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kinou nani tabeta
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
私がBLにハマり始めたのは2014年頃。
当時この「何食べ」の存在を知らず、確か11巻が出てる時に1巻から大人買いしたんだったよなぁ…などと思いつつ。
今年で23巻か〜。
思い立って1巻に立ち帰ると、1ページ目、オサム先生の言葉に振り返る史朗の目のなんという冷たさ‼︎
うわー!シロさんコワイ!
…って言うのは振り返って感じる事。初めて読んだ時はほのぼのするわ〜と思って読んでました。
中年なのにシュッとしたイケメン志朗のエプロン姿に萌え。
一方ケンジもなかなかカッコいい。最寄駅前にガラス張りの美容室があって、そこにケンジそっくりな美容師さんがいたんですよね。通る度に「リアルケンジだ!」なんて。
料理本としても良い!
この巻のメニューは作らなかったけど、調理の順序とか段取りとか非常に参考になります。
神でもいいかなとも思ったけど、私の中ではBLというより料理本なので「萌x2」で。
いやぁ読んでいるとお腹が空いちゃいますね。ちょうど今秋で、作中でも秋の味覚がいろいろ登場したので、作ろうと思えば作れてしまうなと。でも史朗のように副菜を何品も作るのは絶対無理です(笑)。仕事で疲れた体にそんな気力はないし、週末も料理に時間をかけたくない。せいぜい2品が限界です。料理が好きな人、料理することでリラックスできる人って本当に羨ましいなぁ。
ゲイとして生きる苦悩にもさらりと触れている所がよしなが先生らしくて好きです。グサッとくるけど、史朗も相手に悪気がないのは分かっている。料理、ケンジと史朗2人の生活、2人を取り巻く日常がバランス良く詰まっていました。
二人のゆったりと流れる時間がとても癒しです。
出てくる料理もとても美味しそうで…。
劇的な事件とか、盛り上がりとかはないのだけど、ただただ日常が流れているだけなのだけど、なんだか引き込まれてしまう。
日本人って普段から仕事に追われたり、人間関係がめんどくさかったりするから、二人のような時間の過ごし方に憧れてるのかも。
人のために料理する楽しさとかが詰まっていて、なんかいいなぁと。
たくさんの人に勧めたい作品です。
ありふれたtitleだけど中身が光る、小説というより料理本
「きのう何食べた?」のドラマ化作品は、沢山受賞している。
★2019年4月6日から6月29日までテレビ東京系「ドラマ24」で放映。
「何食べ」と呼ばれたこのドラマは、世界トレンドにランクインの高視聴率。
★作品賞:
社会の多様化描く「きのう何食べた?」は
『第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』
「ギャラクシー賞月間賞」
「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」
『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』を含む4部門を受賞
★2021年に東宝系で映画公開の予定。
劇場版公開記念の「きのう何食べた?」展の開催 などなど・・
プロの料理家を魅了して、絶賛されている料理漫画。
【『きのう何食べた?』が描く絶妙な“距離感”に私たちは魅了される】の記事では、「魅力が謎」と言われる人気シリーズと評価されてました。
▶ホントで1巻だけ【期間限定 無料】になってます。
絶賛レビューが多い作品。面白かった。サスガ御大。(何歳になられたのかな?)大奥が完結して、久しぶりの長期連載は、グルメものだったんだ。
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主人公の筧史郎は、芸能人でもない43歳
「あの若さとあの美貌は、はっきり言って気持ちが悪い」といわれている
街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士
ゲイで、矢吹賢二という美容師と一緒に暮らす。(情交シーン無し)
「1カ月の食費2万5千円」のお約束。
日課は、近所の安売りスーパーへ向かい、お買い得を鋭く短時間で吟味すること。
嫌な事が有っても、頭の中でレシピを練り、料理作りをすれば浄化できる料理好き
・・絵が地味で、激しく美男に描かれていないけど、史郎は超美人キャラの設定です。
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★史郎のストレス=「日常の中にすっと入ってくる隙間風」的なもの。ゲイについての母親の愚痴とか、ゲイカップルならではの悩み。
読むと、美男キャラが全然活かされていない・美男じゃなくてもいいんじゃないの?と思ったけど、容姿端麗+頭脳明晰は、母親が息子に向ける執着の元になっていた。
くどい料理の段取り説明は、脳内の史郎の内言。嫌な事から思考を切り離す為のストレス発散で、哀しみを抱えているという描写部分だから、哀しい時ほど口説くなる。
料理の段取りは、ストレス度合いを示す部分だから省略できないんだよねー。
料理が苦手だったり、嫌いでも、この作品を読むと作る楽しみが私でも湧いてきます。
何故なら、この本は、料理の段取解説があるので、読みながら読者も料理のシュミレーションしてしまうから。
独り暮らしを始める男性向けの料理本、段取り解説付きのテキスト・漫画バージョンといったほうが分かりやすいかも。
★『きのう何食べた?』シロさんの実用的なレシピ動画』もありました。
・・視聴後の感想:漫画の段取りをそのまま動画にしただけ、漫画構成の完成度が高いから動画化は簡単だったと思う。
漫画は、平面世界のドラマなので、イメージが異なる配役でドラマ化する必要がないんじゃないかな?と思ったり。
ごめんなさい、先に謝ります。
よしながふみさんの漫画、いまいちダメなんです私。ドラマになると面白いんだけど。
本作も初読時に1巻の途中で挫折して放ってました。
で、今回もドラマで見たらやっぱりすごく良かった!
独身働きマンの金曜夜にこのドラマはいいご褒美だわ〜♪(*´︶`*)と思いながら見ました。
西島秀俊さん&内野聖陽さんというキャストも当たりで、ゲイキャラがヘンに誇張されていなくてフラットに見れました。
2人の絵面、いい萌えが詰まってます♡
ドラマを見たので、原作にあたる本作のどこが自分の肌に合わないかよく分かったんですが、、、
すばり「レシピ描写」ですね。
これ読めば今晩の献立にすぐ活用できるレベルでシロさんが全レシピを事細かに呟きながら作るので、作ってる最中の描写がとにかく冗長。材料の何々はどこのスーパーでいくらで買ったか、まで言うからね。
それが毎話毎話繰り返されるからだんだん「シロさんもういいから黙って作って…」って気持ちになってきちゃう。
ここにもっと読んでて楽しい要素があるならまた違うと思うんですけどね。シロさんはある程度自炊する人なら作り方もだいたい想像つくような地味な献立のレシピを淡々とレシピ本さながらに呟きながら作ってるだけなので読んでてもつまらないんですよね。
ドラマではこの部分が1食目だけは忠実だったけど2食目ではバッサリ省略されていたので、やっぱ要らないよね脚本家さんグッジョブって思っちゃいました。
というわけで、ドラマのおかげでシロさんの料理描写が(自分には)つまらなかったんだと分かったので改めて再チャレンジすると結構スルスル読めるようになりました。(要するにレシピ部分を全部読み飛ばしている^^;)
ストーリーは面白いので、ドラマと並行してちょっとずつ読んでいこうと思います。
ちなみにこれ、非BLってことで読む前はもっとうっすらな匂わし方なのかなと思ってたんですけど、読んでみると普通にしっかりBがLしてるマンガじゃないですか。
2007年当時だとこれをBLです!と言うのはやっぱり無理だったのかな?
今なら全然BLでいけると思います。
ケンジがなんで他の人は奥さんや子供のことを普通に話すのに自分は恋人のことを人に言っちゃいけないの?ってシロさんに泣いて訴えるシーンとか、う〜リアルな切なさ(T_T)
よしながさんのコミックを読むのは久しぶり。
商業デビュー当初は読んでいましたが、はっきりいって萌えがまったくかぶらないし、絵柄が苦手で、周囲の友人知人が読んでいるからといって、自分も合わせて読む必要はないと気づいてからは、手に取るのをやめました。
ドラマ化で話題になっていることもあって、久しぶりに読んだら何か変わっているかもしれないと思って、手に取ってみましたが、やはり今でも合わないことがわかりました。
BLとかいうんじゃなくて…料理本?!(((o(*゚▽゚*)o)))
読んでいたら無性に手づくりご飯を食べたくなります♪
人が作った…のではなく、自分で作るご飯です。
そして私は料理を作るのは苦手なのですが…こんな料理作ってみたい!試してみたい!!って気持ちにさせられますー。
なんというか…「やらないとー」が「やりたい」「楽しそう」って気持ちになるというか…。
とにかく(`・ω・)bグッ!
続きも早く買って読んでみたいw
ゲイ。弁護士。料理。
と、よしなが先生のキーワードが集約されたような作品です。
オープニングの質問にスラスラと答える筧が少し気味悪く感じたのですが、その後スーパーへ立ち寄りいそいそと晩御飯を作る姿に可笑しさがこみ上げ、それ以降はどんどんイメージが崩れていき親しみやすい存在に。
ケンジの乙女ぶりにどっちが?と思っていたのですが、どっちかと言ったらネコってぐらいのネコなんですね。
神経質で見栄っ張りな筧さん家の今回の気になる献立。
鮭とごぼうの炊き込みご飯。
たけのことザーサイの中華風炒め。
トマトとツナのぶっかけそうめん。
たけのことがんもどきとこんにゃくの煮物。
鰯の梅煮。
ナスとトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み。
栗ご飯。
鶏肉のオーブン焼き。
ブロッコリーの土佐胡麻和え。
いちごジャム
等でした。
よしながさんは前から好きで、この本もずっと気になっていた本。
装丁が凝っていて、かわいーなーっと思った。
BL初心者にはなじみやすく、お料理はよしながさんご自身がお好きなんだなぁというのがよく分かる。
熟年ゲイのほのぼのした雰囲気と、ちょっぴり垣間見えるリアルな苦悩。
軽すぎず重すぎず、程よい感じはやはりベテランの妙技。
全巻揃えてしまいそう。
BL=エロを求めていない自分にとってはこの作品は神です。
シロさんのお料理は栄養素なども気を使っていて、
まるでお料理上手な奥様みたいです。
こんな、熟年夫婦みたいなゲイのカップルも素敵です。
そうは言ってもゲイのカップルということで、
気を使うことも色々あるようで。
そんな所にも萌ます。
おねぇが入っている矢吹は可愛い性格で、
シロさんは客観的に物事を考える性格で。
二人のバランスが取れていて、
そんなところも素敵でした。