告白しても実った試しのない公助が、ある日突然、日舞界のプリンスという幼馴染の蒼真に告白され、現状を認識するよりも告白されたという事実に舞い上がってしまうという出だしから始まります。
男には興味がなくても、美男子に迫られたことで抱いてしまった「好奇心」。
公助の好奇心を満たすということを名目に、蒼真は徐々に公助を陥落していきます。
美男子というと、幼少期は女の子みたいでいじめられていたというような設定が多い気がします。
蒼真ももれなくその一人で、その時にかばってくれたのが公助だったのです。
蒼真の公助に対する好意が育って恋になったんですね~
本の裏表紙まで見ると、公助の姉まで味方につけて回りくど~く公助を包囲していく蒼真の用意周到さが垣間見えて面白いですよ♪
裏表紙まで工夫がある本を見ると、ちょっとお徳感を感じます(個人的に☆)

他に、ニート御曹司×お世話係の番外編のお話もありますが、まだ前作を読んでいなかったので、あまり踏み込んで読み込めなかったのが残念なので、機会があったら前作を読んでみたいと思います。

最高のおもてなし

由緒のあるホテルで繰り広げられる、俳優顔負け&抜群の接客力を持つ営業・和喜田×対人スキルの低い頑張り屋のコンシェルジュ・倉原のお話。

第一印象で、松尾マアタさんの表紙に惹かれましたー
基本、パリッとしたスーツ姿の男性は大好きww
特に、ホテル業というのはお客様が疲れを癒しに来たり、ひと時を快適に過ごすためにやってくるので、最高のおもてなしをするには、清潔感はとても大事ですよね。
作中のコンシェルジュの制服は、クラシカルな雰囲気が出ていてすごくユニセックスな感じが素敵だなと思いました。
パッと見、堅物でインテリっぽい倉原が、実は眼鏡を外すと童顔で、ものすごく頑張り屋なところが、ギャップで可愛いです。
それに比べて、何をやってもそつなくこなしてしまう色男の和喜田は、倉原の接客時の笑顔をけなす嫌なやつ・・・と思ったら、好きな子をいじめるいじめっ子みたいな解釈のほうが割りと近いかもしれません。
客のどんな無謀な提案に対しても、誠実に話を聞いて対応しようと努力している倉原を見ているとすごく応援したくなります。客のアクシデントもサプライズに変えてくれるような、こんなホテルがあったら私も泊まりに行きたいです!
まさか自分が男に(そういう目で)好かれるなんて、と思っているような倉原が、百戦錬磨の和喜田に傾いていく経過が面白かったです。
真面目で努力家の純情受けが好きな方におすすめです♪

Heart Stop コミック

九条AOI 

ストーカーワンコ

なんとなく設定が気になって読んでみました。
道行はバレバレのストーカー&ワンコなので、すぐに慶一に見つかってしまいますが、髪の毛とかもほんと、ワンコっぽい!!
慶一は一見普通そうな男子に見えるのですが、ふとしたときに見せる色気なるものが、バイト先のお客様を引き寄せてみたりと、ワンコの心配事は尽きません。
最初表紙を見たとき、この黒髪の癖毛の彼は大人っぽそうだと思ったのですが、読み終わった瞬間ないないと勘違いを訂正!!だって、ヘタレワンコだもん。
最後まですごい修羅場もなく、ほんわか甘めで読めました♪

最強のツンデレ兄!!

電子媒体で読んでからずっと気になっていて、コミックス化したら買うぞ、と思っていた作品。
・・・なぜこんなに思っていることと正反対の言葉が次々と、ってくらい素直な感情を表に出すことが不得手な長兄。
いろいろなところで隠し子を持っていた父のおかげで兄弟はどんどん増えるし。長兄の苦労は果てしなく、という感じですが、ツンデレ度合いが高いので、周りもまわりで常に反対の解釈を余儀なくされるという、慣れてしまえば愛嬌もある行動だが、兄よ、たまには素直になってみてはどうだろうか。
特に、弟に真正面から謝れずに、オムレツの上に「ごめん」と書いてあるシーンが楽しかったです!!
絵もキレイだし、つっこみどころ満載で面白かった★

砂漠に降り立つ金の髪のフェンリル―

この作品はシリーズもので、実はこれが第1作目というわけではないのですが、「金の髪のフェンリル」のシリーズが読みたくて手に取りました♪
熱く燃えるような砂漠を舞台に、シティという完全に統制された国家と対立し、見捨てられた砂漠の人々を救うのがフェンリル始めとする部隊。
砂漠の中でも最も力を持つ、バダウ族の協力を得ようとした時に折りよく現れたのがバダウの白い聖者といわれるタウバ。共にバダウ族の集落に行くも、そのさなか突然の襲撃が襲い、バダウの民にも犠牲者が出てしまう―
その襲撃者たちは、フェンリルが思い出すまいとしていた幸せであるも辛い過去に立ち返らせた。
白の聖者の真の正体と、裏で糸を引くシティとの攻防が次巻にてさらにフェンリルの過去を解き明かしてくれそうなので楽しみ★
北畠さんの挿絵も少し輪郭のぼやけた繊細さがとてもお話に合っていました。

儚く、哀しい恋。

『鬼の風水』シリーズは、長きに渡って私のお気に入り小説リストの上位を占めてきました。
人間と鬼との混血=薫&鬼使い=卓也の永遠を誓うことができない、せつない恋のお話。
今回の表題「月鬼」をもって、完結ということなので、まだまだこの二人の先が気になる私としては、え~!!というかんじですが、これからも番外編という形でなら登場してくれるかもしれません。
今回は、月鬼という巻物に封印されていた鬼が解き放たれたことによる(卓也の実家の)花守神社の喪失、という場面から始まります―
事件解決に奮闘する過程で、薫との初めての同居という、突然振って湧いた好機に素直に喜んでいいのか分からない二人の様子や蜜月が見れたりと、楽しんで読めました!
普段なら卓也に潜在的に宿る甘い香りに常に悩殺・・・改め、喰いたいという思いにかられていた薫も、今回は卓也の霊力低下に伴い、それほど煩わされることもなく、人間の愛情の示し方で存分に触れ合えたのではないでしょうか。
二人の恋以外にも、月鬼たちの悲恋も胸に響きました。長い時、別たれていたせいで狂ってしまった月鬼の少年が、最後には巻物に封印されるという形でも愛する人とともになれたというのは、一つの結末としては一概に哀しいというだけではないのかもしれません。
この中で面白いのが、卓也が思いもよらないところで、薫が常にエロい目で卓也を見ているところです。薫も17歳だし。
二人のもどかしく、せつない恋の続きをまだ②読みたいなと思いつつ、そうだ!今度はまた最初から本編を読み返してみようかな。

頼りないあなた・・・

これは、読者の反応が分かれそうな年の差カップルの話~と思いました。
私はおやじ受け大好きなので、全然大丈夫でしたが、ね。
それにしても、伊勢君は、想い人に対する態度が冷えてるなあと思いました。ただでさえ臆病な春井教授を、さぞびびらせたんじゃないかと・・・
でも、表面の冷徹さとは反対に春井教授の一挙手一動を見守り静かに支えてくれる頼りがいのある腕は、年下には思えない確かさで・・・
草間さかえさんの挿絵と内容が合っていて、相乗効果が期待できます。
春井教授が伊勢君の言動に慌てている様子など、大人なのに頼りないなあと思えるところは、実はそんなに嫌いではないんです。

おさななじみLOVE!

表題に惹かれました。表紙がキラキラしてるけど、おじさん顔のほうが受けなのネ・・・見れば分かりますけどww
イケメンの京三郎が、同じ職場で、日々なつめを「どうにかしたい!」と思っているモヤモヤ感が伝わってきました。攻めながらツンデレ的な態度が多い京三郎が、なんか可愛かったです。
どうにかしたい、という言葉は直情的でインパクトがあるなあと思いました。その後―の場面でも、京三郎となつめの噛み合わない感情と会話が面白かったです。
「夏の終わりに君と、俺と」のお話も良かったです。ずっと一緒にいて好きだったはずなのに、社会人と学生という別々のレールに別れ、忙しいを理由にするうちに疎遠になってしまった二人の、微妙な感情が描かれていて、ほどよくせつなかったです。

デビュー作ということですが、キャラの感情を描くものうまくて、絵柄も好きな部類でした。時々、話の展開が突発的だと感じることもあったかな。