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sweet bitter candy
チビでデブだから略してチデブ、今だったら変えるよう編集さんとかに言われそう。
受け君のもだもだしてる感じは結構好み別れると思います、それに反して攻めの魅力はわかりやすい。男らしくて格好良くてでも何か近寄りがたい。
所謂おもしれー女のBL版なのですが先生、定番物好きだなあと思いました。
◆スイートビターキャンディ(表題作)
学生時代太っていて冴えない見た目だった子が大人になって痩せ、垢抜ける。時々見かける導入ですが、昔馬鹿にされていた仕返しに走る展開などではなく、攻めも受けも一途に相手のことを気にかけていたところにきゅんとしました。攻めの金谷がとてもSっぽくて、口調も荒々しいのに、川口に逃げられないように少しずつ距離を縮めようとする繊細さもあって、そのギャップも素敵でした。
◆もう少し待って
先輩後輩もの。先輩である刀根にぐいぐい迫る二宮が飄々としたキャラに見えるのだけど、彼も好き勝手行動するように見えて、実は結構刀根の意思を尊重するタイプ。刀根の好きなもの、したいことを否定しないスタンスによくできた子だなぁと感じました。最後は刀根の方がそれでは物足りなくなっていく展開に、計算ではなかったにしろ二宮の一途さ、健気さが勝ったのだなと嬉しくなりました。
卒業のとききちんと告白してたらどうなってたんでしょうか?言い方って難しい…。よっぽどじゃなきゃ、そんな堂々と告白できないでしょう?まあ、後半は受けが天然なのか攻めを翻弄させてて、面白かった。二人とも考え方が独特で、え?と思ったりした。そこが良かったんだけど。これが一冊目のコミックスってすごすぎ。長い複雑な作品ばかり読んでいたけれど、こんなかわいいストーリーもいいので、もっと描いて欲しいです。思っていたより神評価率が低いけれど、いい作品です。表題作が短くて残念。
2008年発表の作者様デビュー作。短編集です。
私の「麻生ミツ晃先生」のイメージは、イタくて繊細なストーリー展開。
その通りのちょっとヒリヒリするお話たちでした。
「スイート ビター キャンディ」
「クイック スロー リズム」
「スイート スイート キャンディ」
自由奔放な不良・金谷と、あだ名がチデブ(チビでデブ)の川口の物語。
川口が金谷に惹かれるのはわかるとして金谷側の事情/感情が分かりづらい!
BLとして2人の恋愛ありきで読む必要がある、のが残念…
川口には良かったね〜と一応思うんだけど、金谷はかなりのオレ様だししばらくはカップル格差が激しいでしょうね。でもその後金谷はデロ甘のカレシになりそうな気もする。
「もう少し待って」
「目も合わさずに」
若い、自意識過剰の、痛い青春の。
視点は、告白される側の優等生。
年下にただ翻弄されるだけのように思えて、自分の軸が揺らぐ。その揺れが何とも痛々しくて、読んでてこちらも気が焦ったり身の置き所のない感覚を味わう。その意味ですごい作品。息を詰めて読んだよ。
「神様のいうとおり」
この世界で生きるために、自分を、自分の恋をねじ曲げなければならない。
その残酷さ。
でも2人は運命だもの。涙の後、何とかなる事を私も祈る!
「左側」
漫画家と編集者は秘密の恋人…編集者はイケメンで、漫画家は心配でたまらない。
編集者は漫画家の感じてる心配を軽んじてるみたいだけど、真面目に受け取ってあげてほしいなぁ。
2008年発表ですが、すでに絵は完成してますね。
作風も、ちょっと暗いような、シリアスで健気で不器用で、の雰囲気あり。
先生のデビュー作なんですね。
私も麻生先生作品、初読みです、
短編4本。
あとがきに、
「絵も話作りも 私は、漫画が本当に下手で〜コミックスを出して頂いたりお仕事を頂けるレベルでは到底ないので…申し訳ない気持ちで一杯です」
とあり、謙虚な方だなぁと。
確かに、線が繊細で絵はきれいだけど、少し不安定さを感じ(偉そうにすみません)でもデビュー作ならこれくらいはあることなのでは?と思ったりしました。
ど素人の意見ですけれど。
話も4話とも似た感じというか、4CPとも攻受のタイプが似ていて、こういうのがお好きなのかなぁと。
攻めが長身でかっこよくて、受けのことが好き。
受けは身長低くて、恋愛に縁がなくて自信がない。
攻めがかっこよすぎて…見た目も言動もかっこよすぎて…私はかっこよすぎるだけのキャラはこっぱずかしくなってしまうのでw そこは好みの違いかなと思いました。
あとがきの続きに
「チャンスが頂けるうちは 次、次こその気持ちで勉強したいと思います」
とあり、後に人気作を生み出されたようなので、言葉通り実行されたんだなぁ、すばらしいなと。
その人気作は未読なので、読むのがより楽しみになりました。
本作はどのお話も、エロいシーンがエロくて、その辺はとてもいいと思いました。
他の御本を読んで、購入しました。こちらがデビュー作なんですね!体格差に激萌えしてしまいました。ツンツンしている金谷(攻め)の一途な思いと可愛い川口くん(受け)がとってもよかったです。チビでデブだった川口くんが、痩せて可愛くなっているけどチビでデブだったあの頃から好きだったって・・・健気な金谷!
遠回りしてやっとの思いで通じあった2人ですが、グイグイくる金谷くんに圧倒。そんな自分を変えようといじらしい川口くん。
金谷くんにつり合うようになりたいって思っちゃうんだ・・・
そして、好きだって気持ちがハッキリしていれば何でもいいって言い切っちゃう金谷くん。
我慢したから遠回りしたんだって事で、グイグイくるけどみんなが金谷のように強いわけじゃないと諭され・・・付き合っているのに、少しずつ通わせる2人の距離が尊いです。
◾︎表題
◾︎金谷(地元では目立つ存在のオープンゲイ)×川口(かつてのあだ名はチデブ)
「ティアドロップ」と立て続けになつかしの麻生先生作品を読んでます。王道平凡受けで、ティアドロップの感想同じくキャラクターは2人とも好きになれないのに、お話は引き込まれる。ストーリーもとても個性があるとは言い難いのですが、絵柄と空気感が心地良くて、麻生先生にしか出せない雰囲気。
◾︎もう少し待って
◾︎二宮(高校1年)×刀根(生徒会長→引退)
一方こちらの刀根先輩はキャラクターが大好き!生きづらそうな人が好きで、まさに。意地っ張りで、飄々とした攻めに振り回されるのも可愛い。こういう真面目な人がついハメ外しちゃうというか、後先考えない行動をしてしまうのも好きです。青春ね。
しかし攻め、なぜその名前にしたのか…一度気になったらもう脱却できない。
◾︎神様のいうとおり
◾︎左側
どちらも短いからこそ、好きだなぁ。
萌〜萌2
感想を。
チデブくん改め川口くん。高校一年からずっと憧れてた金谷に卒業式で酷いことを言われ、ダイエットして2年後同窓会で再会して…。
うーん。ちょっとどちらも説得力に欠けますね。川口くんは金谷に再会して頑張って変われたねって言って欲しくて好きなんだと自覚して。
金谷は煙草体に悪いよって言われただけで?いや他にもあるんだろうけど、それで実は好きだったって動機が説得力ないなあ。5年間ずっと好きだったって。卒業式でちゃんと川口くんが好きって言ってれば付き合ってたって。
そして無事にお付き合い始まるも遠距離で。
川口は金谷に釣り合うようになりたいけど、スマートに行かなくて謝ってばかりで。
金谷が男前ですね。
しかし付き合い甲斐あるのかな?謝ってばかりで。
うーん。書いてないだけで良いことあったのかな?だからお付き合いも続いて金谷が東京まで会いに来てくれたのかな?
麻生ミツ晃先生が好きなので作者買いです。
スイートビターキャンディ シリーズ
チビでデブだったのでチデブと呼ばれていた川口(受け)と金谷(攻め)が同窓会で再会するお話です。
金谷はかっこいいですね。外見なんてまったく眼中にない。
見た目が中身を決めるとは思っていない、そんな人です。
しかも5年も川口に片思いだったなんて・・・!!
二人は晴れて両思いになります。
しかし、予想もしていなかった地雷がありました。
体格差です。
体格差は好きなのですが、あまりにも体格差があって、しかも川口が童顔なので
二人の絡みは小・中学生を相手にしているように見えてしまうのです。
そこがどうしてもダメでした。そこのコマになると飛ばすしかない・・・・。
一番良かったのは「神様のいうとおり」
短いお話でしたが、二人の10年にわたる付き合いがぎゅっと詰まっていました。
既刊作品をすべて大人買いしてしまった麻生先生。デビューコミックスのこれだけが電子版になってしまいました。
・『スイートビターキャンディ』シリーズ
憧れの自由人、金谷に卒業のボタンを「デブ」と断わられたチビでデブな川口。ひどい男なんだけど金谷がとっても魅力的なんです。川口が憧れる気持ちがよくわかってしまう。さりげなく川口を助けたり、「ホモ」「汚ねぇ」と言われても堂々としていたり、実は見た目なんか関係ないと思っていたり、めちゃくちゃカッコいいのです( ´艸`)クフ
同窓会で川口はすっかり痩せて可愛い男の子になっているのですが、小さいままなので身長差にも萌えですよ!!壁ドンからの身をかがめてのキスはよかったなぁ。
あの日「思い出に」と言われて自分も傷ついたから「慰めて」という金谷に、そっと不器用なキスをして「合ってる?」という川口はめっちゃ可愛かった。
晴れて両思いになった訳ですが、強引な金谷が初めてのことに戸惑う川口にちゃんと止まれる男と言うのもポイントが高かった。しかも金谷は5年も川口に片想いだったと言う健気さにギャップ萌えですヾ(≧∇≦)ノ"
Hシーンもとても綺麗です。自分にできるせめてものことをと「名前を呼んだ」というモノローグや、ベッドでの金谷が饒舌で素直なのにもキュンとしました。
・『もう少し待って 』『 目も合わさずに』前後編
「一目惚れなんです」と初対面で告白してきた後輩と生徒会長。人を好きになったことのない会長は後輩の恋する気持ちが理解できなくて…。
冷静な後輩の態度にいら立つ会長が、いつの間にかなりふり構わず追いかけていたのは自分の方だと気づくまでの変化がとても丁寧に描写されています。
後輩はわりと冷静で包容力があるタイプなんです。それが両思いだとわかった途端に、年下の可愛さが前面に出た待ちきれないワンコっぷりがすっごく良かったです!!麻生先生はこう言うギャップ描くのも上手いな~。
・『神様のいうとおり』
10年付き合ったカップルの一人が、母が倒れたのをきっかけに結婚するから別れようと言い出して…。
短いお話なんですがとてもリアルで泣けました。運命のカップルのお話。ほっとします。
・『左側』
漫画家先生と担当編集は秘密の恋人同士で、もらった指輪はモテる編集を心配した先生がアシスタント女性を牽制するためだった。そのことに気がついた編集はアシ女性のいるドア越しに先生を抱いて…。
とってもエロいお話でした~(//∇//) アシさんがいることで俄然燃えてしまう二人。麻生先生のエロはとびっきりエロいな。編集は落ち着いたイケメンで、終始丁寧な言葉づかいが素敵でした。敬語攻め好きだなぁ。
あっさり風味の様でいて何度も読みたくなる。そんな作品集でした。
bl歴がまだ浅い私は、麻生ミツ晃先生を木原先生の「cold」シリーズで知りました。とても雰囲気のある画風のお方だな、と語彙が貧弱で申し訳ないですが、ふとした機会にこのコミックを手にしたときも、まず表紙に見入ってしまいました。
表題作、「sweet bitter candy」と関連作二話の他、短編四編が収録されてます。
sweet〜の主人公、チデブくんこと、川口は高校時代にチビでデブだからチデブと呼ばれていました。しかし!憧れの男金谷の言葉に傷つき、本気で変わります。
二十歳の同窓会での彼は、小柄な童顔男子になっているのです。金谷との再開からストーリーが展開していきます。
結果は、高校時代からどちらも意識していたんですね。
最後はどちらかといえば金谷の方がかつてのチデブくんの魅力にやられてる感じです。
麻生先生の画風が堪能できる一冊でした。ストーリーも良かったです。後輩から先輩ラブの「もう少し待って」には萌えました。
チビでデブだから、チデブと呼ばれる川口。
特に酷いいじめもなかったようで愛されキャラな川口ですが、ちょっと不良っぽい?金谷くんを好きになってしまい、最後だから卒業式に綺麗な思い出としてボタンが欲しいと伝えるが…「てめぇが綺麗な面かよ デブ」と言われて泣いてしまう。
それから、見返そうとダイエット。
チビはチビだけど痩せた川口は二十歳の同窓会で女の子たちに可愛いと言われてる。
再開した金谷くんとちょっと口論になり勢いで好きなんだと告白。
金谷くんが「遅ぇよ」と一言。
そして、キス。
なんだか、少女漫画にはよくあるような展開。
てことは金谷は川口をチデブの頃から好きだったって事で…ぽっちゃりやデブ専はまだ自分の中では受け付けない設定なだけにちょっと衝撃。
一種のシンデレラストーリー的な展開だなと思いました。
金谷はかっこいいし、変身した川口は可愛いですけれども。
漫画でも、この金谷みたいな外見には拘らず中身重視な広い心を持ちたい。
それくらい、金谷がかっこいい。
で、金谷元カレの三村が素敵。
で、コンプレックスを捨てきれない川口の心情を思うと心が痛い。
で、やっぱり金谷がかっこいい。
そして、「左側」というタイトルの作品。
これは、半レイプ物?
12ページと少ないですが、作家(先生)×編集者(清水)+アシスタント(女)の三角関係。
アシスタントは先生が清水を好きだとは知らなく清水はフリーだと思っていて気があるが、清水の指に指輪を見付ける。
清水は先生にここに来るときだけ指輪をつけて欲しいと言われていてそれの意味を知る。(清水は愛の告白だと思っていた)
そこで、怒った清水はアシスタントがまだいるなかで別室に連れ込み先生を半レイプ。
出血もしてるようですが、先生も清水を求めてる。
先生はグズグズ泣いてるけど、清水が指輪をもらったその日に注文したという、指輪の代わりのピアスを先生にプレゼント。
先生はおれたち新婚さん?と言っていて可愛い。
半レイプ物でしたが愛があってハッピーエンドで良かった。
なにかしら身体的にコンプレックスを持っている
受けというのに興味がわきました。
馬鹿にされたことが悔しくて
見返そうと痩せた受けは
同窓会で昔好きだったひと・・・
自分を痩せさせようとした原因と出会います。
攻めは自由人で結構俺様で、再会した受けにも
傍若無人に振り回すも、実は当時すきだったことが発覚して
別に外見には興味がなく、好きな物は好き、という
ある意味まっすぐな性格がわかります。
カラダに悪いから煙草をやめた方がいい。
昔の言葉を気にして、禁煙して
今は飴を常備しているというのも可愛いです。
最後お酒の席で、キスをする場面などキュンとしました。
強引で俺様だと思わせておきながら、
その実、受けのことを大事に思っていて
不器用に愛そうとする良い人な攻めと、
流されやすいが、云わなくてはいけないことは
きちんと伝え、意外と男前な受け。
いっぱい萌えさせてもらいました。
ごちそうさまです。
麻生ミツ晃先生を「病みBL」に連載されていた作品で知り、そしてスイートビターキャンディーを購入しました。
全作品を通して思ったこと→表情の移り変わりが印象深い。
特に泣き顔。無→泣や無→喜、ただ淡々とした流れの中で瞬時に変わるのではなく徐々に…気持ちがじわじわと溢れ出している様が感じられました。
ストーリー的にはよくある話なのかなと思いましたが川口(受)がなんとも表情豊かというか…相手を好きすぎていっぱいいっぱいになっている姿が本当に可愛かったです。
そして初めはなにをするにも川口を急かして即行動だった金谷(攻)も川口の課題が終わるまで待ってあげたりと少しだけれど見えた変化に頬がゆるみました。
そして表題作以外にコチラも気になりました。「神様のいうとおり」
若い頃にひょんな出来事で出会った二人。互いに大人になって同性愛という壁にぶち当たる。親への罪悪感、仕事場での立場、「好きってだけで一緒にはいられない」この一言は本当にずっしりときました。「離れよう」と覚悟を決めて言ったのに自分自身が思っていた以上にダメージを受けていることに気づき動けない…ここでも麻生先生の表情の移り変わりが本当に素晴らしかったです。この二人が後にどうなったのか続きがあれば読んでみたいです。
表題作「スイートビターキャンディ」「クイックスローリズム」「スイートスイートキャンディ」が一番好きでした。攻めの金谷くんが超格良くて、ストライクでした。黒髪、長身、ちょっぴり偉そう、でも実は一途で・・・後半になるほど格好良いんですけど、何だか可愛く見えてきます。
--掲載順より(以下ネタバレ含んだ感想です)--
「スイートビターキャンディ」
攻めの金谷は自由で周囲の目とか全然気にしないタイプで、本音をズバズバ言う感じ。
受けの川口は、高校時代はチデブと呼ばれて小さくて太っていて、どちらかというと気が小さいけど自分の気持ちは、ちゃんと言えるタイプ。
高校卒業時に金谷に言われた台詞で傷つき、痩せたい、変わりたいって思う川口。
同窓会で二人は出会い、川口は金谷のことを気にしてますが、どうしてあんなに傷ついたのか。川口が金谷に抱く憧れだけではない、自分の気持ちに気づかされるシーンや、金谷の当時の本当の気持ちが分かる部分など、表現のされ方がとても綺麗で惹きこまれます。
「クイックスローリズム」・・・同窓会後の二人の話。そのまま金谷の自宅へお泊りすることになり・・・。受けの川口の気持ちは好きって気づいたばかりで、追いついてなくて、金谷にがっつかれます。しかし――という展開で、金谷くん本当に好きなんだね。彼の優しさと川口への気持ちが、微笑ましく笑ってしまいました。
強引で自由な感じなのに、意外と好きな子に弱いです。ゆっくりだけと、二人の距離が近づく感じで、ニヤニヤが止まりませんでした(^////^)
「スイートスイートキャンディ」
遠距離恋愛のその後の二人の話。個人的にテレホンセ・・・(本編で友人に金谷がここで殴られます:笑)もみたかったです!先生!(笑)お互いが好きだからこそ、自分の気持ちを抑えて気を遣ったりするところが、とても素敵でした。他の同時収録も素敵でしたが、この二人が、とても好みだったので続きの話がもっと読みたかったです。
「もう少し待って」「目も合わさずに」
生徒会のお話。高校1年生に見えない背丈や雰囲気、余裕しゃくしゃくに見えるけど、実は年下なのを気にして超背伸びしてるのが可愛かったです。体格差は、表題作でもありましたが、大変良いと思います♪大好きです!
「神様のいうとおり」
表題作と同じ位好きかもしれません。とても良かったです!ベットシーンも無いし本当に短い作品ですが、キラキラとした優しくて暖かいお話でした。短いお話だと感情移入が出来ないことが多いのですが、全くそんなことは無く、短い話の中にギュっと凝縮された二人が返ってインパクトがあり、凄いな・・・と感激しました。
「左側」
こちらも短いのですが、エロイです!(笑)
でもそのシーンを入れて、話を入れても圧迫感が無く綺麗にまとめられてるので、読みやすかったです。本当に凄い。
どの作品も読み応えがあり、麻生ミツ晃先生の沢山の話が読めてとても楽しかったです。
表題作は自由男前系と常識的可愛い系の奇跡的な両思い。
俺様攻めは苦手なんですが 垣間見える自信の無さが 萌え。
でも私が好きなのは二話目~の「もう少し待って」と「目も合わさずに」。
無口攻めが好きなのでまさにツボ。
寛容な無口攻め 二宮君(誰かと同じ名前?)がまさかの高校一年生。
年上(といっても高3)をじわじわ追い詰めます。
あとは短いお話が二つ。
始めはさらっと流して読みましたが
何度か読むうちに キュン度が増して来て
最近では涙が・・・・・!!
好きな作家さんが一人増えました。
2つの長めなストーリーと2つの短編。計4つ。
表題作は、キャンディのスイートって意味と
ちょっとホロ苦い昔の思い出からあまあまラブラブな
2人の現在がかかれたお話。
でも他のお話も同じかな。
ちょっとココロが苦しくなるようなビターな部分も
きっちり入っていて、でも最後はあま~い2人。
ちょっと長めな2つのストーリーは
どちらも攻め君があきらめない!
ちょっと押し気味で、怖気付いてる受け君を
ちゃ~んと捕まえている。
そうじゃないと、ダメになっちゃいますもんねぇ。
そこが安心して読んでいられます^^。
チビでデブだからチデブ!!
自分はブサ受好みなので、チデブのままで全然OKなんですが!!
っていうかむしろチデブバージョンの方が萌えるんですが!!
でもダイエットしてデブが抜けてオチビになっても可愛いのでこれはこれでOKだ!
かつてチデブと呼ばれていた暗い川口は、ダイエットして可愛いタイプに変身し高校の同窓会に出席します。
そこで昔憧れてそして卒業式の日に振られた金谷と再会します。
そして実は本当に振られていたのではなく勘違いだったと知るんですが、この時のチデブの表情が魅力的。
背が高くて男前な金谷と可愛いチデブが並んでいるのは絵的にもひじょーに萌えです。
しかししつこいけど自分はチデブのままでも良かったんだけどなー!
金谷も気にしないみたいだし。
麻生さんの絵は、一瞬の表情を捉えて描くのが上手いなあ。
マンガ的にはまだまだ向上の余地があってこれからの益々の伸びしろを感じさせるとこもいいです。
魅力的な原石を磨き始めた輝きがあります。
マンガ的表現はまだまだ伸びる方だと思うので今後も期待。
その期待感も含めて好き作家さんの一人。
萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
挿し絵で見かけた時はさほど心惹かれなかった麻生さん。いやはやたまげた!
漫画になると、絵の魅力が抜群に増す方なのだなぁ。
時々、絵ありきの作家さんに出会います。
有名どころでは、中村明日美子さん、それから草間さかえさんやbossoさんなんかもそう。(あくまで主観です)
絵ありきというのは、綺麗だとか可愛いだとか完成度が高いという意味ではなく、線に情感を乗せることができる表現力というか、独自の空気を作り上げてしまう絵力というか。
そんな作家さんに出会うと、漫画はストーリーさえ面白ければ絵の上手い下手は関係ないんだー!という自分の主義がぐらぐら揺らぎます。
また、そんな作家さんに出会ってしまった…嬉しい。
上記で挙げた作家さんに及ぶほど独特の空気感を持つ方ではないんだけど、麻生さんの作品世界は一言でいうと、センシティブ。
完成された線が生む白と黒のコントラストがスタイリッシュだし、多角的なアングルで繰り出される引きとアップのコマ運びがとにかく美しい(惚れました)。
そして何より、感情が昂って切羽詰まった顔がはっとするほど艶っぽいです。おまけに驚くほどエロが上手い。(露骨という意味でなし)
その全てに、やたらと透明感が漂っていて、何だかたまらない感じ。
決して目新しいストーリーではないんですが、この絵にかかると、ありふれた彼らの恋が特別な恋に見えてくるから不思議です。
しかもこれと言って特に好きな絵柄じゃないんだけどなぁ。ダイ○ンのように吸引されちゃいます。
これがファーストコミックスというんだから、いやはやたまげた!(二回目)
…………はっ!
しまった、ストーリーにまっっったく触れていないことに今気付きました。
ですが、皆さんがステキなレビューをあげていらっしゃるので無問題!
『チデブ』で、北○の拳の雑魚キャラの死に際しか思い出さなかったのですが、チビとデブをくっつけって言っただけの蔑称なあだ名です。
中学時代にそんなあだ名を付けられていたチビでデブだった受けと、ゲイとして有名な規格外の攻めの話が表題作。
顔もカッコよく性格は超俺様でマイペースでハイスペックな攻めに、初々しい受けがいきなりついていける訳がありません!
そんな受けが可哀想やら可愛いやらで、激萌えでした。傍若無人で、意外に一途な攻めもカッコイイです。
初コミックなのが信じられない位、ハイレベルな出来です。表紙絵よりモノクロ絵が綺麗で、特に髪の毛の描き込みの細かさに惚れます。
テーブルの下越しの目線で二人がしている所を見られたり、エロだけではなく普通のコマも独特でセンスもあります。
エロもパターン化した体位じゃなくいつも凝っていて、エロシーンが毎回楽しみでした。ちゃんと毛も描くし、汁はあるけれど、性器の直接描写は少なめなタイプです。
『クイックスローリズム、スイートスイートキャンディ』
金谷(20)俺様マイペース一途攻め×川口崇史(20)真面目自虐受け
チデブと呼ばれている川口とホモでも別格の強い存在の金谷とは、対極の存在。
二人は同じクラスメイトで接触と言えば、煙草が身体に悪いよと金谷に注意して、面白がられた位。
中学卒業の時に綺麗な思い出にしたいとボタンを強請ると、デブと言って断られる。
一念発起してダイエットに成功して、5年後に金谷の前に現れるが、態度は変わらなくて。
攻めの思考回路が他人と違うのでわかりにくいですが、言われてみると成程って納得する理屈です。
思い出にしたいなんて、過去の人にするみたいで傷ついたって。
しかし、ビギナーでネガティブ志向の受けにハイレベルを求めすぎ!でも、そんな究極志向の攻めがたまらなく好きです!
見た目に反して、実は一途でがっついていて、色々と物凄い人なんだけど、受けを大好きって所もいいです。
真面目なだけに、金谷の反応一つ一つにおろおろおどおどしちゃって、受けの反応が可愛いです。ここで手を伸ばさないと手に入れられないからって、必死に伸ばす手や行動が悶えさせてくれます。
川口に惚れたキッカケもちゃんと明かされているので、お互いを好きな理由が明確である事を求めている方にも満足出来るハズ!
続編が読みたい程、たまらなく大好きな2人になりました。
他の話もよくて、『もう少し待って、目も合わさずに』身長差萌えで年下攻めで、後輩が追っかけてくれないと不安になっちゃうツンデレな先輩が可愛かったです。
『左側』ゲイで美形の編集者×漫画家の先生
お仕置きH。泣き虫な先生が可愛かったので、続きを読んでみたいです。
とても次回作が待ち遠しい作家様です。
麻生ミツ晃のファーストコミックス。
表紙からも見て取れるけども「おどおどした受け」と「オラオラな攻め」というのが今回の主人公たち。
正直なところ、こういったカップリングは基本的に好みじゃない。
なんだけども・・・とても気になるキーワードが目についてしまった為につい読んでしまった一冊だった。
表題作は高校時代に「チデブ」と呼ばれていた、チビでデブな川口崇史のお話。
チビでデブだからチデブなのか・・・これはなに?作者の造語?
少なくとも私にとっては初めて聞いた単語だったので、非常に新鮮かつインパクト大だった。
この「チデブ」という言葉がなければ、恐らくこの本は手に取っていない。
閑話休題。
そんなチデブな川口だが、実は当時憧れの人がいた。
いわゆる不良生徒であった金谷佳紀という同級生なのだが、とにかく自由奔放でルール違反はやりつくし、最後は女に飽きて男に走ったという、ちょっとした伝説男として描かれている。
自由で気まま、そして快闊で気の強い金谷は、川口にないものを全て持っているかのようで、そんなところに川口は強烈な憧れを彼に抱く。
その気持ちは日に日に膨れ上がり、ついに卒業式の日に川口は「綺麗な思い出にしたいから」と一大決心をしてボタンをねだるが、それは「お前が綺麗って面かよ、デブ」という酷い言葉と共に砕け散ってしまう。
この後、川口はダイエットに成功し、華麗なる変身を遂げるのだが(笑)、これをただの変身モノと思ってはいけない。
同窓会で再会した金谷が、多少は見栄えの良くなった川口を相変わらず邪魔くさそうに扱うシーンが、このお話のミソなのである。
そこにおおっ!と思わされた。
金谷いわく、要するに見た目などどうでも良くて、ストレートに自分を「好きだ」と言ってくれなかった事に怒っていたと言うのだ。
しかも川口の精一杯の告白は、金谷にとっては「あんたは過去の人」と変換されていたようで・・・えー!それちょっとすごい無茶解釈!!
恋愛スキル以前に対人スキルが低空飛行の川口に、その要求は高すぎる。
けれども私は、金谷だって決して恋愛の達人ではないなあとも思ってしまった。
この2人結局は自分よがりの目線でしか相手を見ていない。
しかしそんな不器用なふたりだからこそ、少々のぎこちなさや温度差はあるものの、一生懸命に愛し合う姿にはホロリとしてしまった。
川口の良くなかったところは、その容姿ではなくて自分を「チデブ」と周囲に平気で呼ばせていたこと。
自分を愛してあげられない人間が、他人を慈しむのは難しい。
だからこそ今の川口は昔とは違って、とても金谷を大切にしてあげられるんじゃあないだろうか。
そういう意味での大変身!な物語ではあったかな、と思う。
一見地味だが、非常に良作なのでぜひ!
表紙とあらすじにひかれて購入!
案の定良かった~(*´Д`*)
何かでも雰囲気が麗人ぽいんだよね!バンブーコミックスかと思ったww
初コミックスだそうです~
心情を丁寧に描かれる方なので、ちょっとねじれたストーリーが多いんですけど、あたしはとても好きだ!!
これ読んでる時に真綾ちゃんの「雨が降る」聞いてたんだけどぴったりですっごいアンニュイな気分になったww
いやはや素敵なお話でしたv
おすすめー♪♪
二話完結の話が数個入ってるって感じです。
表題作のふたりが一番好きかなあ~?
実はもともと両思いだったはずの二人が、行き違いで離れ離れになり、再会し結ばれるという所謂よくあるお話ですが、チデブと呼ばれるくらい太っていた過去がある川口くんが大変おくてなので、まずそこが可愛い。
また、カッコイイけどホモである金谷は言葉で伝えるのがいまひとつ下手。
そんな二人が再会したその日にエッチすることになるんですが、誘われた川口がオロオロするのはともかくとして、金谷の方も相手に泣かれたため怖気づくという、こんなところも可愛い。
そして、そこで自己嫌悪に陥っている金谷に川口が、「今…心の準備ができたんだけど ダメかな」と誘うシーンがまた可愛い。
こういった作品の場合、攻はけっこう俺様だったり鬼畜だったりしがちですが、外見に反していい人な金谷くんでありました。
他の同時収録作もなかなかいいですが、中でも「神様のいうとおり」の大人カップルが、あーなんだか現実味あるな、でも優しい気持ちになれるな、っていう感じで好きです。やっぱりなんだかんだで大人が好きなんだな。
「スイートビターキャンディ」「クイックスローリズム」「スイートスイートキャンディ」⇒金谷(ゲイ 自分の欲望に正直なタイプ)×川口(高校時代チビでデブだった 金谷を見返す為にやせた)
「もう少し待って」「目も合わさずに」(前編、後編)⇒二宮(高校生・後輩)×刀根(高校生・先輩 生徒会会長)
「神様のいうとおり」≪カップル 別れの危機≫
「左側」⇒編集×漫画家
表紙を見た感じでは正直あまり興味を惹かれなかったのですが、ミリオンコミックスは(初読の作家さんの作品でも)意外な当たりが多かったりするので、それほど期待はせずに読んだのですが……。
読んで正解でした!
特に表題作の「スイートビターキャンディ」シリーズが良かったです。恋愛慣れしていて思ったことはすぐに行動に移すタイプの攻・金谷の強引だけど意外に思いやりがあって受・川口に対する愛情を素直に表現するところや、逆に全く恋愛慣れしていないため金谷の強引なペースについて行けずにとまどいつつも、一所懸命自分の気持ちを伝えようとする川口の健気なところにすごく萌えました。
あとは編集×漫画家カップルの話「左側」が結構お気に入りです(ページ数が少なくて残念なのですが)。