ハレルヤベイビー 8

Hallelujah baby

ハレルヤベイビー 8
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
137
評価数
30
平均
4.6 / 5
神率
76.7%
著者
仔縞楽々 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
集英社
レーベル
集英社君恋コミックスDIGITAL
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784088552590

あらすじ

“似て非なる”者の運命の分かれ道──
裏社会の人々が集う商社の祝賀会で再会を果たした冬夏と都。時を同じくして、都と奈倉組の過去を知るための手がかりとなる藍浮と接触を図ろうとする最中、客人組織に取り囲まれてしまい…。

表題作ハレルヤベイビー 8

高校2年生、冬夏の用心棒で恋人
桜咲冬夏,高校2年生,桜咲組の息子,17歳

その他の収録作品

  • 描きおろし
  • 番外編「センチメートル・プラスアリア」前編
  • 番外編「センチメートル・プラスアリア」後編
  • あとがき(カバー下)

レビュー投稿数5

みんなの成長をひしと感じた

都と冬夏くんの長い長い離れ離れの時を経てついに再会。
これだけでもう大泣き案件です涙だばだばです。
都の過去、そして冬夏くんの意志、成長。
藍浮の過去、今。
番外編での重、西川さんの過去譚。
今を生きるには過去がどうしても存在するわけで。
みんなの心の成長を深く感じました。
「おかえり」では全読者が涙したことでしょう。
苦難を乗り越えた先には光がある…。
ふたりの、これからも続いていく青春を見守っていこうと改めて決意しました。
しんどくて5巻で立ち止まっているあなた。
これで横浜編完結です。読みましょう。

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都と冬夏くんの成長物語

ハレルヤベイビーは都と冬夏くんの成長物語。
まさにそう感じる8巻でした!
突っ走って行動するだけだったのが周りを見て行動を出来たり自制出来たりと2人の成長を感じられる巻で好きな巻になりました!
饕餮はほんとに不器用な人間だったし、藍浮くんに生きろというのは枷になる言葉だよな〜と思いました。
でも西川さんが過去に都に死に急ぐなと言っていて、それを藍浮くんにも言っていて西川さんにしか言えない言葉だし、西川さんかっけーと思いました。(西川さん推し増えそう〜)
藍浮くん…幸せになれ…。重は生きろ…そなたは強い。
花森はそんなに抱え込んでたんか…。イリオちゃん…。
9巻は都と冬夏くんの日常が戻ってくるとのことで、とても楽しみだと思いました!

0

冬夏くんがかっこよかった…!!!

横浜編完結となる今作。続きが気になってずっと楽しみにしていました!前巻で都と再会できた冬夏くん。正直、冬夏くんにまで都が冷たい目を向けたらどうしようとハラハラしていたのですが杞憂に終わり…!8巻では今まで培ってきた主従関係(+恋人)としての信頼と絆の強さをたくさん浴びることが出来ました。
前に出て戦う都を見て「惚れ直した」という冬夏くんも可愛いし、ピンチの時に逃げずに立ち向かい「俺の元に戻れ、都」と命令する冬夏くん、カッコよすぎました!!
それが引き金となってリミッター解除される都もかっこよかった……!

8巻にして新たに分かってくる事実も多く…。
都の両親に関してはすごく辛い現実を突きつけられたし、藍浮やイリオ達奈倉組もそれぞれに過去からの因縁めいた内容が明らかになり良かったね、とは言えない状況。

とはいうものの、冬夏くんと都2人にとってはようやく平穏な日々が元って来るのかな…!と思える「おかえり」と「ただいま」が聞けて本当にほっとしました。もう一生離れるな〜!

西川さんの番外編前編・後編が収録されています。高校生西川さんも重兄ちゃんも…ひーんかっこいい( ◜ᴗ◝)
都が自分の部下になった日の出来事。コミカルでありながらやはり彼らがいる世界は日常とは違っていて暴力・死が隣り合わせである事を実感してしまう切なさも感じました。
西川さんと都の師弟関係の始まりも感じられて、尊すぎる内容でした!!

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横浜篇ラスト

かわいらしい絵柄とは裏腹に、重苦しくヒリヒリとした展開が続いていた横浜篇もついにラスト。
都と冬夏はもちろん、他キャラクターにもきちんとスポットが当てられていて、最初から最後まで見逃せないといいますか…
とても読み応えのある1冊だったなと思います。おもしろかったです。

組の抗争や、それぞれの過去。
そして、どのキャラクターがなにを抱えて生きているのか?なにが隠されているのか?など、相関図を見ているだけでもなかなかに複雑だった横浜篇。
数巻にわたって描かれていた、ずっしりと重たく謎めいた部分がこちらの8巻で明らかになりましたね。

都の両親の死の謎、饕餮と藍浮、奈倉組の2人…など。
そうだったのか…!もあれば、そうだったのか…もあったりと、本当にいろんな意味で心がざわつく展開ばかりなのです。
都と冬夏の成長と、強固になっていく守り守られな唯一無二の関係性に一喜しつつ、今巻ではその周囲を固める面々の人間関係にも惹かれてしまいました。
執着と身勝手な優しさと強い想いが絶妙に混ざり合っていて、どこを開いても目が離せないのです。
楽々先生、人間関係を描くのがうまいなあ…と唸るばかりでした。
暗く長い夜が明けた彼らの未来が、少しでも明るいものになりますように。
断片的にしか語られていない都の両親のお話も、今後どこかでもっと読めたらうれしいなあ。

次巻からは青春スクールライフ編とのことで、より関係が深まった都と冬夏の甘くてかわいらしい年相応な部分がまた読めるのかなと楽しみです。
ハレルヤな日々が送れることを願って、次巻を待ちたいと思います。

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長い長い夜が明けるのはもうすぐ。

極道一家の跡取り息子と彼の用心棒との、幼馴染みでヤクザものBL第8巻。ここ数巻続くシリアス展開は好みではなく、早く日常回に戻ってほしい…と期待しながら手に取りました。

冒頭からやっと再会できたと思ったら、過去が明らかになりながらの報復に突入し、またもや手に汗握る展開でした。

ですが、守られてばかりいた冬夏が愛する都を守ろうと変わり、見せた漢らしさが良かったですね。もちろん都も、彼を守るためならリミッターを外した強さを見せ、無敵なのが気持ち良くて。

と書きつつ、ボスの責任の取り方には後味の悪さを残しましたが、合間でダダ洩れる2人のお互いへの大好きとイチャイチャには不謹慎にも萌えました。

そして怪我をした都を含め、沢山の犠牲を出した抗争でしたが何とか終わりました。それが今巻の終わりだったので、ようやく次巻からは平穏な日常に戻れそうです。既に楽しみで、次巻が待ち切れないのは言うまでもありません。

一方で番外編の、西川さんたちと都の過去エピソードが、師弟関係の強さが分かって楽しめました。

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