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フジミシリーズ待望の外伝集が登場！ 大量書き下ろし！
たくさん入ってお得です
今回は珍しくコンサートマスターと指揮者が喧嘩していないです。
仲良しの指揮者・桐ノ院圭とバイオリニスト・守村悠季の二人です。
秋月先生は定期的に外伝物を出されていますが、これもそういう流れの作品で、本編にはない、短い、可愛い作品がたくさん入っています。
「恋人を悪漢から守る十一の方法」は「撮影お断り」「パパラッチ対策」など十一の対策をいちいち立てて、悠季に実践してやり「だから危ないんですよ」とわざわざ教えてあげる圭のお話。圭のほうがずっと危ないヤツです。
特に「痴漢対策」で、自らが痴漢役となり、悠季のスラックスの前から後ろから触るやり方は、エッチで萌えました。それに対して悠季が感じちゃうから、圭の心配はますます増していきます。
圭が触っているから、悠季が気持ちよくなるっていう自覚がないんですよね。あーあ。
「三悪人・五悪人」は「恋人を～」の流れを受けてた作品。ゲイの疑惑がかけられた悠季が、ゴシップ週刊誌の記者に追いかけられるというストーリーです。
ところがそのことを本人はまったく自覚できないまま、ヨーロッパに旅立ってしまい、対策本部となったのがフジミオーケストラのニコちゃん。
そして対策委員長が圭というものすごい組み合わせ。
悠季のストーカーやパパラッチを圭がどうするかが見ものです。
「真紅の翼」は珍しく圭の一人語りです。
ブリリアント・オーケストラのコンサートマスターを経験して、ますます美貌とバイオリンに磨きがかかってきた悠季を、いとおしく見つめる圭がいいですよ～。
珍しく誘いうけしちゃう悠季が、色っぽくて可愛らしいです。
「三つの愛の変奏曲」は悠季の家出中の出来事です。圭と義母・燦子の不器用な和解を描いていますエロエロはありませんが、燦子お母様が姑として目覚め、悠季を嫁として躾しようと開眼するシーンは、楽しくて笑えます。
BL作品は「恋人を～」「真紅の翼」です。
