富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 銀の匙のサンバ

gin no saji no samba

富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 銀の匙のサンバ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
9
評価数
4
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
秋月こお 

作家さんの新作発表
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イラスト
後藤星 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
発売日
価格
¥580(税抜)  
ISBN
9784041013069

あらすじ

久方ぶりに変人倉を訪れた圭。時の流れとともに変わりゆく人生を思い、圭は自分のオケを持つよう老人から啓示を受ける。珠玉の短編を束ねたアンコール外伝集。

表題作富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 銀の匙のサンバ

桐ノ院圭、指揮者、29歳
守村悠季、バイオリニスト、30歳

その他の収録作品

  • 母親たちの午後
  • わが道
  • 海辺にて

レビュー投稿数1

外伝という名で続く……

本編終了後、締まりの悪い蛇口よろしく
チョロチョロと外伝が続いている「富士見シリーズ」、その4。
そのやり方にムカつきながらも、ああ!やっぱり読んじゃうんだよねぇ。

表題作をはじめ書き下ろしの短編が3つ+小冊子からの再録が1つ。

「母親たちの午後」
桐ノ院が逮捕された時、彼の母と高嶺のマムが
サムソングループ総帥、妖婆ミランダを訊ねた時の話。
本編では具体的には明らかにされなかった、女性陣の尽力の中身。

「わが道」
「第五の運命」の後、久しぶりに変人窟を訪ねた桐ノ院。
彼が大人になったように、老師匠達にも時間が流れている。
彼らのそれぞれの人生、と、その終わり。
思わず涙が出そうになった。

表題作「銀の匙のサンバ」は、「わが道」での出来事をきっかけにして
桐ノ院が自前オケを作ろうと考え始める話。
飯田さん視点なのが、脇役達に愛着のある読者には嬉しい。

しかし、これって外伝でちょろっと描くような話ではなく
本流も本流の話に思えるのだが……
続きは次巻ということだろうか?

小冊子からの再録「海辺にて」は、フジミのメンバーで海に行く話。


2

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