恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~

koisuru idenshi

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神20
  • 萌×228
  • 萌35
  • 中立11
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
33
得点
328
評価数
104
平均
3.4 / 5
神率
19.2%
著者
小林典雅 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
嘘と誤解は恋のせい
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784592876397

あらすじ

高額謝礼の一万円につられ、精子を提供しに向かったザザ・バース・ラボラトリー。そこで尊敬する人気劇作家(故人)の受精卵が廃棄される危機に出くわした騎一は、男前に「俺が産む」と名乗り出て!? 

表題作恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~

六車騎一,23歳,劇団・シベリアブリザードの劇団員
朝来野尚,24歳,著名な劇作家を父に持つ公務員

同時収録作品本音と妄想は恋のせい 完全版

和久井仁,26歳,サラリーマン・結哉の恋人
嵯峨結哉,20歳,大学2年生・和久井の恋人

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数33

えええ!

コミカルなお話がメインかと思っていたら、ぶっ飛びでこういうストーリーなんだ!
と思いながら読み進めていたんですが。
精子バンクに一万円で登録する(本当のところ、相場ってどのくらいなんでしょうね)バイトに研究所に行ったキイチ。
そこで出会った有名監督の子息。


ん?
そうなるの?!

と、皆さんが書かれているように、ネタバレなしの方が良いです。
で。本題は、和久井CPのその後です!

これがメインで良かったんじゃ…くらいに彼らのバカップルぶりに、というか和久井の壊れっぷりが良かったです。

0

うーん。。。

1作目が比較的楽しく読めたのですが2作目のこちらは残念ながらノリについていけませんでした。
むしろ1作目でなんとかついていけたが2作目で限界をむかえたのかもしれません。
3作目も購入していますがなかなか読めずにいます。
他の方のレビューは高いのでツボにはまる方は多いのかな?
小林典雅先生はわたし的に大当たりとハズレがハッキリしている作家さんなので今回は残念でした。
少し時間を置いて再挑戦してみたいと思います。

1

ワケあって受胎というパワーワード

オメガバースでもファンタジーでもなく、現代設定の男性が妊娠をする。
こちらの作品が発売された約10年前当時としては、かなり珍しい…いや、かなりイロモノな設定だったかと記憶しています。
時代は変わったなあなんて思いながら再読。

「ワケがあって、実は、受胎したんだ、俺」
そんな言葉を放つのは、前作で珍妙な2人をくっつけるきっかけとなった、珍妙なアンケートの製作者であり、これまた強烈かつ珍妙なキャラクターだった先輩の騎一。
受けではなく、今作の攻めである彼が代理母ならぬ代理父として妊娠をするという、奇抜かつとんでも設定なのですが、これがなぜかするっと読めてしまうんだなあ。
故人となった父と継母が、不妊治療の末に遺した受精卵をどうするのか?
そんなデリケートな問題に直面する中で「なら俺が産む」と、嵐のように飛び込んで来た珍獣・騎一に、今作の受けである尚も読者も翻弄されてしまう。
本当に突拍子もなく、ありえない設定だらけなのです。
しかしながら、攻め受け両視点で読み進めていく内に、不思議と違和感がなくなっていくのはやはり小林先生マジックでしょうか。
おかしいだらけなのに、謎の説得力がある文章なんですよね。
医療関係の用語がしっかりしているように見えるからなのかも。
強靭な楽観性と、海を通り越して地球のようなおおらかさを持つ妊夫・騎一のマタニティライフに、尚と共に「ありえない」だったものが「もしかしたらあるのかも」と、思考が変えられていくのがなんとも愉快です。
途中からは2人とシンクロするかのように、気付けば"若様"の誕生を心待ちにしてしまっている自分がいてハッとする。
それだけ2人が真面目に、大切に若様に向き合っているのが理解出来たからなのでしょうね。
この珍妙なお話を描きながら、騎一という未知の生命体と出逢ってしまって以来、常識人でどこか頑なさがあった尚という人がどんどんと丸くなり、ちょっと素直じゃないだけの可愛い人へと変わっていく様も描いているのはお見事。
脳内で騎一の事をボロクソに言う表現が豊かで笑えて仕方がない。
オチに関しては賛否があるようですが、私はこういった展開は嫌いじゃないですね。
想像の余地があって良いのでは?と思いながら、終始楽しんで読めました。
その後の2人に関してはシリーズ3作目をぜひ。
ただ、初見も再読時もBL的にどうこうというよりは、どちらかというとヒューマンコメディのような感覚で読んでしまったかも。

同時収録作は、前作のメインカップルの短編。
前作で大活躍したトンチキアンケートですが、付き合った今だからこそ違う答えが出るのでは?と、もう1度やる事になった2人。
今回はなんと騎一によるリニューアル版も用意されています。
結哉につられてなのか、どんどんと壊れて変態化していくナイスゲイ和久井さんが愛おしい。
和久井さん、本当に元ノンケなのだろうか…?
和久井さんの結哉溺愛っぷりがすごいのか、和久井さんをこうまでさせる結哉がすごいのか、はたまたそのどちらもなのか?
先日1作目を読み返したばかりなのですが、確実にこの短編でおかしくなっている…
突き抜けたぶっ飛び加減が楽しく、お腹いっぱいなバカップルな2人でした。
全体的にマニア向けな作品な気がします。

1

えぇ〜そんなぁ…といった感想

亡くなった憧れの劇作家の受精卵を自分の腹で育てるという、突飛な出だしにあんぐり。
いくら騎一が型にはまらない人間とはいえ、このノリについていけなかったです。
この妊娠云々が長いし、ラブにはなかなか発展しないしで、読むのに疲れてしまいました。
で、オチがアレ…。
うん…そんな感じかな〜とは思ってましたが、現実もラブでいて欲しかったです。

短編は和久井×結哉。
これは良かった〜萌えた〜!
和久井の変態性、まだまだ奥深そうですね(笑)

前作が面白かったので即購入して読みましたが、正直期待外れでした。
レビュー見ると3作目は良さそうなので、そちらに期待します^ ^

3

本編[中立] & 巻末SS[神] → [萌]

私自身、不妊治療、生殖倫理に関わる仕事をしているので、最初はこんなアホな話があってたまるか!と一瞬読むのをやめようかと思いました。人ひとりの人生を簡単にホイホイ請け負う騎一と、それに順応してしまう和久井と結哉に幻滅したりもしました。でもシリーズ1作目がとても好きだったので、頑張って読み続けてみて−−−
からの大どんでん返し!そうか!それなら全然問題無いです。OKです。
尚が騎一に惹かれる部分も物足りないと思ってたので、こういうオチなら逆に物足りないくらいでよかったかも。もっと”尚”に共感してキュンキュンしちゃってたら最後のオチに「なんだよ!今までのは一体なんだったんだよ!」と納得できなかったかもしれません。次巻で2人に進展があるとのことなので、3作目があるからこそ、意味のある本作だと思います。

本編は中立の感覚ですが、巻末のSSが神!笑
和久井さんのキャラがどんどん崩壊していく様に、二人の行く末を心配したのは私だけじゃないはず。
末長くお幸せに(笑)

1

奇想天外ドリー夢小説♪ヾ(;´▽`A``

えーっ!ウッソー!マジー?ホントー?そうきたかー!!でもォ…あり得なーい!わーん、してヤラレター!!あーーー!うーーー!!

と大袈裟に騒いでみましたが、これはオチを読んだ瞬間の私の心からの絶叫。
それくらい、ホントーに驚愕のオチでした。
でも、落ち着いた今となっては「うん、こんなオチもアリかな~♪」と( *´艸`)
何といっても楽しかったんです。
ギャグと言い、コメディと言い、エロと言い、全てが。

とはいえシリーズの3作目が出版される前に読んでいたら、少々キツかったかもしれません。
いわゆる夢オチや妄想オチと呼ばれるものは、作家の力量がものを言う作品テクニック。
こんなオチも小林典雅先生の小説だからこそ許される手法かもしれないな~と。
先が読めない面白さ、意表を突く作風は天下一品!

私はこの後すぐに3作目を読みました。
消化不良と言うのでしょうか、とてもこのままでは気持ちが収まらずすぐに(^^ゞ
それゆえこの2作目は、ホントは3作目の前哨戦として書かれた小説だったに違いない!と受け止めることが出来ました。
ことによると、1作目→3作目→2作目の順で読む方が驚愕度は少なく、素直に楽しめるかもしれませんよ。
などと勧めて良いものかどうか…((^┰^))ゞ テヘヘ

今回の攻めは1作目でナイス脇役として登場の六車輝一。
受けは、今作初登場の朝久野尚。
二人ともノンケで、性格が真逆です。
攻めの性格は、1作目から変わらず実に自由闊達、天衣無縫、唯我独尊です。
対する受けは、謹厳実直、神経過敏、容姿端麗…とこんな感じでしょうか。
このような二人が抗いながらも恋に落ちていくお話。
しかも妊夫が攻めの輝一って言うんですから、前代未聞です。
でも作者様のこのセンス、私は好きだなと思いました♪

また本編とは別に1作目のSSが掲載されており、その時のカップル(和久井さんと結哉)が、より変態度をアップさせて笑わせてくれます。
コメディがお好きな方、大どんでん返しはありますが、続編が手招きして待っています。
是非お手に取ってみてはいかがでしょうか♪

2

続編があるから大丈夫

シリーズ三部作の第二弾で、第一弾に登場した破天荒な先輩・騎一が主人公のスピンオフです。

T大を中退して貧乏小劇団で役者をしている騎一は、何事も直感で決めてしまう超ポジティブシンキング男。そんな彼は、ある日、尊敬する劇作家の遺した受精卵の代理父になるというとんでもない決断をします。そして、もう一人の主人公は劇作家の息子・尚。公務員としてできるだけ目立たぬよう穏やかな人生を望んでいた彼は、成り行きから妊夫である騎一と同居することになります。真反対の性格をした二人が反発しながら恋をしていくお話です。騎一に振り回されていくうちに孤独を自覚し、離れたくないと泣く尚が可愛かったです。

私はこのオチは全然アリでした。ただ、それは続編で騎一と尚の関係がシナリオ外でも発展することを知っていたからかもしれません。

巻末1/10ほどに第1作の続編SSが収録されています。「~完全版」となっているのは、この書き下ろしの前に出た雑誌の付録として「本音と妄想は恋のせい」というCDの脚本が存在したからだそうです。また変なアンケートに翻弄される結哉と和久井さんのバカップルぶりが微笑ましく、和久井さんが相変わらず変態丸出しで大変おかしかったです。色々まざってすごいことになっている和久井さんのセリフは噴飯モノでした。

3

職業設定がとても生かされてる

攻めが妊娠しても「典雅さん作品だしー」って思わされるところが凄い。
そうそうこれ、以前ブロ友さんの記事で最後のオチが凄まじい…(その人は1巻は最高!だけど2巻のオチは苦手とのこと)って伺っていたのでドキドキしながら読んだら…そうきたかっ!((((;゜Д゜))))
斜め上を行く展開でした。
騎一の劇団員設定が大いに生かされた感じですねー。
もうね、梯さんに読者の多くは踊らされまくったはずだよ!
でも面白かった!
若様にメロメロな2人の姿も見てみたかったので、その点は残念でしたが。

107ページの騎一へ向ける若干邪険気味な和久井さんの表情にニヨニヨ。
絶対結也に向けなさそうな表情拝めましたーwww

和久井さんと結哉のイチャラブは安定ですねっ。
もう変態な言動してようがストーカーな収集癖披露しようがこの二人なら(ヾノ・∀・`)アルアルって受け止めてしまうwww
番外編では和久井さんの変態っぷりが大暴走して結哉がびっくりしちゃってましたがw
しかも引かれたと思って和久井さんめっちゃ弁解しまくりつつも爽やかに変態街道邁進してるという。
…なんか騎一がまともに見えてくる←

2巻で終わりと思ってたら3巻あると知ってワクワクしてます。

2

レビューを読まずに、本作を読んで欲しい

じゃあレビュー書くなよっていう
もっともなご指摘はどうかご容赦ください(>_<;)
ネタバレありにチェックはいれましたが、
最大のネタバレはせずに、レビューを書きます。

いやぁ、本作を読む前に、
他の方々のレビューを読まなくてよかった~

まずしょっぱなの騎一先輩の
「最高学府を中退して」というセリフを読んで、
「え!?T大!?」と驚いたんですが、
騎一先輩は、なんとかと天才は紙一重
を地でいく人なんですね~
妙に納得(笑)

本作の核となる騎一先輩の妊娠ですが、
裏表紙のあらすじに、攻めが妊娠とあったので
「どういうこと?リバなのかな」と思っていたんですが
まさかこういうこととは(゚Д゚;)

私は、妊娠BLは嫌いではなく
「子どもを産めない、家族を増やせない」と
悩むキャラが出てくる話にいつも胸を痛めるので
むしろ、「フィクションなんだから
夢があってもいいじゃん!妊娠カモーン」なんですが、
ちょっと今回の展開は...う~ん(*_*;
でも最終的には愛が芽生えて大団円になるんだろうし
ならOK!と受け止めました。

騎一先輩が、勘と洞察力で
すごくいいことを言うんですよね~

自分の子どもの父親になる人は、
騎一先輩みたいな考えの人がいいかも
と思いました。

そして...

や ら れ た ー !!

本当に作家さんってすごいですね…
久々に感じました、この「してやられた感」
勘の鋭い方なら、途中で気付くんでしょうか?
私は全くわかりませんでした。
いやぁ、おもしろかったです!

本編の後は、
和久井さん×結哉編のSSが掲載されています。
ひたすら、いちゃラブバカップルです。
和久井さんのオープンぶりがいっそ
清々しいですね!
ドラマCD用の脚本に、Hシーンを追加したそうですが、
これ、本当にCDにしたの?(笑)
私はドラマCDはあまり興味がないんですが、
この話なら聴いてみたいです。
このセリフを声優さんに言わせるとは、
小林さんは鬼畜ですね!(笑)

4

騎一が妊婦?

前作『嘘と誤解は恋のせい』に激萌えし、スピンオフ?続編?のこちらを読んでみました。小林作品らしい、ギャグ要素満載の作品でした。「あの」騎一が妊婦さん?とちょっとびっくり。いったいどういうきっかけで妊婦さんになるのかと楽しみに読み進めました。

両親とも鬼籍なのに、受精卵だけ他人に着床させるってちょっとあり得ないよね。
しかも唯一の家族はそれを拒否してるし。
全くの他人の、しかも定職のない騎一に子どもを育てられるのか?
そしてそもそも男は妊娠しない~~!
とか色々突っ込みつつも、『いや、もしかしたらありえるかも…?』と思わせるところはさすが小林さんといった感じでした。

所々で出てくる和久井さん×結哉のCPも相変わらずのバカップルぶりで可愛かったし、攻めが妊婦さんになる、というのも意外性があって良い。最後のオチもきちんと伏線があったことで納得できます。騎一の劇団員という設定も生かされていて、まとめ方がお上手だなあと感心しました。

が、「萌え」という点ではちょっと萌えきれなかった。

父親から愛された記憶のない尚が、それゆえに父親を拒絶しながらも心の奥底では父親を求める気持ちにきゅんとし、そうした気持ちを騎一が分かってくれたことで徐々に騎一に対して恋愛感情を抱いていく姿はとてもかわいらしかった。がしかし、イマイチその心の機微が分かりづらかったのと、恋愛感情を自覚したとたんに乙女になってしまったのがちょっとなあ。
一方の騎一も尚に対してどこで恋愛感情を持ち始めたのか、その点が全く分からなかったのが原因かな、と。

最後の和久井さん×結哉のCPのSSは非常に良かったです。このSSありきの萌×2でした。相変わらず安定のラブラブさにホッコリしました。しかし、和久井さんがエロオヤジに変貌しつつありますが…www

あと個人的にこのシリーズですごく好きなのが、裏表紙に書かれているアンケート。これって誰が考えてるんでしょうね。小林さんなのかなあ…。笑いのセンスがあって最高だと思うのです。

2

やっぱり騎一は騎一だった。笑

騎一でスピンオフってどーなるんだろーって正直思ってマシた。
前作でのぶっ飛んだアンケートやまわりを気にしない唯我独尊な奴を
めろめろにできる相手がいるのか!?ってなもんで。

なんと。

騎一が妊夫!!
まじかー。はらぼてっすか!
しかも担当医師にプロポーズされてるし!。( ̄w ̄)プッ

と、笑撃極まりなく。笑

ただ、実際のお相手の尚が今ひとつ萌えれなくて。
ツンデレ・・・ではないか。いじっぱりってだけで。
「尚 ⇒ 騎一」はまだ分からなくもないけど、騎一は尚のどのあたりに
惚れたの??って思いながら読み進めてると、

あ。そーゆーこと? (゚ロ゚;)マッ
納得・・・?、の展開でした。苦笑
あとがき読んで納得ですが、小林先生ファンの要望拾いすぎですよ。笑


正直メインの二人ではさっぱり萌えず、どちらかというと
今回は脇役のはずの和久井×結哉カプの方に(やっぱり)萌え萌え
でした。( ̄∀ ̄*)ゞテヘ

騎一が若様を無事生み落していたら、確実に和久井たちは
二人子供作る!って言いそうだなぁ、と思ってみたり。笑
和久井は結哉みたいなかわいい子がほしい!って言って、
結哉は和久井みたいなかっこいい子がほしい・・・って感じで。
いやー。健全なバカップルだ。(゚∀゚ )アハ


「本音と妄想は恋のせい 完全版」
前作のアンケート再び。
これ、もっとページ費やしてほしかったー。

結哉を膝に乗せて後ろからがっちりホールドしながら変態回答を繰り返す
和久井。
(回答だけでなく行動も変態臭ハンパないですけど。)
一問回答するごとにイチャイチャラブラブチュッチュッを繰り返すんっすよ。
いやー、前作終わりに和久井は暴走しそうだなぁ、とは思ってたけど
それ以上だったョ!
そしてやっぱり暴走する原因は騎一のアンケート。笑
新作アンケートに翻弄され、擬音と変な台詞プレイに興じる二人。
もはやこの台詞が!ってのがレビューに書けませんよ?笑
とりあえず、変態貴族風が妙に自然でした。
結哉のお尻はビスクドールのように白く、ベルベットのように滑らかな肌触り、ということはわかりましたが。笑

ジンジン、ユイユイの世界・・・は読まなきゃわかんないっすね。笑


メインのカプだけなら中立なんですが、ジンジン、ユイユイの
お馬鹿カプのおかげで萌えに格上げです。笑

どんだけ和久井が変態に成り下がったかは読んでのお楽しみってことで。( ̄ー ̄)ニヤ

2

ねぎま

ココナッツ様

コメント有難うございます~。(≧∀≦)
ですよね、ですよね。私ももっと二人を読みたいですー。
やはりリクエスト必死ですかね?^^;
ほんとジンジンからどんどん変態臭がダダ漏れになって楽しすぎです。

なるほどー、尚ってテンションが低いから違和感あったのかな。
ツンデレちっくなのに、デレが微妙で。笑
やっぱりこれは次回への伏線なのかしらーと思っちゃいました。

ココナッツ

ねぎまさま

こんにちはー、ねぎまさま(*^^*)
わたしももっとジンジンとユイユイにページ割いて欲しかった…というか、二人メインの作品読みたいですよー。花丸さんにリクエストメールでもしないとダメなのかしら。
ジンジンの変態っぷりやユイユイの天然がたまらん!ですよね。
尚が微妙にテンション低いので、どうにも騎一とぴったりハマらないのが残念ですね。

騎一のキャラの確立が清々しい



大好きな小林先生の『騎一(攻)』話…!

お馴染み、ジンジンとユイユイが出てきた十数頁でもう既に笑ってにやにや幸せに(笑)
そこでの騎一によると『最近(?)かなりウザい』ジンジンと『○クミツル的なグッズコレクター』ユイユイ、は本編後の短編で変態度を増していちゃいちゃいちゃいちゃしている姿がみられます。というかユイユイがジンジンの変態にまだ気付いていなかったことに驚きです。ジンジンはもう、ただの腹の黒い変態にしかみえなくなってきました(褒めてる)

+騎一妊婦化により姑攻めの印象。 ()


本編に関しては、尚から騎一へ想いを告げる場面でああああ……ッ;ʹʹʹ;と。
「騎一唯我独尊系妊婦…」→「騎一モテている妊婦…」→「あ、れ…尚ちゃんの可愛さメーター振り切れそう大丈…」→ムクさんの挿画・騎一と尚の奥に置かれた買い物袋から読み取れる尚の今までの甲斐甲斐しさ前面、明るみに晒→→→

妊婦騎一「やばい、本気でめっちゃ可愛い」


_人人人人人人_
> ですよね;; <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


あとがきでは小林先生がO型を推すなぁと思っていたわけ・先生がO型でいらしたからだった(笑)、そのジンジン&ユイユイの短編で台詞中心だなぁと思っていたのがどうやら声にされるということでの…と小さな疑問も回収され、よかったです笑

私は地雷なしで結末も聞いていたのですが、王道とはいえ小林先生のツンデレ、有難かったです!!

2

それでも聖家族

 ただいま自分ひとりの小林典雅強化月間中で、「嘘と誤解」シリーズ3部作と「たとえばこんな恋のはじまり」と「恋襲ね」を3日で一気読みしたら、最中はテンション上がりっぱなしで夢中でしたが、読後はなんだかぐったり・・・まるでつわりと食あたりとはしかに波状攻撃されたかの如く消耗してます。だけどやっぱり面白い!!体調や健全な社会生活と引き換えでも読む価値あります。

 なかでも一番気に入ったのが本作。もともと出産子育てBLには微塵も食指が動かない、というか、「好きな人の子どもを産みたい、でも産めない」というBLの究極の萌えどころをみすみす放棄する気がしれないと思っているのですが、そんな主義主張も吹っ飛ばすパワーを本作の「妊夫」騎一からは感じてしまいました。

 何よりもまず、身ごもるのが受けではなく攻めである、という点に好感が持てます。そしてBL的によくある、「何だかわからないけど突然できちゃった」という降って湧いたような聖処女マリア型の受胎ではなく、あくまで当人が主体的に選び取った結果であるという点も見過ごせない。おなかの傷痕は彼の覚悟の証しなのだ。
 一つの命を産んで育てるという重い決断をした割に、騎一の人生の足取りはいつも軽やか。シングルファーザーが子育てしやすい環境として、保育士の資格を取って就職するという現実的な選択をしながら、夢である舞台への情熱もちっとも褪せてない。回り道をむだだとか非効率的だと悔やむより、道草を心の底から楽しんじゃうタイプなのだ。

 本作では突然の災厄に巻き込まれて気の毒なのはむしろ受けの尚の方。騎一にとっての受精卵は偉大な劇作家のわすれがたみだけど、尚にとってはあまりいい思い出もない実父が遺した負の遺産のようなもの。それを勝手に赤の他人に、しかも男の腹で産まれてしまうなんて迷惑以外の何物でもない。そもそも真面目でお堅い公務員の尚からみたら、自由人の騎一なんて胡散臭過ぎて、こんなアクシデントでもなければ絶対おちかづきになりたくないタイプ。
 なのにいつしかまんまと騎一のペースにはまり、気づけば同居してせっせと大喰らいの妊夫を餌付けする羽目に。練習と称してアヤシイ授乳プレイにもお付き合い。ついには若様と名付けた腹の子込みで、騎一をほかのだれにも奪われたくないと思い始めてしまう・・・なんだかね、しょうもないことでもいちいち全力で面白がってる騎一を見てると、家族や子育てなんてものにまるでいいイメージのない尚のような人でも、ふと思っちゃったりするんだろうな。「こういう奴と一緒なら、難儀な子育ても楽しいかもしれない」「何事もこんなふうにポジティブに捉えられたら、育児を理由にいろんなものを諦めなくてもすむんじゃないか」とか。

 なぜだか小林作品では、顔も性格も経済力も、どこをとっても申し分ない「優良銘柄」の攻めほど、カップル成立後は目を覆わんばかりの変態化を遂げる傾向があるようです(ジンジン和久井は言うに及ばず、「恋襲ね」の「舞谷業平」こと直方なんかもまさにそのクチ)。そこへいくと騎一はもとから性格にも将来の安定性にも多々難ありのマニア向け物件。でも尚と恋に落ちたからといって、豹変したりもしなかった。騎一は騎一のまま。本当に身も心も強靭で、ゆるぎないキャラなのです。

 最後のオチには賛否両論ありますが、わたしはこういうのもありだよな、とすんなり受け入れられました。むしろそのほうが自然というか。でもできれば劇中劇とか、どんな形でもいいから、生まれてきた若様と、若様をおおらかかつワイルドに愛しまくる騎一と、ハラハラしながらそれを見守りつつ、内心では「やっぱ父さん(=俺の恋人)スゲー」と惚れ直す尚ママの「聖家族」像を見届けたかった、それだけが心残りです。

 

 

 
 

2

最後まで振りまわされました

【嘘と誤解は恋のせい】のスピンオフです。
小林さんのこのぶっ飛び感は、別にぶっ飛んでるわけじゃなくて、これが平常運転なのね。

前回のバカップルのキューピットとなっていた騎一がメイン。
しかも妊娠ネタ。萌と萎えが紙一重のジャンルです。
しかもそれをファンタジーじゃなくて、普通に設定する!?
と、何だかもうのっけから仰け反りそうな感じで読み始めると、てっきり受だと思ってた騎一がまさかの攻。
受=妊娠という既成概念を見事に打ち砕かれた上、オチが物語の禁じ手でくるとか、もうね……。脱力というかお見事というか。

正直、若様を凄く楽しみに待ってたりしました。
若様というからには、それもう可愛らしい玉のような男の子だな!と勝手に鼻息荒くご誕生を楽しみにお待ち申し上げていたというのにっっ……!!
とはいえ、非常に楽しく読めました。
前回ほどのインパクトがなかったので(この作家さん初読みだったので、前回のインパクトがそれはもう)あれなのですが、十分満足です。
そして前回のバカップルが更にヒートアップしてて、何かもうどこから突っ込んだらいいのやら、と思いながらも美味しく頂けました。
ごちそうさまでした。

2

母性本能攻め

「嘘と誤解は恋のせい」のスピンオフ作品で
前回、バカップルの爆誕に貢献した結哉の先輩こと騎一が主役のお話です。

男が妊娠。しかも攻めが!!
男同士での妊娠というと普通は受けが妊娠するところを
なんと攻めの方が妊娠するというBL界の常識(?)を覆すような展開となっております。
アリかナシかでいえば大アリです。
萌えます。

読み終わっての感想をひとことで表すと
「まじでか」ですね。
まんまと典雅ワールドにしてやられました。

2

超越するお馬鹿

もう、最高に笑えた。

え、、うそ、、でも、、え、、どうなっちゃうの?、、、マジ?
、、、え、、でも、アリかも、、いやいや、、そうしたらさ、、えー、、
ちょっと、、、、、、、、、
あーーーーーーーーーーーそうきたかーー!!
や、そうだよね。そう落とすよ、それしかないもんね。
その落ちをどうして失念してたんだろうってまんまと手中にっ
てな展開でウケます。

これはもう、読んで納得していただきたい。
疲れた時の一発に、最高の清涼ドリンクとなることうけあいます。

ってこれじゃ意味わからないですよね(*゚▽゚*)きゃは。

2

読者を翻弄するのも、魅力のうちなのか?

前作がとても面白かったので、
これは早速次を読まねば……と、いそいそと購入。
あのぶっ飛んだ楽しいキャラの騎一先輩が主役となれば、
期待が高まろうというもの。

だが、しかし。
結果は、いまいち不発に終わりました。
いえね、まぁ、面白かったんです。
途中までは、笑って読んでいましたし。

でも、その途中までも、ちょっと風呂敷広げ過ぎかなぁ……
という感じで、前作程スコーンと気持ちよく突き抜けていない。
そして、これどうやって決着つけるつもりだろう?
……と心配になったあたりで、よもやの結末。
それをやっちゃあおしまいよっ!って気分になりましたさ。

まぁ、そうやって読者を翻弄するところまでが、
小林作品なのかもしれませんけれど?!
(小林読者初心者としては、この辺はよくわかりませんが……)


前作のお二人、和久井×結哉が本編でもショートでも
どこまでいくのか?というバカップルぶりを発揮してくれていまして、
それには大変和ませて頂きました(笑)

3

SSのお陰の萌×2

ラストにある程度、どんでん返しがあることは了承済みでした。
だって、小林さんの作品ならば読まねば!


攻めは前作『嘘と誤解は恋のせい』でセンセーショナルな登場&かき回しをひき起こした騎一先輩。
劇団に生活をかける(て言っても食生活は相変わらず結哉に依存)ため、今回の騒動に足を突っ込んだ感満載。

受けの尚は有名劇作家を父にもつが、不仲で縁を切っているような状態。
その父と再婚相手(人気漫画家)が不慮の事故で亡くなったことから騒動に巻き込まれてしまう、きっと不幸体質。


騎一が一万円に釣られて精子提供へ出かけたことが、いうなれば尚の不幸の序曲。
有名劇作家である尚の父と再婚相手との間の人口受精卵。
それを面倒見きれないと処分を望む尚と担当医師との口論をラボで偶然耳にした騎一が、「俺が産む」なーんて言い出してしまうわけです。
や、尚の気持ちの方がわかるよ先生。
命ではあるけど、確執のあった父のしかも再婚相手との子を育てろって、聖人君子か誰かみたいな考えなし野生児じゃないと無理だもん。

人口子宮や検査を乗り越えついに騎一は代理父になるわけですが、生活はやっぱり結哉におんぶに抱っこ。
和久井も呆れつつも協力。
途中、トラブルで騎一は尚の家に転がり込むわけですが、そこにもこの基本お節介カップルは差し入れなんかを持っていったりするわけです。
騎一カップルよりも結哉カップルの方がやっぱ可愛いな、変態だし(笑

ラストは書きませんが、てっきり夢落ちかと思っていたのにそれは違いました。
しかし、全体に尚の印象は薄かった…
騎一に対抗できるのは結哉のような天然さんなのでは。

最後にショートで、和久井×結哉のアホアホ変態カップルのラブえっちが収録されていますが、そっちの方にもっとページさいて欲しかったー!
やっぱり、この基本カップルの方が萌え度高いです。
でも、新刊は騎一の方になるようですね。買いますけどね!

6

裏表紙を読み……。

なんとなくラストは想像できたのですが、実際に読み終えるともやぁ~っとした気持ちになります。
今回は前作に偽アンケートを作成した先輩(男性)が妊娠するという、とても興味をそそられる内容。
先輩は受けかと思っていたら逆でしたね。あと個人的に可愛げねえフリして超可愛い受様には萌えなかったです。

評価を“萌え”にした理由は本音と妄想は恋のせい(完全版)で、ジンジンの変態っぷりに磨きがかかっていたからです。
ジンジンとユイユイがお好きな方にはおすすめしたいです。

2

本当は神なんですよ・・・。

そんなオチ?そんなオチなの!!!?

ここのレビューを見て覚悟してから読めば良かったです。
ただ単に前作のスピンオフ♪ と思って読んじゃったから。
攻めが妊娠!なんておいしい!こういう話が読みたかったの〜とテンション高く読み進めていたらまさかの展開!

なんだか信じられず5分ほど思考停止しました。
「冗談だよね?これは本気なのかな?もうちょっと読んだら違うオチがあるよね?」
思考停止の後はプチパニックw
えぇ確かにあらすじには大どんでん返しがあるとありました・・・。
でも・・・まさか・・・。

それまでが神だったのにあまりのショックに中立飛び越えました。
あぁぁでも!話自体はすごく好きなんですよ!
好意的なしゅみじゃないなんです。(何だそれは、と思うかもしれませんが)
読んで良かったと思うし、他の人にもこの本面白いよと薦めるし、ほとぼりが冷めた頃にまた読み返すと思うし、内容は神だと思うから。

それにしても残念だなぁ・・同人でいいのでオチがなかった場合の続きが読みたいです。

2

どう言ったらいいのか・・・

まず最初に、私はこれをオチを知った上で読みました。本来なら、これこそは予備知識なしで読む作品だと思います。そして、このオチに対する評価も、まさしく人それぞれなんじゃないかと。実際、賛否両論ですよね。

ただ、私は『オチが○○だったから』ダメなんじゃなく、普通に作品としてそれほど好きじゃないですね。再読はないでしょう(表題作は)。

私は前作が大好きなので、『本音と妄想は恋のせい』はホンットに楽しめました。最高です。小林さん、H方面進化してませんか!?という感じでした。

1

前作以上に典雅さんがやらかしてますヨ

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
当て馬の皮をかぶったキューピットかつお笑い要員という美味しいとこ取りだった騎一先輩が帰ってきました。妊夫として……てオイ。笑

まさかの攻めのマタニティライフを綴ったこちらの作品、これから新米ママorパパになろうとしている方にうってつけの一作……なわけあるかいな。
……と言い切れないのがこの作品の恐ろしいところ。笑
例によって例の如く、無人島でも明るく楽しく生きていけそな騎一先輩の前向きすぎるぐらい前向き発言に一聴の価値ありでございます。親になるって大変だけど素敵だな☆とかうっかり思ってしもた。

そして、前作以上に典雅さんがやらかしてます♪
前作が「嘘と誤解は先輩のせい」なら、騎一先輩が主役のこちらは「恋する遺伝子~嘘と誤解は典雅さんのせい~」といったところでしょうか。笑
小ネタから大ネタにエロネタそしてもちろん鉄板ネタと、盛りに盛り込んでも白けないのは典雅節のなせる技。たぶんこれ、他の作家さんがやると大火傷やと思われ。典雅さん……怖ろしい子!笑

そんなわけで、思いっきり楽しみながら読む本です。切なさとか間違っても期待しちゃいけません。てか、誰も期待してないか。わはは。
でも続編は期待しておりますから。

おまけの変態バカップル番外編が突き抜けてアホでした。最高。
騎一に誘導されて、ジンジンが変態街道暴走しちゃってます。健気なユイユイもついていってます。なんかこれ読んだだけで日常のガス抜きできました。
アホエロは偉大なり。

ひとこと。
誰だ、ムクさんに授乳シーンを描かせたのは。……グッジョブ!

5

先が読めない展開

今作は「嘘と誤解は恋のせい」で存在感絶大だったあの騎一先輩のお話です。

設定が設定だけにいくら「嘘と誤解は恋のせい」のスピンオフと言っても、地雷だらけってことで身構えながら読んでいましたが、そんな心配一切いらなかったです!!

まず攻のマタニティライフですよ。私にとって初めての経験ですよ。マジでか!?って思ったけどマジっぽかったからその場に順応しながら読み進めました。でもねでもね、この後の展開が神すぎて、まんまとやられた感じです。ホントに最初から先が見えないストーリーでページめくるごとに一喜一憂している私がいましたwネタばれなしで私も読んだので、皆さんもぜひ小林典雅先生にやられてください!!

そして、あのバカップル和久井×結哉の「本音と妄想は恋のせい」も収録されてますよ。前回より甘々でバカップル度がさらにレベルアップしてますw和久井さんの変態っぷり健在です(笑)

3

さらなる続編を希望します!

『嘘と誤解は恋のせい』の続編。単独で読めなくもないですが、前作を読んでおいたほうがより楽しめると思います。

くそー、やられたぜ。
ネタバレせずにこの気持ちを説明するのは不可能なんですが、ほんとやられたぜ。
賛否両論だろうな~と思いつつみなさまの評価を見たら、案の定でした。
私は好き。ラストで仄めかされてるしさ。
これ、更なる続編が読みたいです!

典雅節が炸裂した一冊でした。ああもうほんと、典雅節大好き。小林典雅さんにしか描けない世界観だなと思う。「個性的」って得難くて素晴らしいものだなと思う。ラストに賛否両論はあると思いますが、この賛否両論っぷりも典雅さんの魅力なんだろうと私は思ってます。
だってさ、男が妊娠ですよ、マタニティライフですよ、しかも攻めが妊娠ですよ。さらにオチがあれですよw
妊娠モノなんて苦手だと言うなかれ、小林さんが描かれるものは試す価値あります。試して合わなかったらごめんなさい。

『本音と妄想は恋のせい』
バカップル最高!
これCDで聞きたいよ!
声優さんイジメかもだけどw
音声化を心から希望します!

5

現代妊娠事情?!

今回はマイナー劇団に在籍する俺様なマイペース役者と
有名な劇作家を父に持つ地味な公務員のお話です。

分け合って妊娠した攻様の出産までの珍騒動と
前作カプの再アンケート騒動の二話を収録。

アングラ劇団に在籍する攻様は
昔からけっこうなチャレンジャー。

常識や既成概念にとらわれず
自分の直感がすべきと告げるなら迷わず選ぶ為
傍からは無鉄砲な破滅型と言われますが
本人には悔いを残さぬ為の選択にすぎません。

そのため最高学府を中退して
劇団に入った今プチパトロンな後輩の援助で
極貧生活でもかけらの後悔もなく過ごしていました。

そんなある日
攻様は劇団員の友人の紹介で不妊治療の為
若い男性の精子を求めるバイトに出向きます。

そのバイト的で攻様は偶然、
見過ごせない諍いを耳にしてしまいます。

問題になっているのは
先日事故死したカリスマ的な劇作家と
漫画家夫婦が人工授精した卵子についてらしく、
処分したくない担当医が
故人の息子に温情を訴えているところでした。

この故人の息子こそ今回の受様になります♪

本来は全く無関係な攻様ですが、
件の劇作家は攻様にとっても憧れの人で
何年も夫婦の不妊に携わったらしい担当医は
どうしても廃棄したくないと言うのですが

受様は元々父は不仲らしく、
再婚した女性との子供まで責任をとれないと
全く取り付く島も有りません。

勢い担当医の肩を持って口を出した攻様ですが
なんなら貴方が産めば良いと言う受様の一言に
自分が件の受精卵を引受ける決意をします!!

子宮のない人でも大丈夫なら
男でも人工子宮を使えばアリかと思う。

攻様は様々なテストを経て件の受精卵を受胎
「若様」と名付けて代理父生活に突入します。

一方、売り言葉に買い言葉的に
攻様の受胎を許可(?!)した受様ですが
攻様と接する事で徐々に
「若様」の存在を認めていく事になります。

はたして攻様は無事に若様を産めるのか?!

『嘘と誤解は恋のせい』シリーズのスピンオフ、
既刊カプのキューピット役の先輩のお話になります♪

既刊でもハチャメチャなアンケを作ったり
二人の仲をかき回すかのような
俺様思考を披露した攻様ですが、

本作では
偶然知った憧れの作家が残した受精卵を守る為
男ながらに妊娠するというトンデモぶりを
発揮しています。

とあるきっかけで受様の家に居候してからは
若様の成長に合わせて受様との恋にも
重点が置かれていくのですが、

いざ出産!!という場面で大ドンデン返し!!

ココはホントにネタばれなので
何があるかはぜひご自身で読んで下さい。

こういう展開が良いのか悪いのかは
お好みになるかと思いますけど
私的には「こう来るか~」みたいな感じで
とっても楽しかったです♪

短編は前作の受様が攻様に
偽アンケートのやり直しをしてもらうお話で
雑誌付録のドラマCDの原作の完全版(笑)

CDでは演じられなかった
絡み部分が濃厚に追加されて
二人のバカップルぶりを堪能できますよ♪

シリーズなので
コレだけ読む方はあまりいないと思いますが
今回は既刊『嘘と誤解は恋のせい』は必読ですよ。

4

まさかの攻めのマタニティライフ!

アホらしすぎるっ!!!(笑)
まさかの攻めのマタニティライフ!

ここまで「なんじゃそりゃ~!」な設定に走ってくれたら、もう何でもかんでもが楽しめました。
前作の馬鹿ップルは、より一層馬鹿具合増量のバカっぷるだしっ!

とにかく騎一先輩の、な~んも考えてないのに何故だか世界が彼を中心に回ってるって感じが、たまらなく好きでした。
これは男気…っていうの?母性?
まさか「男気」と「母性」って単語でどっちを使うか迷う日がこようとは!
普通同一人物に使う単語じゃないよね~(笑)

受けも、ひねくれた人かと思いきや、すごく素直な人で、大好きでした。
好き嫌いとは別の場所で、ちゃんと良いことは良い、凄いことろは凄い、と認められる人は大好きです。

受けの告白がもう私にはツボすぎて…。
「無人島とか流れ着いても、全然頼りにはならないけど、毒キノコとか食べちゃったりして、けど案外ケロッとしてて……云々」
この、どこが好きか分からんけどなんか好きなんだもんしょうがないじゃない!
って感じがビリビリ伝わってくる告白が、たまらなく好きでした。

ただ……。オチが……。私的には最悪。
ここまでは「神!」とか思ってたのに、オチのせいで「萌」も飛ばして一気に「中立」か「しゅみじゃない」にまで落ち込むくらい、ムカッとしました。
そりゃないだろ。BLだぞ?
小椋ムクさんの挿絵のおかげで「なんとか崖っぷちに踵で残って萌」って感じです。
ホント腹が立つ。

勘の良い方にはネタバレになってしまうかもしれないので、間を空けますね。













これ、出産とか体外受精とか、そういうデリケートな問題を取り扱ってるからってことで、あえてこういう選択だったんでしょうか?
それとも、これが面白いと思って書いたんですかね?
私は本気で腹が立ちました。
そういうのはミステリーとかでやってくれって感じです。

だって、ホントに作中の攻めも受けも大好きだったんだよ~~~><
BLですよ?そこは最後まで楽しませて欲しいよ。
まさか●●ですらないとか、ありえないし!


このドンデン返しに「やられた!」という感想が多いですが、私はそれを突き抜けて腹が立ちました。
みなさんの素直さをちょっと分けて頂きたいです……><
最後まで楽しみたかったよ……;

5

まさかまさかの展開!

前作の陰の功労者の騎一の話ということでどんな話になるのかワクワクしていたのですが…


帯を見てびっくり!話、ぶっ飛びすぎ!w
買うのに勇気が必要な人も中にはいるかもしれませんねw

読んでいて、赤ちゃんを産もうとする決意や、若様(お腹の中の赤ちゃん)を大事に思う気持ちを持つ騎一は凄い人なんだなと改めて思いました(前作でも結哉と和久井をくっつけるきっかけを作ったところでも凄いって思ってましたが)

オマケの結哉と和久井のその後は、ドラマCDで聴いていたのですが、その後のその後(要するにアレですw)があるだろうにと思っていたので、待ってました!と思わず言ってしまうほどw相変わらずのべた甘な二人は読んでいてニヤニヤが止まりませんでしたw

2

典雅先生!!一生付いていきます!!!><

↑というより、騎一先輩に一生付いていきたいっす。
もぉ、サービスし過ぎです、典雅先生。←いや、騎一先輩か?

前作では、あらすじからインパクト大でしたが、今回はさらに進化して、帯でK.O.でした≧(´▽`)≦
なんというか、騎一先輩の男らしさ(←むしろ母性)とか、和久井さんのナイスゲイっぷり(←すでに変態)とか、ハマりまくりです。
あまりにも無茶苦茶なんですけど、無茶を無謀で通す!!という気合が見えました(←たぶん幻覚)。

ここから、ちょいネタバレ……というか、あとがきバレ?になります。
典雅先生は騎一のことを「前作の影の功労者」と称していましたが、私的には燦然と輝き、和久井さんと結哉を導く(というか、手のひらで転がす)菩薩様に見えます(++)

あと、あらすじのアンケートは全部「YES」でしたо(ж>▽<)y ☆

4

これぞ、ラブコメ!

騎一先輩のマタニティライフです。

へっ?
なに?
なんで?

ネタバレ無しで読みましょう

騎一先輩、実に、清々しい程、男らしく、そして、母性に溢れています。

そして前作のカップルは、実に、清々しい程、バカップルです。
和久井さんは、爽やかなナイスガイだったはずなのに、すっかり爽やかなナイスゲイに。
って言うか、幼妻にメロメロの、ただの変態エロオヤジって言うか、、、
まあ、こちらの二人は、仲良しさんで何より。

でも、マジで、騎一先輩のマタニティライフ、見に行ってみたいです。

5

ごめんなさい、ネタバレします。

ワケあって受胎しちゃった騎一先輩のお話です。
故意に裏表紙は読まないで、本文から読み始めました。

本編である「嘘と誤解は恋のせい」においても、自由奔放で遠慮がない先輩でしたが、まさか彼がすすんで代理母(?)になってしまうとは思いませんでした。
で、何が面白かったって、先輩がマタニティライフを満喫しているところでしょうか。
尚さん(先輩のおなかの中の子“若様”の実の兄)を巻き込んで、親ってすごいんだね、親になるって素敵なことだねって教えてくれてる気がします。

カバー折り返しのコメントに、「産科学云々・・」とありました。小林さん、お医者様ですか?それともコメディカルの方ですか?どおりで描写が細かいと思いました。

それから最後に裏表紙を読みました。
三つ以上どころか、全て○でしたよあたしは・・・

同時収録は『本音と妄想は恋のせい 完全版』。
先にCDありきだったので、半分は既に知っていたわけですが、残りが・・・エッチの部分が・・・サービスしすぎなくらいエロエロです。

しかし、結哉と和久井さんって本当にバカップルですよね。
人畜無害な無敵のバカップルです。ホンッといい人たちだし。
大好きだ!

≪ここから大きくネタバレします!!!≫
本当は神評価にしたいところなんですが、惜しいかな、出産までに至らなかった・・・
彼らはなんだか凄くいい両親になりそうな気がしたんですが・・・

3

なんという帯の文句!

帯の煽り文句と、あらすじからまさかの妊娠・出産!?
これ、黒レーベルでなくて良いの!?
というか、まさか本当に子供が生まれちゃうとか無いと思うけど、というかどんないくら男気があり過ぎても受胎は……
発売日が楽しみでもあり、ちょっと恐ろしくもあったこの一冊。

最後まで、最後の最後まで気が抜けやしませんよ!な本です。
こちらの作品は全て、頭から読まないといけない本です。
後書きから先に…もしない方がより作品を楽しめるかもしれません。

騎一は世話やきで気の良いお兄さん的立ち位置であってほしかったな~というのも少しばかり有りますが、前作のおバカップルの幸せっぷりが凄いので、どうせなら騎一も幸せになってほしいかも?
そんな気分で読み始めました…が。

終わり良ければ全て良し!
いやはや、幸せそうです。
ですが、うん、ネタバレは決してしてはいけない本なので、詳しくは書けません。
読むのが一番早いです。
で、「あー…そうきましたか」と思うのが一番この作品を表す表現として正しいかと思われます。

前作の主人公たちの短編も読めてお得な一冊。

3

小林典雅にはめられた!

『嘘と誤解は恋のせい』で天然奥手の後輩・結哉と隣人リーマン和久井の仲を奇妙奇天烈なアンケートとおせっかいでくっつけた騎一先輩♪
や~、とうとう騎一先輩もホモの仲間入りなのか、、
しかも「ワケあって受胎したんだ、オレ」って、、、!!!???
とうとうお節介も代理母(?)までいったのか(爆!)
騎一も暴走してるけれど、小林典雅さんもとうとうここまで暴走BLを作ったか、とニサラ、ニサラしておったのですが・・・

こんな面白いキャラクター、総ホモの輪の中に入れてしまうのはもったいない、というかおいしすぎる。
ということで、これはネタバレしたら絶対面白くないので口チャックww
赤ちゃんプレイの中にはいっそ、オムツプレイも入れて欲しかった?

そして、『本音と妄想は恋のせい 完全版』は典雅作品のエロ担当バカップル(?)和久井と結哉のとんでもないアンケートが拝めて大爆笑!
いや~コレ、絶対にこの完全版でCDになってたらものすごく楽しかったというか神連発だったでしょうねww
声で聴きたいよ♪♪

何だか騎一が劇団員という設定だったからセリフがクサイと思ったのですが、彼ならあり得そうとか思ったんだよねーーー。
しかもノリはドリフだったし、、
小林典雅にしてやられました!
降参デスww

5

さすがの典雅先生…!恐れ入ります。

待望の『嘘と誤解は恋のせい』スピンオフ!ということで、朝一で本屋さんに駆け込んでしまいましたー。

今作では、前作の和久井×結哉カップルを誕生させた功労者であり、キューピッドの騎一先輩が主人公です。
発売前にあらすじをチェックしただけでも、「典雅先生…「俺が産む」とは何事ですか…?」とあまりの独創性に戦々恐々(笑)としていましたが…

本屋さんで目にした時も、
『ワケあって、受胎したんだ、俺』
という帯に我が目を疑いましたw

BL小説ってわりとあらすじや設定を見るだけで、ストーリーが大体推理できちゃうというか…
あまりに予想通りに展開する作品ばかりだったりもしてガッカリすることも多いのですが…。

典雅先生だけは予想できないなっ!

と、前から思っていましたが、今回読んでみて更に頭が下がる思いでした。
今後も是非BLに新たな風を送り込んでいただきたいです。

つまり、みなさん。読んでみてください。
逆に、ネタバレしてから読んでしまうともったいないお話です。

あと、和久井×結哉カップル好きにも朗報です。
小説 花丸 初夏の号に付録でついてきたドラマCD『本音と妄想は恋のせい』の完全版が収録されています。
ドラマCDでは…まぁ、出来ないであろうその後の濡れ場てんこ盛り、ネタたっぷり、和久井さんの変態っぷりの上昇具合も半端なく…(笑)
ラブコメ好きな方には特にオススメです!

8

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