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死ぬほど好きで、死ぬほどイラつく
kyoudai error

妹のヨリコちゃん視点で始まる導入が面白過ぎました!!
映像化された作品の第1話のナレベースとかみたいな感じで脳内再生されました♪
関係性としては、、、(ヨリコちゃん視点だと…)
ヨリコちゃんとマサ兄は実の兄妹
父の再婚で出来た新しい兄がタツ兄
同い年の2人だけど誕生日差で長兄がマサ兄(マサキ)、次兄がタツ兄(タツヤ)
更にヨリコちゃん評だとタツ兄はまさに理想のお兄ちゃん♡「がんめんも全ぜんちがう」wし「お兄ちゃん度もちがう」ww←子供の素直さという辛辣さwww
ヨリコちゃんから見たマサ兄は口うるさいお母さんみたいに描かれてますwww
だけどマサ兄は何よりもヨリコちゃんが大好きな超絶シスコンお兄ちゃんなんですwwwマサ兄カワイソ(´艸`*)フフフ
そんなちょっと楽し気な雰囲気多目で描かれたキャラの関係性紹介を含めた序盤は2人が高校生で始まりますが、急な場面転換で一気に6年の時が経ち社会人となったマサキの元にふらっとタツヤが現れる所から本格的なBL的展開が始まって行きます
え?タツヤ家出てたんだ…Σ(゚Д゚)という衝撃ナドありますがそのまま進んで行きます、、、
すごい作品トーンが複雑になってると思います
特にヨリコちゃんが居る時と居ない時のピリピリギスギス感が大違い、、、
コミカルさとシリアスさがかなりの近距離で並んでます
この不思議な読み心地の原因は明白で、再婚を機にマサキとタツヤは初めて顔を合わせた訳ではなく、その前からお互い同じ学校で何なら他の友達よりも親密な仲だった2人なのです
だけど、、、2人の仲がギクシャクしてしまうような行動をタツヤがマサキにしてしまったようで、、、Σ(゚Д゚)‼⁉
そこからマサキはプリプリしたまま家族となってしまったようなので、どうにもモヤモヤが残っているみたい
そんなプリプリマサキにも臆さずしれっとイイ男味を醸しながら過ごすタツヤ
明らかにタツヤはマサキに好意を持ってるようなのに、揶揄うように2度目のキスをします
この序盤の時の2度のキスをしたタツヤの気持ちもマサキの気持ちも深層心理を汲み取り切るには材料がとにかく薄い。。。
だからこそ、どうやって2人を見守って良いのかの方向性をイマイチ決め兼ねてしまう。。。
このふわっとした気持ちが作品への没入感を堰き止めて、焦れモダするよりもキリキリ感を増していたのかな?と思いました(。・_・。)
ん???ドユコトなんだろ。。。???
と思いながらも、分からな過ぎて心が離れるギリギリ手前でシリアスさを回避させたりするので、結局そのまま読み進めてしまいます
で、、、結局蓋を開けてみたら???!!!
という夜明け的な展開な訳ですが、、、
ちょっとグワッっと盛り上がるような雰囲気が漂っているので、初見では「おぉ…!キタキタ(๑´ڡ`๑)フフフ」とお互いの昂りにドキドキして読めたのですが、、、
ぃゃ。。。ちょっと待って、、、(;◔д◔)。。。と2度目に読んだ時にナニカが引っかかります。。。
そう。。。
やっぱりいくら何でもタツヤの過去の行動は幼稚過ぎだし、そもそもマサキに想いを伝えてないんだから、、、
マサキが罪悪感を感じて「ごめん!逃げてた」って言うのは何か違う気がやっぱりするし。。。
勿論問答無用でタツヤの言い分を聞かなかったマサキも可愛げなかったと思うけど。。。
んーーー。。。
2人共拗らせた想いが通い合わない間は「彼女」を作ってたのも結局同性が好きって事では無く、お互いだったから好きって事なんかな?とここもいまいちスッキリはしない
そして、、、なんで海外行ったの???
何か意味あったんだろうか???
親の勘当って言うのもあんまり重さの無い話?
マサキの会社のお得意様の清水様?はスポット出演?ちょっとエピソードの捻じ込みが雑では???
そしてあれだけ活躍していたヨリコちゃんは後半一切出演ナシ???
という、、、どうにも序盤から中盤の楽しさ引力の強さに対して終盤の畳み掛けの内容の薄さが私には気になりました。。。
イマイチ回収し切られてない感じがどうにもモヤモヤしてしまいました(ㆀ˘・з・˘)
これだけ引っかかってるんで正直評価は悩みました。。。(¯―¯٥)
でも!やっぱり楽しかった時間もあった事と、アイスの棒のエピソードのエモさは狙ってる!と思わなくはないけれど、それでも不器用な十代の恋を慮るには十分素敵なお話しだったので♡素直に萌えた部分として評価を残させていただきました(しかも!ココ表紙になっていましたね~♡)
そう!やっぱり作画は好きです!!
コミカル画も良いし、タツヤのカマーベスト姿とかテッパンだけど萌ゆる(〃∇〃)という作画加点はあります!!
修正|白抜き+薄ーーーーーーいグレー枠線があるように見える…そんなに修正が気になる濡れ場ではなかったです
⚠ちょっとだけ流血描写ありますよ⚠
パース先生の新刊、とても、とても良かったー...
タイトルには「兄弟エラー」と
”エラー”=「誤り」「間違い」という意味の言葉が入っており、
義理の兄弟になってしまったことが「エラー」と捉えられるのかもしれないけれど。
(または、義理とはいえ兄弟になった二人が恋人関係になるー
それこそが起こるべきでない”エラー”なのかな)
読み終えてみると、この二人の関係は決して”エラー”ではなく、
遠回りはしたけれど、義兄弟になったからこそ結びついた
強い絆なのではないかな、と感じました。
...うーーんなんだか上手く言葉にできなくてすみません;
意地っ張りなマサキに振り向いてもらえなくても、
高校時代からひたすら想い続けていた攻・タツヤの想いに共感。
切ないすれ違い描写に、心がきゅーっとなりました。
ほぼ全編受けのマサキ視点だけれど、受け・攻めどちらの視点に立っても
それぞれの葛藤が胸に迫ってくるところが、たまらなく良い…!
親同士の再婚によって”家族”になった、
高校同級生の二人のお話。
一応「義兄弟」という関係性ですがもともと高校同級生ということもあり、
そういった背徳感は希薄だったかな?
「友人」→「特別な友人」→「恋の相手」へと思いがステップアップする中での
戸惑い、拒絶感ー
そんなものがメインに据えられているように感じました。
一話目が、二人の妹(受・マサキの血の繋がった妹)ヨリコ視点で描かれる
ところが特徴的で面白い!
で、この出だしから早くも切なさを感じ、惹きつけられました。
おせっかいだけど妹想いのお兄ちゃんなマサキのキャラ、
とても好きです。
どシスコンなマサキが、不意打ちのタツヤからのキスを受けて
思わず殴ってしまう。
そしてそれを目撃したヨリコに「マサ兄なんていなくなっちゃえ!」と言われて…
自室でひとり涙を流すマサキと、
タツヤに促され謝りに来るヨリコ。
義兄弟の二人の恋愛模様に引き込まれると同時に、
兄妹の関係性、結びつきにもグッときたなあ…
自分には兄がおらず、かっこいいお兄ちゃんがいたらなあー…と
昔から憧れていたので、より一層羨ましく、キラキラ輝いて見えるのかも;
タツヤとマサキ、高校時代の”アイスキャンディぱくっ”からの
キスなど、甘酸っぱくくすぐったい思い出に彩られながらも、
「好き」という確定的な言葉にはせず、
曖昧で危うい空気を孕んだ関係が続いていきます。
そして徐々に広がるすれ違いからの、6年ぶりの再会。
ここで、いよいよ決定的な別れか…!と思いきや、
ずっと”追いかけられる側”だったマサキの一念発起、
覚悟を決めた姿が男前でした✨
やっと告白の返事がもらえる、と知り
焦って家に駆け込んでくるタツヤから伝わる必死感にもグッとくる…!
いつもスマートでカッコ良くて男前なタツヤが、
汗だくなんですよ。。
はあっはあっと息も荒く、それだけ待ちきれなかったんだな...と分かるシーンに
きゅんが爆発してしまう。
返事も聞かず、勢い余ってマサキを押し倒しちゃうところも
たまらない。
やっと互いを捕まえ/捕まえられて、
「逃がさない」とマサキの体を押し戻すエッチも良い...
注ぎ込まれる6年分の想いは深く重く、読んでいる私の心を
萌え/燃え上がらせてくれました。
切なさの続く展開の末に、ついに訪れる夜明けのカタルシスだったけれど、
気になるのは妹・ヨリコが二人の関係を知ることとなるのか?
一体どう思うのか?というところ。
知られずにいて欲しいような、知って応援して欲しいような、、
番外編か続編などで、新しく始まった兄たちの関係を
ヨリコ視点で見てみたいな、なんて思いながら余韻に浸りました☺︎・:*+.
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
綺麗な白抜きでしたが、描写自体は少なめのため
それほど気になりませんでした☺︎
先生の『姉と俺と先輩と』が好きな作品。
本作も試し読みして面白かったので読んでみました。全253ページ。以下ネタバレありますのでご注意下さい。
親友だった高校生のマサキ(受)とタツヤ(攻)は親の再婚で義兄弟になった。陰でキスしてくるタツヤをマサキは拒絶する。その後タツヤは家を出て海外へ。6年後会社員となったマサキの前にタツヤが現れて…というお話。
まず初めに、こちら義兄弟ものですが、親友同士がたまたま義兄弟になってしまった感じで、義兄弟の背徳感は私にはほぼ感じられませんでした。
冒頭はマサキの妹ヨリコ視点でコミカルに始まりますが、ヨリコが寝て二人きりになると、タツヤがマサキに覆い被さってキスしてくる。突然のエロスにドキドキします。
先生の描くイケメンな攻めが好きなんですが、本作のタツヤもすごく好きです!
シュッとしたビジュもいいですが、チャラい外見なのに、実はマサキのことをずーーーっと好きという執着はたまらないものがあります。迷子のヨリコを助けてくれるような優しさも良き。
お互いに好意を持っていたけど、親同士の再婚で義兄弟になる。家族として同居してからタツヤはマサキに迫るけど、マサキは拒絶。
そのうちタツヤは当てつけみたいに彼女を取っ替え引っ替えするように。
マサキは大学に入ると彼女を作り、タツヤはそれがショックだったのか、大学中退して海外へ。そして6年後タツヤは帰国してマサキと再会、同居する。
とこんな流れなんですが…。
マサキは高校の頃から、明らかにタツヤを意識していて好きそうなのに、なんでこんなにも拒絶するのか、いまいち共感できませんでした。
いくら義兄弟になったとはいえ、血が繋がってるわけじゃなし、タツヤを拒否する理由としては弱い。
終盤にマサキが“自分に自信がなくてタツヤが自分を好きになるはずなんてない、と信じようとしなかった”というようなことを言っており、これが拒絶した理由のようですが、あんなグイグイ迫られてキスされてるのに、そんなこと思うの?と、やっぱりしっくりきませんでした。
というわけでタツヤの、外見はチャラいのに実は優しくて一途な執着攻め、というギャップのあるキャラは大変刺ささりましたが、マサキのずっとタツヤを好きなくせに、タツヤがあんなストレートでかっこいい告白をした後も、うじうじしてタツヤを家から追い出して、そのくせタツヤが家に戻らないことにまたうじうじするという…ちょっとマサキが自己中に感じてしまい、いまいち好きになれませんでした。
とはいえ良かった部分もたくさんあって…
・タツヤが何考えてるかわからない感じなのに、言動の端々からマサキへの想いが感じられて、その執着に萌える♡ 特に不意打ちのキスにキュン!
・タツヤ働き始めたバーの制服姿が、めっっちゃ似合ってかっっこいい‼︎♡ マサキも見惚れちゃうw
・再会後のタツヤの「好きだ」の告白シーン。真っ直ぐな告白にキューンとする!マサキ真っ赤っかw
・タツヤの「あの子でさあ 童貞捨てた?」
執着攻めの嫉妬、良き!
・高校時代、タツヤがマサキに「優しくていい人間だ オレが断言する!」と言われて、多分恋に落ちたシーン。タツヤがとても素敵な表情で、キューンとしました♡ アイスの棒ずっと持ってる一途さにもキュン!
・終盤のマサキの告白シーンは「やっとかい!」と思ったけど、タツヤの嬉しそうな顔が可愛いから良し!
などなど…
マサキはあまり好みではなかったですが、タツヤはかなり好みの攻めで、概ね楽しく拝読できました。
描き下ろしと電子限定描き下ろし(1P)は、その後の二人がイチャイチャしててほっこりしました♡
電子 白抜きorトーン修正(濡れ場はラストに1回で修正箇所は少なめ)
大好きなパース先生の義兄弟もの。
恋人になる前に家族になってしまった二人のお話です。
吉田タツヤと清水マサキ。
タツヤが高校で編入してきて出会い仲良くなっていきました。少しずつ周りの友達よりも距離が近くなっていってお互いにお互いが好きだとわかるくらいの時に家庭の都合で親同士が再婚、友人以上恋人未満の状態で義兄弟になってしまいました。
母を闘病のすえ亡くしたマサキは母の遺した言葉に囚われ、「家族」を大切にし、家族であることを重視し自分の気持ちから目を逸らすようになり、
タツヤへ冷たい態度をとるようになり、タツヤは大学を中退して家を出ていってしまうんですよね(涙)
でも、マサキは家でもタツヤに対してなかなか吉田呼びから変えられないんですよ。
やっばりほんとは好きなのに、家族にならなきゃという気持ちが強いのかなと。
でも社会人になった頃、ある日フラッとタツヤが帰ってきて、マサキの一人暮らしの家に転がり込んできます。
6年もの間、離れていたけれど、タツヤが帰国した理由も、やはり最期の時を考えたらそうなるよなぁとジーンとしました。
マサキは頑なだったけれど、決してタツヤが嫌いなわけではないものタツヤはわかっていたから、諦めずにアプローチし続けてくれたのだと思うと万感の想いです!
6年分の想いを込めたエチは眼福でした!
そしてヒリヒリするような義兄弟の拗れた関係をマサキの妹ヨリコちゃんの存在で明るく、面白くしてくれてるのがとても良いです!ヨリコかわいい!
普段は実兄よりタツヤ贔屓なところも笑えて好きです(笑)
これ、マサキ視点だからギリそっち側に感情移入して読むことができるけど、タツヤ視点だったら悲惨だったろうなと思いました。
好きな相手と兄弟関係になる。家族になった途端にすげなくされる。アプローチを仕掛けるもことごとく撃沈。めげずに攻め込むも激しく拒否される。彼女を作られて海外に行く。帰国後再びアプローチを開始するが、またも拒否られる。そして殴られて視界から消えろと言われる。
タツヤが可哀想で見ちゃいられなかったです。
マサキがタツヤのことを心底嫌ってるなら、強引に迫られるのは迷惑行為にしか過ぎませんが、マサキは本当はタツヤが好きで、タツヤはそれを見抜いてるから敢えてしつこく迫っていたんだろうなと。
マサキは素直じゃないし、頑固だし、何より"家族"という関係に囚われていて、それが2人の関係をずっと足踏み状態にしています。
マサキにとってタツヤは"家族"。家族とそんな親密な関係にはなれないというのがマサキの考えのようですが、それなら何故タツヤを旧姓の吉田で呼ぶのか。「吉田」呼び1つで、マサキの本心が見え隠れする伏線がとても面白いなと思いました。
いつか本心を言ってくれるのではないかと期待しながら、何度も拒否されても、それでもマサキを諦めないタツヤの気持ちに胸が締め付けられそうでした。
ずっと好意を否定されてきたタツヤの心境はいかばかりでしょうか。マサキのガードが固すぎて本当に困りました。
焦れ焦れの対応をしていたマサキの行動を途中からため息混じりで読んでましたが、5話の終わりから潮目が変わり、そして6話で全部不安が一気に吹っ飛びました。
コレコレコレコレ!!この展開を待ってました!
これはタツヤの執念勝ちといった方が良いんじゃないかな。
秘めた恋心を失わせなかったタツヤのリトライに次ぐリトライに感謝しなければ(笑)
6話の評価が全ての評価です。最高の結果とエンディングに大満足でした。
タツヤの何を考えてるか分からない雰囲気と、マサキを離そうとしない執着に終始引き込まれた物語です。
彼のマサキへの愛の重さは読み進める上での大きな拠り所になりましたし、マサキを諦めないでくれてありがとうの気持ちでいっぱいになりました^ ^