ホーム・スウィートホーム・ベイビー

home sweet home baby

ホーム・スウィートホーム・ベイビー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
45
評価数
11
平均
4.2 / 5
神率
54.5%
著者
くけこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's-LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047383616

あらすじ

好きにならないなんて、ムリ。

同性の恋人に裏切られて仕事に没頭する咲耶の部屋は、いわゆる『汚部屋』。
そこへついに黒いアイツが現れ…!?
このままではいられない! と恐怖で震えながらハウスキーパーを呼んだら…やって来たのは思いがけず年下のイケメンで!?
明らかに光属性の大学生・田崎くんに家も心も整えられて、惹かれていく咲耶。
だけど、年の差やトラウマが邪魔してしまい…。

レビュー投稿数4

でっかいポメ

くけこ先生の前作が好きだったので、今作も楽しみにしていました。

家事代行バイトの大学生ヒビキと社会人サクヤ。
サクヤは、ゲイですがヒビキはノンケなのかな??と、始めは分からず話が進んでいきます。

サクヤはプロポーズしようとペアリングまで用意した恋人と破局。
そこに現れたのが、大きいワンコのような明るいヒビキ。

サクヤはどんどんヒビキに惹かれていきます。

後半にヒビキがゲイであることが分かるのですが、なるほど…だからこそのグイグイ具合だったのかな。と思いました。

サクヤから「売っていいよ」と言われて貰った元恋人に渡そうとしていたペアリングの片割れを内緒で自分で嵌めていたヒビキには、何というか…いいのかい?元恋人とのペアリングなのにいいのかい?未使用品ではあるけれど…と、ちと心配になりましたが、そういう性格なんだろうな。と。
誰宛の物とかではなく、サクヤが自分にくれた物(サクヤ的にはあげたというより捨てたに近いと思いますが)だから、嬉しい気持ちになる。
そういう子なんですね。

最終的にはヒビキもゲイであった事が分かり、ペアリングも新しく買い直すという事でハッピーエンドです。
良かったです〜。

0

イニシャルって彫ってあったの? なかったの?

鶏ちゃんがでてきた瞬間に あら飛騨方面の子なのかしら? なんて
でてきた方言に 彼は「やもんで」 あたしは「だもんで」

郡上の人か… と ←なんの確認? 


んんんん

新規開拓に買ってみたんですが とにかくお話のテンポや中の人が合わず
本の厚みからは想像できないくらい 読むのに時間がかかってしまったんですが

読み終えるのにほんと 四苦八苦

あの 全体的に言えばメリもハリもないというか
や そこれがどうのではないんです 突っ込んで出すだけに辟易しているところもあるので
ただそこに唐突に入るんですよ 仲が深まるイベントが そこがどうにも上手く飲み込めない

例えば つきあっていたはずの男と別れて燻っていたところに現れたキラキラの大学生家事代行に一目惚れしてからが 何をされても嬉しくて 会えるだけでときめいてって
確かに 失恋から立ち直るには新しい恋ってよく言いますもんね だからそこはいいんですよ
なのに なんッッッッの前触れもなく 家事代行の分際で急に名前呼び推奨してきたかと思えば 相手がうっかりパブロフったら相手の意向ガン無視で自分もウキウキで名前呼びしてみたり
よくわからんうちに週末入り浸ってみたり 上目遣いで甘えてみたり拗ねてみたり

距離感バグってちょいちょい挙動不審になっちゃうヤツラをみるのは大好きなはずなのに この大学生の戯れをみるのが段々イヤになってくるというか

話がぶつ切りだからなのかな?
なんか唐突に場面が変わるのも あたしの苦手 とするところではあるんですが なんだろうな


受け目線ですすむお話なので けっこう守りの態勢なのに 如何せん大学生の馴れ馴れしさと図々しさだけがこう グイグイ くる感じで
なのにお話自体はどこまでも平坦というか淡々としてるというか
そもそも 自分は勝手に時間外でくるくせに 相手には予約を急かすってどぉなの?

いやもぉごめんなさい

ほんと個人的な理由でテンポ崩されて 自滅の一途
読み進めれば読み進んだだけ合わないを実感するといった状態で

どこにも萌えられないし その要素があったかすら最早わからず
あたしの読解力がないばっかりにパーソナルスペースが狭い人懐っこい彼が どこでも大声だす空気読めないオラオラ系にしか見えず

受けが語る自分の過去や思いはよかったんですよ ちょっとおセンチで女々ってるんだけど ゆっくり自分を癒そうとしてるのはわかるし ただグイグイに流されすぎてて呆れはしたけど

ほんとごめんなさい
年下の彼にも悩む日々があって だからこそ最初の指輪で射落とされたってなっても うーん としかでてこず
それまでグズグスしてた受けがセックスになった途端ブイブイ言わせてたのも あたしの好みじゃなかったな

0

ポメラニアン(偽)な年下男子が可愛い!

ん~!!めちゃくちゃ好きなストーリーでした!切ない所もたくさんありながら、傷ついた心がどんどん癒されて新しい恋に向かっていく様子が心理描写もしっかり描かれていてとても良かったです。

同性の恋人に裏切られて以降、仕事に没頭する咲耶の部屋は、いわゆる『汚部屋』。そこへついに黒いアイツが現れ…!?このままではいられない! と恐怖で震えながらハウスキーパーを呼んだら…やって来たのは思いがけず年下のイケメンで!? 明らかに光属性の大学生・田崎くんに家も心も整えられて、惹かれていく咲耶。だけど、年の差やトラウマが邪魔してしまい…(あらすじより)

田崎くん、身体も大きくてキラっキラな男の子ですが不思議と人懐っこいポメラニアンみたいにも見えるんですよね。年の差や元彼とのトラウマがよぎるたびに田崎くんの反応にビクついて1歩引きがちな咲耶ですが、そんなの全部杞憂だと思わせてくれるぐらい田崎くんが真っ直ぐ素直で『大丈夫』って言ってくれているような安心感をくれます。傷ついた心が彼との交流を深めていく中でゆっくり癒されていくようで、見ているこちらもキュンっとしました。

えちシーン、特に描き下ろしはいつも優位な咲耶が逆にイニシアチブを取られるお話♡で可愛かったです♡♡♡
電子白塗り

3

お部屋も過去の男もデトックス

プロポーズをしようとしていた彼氏にフラれ、汚部屋の住人となってしまった咲耶の身も心も救ってくれた大学生・陽日輝とのお掃除から始まるデトックスBL。ハウスキーパーとしてやってきた陽日輝との出会いをキッカケに、強く惹かれ合っていく両者の想いが胸に響くストーリーです。

過去を清算し、新しい恋に向かって歩み出す咲耶の気持ちが、嬉しさだったり諦めだったりに大きく揺れ動いていく心情描写が切なくて、もーたまらんでした。゚(゚´Д`゚)゚。
咲耶視点なこともあってか、どうしてもネガティブ思考になっていくのが切ないですね。元カレが咲耶に負わせた傷はそれほど大きいということでしょう、咲耶の臆病な心が、新しい恋に迷いを与えてしまうことが非常に歯がゆかったです。
つらい過去が新しい恋を邪魔してしまう悪循環は焦ったくて、2人の恋の歯車を狂わせていく展開にはハラハラし通しでした。

臆病な咲耶と不器用な陽日輝……そんな2人だからこそ、すんなりとはいかない恋の道ですが、陽日輝への好きを自覚していく一コマ一コマの描きがすごく丁寧に描かれており、また咲耶視点であっても強く伝わってくる陽日輝の咲耶への想いの存在感には、ドキドキが止まりません…!!\(//∇//)\
ほんのちょっとの誤解とすれ違いが、2人の間にある溝を広げていくのには心が痛みましたが、そんな展開があってこそストーリーが盛り上がるってもの。恋愛の土壌作りをしっかりと積み重ねてきた時間はちゃんと期待に応えてくれるので、2人の恋の行方を最後まで見届けて下さいね。


咲耶の荒んだ心を晴れやかに照らしてくれる陽日輝がまさにお日様のようでした。
その名のごとく、咲耶を暗闇から救い出していく存在として頼もしい限り。それに、ワンコのように咲耶を慕う姿は素直で健気で可愛いかったです^ ^
物語では、性的マイノリティに対する認識や向き合い方に関しても少し触れていて、ゲイである彼らの生き方にしてもどこか考えさせられるエッセンスを含むストーリーだったのも面白かったです。

セックスに関しては、咲耶のほうが主導権を握る経験値の差に思わず笑ってしまいました。…ですが、いつか陽日輝に主導権が移行されそうで、そんな日がくることを妄想してニヤけています^ ^
過去の男と汚い部屋がデトックスされた、清々しい爽快感をぜひ味わってみませんか。
スッキリとした読後感が最高でした!

4

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