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sonogo no itsusayo ~totsuzen no isourou!?~

表紙の3人の様子を見ただけでにやにやが止まらない、かわいらしさ満載の番外編でした。
最初から最後まで兎にも角にもすんごくかわいいです。
樹と小夜の愛の巣に小夜の従兄弟・獅音がやってきて、小夜に懐きまくりべったりで、樹を敵対視する、というわかりやすい3人のわちゃわちゃ。
状況や台詞によっては、胸が痛むエピソードなのですが、この3人の、それぞれがそれぞれに対する、三人三様の台詞とやりとりが、とんでもなくかわいいです。
かわいい、かわいい、と連呼してしまって語彙が少ないみたいですが、かわいい、としかいいようがないので仕方ありません。
獅音が学校に行けなくなった理由、抱えている問題、重すぎず、でもしっかりと描かれているのもいいところでした。
獅音に対する樹、小夜、それぞれの考えと姿勢、見守り方も、2人の良さがよく表れていて素敵でした。
幼馴染だったり、元同級生だったり、親戚だったり、「自分のほうがよく知ってる」と自認、主張する当て馬の登場は定番中の定番だと思いますが、どうしても、誰かが嫌な気分になったり、つらくなったりしがちなのに、3人ともわちゃわちゃしつつも、情が深くて、心根が優しくて、気持ちがよかったです。
読み終えて しばらくしてもニヤニヤが収まらないほど可愛らしい一冊でした。
番外編その2、獅音メインのスピンオフ、もっともっと読みたくなりました。
小夜を慕う従兄弟の獅音が2人の愛の巣で数日同居することになり、樹にとってはイチャイチャに制限がかかってしまう暗黒の番外編(笑)
大学生となった2人のその後が垣間見えて嬉しくなったのと、相変わらず小夜に執着ゾッコンな樹のクーデレに磨きがかかっていて、どの角度からもどの視点からも見ても楽しいストーリーでした!
従兄弟の獅音が小夜のことが大好きすぎて、これは当て馬登場か…?と思いましたが、恋愛方面の好意じゃなく、大好きな従兄弟のお兄ちゃんを取られて悔しい気持ちの方面の好意です。なので、樹とは確かにバチバチしてますが、張り合う内容はとっても可愛いらしいレベルのものに仕上がっています^ ^
マウントをとってくる獅音の攻撃に、樹もいちいち乗っかかってライバル心を剥き出しにしてくる大人気なさが、こちらもまた別の意味で可愛らしいですね。2人の板挟みになってしまう小夜のモテっぷりが楽しい三角関係でした。
やっぱりというか、獅音が帰ってから樹の暴発が秒で訪れるのには笑っちゃいました( ´∀`)
やきもち焼きの樹にお約束的に抱き潰される小夜の腰の方が心配ですが、我慢できないほど愛し倒すのも樹の良さ。たっっっぷりと時間をかけて愛し合ったであろう2人の事後を見てニヤニヤ感満載です♪