青藍の夜にくちづけて

seiranno yoruni kuchijukete

青藍の夜にくちづけて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×210
  • 萌11
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
11
得点
178
評価数
45
平均
4 / 5
神率
46.7%
著者
犬野まげゆいし 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784824013989

あらすじ

心はまだ、愛を欲しがっていた島で過ごす 3ヶ月間の救いの恋

「甘い」とか「優しい」とか、そんなセックス俺はいらない運命の相手を探すため、ゲイバーを訪れた会社員・大和(やまと)が出会ったのは、とびきり美人で印象的な藍色の瞳を持つ男・蒼葉(あおば)。
思わず見惚れていると、「お前のち●こに惚れた」とラブホテルに連行されてしまう。
妖艶な魅力に呑まれ忘れられない激しい一夜を過ごした大和だが、連絡先を交換しそびれてしまいそれきりに…
1ヶ月後、長期出張で離島にやってきた大和を待ち受けていたのは、あの蒼葉だった!?
しかも「会いたかったぞ おちん」と、再びセックスを求められて――。
破天荒な言動に振り回されながらも、蒼葉に一目惚れした大和は島で過ごす3ヶ月間、彼と“お試しの恋人”として過ごすことになり…。
ピュアで一途なリーマン×いたぶられたい妖艶美人の救済“島”ラブロマンス。

表題作青藍の夜にくちづけて

25歳、農業メーカーの営業
27歳、無職

同時収録作品青藍の夜にくちづけて

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数11

私の好きな受け。

作画:◎
内容:重め
えち度:多め
終わり:ハピエン
ケツ抱き・煽り受けが好きな方、大型ワンコ攻めが好きな方にはぜひとも読んでいただきたい。
蒼葉さんの過去はとても辛く、大和との出会いで心が救われて、でも傷が深くて救われるまでにも葛藤してしまう心の揺らぎがとても切なかった。
でも心を取り戻した後の蒼葉さんはとても素直でまっすぐで可愛かった!
犬野まげゆいし先生、画力が素晴らしいしキャラクターをとっても愛していらっしゃるので、一人ひとり作り込みが深くてキャラがしっかり立っていてブレがない。なので違和感なくどっぷり話に入り込めるから好きです。

0

感情ジェットコースター

始まりはBLらしい感じです
絵も相変わらず素晴らしくて…
と思ったら唐突な攻めをおちん呼びする美人な受け
あれよあれよと体の関係にもつれ込みます
まってまって、感情が追いつかない、と思ってるとストーリーが急激に進みます!!
しばらく短期出張するはずの土地でまさかの再開!
そこからは過去の傷に触れながらもどうにか二人で一緒に過ごせる方法をさがします
一見サラッとしたストーリーに見えるけど、受けの救済ストーリーです
最後までじっくり読みました!!

0

不憫で淫乱で、ちょっと破天荒

会社員の大和は出会いを求めて訪れたゲイバーで
美しく、どこか世間離れした蒼葉と出会います。

初対面で「お前のち●こに惚れた」とホテルに連れ込まれ、
流されるままに一夜を共にすることに。

翌朝、蒼葉と別れた大和ですが、
彼のことが忘れられずもう一度会いたいと思っていたところ、
一月後、仕事で訪れた離島で偶然再会を果たします。

今度こそ、蒼葉を手放したくないと気持ちを伝え、
離島に留まる間の3か月間、お試し恋人として付き合うことに。

それからも暇さえあればセックスを求めてくる蒼葉。
恋人として蒼葉に誠実であろうとする大和ですが、
気持ちの繋がりを重視する彼と身体の繋がりを重視する蒼葉とで
いまいちすれ違っているように感じられるのがもどかしい。

大和に対して好意的であることはわかるのに、
年齢にしてはどこか幼げで相手の深い部分までは踏み入ろうとせず、
一線を引いているように見えてしまう蒼葉。
彼がセックス依存のようになっているのにも何か理由が…?

後半で蒼葉の過去が明かされることで理由は判明しますが、
想像していたよりも遥かに重かった…。
何ともないように振舞っている蒼葉ですが、
当時の彼を思い返すと不憫でなりません。

性虐待や近親相姦(義理ではありますが)など、地雷のある方はご注意を。

過去の傷は未だに癒えることなく、蒼葉を苦しめていたのでした。
けれど、誰もその傷には気付かずに、興味を抱くのは蒼葉の外見や身体ばかり。
それゆえに刹那的な交わりを繰り返してきた蒼葉でしたが、
そんな彼の内面に初めて踏み込んできたのが大和でした。

蒼葉のことを知りたがり、蒼葉を一人の人間として大切にしてくれた大和。
一度は大和を拒んだ蒼葉でしたが、
そんな彼だからこそ切り捨てることはできませんでした。

どんなにひどい態度をとっても、それでも自分を見捨てずに
向き合い続けてくれた大和の救いの手をとった蒼葉。

蒼葉の破天荒な姿をみようが、突き放されようが、
蒼葉を一途に想い続けた大和の優しさが沁み渡ります。
これまでの人生、辛いことばかりだった蒼葉ですが、
最後の最後は大和に出会えて、本当によかった。

今も蒼葉の深い傷は消えないけれど、
それでも離れることができなかった島を出て、
大和と前を向き歩みだすラストは余韻を残します。


読み終えてふと思い浮かんだのが蒼葉の義父のことでした。
蒼葉の人生を狂わせた元凶でもある義父ですが、
結局奴に鉄槌が下される描写はなく、それだけが心残りでした。
もしかして、もうとっくにどこかで野垂れ死んでいるとか?
和解も許しもなくていいけれど、願わくば奴に罰が当たり、
自分が蒼葉にしたことを悔やんでいてくれればいいなと思います。

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夜の海を照らす太陽の救済

犬野まげゆいし先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
一途 5
おちん 3
エロ 2
胸クソ 1
な感じだと思います。

大和さん×蒼葉さんのカプです。

出会いを求めてゲイバーを訪れた大和さんが一目惚れしたのは、妖艶な雰囲気の美人、蒼葉さんだった。しかし蒼葉さんは、脱いでもいない大和さんのものに惚れた!と言い出して…。

攻めの大和さんはバイではありますが、一目惚れした蒼葉さんを一途に想っていて、色々と振り回されながらも優しさで蒼葉さんを救済していきます。

受けの蒼葉さんは、相手の身長や体格から、その人のものの大きさや形が分かるという特殊能力?を持っていて、それで大和さんのものに惚れちゃいます。
その後、大和さんのことよりも「おちん」のことに関心を示しているので、大和さんとしてはちょっと複雑な感じではありますが、真面目な顔で「会いたかったぞ。おちん」や「いい子だな。おちん」と言っている蒼葉さんに思わず笑ってしまいます。

ある理由から、蒼葉さんは痛くて苦しく抱かれたいようですが、優しい大和さんはそんなことしないので、大和さんとの絡みは甘くて凄艶な絡みしかありません。
しかし蒼葉さんの過去では、母親の再婚相手の父親から無理矢理身体を繋げられる、少しだけ胸クソな描写がありますので、苦手な人はご用心ください。

見た目は妖艶、でもおちんのことに積極的な蒼葉さん。そんな蒼葉さんの傷付いた心を包み込み救済する一途な優しさを持った大和さん。2人が織り成す、クスッと笑えるやり取りとジーンと胸に響く救済が美しいので、是非とも読んでほしいです。

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My opinion

The characters are so clean, and so precious, I just love this style, it's the best there is. Look at the uke's features, God, I fell for his eyes.His eyelashes, everything about him is perfect, a combination of cute and daring auraBecause the uke is gorgeous, period. I loved him, I loved him. Well, the seme is the same, he's very sweet, I really love him. Hahaha, since I see the uke is in control, I loved it, I loved it. I hope I can continue Seeing such a work, bye

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ラブコメでもシリアスでもあるかも?

美しい表紙に惹かれて購入しました。
いきなりエッチなシーン。3か月の出張で離島に行くことになった会社員の大和が、ゲイバーで出会った眼帯をする美しい藍色の瞳の蒼葉に一目惚れします。すると「お前のちんこは世界を救えるぞ」と叫ぶ蒼葉にラブホテルに連れられ…そんなギャグのような出会いからふたりの物語ははじまります。
蒼葉が最初は謎です。不思議ちゃんなのか、ふざけているのか、ただのビッチ受けなのか。シリアスな物語だと思っていたのにラブコメなのか?少し困惑するオープニングになっています。

そして大和は離島に着いてすぐに蒼葉と港で再会します。すぐにセックスを求められますが、真面目な大和はセックスは恋人同士でするもの、セフレは嫌だ、一目惚れした……と告白してしまい、お試しで島に滞在する3か月の間付き合うことになります。

藍葉の家のシーンによって母親が亡くなったこと、行方知らずの父親(義父)とうまくいっていないこと、痛くて苦しいセックスがしたいこと、キスをしたくないことが描かれています。もうわかりますよね?藍葉の過去が。どうしてふざけたように見せながらセックスに依存しているのか。
義父による藍葉へのレイプや刃物で傷つけられるシーンなどもあるので地雷の方はご注意ください。

義父による性的虐待によって覚えさせられた身体の快楽に嫌悪感を覚えながら、それがなくてはいけなくなってしまった藍葉ですが、鈍感で優しい大和を振り回しながら大和に一途に愛され、だんだんと藍葉も大和に癒されていく様子が描かれていきます。藍葉が少しずつ笑顔や無邪気さを見せてくれるようになるので、読んでいてとても嬉しかったです。
また大和も今までと違う恋愛と過去の恋愛で逃げてきた行動をすることによって、成長が見られます。互いにやっと出会えた本当に大切な人。大和が出会いたかった「運命」はきっと藍葉にとっても「運命」だったんでしょうね。野生のカンでしたもんね!

タイトルの「青藍の夜」は作中に出てくる印象深い夜の海のイメージと藍葉の瞳の色に藍葉の苦しい過去と胸の内のことだと思います。ずっと父親からの母親代わりのキスにトラウマを持っていた藍葉にとって、やっと救い出された大和によるくちづけだったんでしょうね。
ふたりとも前に進めてよかった!

2

重過ぎず軽過ぎず、、、でも薄からず、、、(;◔д◔)???作画の威力は神レベル✧

ストーリー内容に触れる前に先ず、神ってる作画について書かせて下さいッ!語りたいし見て欲しい~~~٩(♡ε♡ )۶
中表紙のカラー画の海面に陽が射す眩さや、2人の身体が接する水面の泡立ちの繊細さまでもが描かれています…✧人物描写を際立たせる細部への精緻な筆が魅せて下さる素晴らしさ.。:*電子サイトの試し読みで閲覧可能なので、是非見て頂きたい…‼
しかもこの海描写、カラーでなくともモノクロで描かれたページが作中にあるのですが、これまたスンゴイ目に焼き付く美しさ…!!本当に『美』そのもの!漫画読んでて良かった…♡

で、そんな中表紙を捲って目に飛び込んで来たのは一転急な濡れ場始まりにドキドキしちゃいますよね///|qд・,,)///マァ、シッカリ見マスケドモネwww

今回の攻めの大和くんはバイ設定
穏和そうな感じから序盤では博愛精神強めな印象を持ちました
で、受けの蒼葉(アオバ)のめちゃ美人なクソビッチさんっぷりに度肝を抜かれ再びドキドキです⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)アババババ…ッ

⚠以下、すごい失礼な事をこれから書きます、、、(>︿<。)
私なりにこの作品をどう楽しんだか?をすごい勝手な主観強めで書きます
なので、、、今作品を大事に想っていらっしゃる方にはあまり気持ちの良いレビューではないかも知れませんので以下を読むかどうか?はご判断して下さいませ

さて、、、
今作品は例えば「救済系BL」とか「しっとり系」などの○○系に嵌めようとすると結構難しいかな?と感じます
※多分本来は「救済系BL」として読むのが正解なタイプだと思います‼
示されてる正解は分かってるのに”難しい”と感じた理由は、レビュータイトルにもしたのですが、、、ストーリーとして重過ぎる訳でもないけれど軽いエピソードなだけでもなくって、、、スト重では、、、正直ないとは思いますがショッキングな展開が容易されていて驚きはするので、お約束展開なだけでもなくって、、、
結果<作品のコア=核がボヤけて見えちゃう>んですよね。。。

ページ総数が何と、電子の特典を含めてですが249Pもゴザイマス‼
ただ、、、このページ数に見合う読み応えのあるストーリーか?と言われると私的には比例はしてなかったかな~(´◔_◔)、、、とは思います
この大ボリュームの中で描かれていた要点を抜き出すと、、、

【受け蒼葉の性依存っぽい行動の裏に隠された過去の養父との事で受けた精神的負債とそこからの脱却】という事になると思います
└ここを描き出す為に蒼葉のドエロさを強調して描く(そんでもって本当にえっちです、この人///д///)

多分この1点なんですよね(勿論攻めである大和側にも過去の恋のお話しが出ますが、取り立てて珍しい感じではナイお話しです)←⚠お相手は女性です‼

つまり、、、核は分かっているのに、この核となる部分のお話しに行き着く迄が長い!まぁ長いのはいいんです。。。その分興味を惹く材料になるから
でも、いざ分かってから!!が問題だったと思うんですよね、、、

先ず蒼葉が島の人から遠巻きにされる事に整合性が感じられなかった、、、
だって、糾弾されるべきはどう考えても養父でしょ?
なんで蒼葉が肩身の狭い思いをさせられるのか意味が分からなかった

で、養父の想いがコレマタ良くワカランかった、、、
母親の身代わりからなぜ蒼葉自身を求めるように変化したのか?彼の真意は何だったのか?そして最大の問題はこの人の行方を放置しちゃった事ですよね…(¯―¯٥)コリャイカン⁼³₌₃コイツへの制裁を何かしらで残してこそ「救済」になったんじゃないのかな~???と個人的には思いました。。。

そもそも高校卒業したら蒼葉は家を出たら良かったんじゃないか?って思うし、、、島を出られない・出たくないという事と養父の元=家を離れる事は別だったと思うのですよ、、、

満を持して明かされた感のある蒼葉の辛い過去、という演出が結局活かされていなかったなーーー。。。というのがすごく勿体なく感じました

このコアを盛り上げるべく用意された攻めの大和のお仕事事情も、蒼葉の奔放そうな性格や謎のパワーワード❝おちん❞wなども結果とても中途半端になってしまっていたように感じたのも非常に惜しかった(,,•﹏•,,)

と、いう訳でこれだけ「おや?」とか「ムムム…」って思う事が多いのに、、、それでも評価を著しく下げなかったのもかなり自分では珍しいのでΣ(゚Д゚)!ココからは実際これだけブーブー言いながらも楽しめた点、楽しみ方を書こうと思います♪

すごい冷酷な言い方をしてしまえばどのキャラのマインドにもあんまり共感が出来ないからこそ、のめり込み過ぎずにある程度の距離を保ちつつも気になるストーリーを読めてしまうという感覚で読書を続けられたのが良かったです

共感が深く出来ないからこそ蒼葉の境遇にも必要以上に心を掻き乱されずに見る事が出来たのだと思います
下世話な感覚だと思いますが、、、友達の友達の知り合いのお話しをドラマティックな噂話として聞いてるような感覚で聞き、結果何かいい話で終わって良かったじゃん٩(⁎≻ᴗ≺⁎)۶って安心して美味しいお酒を飲んじゃうような感じで読んでいました

この感覚が自分的にはとても合っていて、用意されたドラマ性の高い演出に神ってる作画という最高に高級なアテと共に酔いしれながら最後まで読みました♪

そのお陰で後半の蒼葉の解放されたような甘えたさんぶりを可愛いなぁ~♡と二ヤりながら楽しめたのが良かったですし、大和にも恋が叶って良かったね☆と温かい気持ちになれました(´ ˘ `*)


修正|基本は白抜き、ディルドにはカリ部分に白短冊1~2本

⚠地雷要素あります⚠
・無理矢理系且つ近親者(義理)
・関係が出来上がってからの他人との絡みあり(未遂)
・トラウマ発動描写あり(呼吸困難)

2

序盤のみエロコメで後半がドシリアス…

1話がめちゃくちゃエロくて受けがおちゃらけてるのですが、後半にかけて温度差が激しい作品でした。受けの過去回想シーンがしんどい。その描写が本当にきつかったです。
最終的に2人が結ばれて幸せになるのですが、不幸の元凶である受けの義父がこらしめられていないのがちょっと消化不良です。
せめて事件化して逮捕されて罪を償って欲しいです。性被害の描写がリアルなので地雷の方は要注意です。
終始イラストが美麗で、上記の辛い過去の描写以外は目が大変幸せでした。
濡れ場がしっかり描かれているのは1話と最後のみで、あとはわりと省略されています。
その辺を期待すると少しがっかりするかもしれません。
ただ、紙本だとシャカシャカ修正で2人のおちんが非常に迫力がありました(笑)

0

試し読み部分だけでは作品傾向が分からないタイプの作品

前からちょっと気になっていた作家様で今回が初読みです!
ちょうどシーモアで単話1話丸っと無料で読めて、何だかすごい始まり方に先を読まずにはいられなくなり購入してみました!!(1話無料は11/28までです)

先ずとっても作画が美しい!!
そして1冊250ページ弱なので大分ボリュームある作品でした
個人的にはもしかしたら初作家様の作品で読むにはもしかしたら少しハードルの高い作品だったのかも知れない?という気もしました
でも、読んでみて良かった!とはとても思っていますし、他の作品や今後の作品も更に気になりました
何よりこの作画で作品を読めるのは自分の好みにとても合っているので嬉しいです♡

なぜ初めて作品で選ぶにはハードルが高いか?と言うと、結構作品トーンの振れ幅が大きいので読んでる最中の情緒が落ち着かない感じがしました
特に、後半に向けて盛り上がって行くというよりも後半に向けてシリアスに向かって行くので試し読みの感じで読み始めると結構抉られる感じがするタイプの展開をします

私自身は地雷などがほぼ無いので驚きはしましたが、なるほど…!と受け止めて読み進められましたが中にはこれはちょっと辛いかも…と読み進めるのを困難に感じる読者様もいらっしゃるかも知れないのでは?という懸念は感じました

そこがちょっと気にはなりましたが、思いっ切りシリアスさを追求していく感じでもないので創作の中での煽り演出として読み終えました

しっかりこの煽りに上手く踊らされて読めるとすごいドラマティックに読める方も居るんではないかな?と思う作品でもあったと思います

3

救済が意外とあっさり…?美麗な作画に大満足、ストーリーの方にはやや没入しきれず、、

犬野まげゆいし先生、初読みの先生です。

まず、表紙の美しさに一目惚れ!✨ほぼ表紙買いです。
試し読みをし、作画の美しさにうっとりしました。
特に唇の質感が好き...(美人受けのぷるぷる唇、たまらんです)
美麗な作画、文句なし!の星5つでした。

で、ストーリーの方には、、
ちょっとうまく没入できず、総合的に見て星3つ、「萌」評価に。


彼女と別れたばかりの会社員・大和(攻)。
大和がバイだと知る同僚に紹介されたゲイバーで、
とびきり美しい蒼葉(受)に目を奪われます。

すると突然「お前のち◯こに惚れた」と言われ、
誘われるままにホテルで一夜を明かし…

と、体先行で始まる不憫受けの救済ストーリー。


攻めのtn...どころか、攻め自身のことを「おちん」呼びする
ミステリアスな淫乱美人受けのインパクト大!

その後思わぬ再会を果たすところまではコミカルな流れですが、
蒼葉の出身地である島へと降り立ってからは
彼の過去が明らかにされ、一気にシリアスな展開に。

で、ここからの大和の一途健気な愛による蒼葉の救済…
というのが最大の見どころなのだと思うのですが。。

ちょっと細かな諸々の設定が気になるのと、
攻め受け双方のキャラクター背景が見えてこず
「?」と思ってしまうところがありました。

まず冒頭、オープンバイ(?)であり彼女と別れたばかりの大和に
女性ではなくゲイバーを勧める同僚にもちょっと「ん?」と思ったのが一点。

あと、蒼葉はカバー下プロフィールによると「無職」とのことなのですが
大和に出会うまで一体どうやって生計を立ててたのだろう…?
最終的に描き下ろしで同棲生活を送っているようですが、
大和が全面的に養ってるということ…?
(精神的な救済はされていても、それでは何だかなあ、と思ってしまいました;)

で、逃げ出した義父は結局そのまま、
蒼葉が目撃者に「誰にも言わないで」と告げたことで、
事件化もされていないの…?スッキリしない。。 (›꒪⌓︎꒪‹)

大和の一途な愛によってトラウマが癒されてゆき…という展開もやや拙速に思え、キャラと世界観への共感・没入がうまく出来なかったかなあ、と思います;
蒼葉の「身長や体格からtnkの長さや形を推測できる」という特技も
やや謎で、なくても良い設定ではないかな、、と思ってしまいました。

蒼葉の義父にはハッキリとした制裁が下って欲しかったし、
救済BLであるならば、コミカルな設定ややりとりよりも
救済までの過程をより深く詳しく見せてもらい、共感を深めたかったな。。

辛口になってしまい、すみません;
今回のお話は、自分の萌え・刺さりポイントには
ど真ん中にヒットせず、だったのかなと。

麗しいキャラ、そして光の当たる海の様子など、
作画面で大きな感動をいただいたので、
また先生の違う作品でぜひ、萌えと没入感を味わわせていただきたいなと思います✧

★修正:白抜き(ちょっと発光してる…?)
    ディルド先っぽに白短冊(電子シーモア)

4

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