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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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賞をとった「の、ような。」を読み、ちょこちょこ出てくるサブキャラのお話が気になって探して購入。
10年以上前の漫画で絵柄も、世情(子育てのこととか)ちょっと古さを感じましたが、人情味があふれていてとても素敵なお話でした。
ゲイがノンケをくどく、というよくある設定ながら、家族とか友情とかいろんな情をとても丁寧に描いていて引き込まれました。
失礼ながら麻生海先生の作品を作家買いしているとか、絵が特別好きだということはなく(でもこの作品は麻生先生が描いてこそだと思う!)、強い刺激がある作品という訳でもないのですが、頻繁に読み返す単行本です。
むしろ子どもが出てくる作品や、シングルファザーの主役は苦手です。しかし、この作品は凄く染み渡る。
大沢(父親 受け)が弱音を吐かない人です。シングルファザーのキャラではありがちな属性ですが、慰められるのが目的のお涙頂戴的展開にはなりません。麻生先生の絵柄が可愛い系ではないのもうまく合っていて、ツンツンキャラではないのに芯の強い人として描かれています。
続きの感想は下巻で!
花音のキャンペーンで半額だったので読んでみました。
子供を都合良く登場させる子供がアクセサリー的な子連れBLではなく、しっかりと子育てを中心に据えて描かれた作品だと思いました。
小料理屋で料理人として働くシングルファーザーの直樹の気持ちがとても丁寧に描かれています。
頼れる周囲もいない孤独さ。
人に出来るだけ迷惑はかけないように頑張らないと……と更に自分を叱咤するけど、限界に近い状態。
そんなある日、子供が熱を出してしまいます。
自分が看病してやりたいけど、自宅と店は遠い上、店は店長が療養中につき自分が休む訳にもいかず弱り果てていたときに救いの手が差し伸べられます。
救いの手を差し伸べたのは常連客の吉岡。
吉岡は恋多き男で、今までの彼氏やら浮気相手などもカウンター越しで知ってる直樹は、こんな恋愛にルーズな男の恋人になる人の気が知れない……と思っていた。
おまけに浮気がバレて現在フリーの吉岡は、直樹にちょっかいを出している警戒すべき人物なのですが、本当に困り果てていた直樹はその好意に素直に甘えることになります。
吉岡は軽いキャラに見えて、何かとマメで気が効く頼れる男。
直樹は子供第一で恋人を作ろうなんて考えはさらさらないので、グイグイと迫って直樹の退路を絶ってしまうような「めちゃくちゃ真剣」な追い詰め方ではなく、下心があるような無いような冗談を言いつつも時々真剣に迫って直樹を待つという吉岡が良かったです。
そんな吉岡と一緒に過ごして「よくやってると思う」という言葉一つで心がほっと緩んで息を吹き返したような気分になるの、すっごく良くわかる。
誰かに褒めてもらいたい訳ではないけど「親なんだから当然」と自分に言い聞かせて頑張ってる最中の「頑張ってるね」という言葉にどれだけ心が救われるか。
一人じゃないんだな、見ててくれる人がいるんだなという心強さ。
ここが凄くリアルに共感できたので、うちに引っ越してきたら?という吉岡の提案に、いやいやいや……とは思いつつも、子供にとってどれが一番ベストなのかを最優先としつつも、同居を選択肢の一つとして考え始める流れに違和感を感じないです。
あぁ〜ご都合よく流されちゃって……とは全く思わない。
最後のほうは直樹の元妻が登場します。
元妻がワンオペ育児で疲れ果てて投げ出したくなる気持ちは、確かにわかる。
多分子育てしてる人の大半が感じたことのある気持ちだと思う。
だけど子供を置いて家を出るなんて本当にありえないし、今更どのツラ下げてやってきたんですか??としか言いようがないです。
Rentaのキャンペーンで何気なく読んでみたらとても良かったので、すぐさま上下巻揃えました。
表紙からじゃ全然わかりませんが、子育てモノです。
ラブストーリーとしても、ホームドラマとしても、満足度の高いお話でした!
「パートナー」とは「家族」とは、にじっくり丁寧に向き合っているこの中身、8年前の発売当初より今の方が断然うけそう。
家族BL感を全面に押し出す今風の表紙で新装版を出し直すぐらいのことしてもいいんじゃないかなぁなんて思いました。
シングルファーザーとして仕事と家事育児に明け暮れる〔大沢〕。
そんな大沢をバツイチ子持ちとはつゆ知らず、店に来るたび軽い調子で口説いてくるゲイの常連客〔吉岡〕。
大沢は吉岡のことをニガテに思っていたのだけれど──
ある日娘の〔千都〕が熱を出して託児所に預かってもらえなくなったことで、大沢の男手ひとつの生活は簡単に立ち行かなくなり途方に暮れてしまいます。
それを吉岡が助けて・・・と始まるお話です。
この上巻は、「パートナー」とは、を考えさせてくれる巻かな。
「ほめられたくてやっている訳じゃないけれど」言葉で貰えると「ほっとする」。
大沢の本音はきっと誰しもが共感できるもの。
親は自分だけなんだから頑張らなきゃ、自分(親)がいるんだから人に頼るなんてダメだ自分でどうにかしなきゃ、と頑張る大沢をどうにかして自分に頼らせようと粘る吉岡のおかげで、少しずつ吉岡の頑なさもほぐれていきます。
地雷になっちゃう人もいるかな?
終盤で元奥さん出てきます。ハッキリ言って身勝手でイラっとする女性です。
下巻へ続きます。
(追記:投稿時萌2評価を付けておりましたが、やっぱり神にします!)
【電子】レンタ版:修正-、カバー下なし、裏表紙なし
一人娘を育てるシングルファーザーの料理人と、ゲイで恋多き常連客との、ゆっくりと進んでじんわりと心に染みるラブストーリーの上巻です。いつもはジレッタイのはあまり好きじゃなくて、先が気になって仕方なくなります。でも、このお話は、このじれったくてじんわりとくる感じが、とても良かったです。
料理人の大沢は、仕事に育児にと忙しく過ごしていて、恋どころではない毎日です。
対して、常連客の吉岡は、しょっちゅう恋人を変えている男です。おまけに、大沢にも付き合わないかとアプローチしてきます。もちろん、相手にしてないけれど。
そんな時に、一人娘が熱を出して託児所に呼び出されます。仕事があるのに困ったと悩んでいると、大沢を追いかけてきた吉岡が助け船を出してくれるのです。
だけど、大沢は、吉岡の好意に甘えていいのか悩みます。
題名の通りに、それなりに真剣な吉岡が良かったです。大沢に逃げ道を用意しながら、度々真剣にアプローチして待つところが大人な感じで萌えます。
最初は単なる遊び人かと思ったけど、実際の人柄を知るたびに好感度が上がります。
一方の大沢は、何でも一人で頑張っちゃうので、甘えるのが下手で、大沢の援助の手にもなかなか素直になれなくて。そんな大沢が、吉岡の前だと、余計な力が抜けるようになってきてるのにキュンとなるし、娘が可愛くて一生懸命なお父さんという感じも良かったです。だけど、まだまだ大事なことは話せなくて…。
娘を手放すかも…という気になるところで下巻に続きます。
じんわりじんわりと進んでいく2人の関係が良いですー。
千都ちゃん可愛いし良い子~(*´д`)ハァハァ
パパが頑張っているのを周りが認めてくれないことに不満がっているとこなんてもう…撫でくり回したいぐらだわ。
でも何故に“直樹くん”呼び?
お母さんのことは“お母さん”なのに。
あれかな~?
お母さんが“直樹くん”って呼んでいるから、それで覚えちゃったのかな?
で、パパは“お母さんは~(略)”って感じだからかな?
よっしーも素敵キャラです。
軽い風なのにいざって言うときに頼れる男って格好良いと思うのです。
直樹が気を遣わないような雰囲気をさらっと作れちゃうとことかイイΣd(´∀`*)
それにしても…いきなり呼び出して「金曜から引き取りたい」ってちょっと…勝手すぎだわ。
まさに良質の作品です。お話のプロット、設定、画など、あちこち細やかに描かれています。誠一の看病をして寝入った直樹がベッドに抱き上げられるシーンで直樹のズボンの後ろポケットにケータイが入っている一コマ、鍋焼きうどんの描写、大切にしたい相手だからこそ思う遠慮についての言及、悪意ではないけれど配慮に欠ける千都の母を「棚が一つしかない」という表現・・・、悪人を作らない設定がまた読後感を良くさせています。思い出したように読み返し読みふけってしまう作品です。芸術的とか華麗だとか個性的という褒め言葉とは違う、細やかな丁寧なマンガでした。
このレビューを書くために今回読み返してみて、以前読んだときよりなんだか心が温かくなりました。
恋人を頻繁に変えるゲイの攻様と、離婚して娘を一人で育てている料理人でノンケのシングルファーザーの受様。
最近失恋した攻様がいつも軽い感じで言い寄ってくるので、受様は苦手意識があるのですが、娘が病気になったことをきっかけに優しくて親身になってくれる攻様を次第に理解していきます。
その過程が丁寧に描かれてました。
一人親で子供を育てる苦労や、攻様が人から頼られると断れない性格の背景などがリアルで、ホームドラマのBLとしては良作だと思います。
受様の娘っ子がこれまた可愛くて、幼いのにお父さんに苦労掛けないように頑張ってる様子が健気で泣けてきます。こんな子、ほんとにいたら可愛くてしょうがないよ~。
所々で思わずプッと吹き出すような笑いの種がまかれているところも好みでした。
小料理屋「今井」の常連・吉岡誠一×バツイチ子持ちで「今井」の料理人・大沢直樹です。
元々お客さんだったけど、ゲイで付き合う男がすぐ変わる
吉岡をよく思っていなかったけど、娘の千都が熱を出してしまって、
吉岡の家で千都を看病することになり、娘が治ったら今度は大沢が熱を出して
しまって、またまた吉岡の家にお世話になるんですが・・・
そして千都と大沢の風邪が吉岡に移って大沢が看病する所で終わりました。
ただ・・・寂しがり屋で大沢を口説こうとしているのは、まぁわかりますが、
だからと言って、付き合う前に一緒に住むっていうのはどうかとm(-_-)m
あと、大沢の元奥さんが勝手すぎるのに非常にイラつきました。
マジで勝手すぎますね( ´△`)
千都を置いて勝手に出て行ったくせに自分が再婚するから
千都を渡せって勝手にも程があります(`・д・´)
まぁこれは下巻でどうなるかわかると思いますが・・・。
この作品は様子見の「萌」評価という事ですね。下巻が楽しみです(*'Д'*)ノシ
「めっちゃ真剣」じゃなくて「それなりに真剣」ってとこがいいなぁと思いながら読んだ上巻です。
このタイトルはたぶん、攻めの態度を示唆してるんだと思うのですが、実際にそれなりの真剣さしかない攻めなんですよ。
いろんな男と付き合って、浮気して、受けにチョッカイ出すのもその延長戦上にある感じ。
でもただの遊びってわけじゃなくてまさに「それなりに真剣」で、ちゃんと失恋に傷ついたりもしてます。
こういう攻めってなにげに珍しいんじゃないかな。
対する主役の受けは、恋枯れしてるシングルファーザーです。
一人で子育てしながら、精神的に疲弊している。
娘が可愛くてしっかりしてて、なんでも我慢するタイプで、性格的にはパパによく似てるなと思いました。
子供を上手く描ける作家さん、好きです。
このお話の子供はイイ子すぎるきらいはあるんだけど、そのイイ子さが読み手には「エライ!」と思うと同時に、痛々しくうつるんだよね。
主役カップルが近づくきっかけになったのはこの娘の発熱です。
たまたまが重なって、しばらく一緒に暮らすことになる。
それまで誰にも頼れなかった受けは、どんどん攻めの優しさに惹かれていきます。
恋愛の描写より、子育てに悩むパパの奮闘と、それを助ける攻めの描写が多いんだけど、その中で相手に惹かれていく様子がきっちり行間から読みとれる仕掛けになっています。
下巻に続く。
面白いっす。
一人娘の千都を男手一人で育てながら、小料理屋で働く大沢は育児に仕事にと忙しい毎日を送っていた。一方、小料理屋の常連吉岡は、恋多き男で、近頃は大沢にまで誘いを入れている。吉岡の恋愛感に疑問を隠せない大沢だったが、ある日、託児所から千都が熱を出したという連絡がきて…。
受けの大沢は、離婚時の言葉が原因で、甘えヘタで不器用。周りに迷惑をかけまいと、頑張り過ぎてる姿が苦しかった。
攻めの吉岡は、恋愛にルーズだけれど、その実優しくて頼りになってずごくマメ!千都の髪型上手に作れるのもかわいい。
あと大沢の一人娘・千都ちゃんがすごくかわいかった!すごく健気で、お父さんのことが大好きなんだなっていうのが伝わってきました。吉岡に手懐けられてるのもかわいかった。笑
一人で空回っているのでは、と悩んでいる大沢に、頑張りを認める、安心できるような言葉をかけている吉岡のやりとりにすごくじんとしました。そうして、人に甘えるのがヘタな大沢が、段々と甘えられるようになるようすもすごくよかった!
また、大沢に頼れという吉岡もまた、肝心なときは人を頼れなくて…という、ある意味で似た者同士な二人だったんですね。
そこから、二人がどうなっていくのか、また吉岡の人となりがどう形成されたものだったのか、が下巻で明らかになっていくわけです。
上下巻同時発売の意味が、2冊一気読みしてわかりました!
必死になって頑張っているシングルファザーと、ちょっと節操無し風のゲイのリーマンがくっついていく過程には、それなりの理由と段階が必要ですもんね。
エチも全くない、まだ第二種接近遭遇(?)的な上巻だけでは、海の物とも山のものともわからない状態。
結婚してもっと一緒にいられるかと思ったら全然そうじゃなくて、子育ては自分一人で、、と不満を募らせた妻に去られた料理人の大沢。
まず、この妻の言い分を我がままと思うか、納得できる部分があるか、、既婚者にはなかなか悩むところです。
ということで、大沢は娘の千都(せんとくんじゃないよ!)にも少し我慢を強いてしまうほど、一人で人に頼るのをよしとしないで頑張りすぎるほど頑張っている。
店の常連吉岡は、ゲイを公言していつも違う男を連れてきてるような恋多き(?)男で、大沢にもちょっかいをかけてきたりして、余りよく思ってない。
それが娘が熱を出した時に、吉岡によって人に頼ることの心地良さを教えられ、また人を助けることの心地良さも知り・・
という、イケスカナイヤツと思っていた吉岡への認識が変わっていく部分が丁寧に描かれているのです。
大沢の一人で頑張っている姿、娘の聴き分けの良さ、余りに健気で、ちょっと胸が苦しくなりました。
さて、下巻でどんな展開になっていくのか?ですね♪
これはやっぱり上下巻じゃないとなぁ・・って上を読み終わって思いましたね・・
だってまだくっ付いてないし・・しかもこの吉岡は1冊では語りつくせないんじゃないだろうか?結構愛想よさ気で・・しかも軽い?というか・・「来る者拒まず 去る者追わず」だね・・
そして彼に口説かれている、バツ一子持ちの大沢!
さて、どうなる?って感じで終わりましたもんね~♪
ホント表題の「それなりに真剣なんです。」の「それなり」の意味が分かったって感じでしょうか?
下巻でどれだけ進むのか楽しみな展開ですよね~♪
二人の掛け合いがとっても面白くて満足しました♪あとはどれだけ、吉岡が大沢に心を開けるか!って所では?ないでしょうか・・