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lemon to coffee

七ノ日先生の作品は今まで結構読んでいたんですが、今回の作品は最初から最後までピュアっピュアで可愛いお話でした。逆にいうと「たべたいあなた」のような"ドえろ"を期待した方は肩透かしを食らいます。なんせちゅーすらまだですから。
個人的な話になるのですが、私はコーヒーが飲めないので作中に出てくる呪文のようなメニューの味が全くわからないのですが、呪文の中にキャラメルとかホイップ増量とか言ってるから『甘いのか?多分甘いんだろう??』という感じ読み進めていたんですが、
ラストのブレンドのアイスを飲んだ時の「苦」の一言で、おすすめの(多分?)甘い系のコーヒーを飲んで慣れてった味覚が、最初の知り合う前の苦いコーヒーを飲む事で表現した、失恋(じゃないんだけど)の苦味などと掛け合わせてんだろうなーと色々思いました。
片方が小説家ということもあり、どこかで1度は聞いた事のある文言や文学作品と掛け合わせて作品が描かれている所や上記のコーヒーでの二人の関係性の変化の表現など詩的で良かったです。
またメインの二人の可愛いやり取りもいいですが、脇を固める真山さんと土屋さんがいい味が出てて良かったです。
続きもあるとの事なので2巻も楽しみです。
七ノ日先生の作品の中で歴代一番好きです!!!
ピュアなんだけど、軽くなくて、2人の心情が丁寧に描写されていてすごく伝わってきます!!
国語の教科書でお馴染みの檸檬が出てきたのもすごく良かったし、それを作品の核の部分で使ってたのがすごく上手くて、漫画作家さんってすごいなぁと改めて思いました!!
あの有名な作品のあのセリフもロマンチックに花を添えてくれていてキュンキュンしました
あとこれはいつもなんだけど、絵もうまい!とくに鳴いてる表情なんかはただ泣いてるだけじゃなくて気持ちも伝わってきます
ひゃぁぁぁーーー……\(//∇//)\ なんて純粋な恋でしょうか。
25歳同士の大人が紡ぐ恋模様にしては、可愛すぎませんか……??
どこの星で生きてきたのかと思うくらい、恋心に誠実に向き合う2人の純愛は心が洗われるようでした。
そんな2人のBLは、惹かれ合ってから恋に進むまで、その歩みはゆっくりペース。
いやいや。これでいいんです。これがいいんです。
2人が交わす言葉1つ1つ、2人で過ごす時間の瞬間瞬間……じっくりと味わってこそ作品の旨みがジュワッと滲み出てくるのをどうか味わって下さい。
2人の関係がカフェ店員と常連客の境界線を超えていく親密さにしても、先急ぎすぎない自然体の縮め方がいいですね。好意を抱いていく過程と理由に納得できる恋愛模様にキュンキュンさせられっぱなしでした。
エロス要素はナッシング。キスすらしない2人です。
恋心を通わせるのにこれだけゆっくり時間をとったのですから、そりゃそう(笑)
キスに進むのに5年、それ以上の触れ合いに進むのに更に5年はかかっちゃいそうな雰囲気すらありますが、さてどうなんでしょう^ ^
実は作者さんあとがきで続編についてちょこっと触れていまして、なんとキスやそれ以上も…との予告が…!!(*´∇`*)
恋人編始動も嬉しいけど、恋人らしいイチャつきが見れちゃうのも嬉しいです。ウブな2人が恋人となって、どんなお付き合いをしていくのか既に期待でワクワクしています。
佐島と潮田が織りなすストーリーは、檸檬のように甘酸っぱさが響く高純度のピュア恋でした。
不純物のないドキドキ感を味わいたい方はぜひ。次巻も楽しみです♪