晴れたる青空

haretaru aozora

放晴的蓝天

晴れたる青空
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×26
  • 萌15
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
94
評価数
27
平均
3.5 / 5
神率
18.5%
著者
深井結己 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
価格
¥876(税抜)  
ISBN
9784812471166

あらすじ

勉強だけが取り柄の優等生・衣川と札付きの不良の吉見…
普通なら決して交わるはずもないふたりの魂はしかし、あの日、あの消毒薬くさい保健室の一隅でまちがいなくつながっていた……
そう、互いに息づまるような青春の煉獄の中でもがきながら、この世でただひとり、信じるべき相手の存在を身近に感じて―― 。
残酷かつ苛烈なる人生に立ち向かう少年達の戦いと彷徨を鮮烈に描いて至高の名作の呼び声高い表題作をはじめ、心ふるわす感動に満ちた,、在入手困難な幻の傑作選をベスト・セレクト!!
ここでしか読めない描き下ろし珠玉編22Pも必見のファン待望、豪華プレミアム作品集ついに刊行!!

表題作晴れたる青空

(複数のカップリングのため未記入)
(複数のカップリングのため未記入)

その他の収録作品

  • 俺はあなたの犬だから
  • 楕円少年
  • 花葬庭園
  • 日溜りの猫
  • 優しい夢はそのままに
  • ティータイム27:00
  • 天使が通りすぎてゆく
  • 三人家族(書き下ろし)

レビュー投稿数17

短いからいい、でももっと読みたい、複雑な気分

 8つものカップリングからなる短編集で、どれをとってもストーリーが非常に濃い上、衝撃的な展開だったりメリバだったり何かしら鬱な余韻を残すものばかりでお腹いっぱいになれました。ただこういった展開は大好きなのですが、8作も短編で続いたことにより、1つひとつの重みが和らいでしまう気もし、萌評価に落ち着きました。かといって長編ならば良かったのかというと、短いからこそ鋭い痛みを残せたであろう作品もあって、贅沢な批評をしている自覚もあり。難しいですね。これだけの数があっても似通ったものがなく、それぞれが異なる魅力を放っていたところは、心底賞賛したいです。もっと浸りたい、でも必ずしも長さが欲しいというわけじゃない、そんなもどかしい気持ちを抱いてしまう作品でした。

◆晴れたる青空(表題作)
 「ゆうべ母親を殺した」というモノローグから始まる作品。暗さから一転してコミカルなシーンに変わり、なんだ、優等生と不良の恋か、なんて冒頭の独白を忘れて読み進めていくと、最後に思わぬ別れが。しかし、人は恋をすることで別のベクトルにも強くなれる、自分を見つめ直すことができるのだということを表した、良い結末だったと思います。描き下ろしで救いもあって、最後は温かい気持ちになれました。

◆花葬庭園
 こういうの好き!と、まさに性癖に刺さった作品です。これはもっとページ数をとっても良かったと思うくらい。好きだった相手を殺したわけでもなく、相手が自ら実験台になってしまったわけですが、文字通り植物状態となって喋らなくなった相手にさえ欲情できる本物の愛。そして、最後は相手を巻き込んで死ぬ。何も語らぬ人となってしまった相手も、きっと同じことを望んでいただろうなと短編でも十分伝わるところに、深井先生の腕を感じました。

◆ティータイム27:00
 『花葬庭園』と同じくらいお気に入り。終わり方は悲しかったけれど、自分を愛した男と自分が恋をした男2人に対して、最後まで思いやりを見せ続けてくれた受けが、本当に美しい人だなぁと。彼が自分をただ搾取されるだけの人生から救い上げてくれた先生のことも、大切に思っていたことには変わりない。それでも恋をしてしまった、それを許してもらえなかった彼の魂が、あの世で少しでも楽に生きられるよう祈ります。

0

表題作、良かったです。

私が好きな深井さんの短編集。
9つもお話が入ってます。
通常に比べ、厚いし。
なんかお得と思いつつ、短編ははどうかなと思いつつ読みました。
物凄く好き!と思ったものと、うむ、好きっと思ったものと、
設定的にうーん…と思ったものと…
という1冊でした。

以下ネタバレ含んでますm(_ _)m

「晴れたる青空」と「三人家族」がむちゃむちゃ好きでした。
この2つは繋がってます。
1話目と最終話に収録されてるお話。
短い短編ものなんですけどね、
私の好きな深井さんテイストがあって、
これだけでもぅ…泣きました。
高校時代が2人の出会いなのですが、
その時の話が良くて…
いつも頑張ってなくちゃいけないのって辛いですよ。
「気分悪ィのはお前じゃなくて衣川だろ!」って衣川を庇った時、
なんか読んでて嬉しくなりました。
だって衣川頑張ってんですもん。
「僕はあの日幸せだったんだ」って言った時、
胸が痛くなりました。
幸せだったんだってのが、すごい伝わってきて。
「空が晴れたので」って…
普通に聞いたら「なにポエムしてんの?」って思うけど、
やっと彼が自分の支えになるものが出来たんだな〜って思ったら、
ちょっと泣きそうになりました。
で、そこで話が終わったと思ってたら「三人家族」ですよ!
「下手の考え、休むに似たり」って…
最後の絵は泣けました。
吉見、いい。
最後の吉見の背中が大きくって、好きだー。
ちなみにこのカップルは、
書き下ろしが入ってて、それが可愛い。
「わからない、わからないよ、吉見…」、笑った。

その他の作品は好きだったり、そうでもなかったり。
幽霊になって現れました系は、
うーん…短編だと短すぎて、ちょっと無理がある感じ。
天使の話は割と好きだったんですけど、
最後の絵があんまり好みでなくて…
なんか急に「てへっ!ウィンク☆。うふ!またね☆」みたいな感じ。
ちょっと見たくなかった…好みの問題ですけど。
ヤクザの話は、ちょっとくさいなぁ〜と。
まぁ全編くさいんですけどね。
くさいの嫌いじゃないんですけどね。
王道でした。
後は薔薇の話。
私には、あぁいう系はどうしても受け付けなくて。

深井さんの作品は好きだし、
今回も、どのお話も話の設定自体は嫌いじゃないので、
もぅちょっと長さがあって最後のオチがあるのを読みたかったと思いました。
短編だと「あーなってこーなってこーなりました」ってなり、
こっちも「あーそういう話を読みました」ってなるのが本当残念。
本当短編って難しいんだなーと、いつも思います。
好みの問題だとは思いますが。
なので、短編で「いいなー」と思うものを読んだ時は、
この作家さん、凄い!なんて思っちゃいます。
ま、その判断も自分の好みに合ったかどうかの問題だと思いますが。

今回プラスマイナスで、
表題カップルがすごく好きだったので、萌萌にしました。
表題カップル好きだなー。
吉見好き、衣川好き。
売り物にならんでしょってなってもいいから(あの2人に問題が起きて欲しくない)
その後の2人の幸せな話が読みたいです。

2

違う世界観

表題作『晴れたる青空』のほか
短編7作品が収録されています。

『晴れたる青空』の冒頭
「僕はゆうべ母を殺した」
そんなセリフからはじまりました。
優秀で勉強のできる衣川は同じクラス不良の吉見からテストのカンニングを強要される。
いつも授業を妨害され、弁当を横取りされ、当番を押し付けられ・・・
いいことなんて1つもなかったが・・
テストのとき具合が悪くなって吐いてしてしまった衣川のおう吐物を
なんの躊躇もなく片付けてくれた吉見。
その後も保健室に連れて行ってくれて、衣川は吉見に対する見方が
偏見だったと気づき、好意を抱く。
衣川は成績優秀で、母親からも大きな期待をされ小さい時から勉強だけを頑張ってきた。
衣川の心の中でずっとふつふつと湧いていた得体のしれない気持ちが
吉見との出会いの中で、自分自身の本来の姿と気持ちに気づくきっかけになり
親の言いなりの生活から離脱したい・・・そして母親を殺害。

高校卒業後、吉見は自分の体を売っていた。
それを知った衣川は吉見を買い、その後吉見を刺そうとするが
本当は吉見も衣川のことを想っていたことがわかり二人は結ばれる。
その後、吉見には告げず警察に出頭。母親殺害を自供する。
描き下ろしで、刑期を終えた衣川を吉見が待っているストーリーが描かれています。
刑期中、面会も断り手紙も返事を出さなかった衣川。
出所後も人殺しをした過去を持つ自分は吉見のところに行くべきではないと
ためらっていたが、吉見は最初から一緒に暮らすことを考え部屋も準備して待っていた。
殺人などのキーワードが出て来るので、ちょっと異質な感じがしましたが
人の気持ちや生きるという意味を考えさせるストーリーでした。
出所した衣川を、衣川のために用意した部屋で吉見が抱きしめるシーンに泣けました。

その他の短編も、少々ゾクッとするものもありましたが
ファンタジックで独特の世界観のあるストーリーばかりで
話の中に引き込まれました。
らぶらぶ甘々の話とはまったく違うので、好き好きはあると思いますが、
こういう世界もまたBLなのだと改めて感じました。

3

これぞ!!深井結己作品

いいですよ~。
深井作品は やっぱりこうでなくっちゃねえ~。
私の愛する作品達がここに終結している。
狂っているものが読むと また一層オツでございます。
完全に違う世界に連れて行かれます。
至る所に狂気がさまよっています。
朝からヘビーな気分にどっぷり浸れます。
なかなか現実世界に戻って来れないですよっ!
心臓が悪い方は読まない方がいいでしょう。
でも私は 本当に大好きです!
人間としての悲しみ・辛さ・自分が生きている事を
あらためて実感するのです。

1

短編集

暗いよ~重いよ~悲しいよぉ゚(゚´Д`゚)゚
なんて言いながら、なんだかクセになる作家さん。
完全にロックオンです。
あれほど積本増やさないって決めたのに、深井さんの漫画大量にゲットしてしまった。
あっかーーん!!

おいといて
表紙の爽やかさに惹かれて購入したこの作品なのですが
ちょっと古い作品も多いせいか、重たく切ないお話多めの短編集。
死ねたとか、暗いの苦手なかたは要注意です。爽やかなのは表紙だけです(笑

・晴れたる青空
ずっと生きる世界が違う、ヤンキーなんて・・と思っていた真面目くん。
けれど、本当はだれよりも見ていて、手を差し伸べてくれる存在だった。。
精神的に追い詰められて親を殺し~なんてネタがあるものの
巻末の書下ろしのお話がすごくホノボノしてて良かった。
受も、親の残した借金を返すために男に身体を売っていたこと
全てが帳消しになるわけではないのだけれど、ここからスタートという気持ちにさせてくれるエピソード。思った以上に受の一途さにキュンとくるお話でした。
最初の話ののちの4コマ。重たい終わりのあとのコレってwwと可愛かった

・俺はあなたの犬だから
腹違いの兄弟もの。近親相姦あれど~なお話
死ネタ注意。もしも・・・なら・・と考えてみても結論は同じなんだろうな

・楕円少年
同じ家に住む従兄弟どうし、お互いに気持ちは寄せていたものの
すれ違い生じて~なお話。
部活の合宿で、好きな相手が部活のコーチとナニをしているのを
隣で・・・・とか、目の前で・・とか
萌えた+(人*´∀`)モットヤレ
というか、最終的にハッピーエンドよろしいわけなのだが
十二指腸はどーなったのよ?

・花葬庭園
これもあまつさえ病んでるとしかいいようがないですな。
これぞホントウの植物人間w

・日溜まりの猫
これも愛の形といえばそうなのですが
依存も過ぎれば・・・・うん。幸せになって欲しい

・優しい夢はそのままに
1コマ目の絵が好きですw
起承転結がすごくうまくて、あれ?これってコメディ?!
なお話なのですが、なんだかホッとする作品。
いつかどこかでまた巡り会って欲しい。
好きだった相手が歳をとって・・よくある話ですがなんだか(´Д⊂

・ティータイム27:00
性的虐待を受けている幼い受を救ったのは、虐待を敷いていた男の息子。
ホッとするもつかの間、その息子にまだ血塗れた穴にぶち込まれるとか
どんだけ非道・・・・・
繰り返される運命には逆らえない・・という結末なのですが
なんとも後味が悪い。ムヤムヤ゚(゚´Д`゚)゚

・天使が通り過ぎてゆく
自分の将来を悲観し、死のうと決意した夜
現れた天使は・・?!なお話。
これも好きな相手が死んでしまうという、結局サヨナラかい!
なお話なのですが、好きな相手と結ばれること、本当の気持ち。
胸がほわんと暖かくなるお話でした。
贅沢をいえば、生きて一緒に居て欲しかった。
幸せの形は人それぞれありますが。。

5

確かに兄は眼鏡が似合ったよねー

帯『信じよう…曇り空の向こうを。』

再録本とあってかなり既読作品が多かったんですが、やはりこうやって分厚い本になると感慨深いものがありますね。
痛い系の話から青春モノ、はては最後がギャグオチなモノなど色々ですがやはり病んでる痛い系の話が多かったですね。
それが深井さん作品の持ち味の一つでもあるので納得といえば納得なのですが。

あとがきにある犬兄さんが黒縁眼鏡じゃないのは一生の不覚とありますが、自分もあの兄は眼鏡が超似合ったよねええええと思いっきり同意してしまいました。
比較的新しく深井さんにハマった方には丁度いい再録集じゃないでしょうか。深井さんワールドをがっつり堪能出来ます。

2

初読み。

初めてこの方の作品を読みました。
ご本人様も「鬱鬱ほっこり鬱ほっこり」と称されているとおりに、ちょっと病んだ感じのお話が多かったです。
独特の雰囲気があるんだけども、はっきりスッキリハッピーエンド!っていうのが少ない。

表題作の「晴れたる青空」
本編ではある意味、清々しくもある終わり方で。
けれど、どこかハッピーエンドとは言い切れない部分もあって。
別離があるからそう思うのかもしれませんが、描き下ろしでその後のことが描かれていて。
ようやく明るい未来が見える結末に幸せを実感できるというか。
本編の結末もキレイだったけれど、こういう終わり方もいいなと思いました。

あと印象に残っているのが「ティータイム27:00」
歪んだ執着というか、執着がひどすぎて歪んでいくというか。
そんな執着を押しつけられながら、恋を見つけ、こっそり想い。
バレないようにバレないように。
想いながらも逃れきれずに。
ただ相手に迷惑がかからないように。
そういうのも、執着してる相手が見せる執着もなんか惹きつけられるものはあるんですが、最後がちょっとファンタジーみたいな気がしないでもなかったです。

0

絵柄がちょっと…

この作者さんの作品は初めてなのですが、趣味に合わないというより、生理的に受け付けませんでした。

私は元より死ネタ好きな方なので、レビューと表紙見て買ってしまいました。

まぁ、結論言えば騙されたなー、と思います。
好きな人は好きだと思うんですが、表紙で騙されます。
ページをめくると、昭和系の絵が…っ!
私、昭和の絵、苦手なんです。
もうこの時点でヤバイのですが、読み進めて行けば好きになる作品って、有るじゃないですか。
私、ゴールデンデイズは感動しましたし。

で、読んでみたけれど、…断念。
本当すみません、無理です…。
表紙買いをするのは気を付けた方がいいかも、です…(;∧;)

1

ハッピーとバッドの中間

ここまで好みの分かれる短編集は久しぶりです。
ある人は大好きでも、ある人はもう2度と読みたくなくなっってしまう。
私はもちろん前者です。
「死」という要素のないお話がほとんどないということで、
作者の深井さんの言うとおりまさに「鬱鬱ほっこり鬱ほっこり」な短編集になっています。

「晴れたる青空」
今まで知ろうとしなかった大切な感情を全てを終えた後に知ってしまう衣川くん。しかしそんな衣川くんに吉見くんは、2度と会えなくても、同じ空の下生きていればそれだけで幸せ、と話します。
吉見くんのその言葉から勇気を得た衣川君の決断を経てお話は収束に向かいます。どんなに離れていても彼の頭上にも、吉見くんの頭上にも確かに同じ青空がある。教えてくれたのは誰でもない、大好きな吉見くんだった。
ラスト3ページの演出のすばらしさに涙。

「花葬庭園」
これはもう「業」と言ってもいいんじゃないかと思うくらい
重たくて、生半可な気持ちで近づけない愛情の物語。
恋や愛といった一般的な表現で足りるような感情なら、彼らが選んだ
選択肢は存在しなかったのかもしれません。
どこにも行き着けないから、終わりにするしかない。終わりの先でしか
繋がれない。そんな悲しいお話です。

「ティータイム27:00」
逸美は最後まで選択を許されなかった人なのではないかと。
生きるために叔父からの性的な虐待にも耐え、それから救ってくれたはずの
教授からもまた虐待を受け、恋人として生きることを強いられる。
彼を愛しているが、教授の愛情の重さに辟易してもいた逸美に何も知らない宇一、という光が降ってきた。
選択を許されなかった彼が唯一自らの意思で「好き」を自覚し、守っていこうとしていた矢先に彼は思いを告げることなく死を選ばされてしまう。
伝えたい思いも、伝えられるはずだった思いも悉くすれ違ってしまった
宇一と逸美の恋の結末はこの短編集の中でもっとも寂寥感のあるものでした。

できることならやり直させてあげたい話もありますが、
この結末だからこそ心に残るのかなとも思います。

3

狂気と真の愛の数々です

バッドエンド苦手の方には辛い一冊かもしれませんが、ところどころ救われてもおります。
しかし、深井さんの作品はどれも胸に響くものが多くて短編集ながら一作一作が、それぞれの核心をついて深い味わいのあるものですので、ここが病みつきになる所以なのだなと、いつも感心させられるのですが・・・

表題作、母親を殺した男が唯一自分の神様だった男に再会して自主を決めるというストーリー。
これだけ書くだけで、拒否反応が出るかもしれませんが、そこに書き込まれた、青年のうっ屈した家族関係、そして救いとなった同級生の存在。
それが明かされていくことで、この話をただのバッドエンドにはしていないのです。
ヤンデレな攻め様の、素直でない好意の現し方がかわいらしくて、そして再会しても、その気持ちを忘れないでいてくれたことに感謝すら覚えました。
最後に、出所後のことが書かれております。
「おかえり~」と出迎える姿にこの一冊まるごと救われた気持ちにしてくれます。

「僕はあなたの犬だから」 異父兄弟もの。 死んで初めて告白される愛

「楕円少年」 高校生がその気持ちを隠すため、先生に脅される。
 しかし、両想いだったという唯一のハッピーエンド

「花葬庭園」 恋人との研究を命を賭して守る、ある意味激しい執着愛。

「日溜まりの庭」 壊れた恋人との永遠の生活は破滅なのか?

「優しい夢はそのままに」 恋しい義兄との再会は別人!?お笑いです。

「ティータイム27:00」 おいしい紅茶を入れてくれた人は愛する人を守るため、死してなお・・・

「天使が通りすぎてゆく」 死期を悟った少年が想いを遂げる

バッドエンドがほとんどですが、すべて愛があふれています。
その形は様々ですが、それぞれが全く違う味を出し、どれ一つ同じでないのがこの一冊のよいところです。
深井さんを一度読まれて、少しでも心に残ったら、この作品もトライしてみてください。

3

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