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haru wo daiteita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
14巻。
そして最終巻。
リアルタイムではないのでコツコツ紙で集めての初読みが確か2015年頃。
今一気に読み返してレビュー書いてますが、内容的にこれが最終巻?と思うくらい色んな出来事が起きる。
特に大地震のくだりがまるで予言のように思えて、何だかゾッとします。
岩城の独立がうまくいくと思いきや、のまさかの前社長の薬物スキャンダル、息子社長の拳銃所持なんてそんなバカな!
その後も良い事も悪い事も次々とやってくる。
岩城の凜とした部分と不安定にぐらつく心と、香藤の包容力と子供っぽさがいつでもかみ合って2人の仲は安定。
そんな時にまさかの東京を襲う大震災…
発表は2009年ですよ?追いついてしまったリアルを思い出しながら読みました。
これほどの長く力強いシリーズの最終巻としてはちょっと不自然な終わりだと思うけど、色々あったから…その後「ALIVE」も続くので今となっては気になりません。
それより完全に2人のストーリーとしては終わってしまっている今、読み返して感動を新たにしています。
最終巻で怒涛の展開!ジェットコースターのように次から次へと上へ下へと起こりまくり!
まさか14巻でこんなに色々あるとは!
岩城の事務所独立問題から社長逮捕からの展開は見事でした。社長の息子の暴政に立ち向かう岩城。事務所のみんなを守ろうと。結果とんでもないことが起こりましたが人情味あふれる春抱きですからね、きちんと回収されます。
社長業に俳優に忙しい岩城。過労で倒れてしまい…。
その時香藤は映画の撮影中で…。
大震災が東京を襲います。
現実と重なり衝撃を受けました。この本が出版された日付を確認してしまいました。
香藤の生きるため岩城にまた会うため、現場の皆を諦めさせないために叩き続けた石。感動で泣けそうでした。
そしてスポンサーも離れドラマや映画どころじゃない状況になり…。
それでも2年後にはまたジャパンアカデミーの授賞式が無事に行われ。
プレゼンターの岩城の台詞や、映画のスタッフを鼓舞する香藤の台詞、役への解釈、感動しました。
シリーズで初めて神評価をつけました。間違いなく神です。
始めは尻込みしながら読み出して、二人の成長と愛情に止まらなくなり、あれ?ちょっとマンネリ?と思ったらまたまた大きな展開があり、最終巻でこんなに嵐のように巻き込まれるなんて。
春抱きを読んで良かったです。ありがとう!
春抱きとりあえず完結!新田先生もいろいろありましたがとりあえず終わらせてくださったことに感謝です!春抱きシリーズが終わって、やっと自分なりに心の整理ができて落ち着いてきたので記念でレビューさせてもらってます。
春抱きは実は自分が生まれる前から連載されている作品で初めて作品を見たのは小学生の時でした。初めて読んだときはあまり理解できなかったですが一年に一度のペースで読み直して年を重ねるごとに二人の愛が尊くて尊くて・・・(もちろん、尊いなんて陳腐な言葉ではおさまらないですが、ここではこの言葉にさせていただきます。)まだまだ成人はしたものの愛なぞわからない若造ですが、本当にこの二人が愛し合っている姿が大好きでした。
最終巻、やはり打ち切り感は満載でしたね。急な地震・・・ただ賛否両論はあると思いますが私は急な打ち切りだったにしてはうまくまとめられていて、めちゃくちゃなまとめられ方をされていなくて嬉しかったのを覚えています。最後の香藤たちが幸せそうで何よりだな、と思います。やはり推しが幸せなのが一番幸せなので。
書いてる今aliveの方も読了しておりますのでそちらも絡めて書きたいのですが、aliveはaliveで感想を書かせていただきます。
新田先生、全14巻連載お疲れ様でした。
前巻まで有名な割にレビューが少ないなぁと少し寂しかったのですが、この最終巻にまとめてレビューされている方が多いのですね。安心すると共に、嬉しく思いました。最終巻だからといってやはり甘々にはならず、どちらかといえば波乱ばかりが起きて全然落ち着かない展開となっていましたが、そういう状況になればこそ、人は本来の姿が現れるもの。まずは自分の体調管理を徹底することが相手の幸せに繋がるのだ、という香藤の言葉がとても素敵で、それでもやっぱり無理してしまう岩城、有事の際には香藤の身を案じ過ぎて涙を流す岩城が愛おしかったです。香藤の言葉が沁みてないというわけではなく、それは十分理解しているし、自分の身や心を守ることを蔑ろにはしていない。ただ、そんな風に自分を鼓舞していつでも元気付けてくれる存在の喪失が、彼にとって何よりの恐怖だということなんでしょう。当然ですね。
その気持ちはきっとどんな言葉をかけられても、一生背負っていくものになるだろうし、それが悪いわけではない。その都度その都度、2人で共有して乗り越えていくしかないと思います。そこでいかに相手の目線と同じところまで降りて来て、その気持ちに寄り添えるかが大事なんだろうと思う。岩城より落ち着いていることが多く、相手への信頼がほとんどブレない香藤は、岩城が取り乱した時必ずその気持ちを汲んでくれる。岩城が取り乱すのは、いつでも香藤を愛し過ぎているから、他人への情が深いからなのだと、ちゃんと分かってくれている。これだけ分かり合えている2人なら、これから先もずっと大丈夫だろうと、改めて安心させてくれた最終巻でした。ここからどんな新章が待っているのか、読むのがとても楽しみです。
二周読みました。本当に話がよく出来てるなあと思いました。俳優の話なのでドラマや映画の劇中劇のストーリーまで面白くて途中に出てくる週刊誌の記事の文面に至るまで作者が考えてるなんてすごいです。頭が良くて完璧主義の方なんだと思います。
やはり長く漫画の世界で活躍する方は画力、創作力、演出力、構成力、全てにおいて優れていると思いました。二回目に読んだ時、より強くそう感じました。
そして時々見せるギャグが効いている。仕事できてかっこよくて完璧主義の受けの岩城さんがたまに見せる天然ボケにメロメロです。スーパー受け様っていうのかな(たまーに攻めるけど)AV男優をやってたのにあんなにピュアな性格なのが不思議です。
一巻のあとがきで当時攻めの香藤ファンが圧倒的に多いって書いてたけど私は絶対岩城さん派。だって可愛いもん。結構な年上受けなのに。でも受けを輝かせるのが攻めですからね。両方大事です。
この世界では自他共に認める男夫婦、家族同然というのが素敵です。2人の家まで買っちゃって。周りの人々や世間もナチュラルに受け入れてますからね。それぞれのマネージャーとか脇役キャラも魅力的でいい味出してます。
騒動の後、無理やり持ち込んだ最終巻、という話は、暫く知らなかった。
そんなこと思わせないほど、ストーリーは良かったと思う。
なのに、作画が酷すぎた。顔が歪んでたり、崩れてたり。こんなレベルで出版社が、よくOK出したと思う。それとももっと酷かったのか?
やはり噂どおり、何かに依存しすぎて、それがないとこの筆力しかない漫画家なのだろうか。
香藤くんの服が、いつもカッコよく着こなしていて好きだったのに、もう魅力的な服を着させてもらえてないのは、やはり作者のオリジナル力がないのだろう。
BLで14巻ってすごいですね、それだけで拍手喝采です!
AV男優が成功して日本を代表する俳優に、しかも社長というサクセスストーリーです。こういう夢あふれる設定も漫画の醍醐味ですよね。
くっついたらゴールではなく、くっついてからどうやって男同士で付き合っていくのか、同じ性別、職業だから張り合ってしまう気持ちなどが
とことん丁寧に描かれていて、勉強になりました。
作者さんが丹念に考えられたセリフは2〜3度読まないと理解出来ないぐらい言葉で読ませる作品ですが、読後に少し賢くなれます。
クサい台詞が2枚目のお二人に合ってるのかな??^^
Hはツルっとしていていやらしくなく、それよりもお互いを思いやる大人の男同士のヒューマンドラマという印象でした。
書き下ろしは、スケールが大きくて、そして大震災を経験した後に読んだのでぐっと心に入ってきました。
自分の身体に相手の幸せを預かっているんですよね、本当に。。
今さらですが、色々とお疲れ様でした。 神です⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
現在新田祐克祭り真っ最中のねじが飛んだたわごとですので、ご注意を。
BLを読み始めたのは最近のことなので、今更全巻そろえて読みました。読んでいるうちにどんどんはまってしまい、なぜ手に入りにくくなっているのかも知りました。
14巻の初出一覧を見て、ページ数のほぼ半分を占める「ライフライン」が描き下ろしであることを知り、またカバー見返しの作者の言葉にこみ上げるものがありました。
誰が何と言おうとこのシリーズが素晴らしいことは疑いようもないことだと思います。この作品にかけた作者の情熱は計り知れないと思うし、これだけの大作を破綻させずに書ききることにどれほど労力を注いだか、読めば伝わってくるものがあるからです。
このシリーズがこれだけ支持されるのは、男同士だとかそんなものを超えた二人の愛に感動させられるからでしょうね。時に臭かったりもするけれど、それが却ってリアルな気がします。本気で一生懸命になったら、なりふり構わず泥臭くもなる方が人間らしい。彼らのベッドシーンもきれいなのにどこか人間らしくて、だからこそ共感できる気がします。
何より、いつまでも上を目指して前に進もうとする彼らに憧れます。スターだからとかかっこいいとかでなく、生き方としてぎりぎりまで全力を尽くそうとするその姿は、作者の理想の姿なのかもしれないとも思えました。
ALIVEとなって続編がスタートしていますが、これでいったんの完結です。後から読む身としては、作者自身のこともあってはじめて完結できたようにも思えました。
このシリーズが完結・再開できたのも、後から知った私がこの作品に出会えたのも、作者はもちろんこの作品を大切に思ってきたたくさんの人のおかげだと思います。そのことに感謝したい。
そして、読後にそんな気持ちにまでさせてくれるこのシリーズは本当に名作中の名作。モンスターだと思います。
1~14巻、最近まとめて読んだ者の感想です。
「春を抱いていた」、有名な作品という事は知っていたのですが、絵柄があまり好みじゃなかったので、手を出さずにいました。
事情も事情ですし、集めるの大変そうだな~というのもありました。
しかし雑誌(BE・BOY GOLD 2012年6月号)に掲載されたお話を読んで、興味を持ち頑張って集めて読みました。
感想は、頑張って集めた価値は十分にありました。
とっても面白かったです。
リバのお話が好きというのもあるのですが、二人の関係がとっても良かったです。
絵柄が苦手というのも、全然気にならないぐらい面白いストーリーでした。
最近、電子書籍での配信もされているようですし、是非また紙で再販してほしいなぁと思うのですが、問題が多すぎるのでしょうね・・・。
次の掲載の予定もGOLDであるようなので、雑誌で掲載されたお話がたまったら是非コミックスにしてほしいなぁ~とも思っています。
とても素晴らしいお話なので、もったいないです。
集めるのは大変ですが、その価値は十分にあると思うお話です。
ちなみに、私は13巻を探すのが一番苦労しました。
最初は好きじゃなかったんです、この作品。
絵柄はレディコミくさいし、展開も「勝利・努力・友情」モットーの少年ジャンプかってぐらいの王道だし、言うこともやることもクサイし、8年結婚していて倦怠期もないというハイパーカップルだし…でも、14巻まとめてドサッと読むと、岩城さんと香藤クンのバカップルぶりに病みつきになりますw
表面的に読めば恋愛&サクセスストーリーなんですが、読後感が非常にさわやかです。
読んでいるうちに、王道とわかりつつ、つい二人を応援してしまいたくなる…そういう意味では「思い思われる」感情の機微に説得力があります。
Hシーンも濃厚なのですが、なぜか邪なイヤラシサがない。愛あってのセックスだというのがじんわり感じられる。
まあ、いろいろあっての最終巻になりましたが、40巻ぐらいやってほしい「名作」です。