アンコール外伝集第9弾! 久々の二人きりの旅行。でも圭は憂い顔で…?

富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 ブルームーン・ラプソディー

blue moon rhapsody

富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 ブルームーン・ラプソディー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
17
評価数
6
平均
3.2 / 5
神率
16.7%
著者
秋月こお 

作家さんの新作発表
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イラスト
後藤星 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041049983

あらすじ

多忙な演奏活動の合間に、久々に二人きりで箱根旅行に出掛けた圭と悠季。束の間のゆったりとした時間は癒やしを与えてくれるが、悠季は圭が何かを思い悩んでいる様子が引っかかる。それはどうやら「桐ノ院オケ」の人事に関することのようで…?(『続・咲く日まで』)。その他、家庭を持った五十嵐の奮闘を描いた表題作、他1作品など、オーケストラに生きる人々の悲喜こもごもを描いた短編3本を収録した、大好評アンコール外伝集第10弾。

表題作富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 ブルームーン・ラプソディー

桐ノ院圭,指揮者
守村悠季,バイオリニスト

その他の収録作品

  • 続・花咲く日まで
  • 肩掛けカバン紛争
  • あとがき

レビュー投稿数2

常連向けです

富士見の外伝シリーズが、終われそうで終わらないまま既に10巻?
さすがに、付き合うのも結構辛いものがあるかも。
熟年夫婦が上手いこと夫をなだめたりする話や、子育てパパが仕事の手抜きの言い訳したりする話や、隣の家の子どもに軽はずみに関わる話など、
まあ、このシリーズに今まで付き合ってきた行きがかり上、読めば読んだで、圭と悠季の二人の続きを知ることができるのは、それなりに感慨もあるし、二人の相変わらずッぷりが楽しかったりもするけれど、さすがにこれは、読める人を選んじゃうよなぁっていうのが素直な感想。
きれいに終わるのって、結構大変なことなのね。




5

脇役の行く末は気になれど、どこまで続く?と疑問を呈してしまう。

今回は、悠季と桐ノ院の箱根温泉リフレッシュ旅行と、
前巻で登場したお隣にお住まいの幼稚園児・壽人くんの話。

というか、いつまで続く?この外伝。
とっくに外伝とは言えなくなっているのは、作者も承知なんだろうけれど
無理矢理纏めた本編の終わり方が悪かったのか、
外伝で欲を出してあれこれ盛り込んだのが悪かったのか、
終わり時を見失っている感は否めない。
まぁ、そう言いつつ、出ればこうして読者も読んでいるからなぁ……

それなりには楽しく読んだ。
だって、よく知っている人達の近況を聞ければ嬉しいでしょ?
主役二人は相変わらずラブラブ、エロもあるけれど、
それはもはやかなりどうでもいい。

桐ノ院の悩みの種となっているチェロの五十嵐くんや
イタリアから帰国した模様の貞光ちゃんの、
音楽的なその後はとても気になるので、次が出たらやっぱり読むのだろう。
ちっちゃな才能溢れる押しかけ弟子の壽人の行く末も楽しみ。

だけれどね。
萌は全くないし、人に勧める気もまるでないし、
そもそも、全50巻の本編の読者以外読まないだろうな〜っという作品。
どうなんでしょうね?

ということで、評価は「中立」に。


※ 
ところで、箱根温泉旅行の宿泊先、宮ノ下の旅館のモデルはここ。
おそらく……じゃなく、旅館の名前こそ違うけれど、
部屋の名前などもそのままなので間違いないと思う。
http://www.hakoneginyu.co.jp
箱根で最も予約が取りにくい宿と言われております。

2

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