お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
ageku no hate ni koi

セルフネグレスト気味の燈里が学生時代の同級生・菖斗と再会し、ひょんなことから同居生活がスタート。菖斗と暮らすようになり、生活環境の改善、人との繋がり、そしてなにより自分の気持ちをちゃんと伝えられる相手と出会えたことの奇跡。
昔の自分が菖斗に放った言葉にずっと後悔を感じていた橙里ですが、菖斗はその言葉に救われていたんだなと思い2人がこのタイミングで再会したのはきっと偶然じゃなく必然だったんだと感じざるを得ない。
現代社会でも生きづらさを感じますが、そんな中でも、なんにでもなれる、この言葉をすべての人に伝えたいしぜひ読んでほしい作品です。ありがとうございます。
祖母を亡くしたことで無気力になって
自堕落な生活を送っていた橙里。
ある日、高校時代に親しかった同級生の菖斗と再会し…。
同級生との再会で救われてゆく救済ストーリーでした。
最初は真面目で世話焼きなだけに見えていた菖斗ですが、
読み進めていくうちに橙里への強い感情が見えてきたりと
単なる堅物攻めでないところに萌えがありました。
橙里も菖斗に絆されてゆく形ではあるけれど、
最後は自ら一歩を踏み出して菖斗に想いを伝えにいく場面は
彼の中の変化が感じられて良かったです。
祖母のタヒにより、セルフネグレクト状態に陥っていた橙里。
そんなとき、地元の商店街の再生計画で、DK時代の同級生で建築士となっていた菖斗と再会する。
咄嗟に、他人のふりして逃げてきた橙里だったが、負けじと菖斗も追いかけてくる。
やがて、
同居生活が始まり、、、?!!
という展開。
高校時代、菖斗は橙里のおかげで前を向くことができた。
今度は自分が橙里の力になりたいと、傍にいたいと思い、DK時代突然の一方的な別れにより昇華しきれなかった想いを、再会によって行動で体現する菖斗は、令和風の包容力満点なスパダリだと思いました。
また、橙里はもともと料理に関する仕事がしたいとう夢を持っていましたが、祖母の介護によって断念せざるを得なかった日々を、否定することなくすべて受け入れ、さらに家の住み方も含め褒めるなどから、大きな愛も感じ、本当に橙里のためになにかしたいんだなあという想いがビシビシ伝わってきました。
静かそうに見えて、受けへの熱い想いを秘めた攻めのBIGLOVEがお好きな方にオススメな一冊です♪
南々子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
溺愛 3
一途 2
エロ 2
な感じだと思います。
菖斗さん×秋月さんのカプです。
受けの秋月さんは、おばあちゃんを亡くしたことで、やる気を無くし、抜け殻のような生活を送っていました。しかし、商店街の再生計画説明会で、戻して同級生の菖斗さんと再会します。
しかし、情けない姿を見られたくない、と菖斗さんの前から逃げ出しますが、菖斗さんは高校生の時に秋月さんに投げ掛けられた言葉で、変わることが出来たと、思いを抱いていて…。
高校生の時の明るい秋月さんが、今では喪失感に苛まれていることが、気になってしまう菖斗さん。悩んでいる自分を変えてくれて秋月さんを、今度は自分が変えてあげたい、と思っているのか、菖斗さんの真面目な言動は伝わるのですが、恋愛的な一途さは少し分かり辛かったですね。
あと、高校生の時に、秋月さんが学校をやめた理由などは会話の中で書かれていますが、学校をやめたり、それによって離れ離れになった2人の描写があまり明確に描写されていないので、7年振りの再会要素が少し薄いかなと思いました。
おばあちゃんを亡くしたことで、菖斗さんとの生活音の安心感や大切な人を失う恐怖など、秋月さんの傷付いた心を包み込む菖斗さんとの再会と再スタートを、是非とも読んでほしいです。
高校の同級生の再会ラブ
建築士で地元の商店街の開発をすることになった菖斗と、祖母を亡くし無気力に生きている料理人を目指していた橙里。
再会し、昔のように世話焼きな菖斗にグイグイこられ、気力をとりもどしていく橙里、そしてかつて菖斗に言った言葉が素敵で自分もまた夢に向かって目指し歩み出したのが良かったー!
店を構えるところまで見たかったです。
一点、疑問なのが、夏休み途中で誰にもいわずに橙里が高校をやめたこと。すぐに海外に行ったのか気になってます。(読み飛ばした?